イナズマイレブン 元帝国メンバーの記録日誌 作:帝国だと源田が好き
北陽のメンバーを加えた南雲原サッカー部は、東風異国館を辛くも撃ち破り、決勝戦はまさかの不戦勝となり全国大会へと駒を進める事になった。
そして、全国大会の初戦の相手は京前嵐山中…今では使い手が少なくなった化身と呼ばれる力を扱う選手を2人抱えた強力なチームだ。
そして、化身に対抗するには化身…という事になり、木曽路は笹波の助言に従うものの、行き詰まっていた。
そんな木曽路のスマホに連絡が入る
「…えっ??」
その相手は、久しくサッカー部に来なくなった。リオンからだった。
まるで行き詰まる事を予測していたかのようタイミングと、久々に来たリオンの連絡の内容を見て、木曽路は南雲原サッカー部のメンバーにリオンからのメッセージを一斉送信をした。
そして、各々行動していた南雲原サッカー部のメンバーは、サッカーガーデンの宿舎へと集まった。
「あれは一体どういう事だ?『僕の集めたチームと練習試合をしましょうか』ってのは」
桜咲の呟きに、笹波は顎に手を当てながら答える
「恐らく…リオンさんが来なくなったのは、僕らが行き詰まった時の為に練習相手になる様にメンバーを集め、始めたてだった僕達の様に強くする為に奔走していたんでしょうね」
リオンからのメッセージには丁寧に時間と場所も指定してあった為、南雲原サッカー部のメンバー達はサッカーガーデンから南雲原中へと戻った。
そして、南雲原のコートに、リオンが立っていた。
リオンはにっこりと笑いながら話しかける
「先ずは来てくれてありがとう。これが、僕の集めたメンバーだよ」
リオンの集めた面々を見て、笹波は目線を鋭くし、忍原や桜咲等は余りにも意外な人物がいる事に驚愕する。
「…初めましてかな、ウチは小太刀鞘。小手打がお世話になってるみたいね。今日、この日の為にウチらはリオンくんに徹底的に鍛え上げられてるから、油断しないでね」
「えっ!?ウソ!?小太刀先輩!?なんでぇ!?」
「…場堀羽音、よろしく」
「神代ロミカよ、よろしく」
その他にも、惜しくも南雲原サッカー部としてのメンバーに選ばれなかった。幕下照、伊勢谷要、頂挑夢、牛島突五郎、鉄野ケルビン、黒原玲文も居た。
そして…
「…何?その目は?私がコートに立っているのがそんなに意外?」
千乃会長がいつもの制服姿ではなく、南雲原サッカー部のジャージ姿でコートに立っていた。
「これが僕のチーム…本来ならベンチにもメンバーは居るんだけど、今日は都合が合わない人達多くてね、僕を含めたこの11人で相手させて貰うよ」
「…なるほど、練習試合、よろしくお願いします」