サッカーモンスターの片割れ   作:小松菜せろり

2 / 11
改行が不慣れな上、展開が遅くて
読みづらいかもしれません。申し訳ない。
それでもどうぞよろしくお願いします。


雷門中からの転入生!!!

 

朝のホームルームが始まる。

香澄崎先生の話をぼんやり聞きながら

頭の中で状況を整理していく。

 

 

 

「なんで無理にサッカーをやるの?」

 

 

 

円堂ハルや月影連といったイレギュラーはあったものの

西宮中との試合は無事に終わり、

約束通り サッカー部は正式に承認された。

 

 

 

「サッカーじゃなくても楽しいこといっぱいあるでしょ」

 

 

 

寧ろ 問題は次の対戦校の北陽学園だ。

 

FF本戦出場経験のある強豪校であり、

さらにはあの空宮くんがいる。

 

今の南雲原では勝ち目はあっても一、二割。

 

対策を考えなきゃいけない。

 

 

 

「望んでやってるわけじゃないし」

 

 

 

…いけないのだが、

 

 

あの日から何度も何度も

円堂ハルの言葉が頭の中をグルグルする。

 

 

怒り 哀しみ 驚き 落胆 憐憫

 

 

自分の中にはまだこんなにも

グチャグチャな感情が残っていたことに驚く。

 

 

 

「もしサッカーができていれば」

 

 

「もっといいプレーができたのに」

 

 

「あそこで僕ならこうしたのに」

 

 

 

「みんなと一緒にプレーがしたかった」

 

 

 

 

ガンッ!!!!!!

 

 

 

思わず頭を机にぶつける。

 

落ち着け、冷静になれ。

 

あの日 桜咲先輩と約束をした。

僕はみんなとサッカーをするんだって。

 

今 必要なのは僕がサッカーする方法じゃない。

南雲原のみんなで 北陽や雷門に勝つ方法だ。

 

 

 

 

「…ーい。 おーい。雲明?大丈夫か???」

 

 

「ごめん 木曽路、なんでもないよ。」

 

 

「いや、なんでもなくはないでしょ 急に机に突っ伏して」

 

 

「…本当になんでもないから気にしないで」

 

 

「…まぁそれならいいんだけどさー

聞いてた?転入生だってさ こんな時期に変だよなー」

 

 

「…木曽路、それ僕の前で言う???」

 

 

「あっはは!それもそうだな!!」

 

 

 

扉が開いて一人の少女が入ってくる。

 

彼女は靴を鳴らしながら教室の真ん中へ歩いていく。

 

赤みがかった長い髪 少し気の強そうな表情。

 

どこかカリスマ性を感じさせる立ち振る舞い。

 

転入生についてザワついていた教室は一瞬で静まり返った。

 

 

彼女が香澄崎先生に促されて自己紹介をする前に

 

僕の口は動き出していた。

 

 

 

「円堂…ハル???」

 

 

 

静まり返った教室では僕の声はよく響いた。

 

彼女の視線 いやクラス中の視線が僕に集まった。

 

隣で木曽路は引き攣った顔で若干引いてる。

 

 

…やらかした。よく考えれば、

いや、よくよく考えなくても そんなわけはない。

 

 

円堂ハルは赤髪ではないし、そもそも女の子じゃない。

 

 

でも彼女を一目見た時に 円堂ハルがよぎった。

 

僕の直感が彼女の雰囲気と重なるものを感じた。

 

 

肝心の彼女は少し驚いた表情をしたあとに笑みを浮かべた。

 

…獲物を見つけた猛禽類のように。

 

 

 

 

 

「はじめまして 貴方が笹波雲明くんね。」

 

 

「惜しいけれど私は円堂ハルではないわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の名前は円堂ナツ」

 

 

「円堂ハルの双子の妹よ。」

 

 

 




個人的にはゲームやってて
初期ハルのノンデリ感というか
踏み込みすぎちゃうところが
凄い円堂の血筋を感じてよかったです。

次回こそナツの特殊能力というか
特異性を示すシーンを入れたいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。