そうなるとですね、タイトルも直した方が良いのかと考えているのですがどうしましょうかね? 感想で聞きたいですけどこれアンケートになると消されちゃうかもなので、活動報告に書いてください。(このままでいいよー、ちゃんとなおそー、くらいで)全体の感じをみて判断します。https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=335660&uid=235477
あとおまけコーナーでのネタも活動報告で募集しますね。このネタ使ってほしい、もしくは質問コーナー的な感じで。(チェンソーマンのパワーワシの車パロ見たい、アークエンジェルの女子会、男子会、トールたちとはどうやって仲良くなったんですか? みたいな感じで)https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=335661&uid=235477
いつも感想誤字報告ありがとうございます。では問題のシャトル回です。
それは避難民を乗せたシャトルだった。
ザフトを引っ掻き回した後、アークエンジェルと第八艦隊は二手に分かれて退避する。これが簡単な作戦の概要だ。ユウキのヘイト稼ぎによって数を落とし、キラとムウがその間耐え忍ぶ。それだけのシンプルな策。
ハルバートンらもその作戦に乗り、既に退避を始めている。ここでハルバートンはこれまでの経験からザフトの追撃がある可能性を考えていた。大規模とはいかなくとも、殿が必要にはなるかもしれない、その程度の予測。むろんない可能性もあるが、その際に避難民を抱えて戦闘になり撃墜などあってはいけない。安全圏に逃げ切る前にもある、という考えの元シャトルを出した。
ある程度距離は離れているし問題ないだろう。
そう、ザフトだって避難民を乗せたシャトルを撃ち落とすなどするわけがない。
そんな考えのもと行われたものだった。しかし、現実は時に想像を超える。
「アレは地球軍のものか!」
片手を破損しながらもニコルとアスランのいる場所にたどり着いたイザーク、地球へ降りるホワイトを睨みつけながらまだなにかできないかと、モニターをくまなく見る。その中にで見つけたのがシャトルだった。
そこまで距離は離れていない。時間も経っていない、たまたま戦場に巻き込まれたなどあり得ないだろう。そうなると地球軍のもの、ならなぜシャトルを?
「っこのぉ!」
ビームライフルの狙いをつけてシャトルへ向けて引き金をひく。
「イザーク!? なにをっ!?」
その様子を見て慌てるニコル。
「アレはただのシャトルですよ!」
「この場にたまたま巻き込まれたとでも!」
怒りの表情のまま重力による誤差を修正しながらも引き金をひき続けるデュエル。アスランもディアッカも、イザークがただそんなことをするとは思えず、見守るしかない。
「敵は! ホワイトだ! あの卑怯者がいるのなら、あのシャトルだって何らかの作戦の可能性だってある!」
そしてまた怒りの声と共に一筋の光が放たれた。
「よし、このままアークエンジェルにのって」
ストライクと共にアークエンジェルに戻ろうとしていたユウキ、その途中、頭に謎のイメージが湧いた。
第八艦隊と合流した時にたまたま見かけた光景、小さな女の子が折り紙を折ってフレイに渡していた。通りかかったキラも渡されて三人が笑っていた何でもない光景。無意識にカメラを動かす。そこには、
「………………やらかしたな」
自分への怒りが込められた光を見て腕を伸ばした。
「ユウキ? ユウキ!?」
ストライクに乗っていたキラが友人の名前を叫ぶ。アークエンジェルに着艦しようとしていたはずが、いつの間にか軌道をそれていた。
手を伸ばしたホワイトがシールドを投げる。その先には避難民を乗せたシャトル、たまにビームが飛んできておりその一発が、
「はぁっ‼」
息が止まる。フレイと一緒に貰った花の折り紙、それをくれた女の子が乗っているシャトル。頭の中で何かがはじけ、全てが鮮明にスローモーションで見える。
片手でシールドを投げるホワイト、そのシールドがシャトルへの直撃するビームをはじき、
ホワイトの脚へと掠った。
「ユウキぃ‼」
何も考えずすぐさまエールのスラスターを吹かす。重力にひかれながらも必死に近づき、脚から煙を吹きバランスを崩したホワイトを抱える。
「ユウキ! 大丈夫!? まだ動かせる!?」
「んーキツイなー」
切羽詰まった状況だというのにいつも通りの呑気な声。それが虚勢でも演技でもないことが分かるくらいには付き合いが長い。
「宇宙空間ならともかく、いま重力に捉まってるし。バランサーがイカれてんな」
機体の調子を調べればいろいろなところから、些細だがエラー音が鳴っている。全力鬼ごっこによる影響と、片足と言えどバランスが取れず重力の影響もデカい。熱くなる機体の温度と裏腹に冷めていた頭は冷静に答えを出した。
「詰みだな」
満足したのかデュエルの気配もないしシャトルも離れた。引き金を引き合った者同士、こうして決着がつくのも運命だろう。悔いも後悔もあるが、死ぬのも人生だ。最後に人助けができたのなら上出来な人生だろう。とりあえずうっとおしく叫んでいる友達を引き剥がそう。うるさくて寝れやしない。
「キラー、先にアークエンジェル行ってこいよ。あとで行くし」
「大気圏への入射角、アークエンジェルの位置を計算。機体の残存エネルギーの割合を機体制御に最低限残し、残りは全て生命維持装置へ」
「なにぶつぶつ言ってんだよ、そういうとこがモテねぇところだって「うるさいっ‼」………………」
「まだ終わってないっ‼」
珍しく必死の形相で友人の言葉を遮る。引っ張り出してきたキーボードで即興のプログラムを組み立てる。ストライクはシールドを前に掲げ、脇には自分がかぶさるようにしてホワイトを抱える。それを最低限の操作でバランスを取りながら、身体はすべて画面へと集中している。
コーディネイターを超えた才能を持つ、スーパーコーディネイターの少年は自分が持つ全ての才能を一つに集中させる。
「できた! マリューさん‼」
『分かったわキラ君‼』
いつの間にが二機の下にはアークエンジェル。状況的にももう回収はできないのだが、それでも大気圏降下中の影響は抑えられる。後部デッキへと着地して態勢を整える。
「………………なにしてんだよほんと」
はっきりと計測したわけではないが、確実に進路はズレた。自分ひとりが勝手に行動したために、大勢の仲間を危険にさらした。軍隊であるならば放っておくべきだろう。被害を減らすのは当然のことだが、目的のためなら被害を受け入れることも大事だ。だというのに、
「生きてたら勝ちだって! 言ったのはユウキだよっ‼」
軽減はされたものの、温度が上がっていくコクピットの中でそれ以上に熱を持った言葉。ため息を吐きながら送られてきたプログラムデータを機体にインストールする。アークエンジェルの艦内では、地球へ降りた後のために医務室や格納庫で用意されていたり、進路をどうにかしようとクルーたちが奮闘している。
「………………どいつもこいつもバカばっかりだな」
バカのためにバカなことをするバカな仲間、彼らへの言葉を呟きながらユウキは目を閉じた。
「「あれが地球連合軍の最新艦、アークエンジェル」」
本来の目的地から遠く離れた砂漠の大地、そこで白い戦艦を眺める二つの目があった。
その艦内では忙しく動き回るクルー、その一室で二人のパイロットは医務室で寝転んでいた。
ちょっと短いけどキリがいいのでここまで。
簡単に言うとハルバートンは追いかけられて戦闘になって巻き込まれないように、イザークは主人公のなんらかの作戦だと思って。少し苦しい気もするけど許して、ツッコミあったら遠慮なく言ってください………………バルバトスもそうだし足元にものあったら耐えられるよね?(ズラも………………あれはどうなんだ?)
原作よりは被害は軽いです。その変わり主人公が被害を請け負いました。念のため言っておくと原作ストライクだと死んでます。ナチュラルなので。
おまけ ~という名の次回予告~
スパコ「ユウキはさ、どうしてそうしてるの?」
バカ「………………誰にも言うなよ。………………むかし」
スパコ「うっ………………ここは、アークエンジェル?」
赤髪「キラ! 起きたの!? いま先生を読んでくるからまだ寝ててね」
ナチュラルの友人を持つコーディネイターの少年(………………そうだよね、ユウキなら手を伸ばすよね)