ギフト『全知全能』 絆の系譜 ―神獣と精霊の祝福―   作:煌人

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20話め


第二十話: 九尾の賢帝と究極の治癒

 

 

ヨシテルは、バルトロスの装備と昇格を完了させた後、間髪入れずに三人目の仲間を召喚する準備に取り掛かった。

ジェネシス級の三人とSSランクの精霊が、次の仲間の具現化を見守る。

 

(これで、攻撃と防御の核は揃った。次は、パーティの生命線であり、戦闘のレンジを広げる遠距離火力、回復役、そして支援を一手に担える存在だ)

 

ヨシテルがイメージするのは、魔法職の最高峰、賢者のジョブを持つ存在だ。

 

(最高の魔法使いといえば、やはり天狐族だろう。膨大な魔力量と、あらゆる属性を操る知恵。そして、回復・支援能力に特化させる)

 

ヨシテルは、自身が創造する究極の回復役のイメージを脳裏に鮮明に描き、魔力回路を全開にした。

 

「アルシェ、バルトロス、準備はいいか。三番目の仲間は、俺たちの生命線だ。最高の魔法使いを呼ぶ」

 

「ええ、いつでも大丈夫よ、ヨシテル。バルトロスもね」アルシェラが応じる。

 

「任せとけ、ヨシテル!どんな奴が来ても、俺がガッチリ守ってやるぜ!」バルトロスが胸を叩いた。

 

「アルティメットスキル:召喚魔術。我、盟約を結びし者、汝、我の知識より顕現し、永久の友となり、最高の治癒者となれ」

 

召喚陣は、今度は光属性と万能属性の魔力を主軸とし、金色と銀色の幻想的な輝きを放った。

 

『リフィ、魔力結界発動! 召喚魔力の放出を、外部に漏らさないように周囲を囲ってくれ!』

 

召喚陣の中心から、辺りの空気を震わせるほどの、膨大な魔力の波動が立ち昇った。

それは、ヨシテルのMP 72000を遥かに凌駕する、絶対的な魔力の奔流だった。

光が収束すると、そこに一人の女性が立っていた。

 

身長はアルシェラより少し小さく豊満な体だが引き締まっていて、絹のような白い着物のような装束を纏っている。

彼女の頭部には、ふっくらとした美しい狐耳が覗き、背後からは、神々しい金色の毛並みを持つ九本の尻尾が優雅に揺らめいていた。

顔立ちは艶やかで、瞳は深みのある紫色。その優雅な雰囲気は、ヨシテルやアルシェラとはまた違う、超越的な美しさを持っていた。

彼女は問いかけた。

 

「……ここ、どこね?アタシを呼んだんは、そちらの人ね?」

 

ヨシテルは、その艶やかな姿と、その口調に、内心(俺の趣味全開だが、これは大当たりだ……!)と歓喜した。

 

「ああ、俺が呼んだ。俺はヨシテルだ。君は俺の最高の仲間になる」

 

ヨシテルは、彼女に盟約の魔力を発動させ、「カグヤ」と名付けた。

 

 

SSランク召喚者 カグヤ(初期ステータス)

 

名称: カグヤ

 

種族: 天狐族

 

ランク: SS

 

職業: 賢者(上級職)

 

レベル: 310

体力 (HP): 35000

魔力 (MP): 90000

攻撃力 (STR): 20000

防御力 (VIT): 25000

魔力 (INT): 95000

俊敏性 (AGI): 30000

 

スキル: 回復魔法、支援魔法、体術、言語理解、高速、手加減

 

エクストラスキル: 身体強化、魔力操作、火属性、水属性、風属性、土属性、アイテムボックス、鑑定

 

ユニークスキル: 絶対手加減、魔力収束、九尾の智慧、光属性、闇属性、氷属性、雷属性、万能属性

 

アルティメットスキル: 超回復、全属性魔法

 

備考: 圧倒的な魔力(MP 90000, INT 95000)を持つ、純粋な回復・支援・魔法火力担当。

 

 

(MP 90000、INT 95000。俺のINTを遥かに超える、魔法の極致だ。これなら、全属性魔法を無限に連発できる)

 

「アタシを呼んだんは、旦那様ね。旦那様の魔力、そげん強かね。アタシ、カグヤって言うとよ。旦那様の言いつけ通り、どこへでも付いて行くけんね」

 

カグヤは、優雅に微笑んだ。その一挙手一投足に、蠱惑的な魅力が溢れている。

 

「旦那様、あなたの隣の綺麗な人は?」

 

アルシェラライトが、カグヤの口調に少し戸惑いながらも答えた。

 

「私はアルシェラよ。ヨシテルが最初に呼んだ仲間だわ。よろしくね、カグヤ」

 

「アルシェラとおっしゃるのね。お綺麗な方ね。よろしく、アルシェラ」

 

続いて、バルトロスが豪快に声を上げた。

 

「俺はバルトロスだ!盾役のお兄さんだ!よろしくな、カグヤ!」

 

「ふふ、バルトは、そげん頼もしかね。よろしく、バルト」

 

ヨシテルは、カグヤに盟約の魔力による『絶対手加減』を付与し、彼女の能力を日常でも完全に制御できるようにした。

 

「カグヤ。早速だが、君のジョブを最高峰へと引き上げる」

 

「アルティメットスキル:魔術(スキル創造)。賢者を賢帝(けんてい)に昇格させる」

 

ヨシテルは、カグヤのジョブを、魔力と知性に特化した究極の上級職へと書き換えた。

 

『昇格完了。職業:賢帝(上級職)へ。MP、INTの成長限界が開放されました』

 

 

SSランク召喚者 カグヤ(賢帝へ昇格後)

 

名称: カグヤ

 

種族: 天狐族

 

ランク: SS

 

職業: 賢帝(上級職)

 

レベル: 330

体力 (HP): 38000

魔力 (MP): 98000

攻撃力 (STR): 20000

防御力 (VIT): 30000

魔力 (INT): 99000

俊敏性 (AGI): 35000

 

スキル: 回復魔法、支援魔法、体術、言語理解、高速、手加減

 

エクストラスキル: 身体強化、魔力操作、火属性、水属性、風属性、土属性、アイテムボックス、鑑定

 

ユニークスキル: 絶対手加減、魔力収束、九尾の智慧、魔力伝導、光属性、闇属性、氷属性、雷属性、万能属性

 

アルティメットスキル: 超回復、全属性魔法、精霊魔法、属性複合魔法

 

備考: MPとINTがほぼ上限に達した、最強の魔法職。

 

 

(完璧だ。INT 99000、MP 98000。もはや、歩く魔力炉だ。全属性魔法に加えて、精霊魔法と属性複合魔法も使えるようになった)

 

ヨシテルは、カグヤの武具にも手を加えた。

彼女は戦闘を前提としないため、魔道具と装束の強化に集中する。

 

素材: 聖獣の剛皮(ジェネシス級)、魔晄の糸(ジェネシス級)、世界樹の繊維(ジェネシス級)、SSランク魔石。

 

制作: 「アルティメットスキル:武器防具作成、アイテム作成。ランク:ジェネシス」

 

 

ジェネシス級装束:生命の光の智慧衣(ルーメン ウィタエ・ローブ)

 

特性: MP/INTに完全同期。魔法詠唱を不要にし、魔力消費を極限まで抑える。常に身体を最適な状態に保ち、治療魔法の効果を無限に増幅。

 

ジェネシス級魔杖:永遠の杖(ウィルガ・アエテルナ)

 

特性: 全属性魔法の威力を増幅。魔力伝導を極限まで高め、カグヤの魔力をパーティ全員に供給可能にする。

 

 

カグヤは、新しい装束と魔杖を手にし、その圧倒的な魔力の流れに目を細めた。

 

「旦那様、こいはすごかよ!アタシの魔力が、体中に淀みなく巡っている。これなら、どんな怪我も一瞬で治せるけんね」

 

ヨシテルは、カグヤにも、アルシェとバルトロスとお揃いのジェネシス級フード付きマントを作成し、着せた。

 

(これで、瞬神(ヨシテル)、雷帝(アルシェ)、玄帝(バルトロス)、賢帝(カグヤ)の四人が揃った。あとは二人。遠距離物理攻撃特化とデバフ役と斥候(スカウト)だ)

 

ヨシテルは、並び立つ三人の仲間を満足げに見つめた。

 

「皆、改めてよろしく。俺たちのパーティは、もう最強だ」

 

「えぇ、旦那様!アタシ、旦那様とこの素晴らしい仲間たちと、旅に出るんが楽しみでならんよ」

カグヤが艶やかに笑う。

 

「ふふ、パーティーが華やかになったわね。さあ、次は誰を呼ぶの、ヨシテル?」アルシェラが問う。

 

「残りは二人だ。次は、遠距離物理攻撃特化とデバフ役だ。この森で全てを整えていく」

 

(よし。これで三分の二が揃った。残りは二人。遠距離火力、そして斥候だ。どんどん召喚しよう。)

 

ヨシテルは、召喚魔法陣を展開、ジェネシス級の三人とSSランク精霊と共に、召喚を行っていく。

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