「おめでとう」
「ありがとうございます、」
「黒裏くんは?」
「出てきませんよ、それに、目的は轟家についてみたいだったので」
本来の緑谷出久という歯車が回した轟家の問題、轟焦凍に炎と氷を使わせるというもの、緑谷出久に離れない黒裏は挑発するかたちで、轟焦凍がたどり着くゴールを先んじて体現させた。競い合うライバル、爆豪勝己と緑谷出久がいないなかで、轟焦凍がどれだけ成長できるかは今後の付き合い方に変わる。
「No.1ヒーロー、超えることを目標にする人はいるけど、ヒーローになってから、それが続く人は存在しない、一人を除いて、好きなんですよ、愚直に努力ができる人、不器用でも進もうとする人、」
「そうか、努力、これはどんな人間にもできることであり、簡単にはできないことだ、それを忘れるな」
「これにて体育祭を終わります」
「「「「「Pius Ultra!!」」」」」
「白表、ありがとな」
「……うん、話し合い、しっかりやりなよ」
「ああ」
体育祭は終わり、雄英高校ヒーロー科は新たなるステップへ。
「お前らにはコードネーム。つまりはヒーロー名の考案をやってもらう」
「「「「「「「夢膨らむやつ来たぁぁぁ!!!」」」」」」」
「先日話した『プロヒーローからのドラフト指名』に関係してくる。一年生への指名は有望株への……『お前に興味を持っている』という意味合いが強いがな」
「やっぱ二、三年からですか?本格指名とかは」
「ああ。だからまだ妙な期待はするなよ。むしろ目をかけられている事を意識しておけ」
白黒表裏 5,394
轟焦凍 4,123
「見ての通り、偏ってしまったが、学校側で体験先に紹介があるからここ二名前がなくても問題はないまぁ仮ではあるが、適当なもんは……「付けたら地獄を見ちゃうわよ!!」
「この時の名が!世に認知されてそのままプロの名前になっている人が多いからね!」
「じゃ、光闇ヒーロー白表/黒裏」
「それでいいの?」
「本名が白黒表裏なので問題はないかなと、この辺は一任されてるので」
「そう、ならいいわ、」
白黒表裏、分解したものが白表と黒裏である。白表がこの名前にしたのは単純に面倒くさいからである。名前に対する意味の重さは理解しているぶん、既にあり親しまれているものを起因したのだ。
「行き先か…」
問題は行き先である、既にバクに対しては仮免許を持っている表裏は指名され他事務所の内容を見続けていた。
「よし、エンデヴァーの所にしよ、ここなら飯田天哉も救えるでしょ」