「予選通過は上位41名!残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!まだ見せ場は用意されているわ!」
壇上にあがったミッドナイトから説明が入る。
予選で落ちてしまった生徒は、当然本戦に参加する事は出来ない。代わりに大玉転がしや借り物競走といった一般的な競技レクリエーションには自由に参加出来る為、そこでアピールするしかない。しかし、観客はオマケ程度にしか見られない。
「そして次からいよいよ本番よ!ここからは取材陣も白熱してくるよ!キバリなさい!さーて、第二種目よ!私はもう知っているけど~何かしら!?言ってるそばから…コレよ!」
ミッドナイトの背後に現れるスクリーンに映し出される『騎馬戦』の文字に軽い騒めきが起こる。
「騎馬戦……今度は本格的なチーム戦か…」『黒裏を呼べば……』
『次はない』
『ハイ……』
もともと体育祭には参加しないと決めていた黒裏を強制召喚したために、白表の考えを辛辣に否定する。
「チームは一つにつき最低二人、最大四人で騎馬を組んでもらうわ。ルールは普通の騎馬戦と殆ど変わらないけど唯一違うところがあるのは、予選の結果に従い各自にポイントが振り分けられる事!与えられるポイントは下から5ポイントずつ増えて行くわ!」
『つまり一位の私は一番狙われるシステムね……いい感じの英雄はいるけど、実際の点がわからないと動き方も変わるし…』
「一位の白黒表裏は1000万ポイント!」
「はぁ?」
「上位の奴ほど狙われちゃう………下克上のサバイバルよ!!!」
雄英の教育方針上に行く者にはさらなる課題を、それを体現した点の配分である、実質的に1000万を取ったチームの勝ちという嫌らしい戦闘だ、
「なるほど、うん、切島!鉄哲、お願いできる?」
「え?ああ、いいぞ!」
「俺もだ!」
高い点を押し付けられた白表はすぐに騎馬を組める人げを選んでゆく、切島と鉄哲の二人だ。
「二人には悪いけど騎馬としての安定性が欲しいの、後一人いい人いない?」
「う〜んつってもなぁ出てくるやつはみんな断るぜ?」
「それでもいいから、」
既に騎馬決めているのは何人かいる、それらは1位を取るために必死になっているのだ、白表と共にいてのお零れではなく自分で獲りにゆくために。
「……あっ、なら常闇とかどうだ!」
「よし、それで行こう、ごめん鉄哲勝手に決めちゃって」
「いや、いいけどよぉ、絶対勝とうぜ」
「うん、擬似