「さて、機能の戦闘訓練だが、Vを見させてもらった。黒裏の映像がのこっていたのは幸いだ。指示を出す人間がいなかったというのもあるが、三人以上の連携が取れていない。というわけではないが、君たちには今から、委員長を決めてもらう」
「「「「学校っぽいの来たーーーー!!」」」」
「委員長!!やりたいですソレ俺!!」
「ウチもやりたいス。」
「僕のためにあるヤツ☆」
「リーダー!!やるやるー!!」
相澤の言葉に、一斉に反応する。だがそのなかで一際目立つ手を上げている者がいた。
「多を牽引する責任重大な仕事だぞ…!『やりたい者』がやれるものではないだろう!!まずはクラス委員長を誰であるかを見定め!そして周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票で決めるべき議案!!!」
「聳え立ってんじゃねーか!!何故発案した!!」
手を挙げているのだ、飯田は皆をまとめられる力があるものがやればいいという考えではあるがそれはそれとして自身も委員長になりたいとうい願望はあるのだ。
「日も浅いのに信頼もクソも無いわ飯田ちゃん。」
「そんなん皆自分に入れらぁ!」
「だからこそここで複数票を獲った者こそが、真に相応しい人間という事にならないか!?どうでしょうか先生!!!」
「時間内にやるなら何でもいい。あと別の委員はまた日を改めてだ、分かったな?」
相澤は面倒くさそうに寝袋入りそのまま寝てしまう。そして、各自が思い思いに投票をした結果
八百万、2票、黒裏、1票、白表、1票、飯田、轟、を除きそれ以外1票である。
「あれ?これどうすればいいの?」
「委員長は八百万ということだが、白黒は副委員長をやればいいだろう、実質2票だ」
白黒表裏の中から分かれたが相澤はそのまま案を出しそれが採用された。
「う〜ん裏はやるとは思わないけどなぁ」
「それでも、黒裏の方は誰かそらが入れているということだ、その事実だけでも伝えておけ」
「はい…」
HRもおわり、昼休み、委員長になった八百万と、投票の案を出した飯田と白表がともに食事をしていた。
「自分のにはいれなかったんだね」
「やりたいと、ふさわしいか否かは別の話、ぼ…俺は俺の正しいと思う判断をしたまでだ、だからこそ黒裏くんに入れたのだが無駄になってしまうとは」
「そう、どう転んでも黒裏は最後まで共にはいれないかもしれないけどね」
「バグと言っていましたが」
「実際そうだよ、黒裏がいるから私は雄英高校にいる、個性差別があるから、私は痛みをこの身に知らずして理解する。黒裏というバグは、私にもバグを起こした、その一つが……ウウ―――?!」
昼食を食べる三人が投票について話しているなかで、警報が鳴る。
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは直ちに屋外に避難してください』
「なに?!」
「ここは雄英ですよ?!」
『変われ白表』『うん、』
「どうやって侵入したんだ」
「どうやっては今は重要じゃない、誰が、何の目的で、侵入しているかが問題だ、」
白表から黒裏に変わった表裏は必要な情報のみを検索する、それに対して瞬時に動き出す八百万と、飯田。
「……あ、あれは、マスコミか!」
「なら騒ぐ必要もないだろ、流れに身を任せながら歩けばいい」
「それでは混乱したままです、何か方法を」
「しらん、答える義理はない」
「何を言って……黒裏くん、僕を飛ばしてくれ!」
「どこへだ?」
マスコミが侵入してきたと知った三人はひとまず安堵する、しかし黒裏は周囲の混乱をとめる方法を話さない。そこで飯田が行動に必要なことを補佐するために呼ぶ。
「あそこの非常口の看板だ」
「……分かった八百万、天井まで何メートルだ?平均身長差し引いてな」
「?、10メートルですが」
「問題ないな……捕まれ」
道具を出すわけでもなく、闇で飯田をつかみ投げる。
「着地は任せる」
「わかった!」
「大丈――――――夫!!皆さん、ただのマスコミです!パニックになるようなことではありません!大丈夫です!!!」
飯田の活躍により、混乱は引いた。
「やっぱり、お前が委員長をやったほうがよさそうだな」
「だが、君も自身に1票入れていただろう?」
「あれは白表の意志だ、これは俺の意志だな」
「そうか……」
白表を含めた話し合いの末、副委員長に飯田が就任した、その過程では避難口に立っていたこともありかなりいじられていた。