ラクスは以前から何となくユウキに惹かれていましたが、それが恋なのかは分からずじまいでした。好きなんでしょ? と聞かれてもよく分からないと身内の甘えがあって踏ん切りがつかなかったです。
なのに自分を嫌っているぽいイングリットが好きなんでしょ! と言い切り、なおかつ自分の生まれも分かったのでようやく自覚できました。
じゃあなんでイングリットは気が付けたって話ですが、何かあったんでしょうね。ほかのアコードにない何かが、
ライジングフリーダム ラディアンスグランジャーってなんだよかっこよすぎるだろ!
※10/2 18:10 前書き後書きタイトル修正、追記しました。
※10/2 18:47 後書きに機体のイメージ画像を追記しました。
「宰相閣下がブリッジに!」
レクイエムを狙ってくるオーブ月艦隊やミレニアムと対するためにオルフェが乗り込んだのは、ファウンデーションの保有するヴァナヘイム級惑星間航宇宙戦艦グルヴェイグ。部下からの報告を聞きながら、迎え撃つための指示を飛ばす。
突撃してくるであろう相手を待ち構え、12連陽電子砲を構えておく。
迷いなく指揮を執る姿は立派なものであるが、
(ユウキ…………)
定められた相手の吐いた言葉が消えない。
「敵艦予想進路に照準合わせ!」
胸の中で沸き立つ何かを無視して、DPによる世界統一を邪魔する敵を撃つために役目を果たす。
それこそが自分の生まれた意味なのだから。
「ブリッジ遮閉、第一種戦闘配備!」
「この陣形ではこちらの陽電子砲は使えませんな」
接敵間近のミレニアムもまた、艦隊戦の準備を整える。数は圧倒的な振りの中、彼らが取れる手段は少ない。
「我に新兵器あり! 耐熱耐衝撃結晶装甲展開!」
「戦術バジルールを行う!」
艦体を半透明のジュルが多い、タイマーをセットしたミサイルを放出し準備を整えた。
「Feuer!」
オルフェの合図により、月の前に構えていたファウンデーションの宇宙艦隊が一斉に攻撃を開始した。
おそらくは1番火力を持っているグルヴェイグの12連陽電子砲は、進路を変えることなく突き進むミレニアムに直撃する。
「回避もしないだと⁉」
相手の行動をいくつか予想していたが受け止めるとは思っていなかったオルフェが驚く中、ファウンデーション艦隊の攻撃がミレニアムに届き、対空砲によって撃ち落されていく。陽電子砲を受け止めたジェルが剝がれていく中で、撃ち落されたミサイルの爆炎から無傷のミレニアムが飛び出した。
攻撃を行った後の隙をさらすファウンデーション艦隊へ、すれ違いざまに艦砲を叩き込み距離をとるミレニアム。
しかし数の差はでかく、無傷の艦隊からさらに追撃が襲い掛かる。
「ディスパール! 左ドリフト相対速度合わせ!」
オペレーターをしていたビリーからの焦りのある報告を聞きながらも顔色を変えないマリュー。再び敵を目前に収め、タイマーが作動したミサイルによりファウンデーション軍の隙を見逃さず、次の指示を飛ばしていく。
「全モビルスーツ発進!」
『カタパルト接続、全システムオンライン。超電導キャパシタ、1番から10番限界到達』
アビーのオペレートと同時にカタパルトに現れたのは、かつてDPを提唱した男が運命を守護するために造らせた機体。皮肉にも運命を守ることはできず、パイロットの意志により運命を切り開くことができたガンダム。
『誘導システム異常なし、進路クリア。デスティニー発進どうぞ』
「シン・アスカ、トゥルース・デスティニー行きます!」
加速による勢いをそのままに赤い翼を広げ、真の運命がミレニアムから飛び立つ。
「ルナマリア・ホーク、インパルス行くわよ!」
「ヒルダハーケン、ゲルググ行くよ!」
「ハイネ・ヴェステンフルス、イグナイテッド・デスティニー行くぜ!」
元ミネルバのエース機インパルスに赤いゲルググが後を続き、通常とは違いX型に開かれた翼をもったオレンジ色のデスティニーが続いて飛び立っていく。
『誘導システムオンライン、全シルエット射出』
射出された4種のシルエットのうち、射撃に特化したブラストシルエットを装備し緑基調のカラーになったインパルスを含め、たった4機でファウンデーションの艦隊へと向かっていく。
機影はオルフェも確認しており、迎撃のための出撃を命じようとして踏みとどまった。
「モビルスーツ部隊出撃、いや待て」
憎き出来損ないに、下等なナチュラルと数が合わない。
オルフェの懸念の通り、アウラたちの残っているアルテミス要塞に接近するモビルスーツの影があった。
指令室の画面に映し出されたのは伝説の機体フリーダム、自分たちの居場所を分かったことにシュラは驚きこそあったがアウラの呼びかけに対して自信満々に出撃した。
「愚かな望みを完膚なきまでに叩き潰してやるがよい」
「少ない戦力を分散させるとは、愚かには変わりないか。全モビルスーツ部隊出撃!」
胸のざわめきを感じながらも丁寧に目の前の敵を排除するためだけに行動するオルフェ。
「デスティニーだと? ふざけた連中ですねぇ」
「少しは殺しがいがあるんじゃね?」
「兵隊共の訓練にはちょうどいいさ」
出撃を命じられたものの、旧式の機体が相手だと聞きさらには1度負かしている相手。ダニエルたちに警戒はなく、やる気もないままにふざけた相手だと笑うことしかない。
有人機であるジン-Fやディン-Fの集団攻撃により爆炎に包まれるコンパスのメンバーだが、そんなものをものともしない勢いで現れたシンのデスティニーを筆頭に、戦闘が始まった。
「なめるなぁーっ‼」
背部に背負っていた大型の銃剣レーヴァテインから放たれた一撃は、複数のジン-Fを巻き込み誘爆させていった。
「私だって!」
シンに置いて行かれないよう気合の入れたルナマリアによる、ブラストの全放射。明確な狙いをつけるのではなく、薙ぎ払うように乱れ撃たれた攻撃は攻撃を落とすだけでなくモビルスーツ部隊をも巻き込んだ。
「この程度でやれると思うなっ!」
オーブの病室に残してきた2人の仇を取るべく、これまでにないほどに気合の入っているヒルダも、感情の熱さとは別に丁寧に攻撃をさばいていく。
「お前たちごときにかまってる暇はないんだよォ‼」
戦闘機を思わせるデザインのオオトリ改に備わっている多種多様な装備を使い、戦場を勢いよく飛び回っていくハイネ。
たった4機、とは思えないほどに戦場を暴れまわるがそれでもアコードたちに焦りはない。
同じころ、ストライクフリーダムを迎撃するためにアルテミス要塞から出撃したシュラ。その眼には獲物しか映っておらず、要塞を覆う通称「アルテミスの傘」と呼ばれる全方位光波防御帯が開いた隙を狙い、潜り抜けた機体がいることに気が付くことはなかった。
「? ユウキ?」
各地で戦闘が始まる中、ベッドに腰かけていたラクスは静かに自分の思い人の名前をつぶやく。
イメージBGM「出撃インパルス」 ver.freedom
普段より短いですけど切りがいいのでこの辺で!
投稿後にいろいろ修正すると思うので時間がたってからまた確認をお願いします!
いつも感想や誤字報告、ここすき等ありがとうございます。最後までお付き合いください。
ひと口メモ
・デスティニーもインパルスも基本スペックは上がってます。インパルスは内部メインですが、デスティニーは外観も変わってます。
イメージ図をGB4で作ったので置いておきます。何となくのイメージにしてください
トゥルース・デスティニー (アロンダイトと名無し砲はない)
【挿絵表示】
【挿絵表示】
【挿絵表示】
イグナイテッド・デスティニー
【挿絵表示】
【挿絵表示】
【挿絵表示】