病院に行ったその日、惇は遅れて学校に来た。
風太郎「惇!?」
惇「・・・うっす。」
風太郎「お前、何で遅れてきたんだ?」
惇「・・・病院に行ってた。」
風太郎「病院!?お前、どこか痛めたのか?」
惇「一昨日の試合で、足首をな。」
この言葉に
風太郎「・・・まさか、三玖の違和感って・・・」
風太郎は全てを察した。
惇「やっぱお前ら、試合見に行ってたのか・・・」
風太郎「まあな。俺達はお前の違和感に気付かなかったが、三玖だけは気付いてた。三玖には感謝しなければな。」
しかし
惇「・・・」
惇は複雑な心中であったため、風太郎の話を聞いていなかった。
風太郎「惇?」
純「ん?ああ、何でもねー。」
風太郎「・・・そうか。それじゃあ、試合は出れないのか?」
惇「この怪我じゃ、ピッチングはおろか、スタメンでも使わねーって監督から言われたしな。」
風太郎「そうか。まあ、しっかり治せば、また投げられるさ。」
惇「・・・ああ。」
そして、惇は風太郎と別れたのだった。
教室に入ると
「おはよう足立!」
「昨日はナイスピッチングらしいじゃん!」
クラスメイトが、初戦のピッチングを賞賛した。
惇「・・・サンキュー。」
これに惇は、表面上はクールに対応しているが、内心は複雑だった。
惇「・・・なぁ、三玖は?」
そして、三玖がどこにいるのかを尋ねた。
「三玖ちゃんなら、トイレだと思うよ。」
惇「・・・そっか。」
その時三玖が戻ってきて、惇を見ると
三玖「あ・・・」
真っ先に駆け寄り
三玖「ジュン!怪我・・・大丈夫なの?」
心配そうな表情でそう尋ねた。
惇「・・・大した事じゃねーよ。」
これに、惇は目を逸らしながら言った。
三玖「・・・そっか。」
惇「それより三玖、その事でちょっと話があるんだけど・・・」
三玖「だったら、お昼になったら話そう。」
惇「・・・分かった。」
すると、授業が始まるチャイムが鳴ったため、各々の席に着いた。
そして昼休みになって
純「三玖、良いか?」
三玖「・・・うん。」
惇は三玖を誘って、屋上へ向かった。
惇「ここなら、誰も聞かれずに済むな。」
三玖「ジュン、話って何?」
すると
惇「・・・一昨日の試合の事だ。」
惇の顔からは、怒りの表情が浮かび上がった。
三玖「ジュン・・・?どうしたの?何で・・・怒ってるの?」
これに、三玖は戸惑いを隠せなかった。
すると
惇「三玖お前何勝手なことしてくれてんだよ!」
惇は三玖に怒鳴った。
しかし
三玖「でも・・・このまま無茶しちゃったら、ジュンは二度と野球ができなくなるかもしれないと思って!」
三玖は怯むことなく惇に必死に言ったが
惇「ふざけんな!あんなの、怪我のうちに入んねーよ!」
惇に届かなかった。
三玖「でも、足首の捻挫でしょ!!だったら尚更無理は禁物だよ!!」
それでも三玖は怯む事なく、惇に必死に言った。
惇「だから、それが余計なお世話だって言ってんだよ!!お前いつから俺の保護者になったんだ?」
しかし、惇には届かず
惇「二度とこんな真似すんじゃねーよバカ!!」
惇は怒りに身を任せ、三玖に怒鳴ってしまった。
すると
三玖「っ!?」
三玖の目を見開き、次第に涙を浮かばせる
ドンッ!
惇「っ!?」
涙を流しながら彼にヘッドホンを投げ当て
三玖「何でそんな事言うの!!ジュンなんか知らない!!」
泣きながら屋上から走って去って行った。
これには
惇「・・・」
後ろの頭をかきながらマズイといった表情を浮かべたのだった。
三玖は、泣きながら屋上から駆け下りていった。
その時
三玖「!」
??「おっと!!」
途中誰かとすれ違った。その子は
一花「ちょ・・・三玖!どうしたの!?」
一花だった。一花は三玖に気付き声を掛けると
三玖「・・・っ」
三玖は大粒の涙を流しながら一花の胸に顔を埋めた。
一花「三玖・・・?」
そして、それに呼応するかのように外は激しい雨が降ったのであった。
ヤバい・・・余韻に浸ってるけど、書くのは止まらん・・・不思議だ・・・?
いやぁ・・・本当にごとよめは不滅だよ・・・!!!!!
マジ・・・サイコー!!!!!