ジオンやザフトの水中用モビルスーツのデザインいいですよね。こう人型と怪物をうまい具合に融合した感じが好きです。ガンダムが人型なので相手として映えるといいますか、良い敵のデザインだと思います。ズゴック? 知らん
ちょっと一息と閑話です。砂漠でて戦うまでの間のイメージ、辻褄あわなくてもこう番外編的な感じでどうぞ。
アークエンジェルは紛れもなく軍の戦艦である。
乗組員も軍人であり、規律が重んじられている。
戦闘などの非常時を除いて、常にだれかが起きているようにローテーションで休息をとる。食事をし、シャワーを浴び睡眠をとる。そして決められた時間に起床し、それぞれの持ち場へ着く。
そして自分の持ち場に悪戯が仕掛けられていないかチェックするところから一日が始まる。
ブリッジでは常に周囲の観測、操縦、様々な場所から届く報告を捌くなど仕事が多い。とはいえ忙殺されるほどではなく、空いた時間に学生たちと雑談をしたりいろいろなことを教えたりしている。艦長もその辺は咎めることはなく、親睦を深める意味でも混ざったりする。
そしてそれぞれの過去話であったり、地球の豆知識だったりを話していると通信の呼び出し音が響く。
『すいません! 食堂でいつものです‼』
まずやる事は被害の確認と、犯人の現在位置の特定である。
どこで手に入れたのか魚の缶詰を開封して匂いがひどいらしい。特別時間がいるわけではないが、清掃は必要とのこと。捕まえたら手伝わせるので、できるところまで処理を頼む。
続いて艦内放送を繋ぎ、手の空いている者に犯人の確保を頼む。というのがコレまでだが、今では専用の音源を流している。いちいち言うのがめんどくさい。
続いてブリッジに送られてくる目撃証言を端的に放送。この時、人数も報告される。1人ではない事が多々あるためだ。
コレまでから誤報をブリッジに流す、空き部屋に潜むなどは禁止されている。ダンボールは許された。
変装をしたり、天井に張り付いたり、身代わりの術など忍者かと言いたくなる数多の手段。放送を聞いたクルーの大半は検挙しようと参加するのだが、あの手この手で逃げる主犯と肉体的スペックで逃げきる共犯。
追いかけるクルー達は初めのうちは笑っていたが、そのうち本気になっていた。
今では無線を使い情報を共有するなど本格的だ。何度か盗聴されたので周波数を変える事も忘れない。
ちなみに検挙率トップは副艦長、続いて赤髪の看護師見習い、最近は不可能を可能にする男に新入りの姫が追いつき始めた。
他のクルーの検挙割合は1割以下である。
確保したらその場で正座させて説教タイムである。
その後被害の後片付け、そして掃除などの罰則が課せられる。反省文は無駄に高度なAIを使われるのでなくなった。学習元は本人の膨大な過去のみが使われているので、見極めも難しかった。
罰則として掃除などをさせた後、軍人としてのトレーニングが課せられる。体力のある子どもと言っても鍛えられた軍人とは差ができる。しかし仲間内では負けず嫌いが発動し熱心に取り組んでいる。
上官や女性陣は扱い方を学んだ。
ちなみにこれらは突発的訓練として処理される。後に読んだ軍のお偉いさんは艦の偉業を見て取り入れるべきかと真面目に議論が交わされた。真実を知っている者たちは何も言わなかった。
とは言いつつも遊んでばかりではない。機体の整備であったりシミュレーションを使ったりと仕事もしている。その際、新入り姫と彼女持ちがパイロットとしての適性が見られパイロットたちと上官で会議が行われるようになった。
また常識では出ない発想も買われて、真面目な相談もされる。使われないこともない頻度だが。
そしてある日以降だが、たまに不機嫌になるとどこかへ消えるようになった。赤髪の少女などは警戒しているのだが、副艦長は気にしていない。ほかの学生たちもふらっと消えるのにはなれているので何も思わない。
実際はある人物の私室に行ってベッドで寝転んでいるだけだ。部屋の主も普段と違って静かなので何も言うことはなく無視して仕事をしている。忙しい立場なので構ってる暇などないのだ。時間が経てば勝手に出ていく。野良猫の生態に近い。
また地上に降りてからは定期診断が行われるようになった。もともと普通にしていたのだが、約一名が体調不良でも無茶をするのでその人物だけの特例措置である。艦長は把握して許可を出した。若さの回復力と体力にものを言わせた行動をよくとるので、怪我をしても放っておくことが多い。それだけならいいのだが、砂漠での一件がある。
もちろん自分から来ることはないので、学生や手の空いたクルーが複数人で抑えて医務室に搬送する。素直に受けろと口には出さないが誰もが思っている。ちゃんと他のパイロット二人は受けているのだ。抑えるのになぜか一番貢献している少女は未だに感謝を伝えていない。
付き添いの護衛は呆れている。あと何故かなつかれている。弓は扱えるのだが先端に爆薬を仕込まないで欲しい。ゲリラではあったがゲリラではないのだ。正式な軍人なのだ。秘密だしゲリラしてたけど。
男の子、が理由ではないし命に関わるほどではないが些細な怪我が見つかることはある。とりあえず簡単な処置をするのだが、ここまでくると流石に暴れることはない。渋々ながらも手当てを受ける。日に日に上達していく看護師見習いの技術。
勉強もしており実習であり研修という知識の前に実戦、学ぶには適した環境だった。とりあえずの目標としては暴れる患者を鎮圧できるようになることである。それはどちらかというと警備の仕事だ。
たまにプログラミング担当のパイロットや軍人に格闘技を学んでいる。それは看護師の仕事ではない。体力はあるといいが患者を制圧するのは違う。
と、まぁ笑ったり怒ったりとにぎやかな日常がアークエンジェルでも過ぎていく。戦うために造られた戦艦だが、戦闘だけに使われるわけではないのだ。未来では大浴場も作られる。どこへ向かっているのだ。
「…………どうしようもねぇな」
「あ、ユウキ! 二人が起きたって!」
「…………………………………………」
無言で走っていく友人、その後ろを笑顔で追いかけていく。誰だって生きていてくれたら嬉しいのだ。悩みはあるがそれはそれ、目の前の祝い事は全力で行くべきだ。
そんな日常で意識のなかった怪我人が起きればお祝い騒ぎだ。これでも戦時中の戦艦の出来事。用途に合わなくても幸せを願われて造られたのには違いない。
そんな天使に海と空から忍び寄る影。
慈悲を持つ天使も剣を抜かねばならない時はある。幸せのために戦う天使なのだから。
いろんな人がカットしているモラシム戦。なくてもいいけどバレルロールというノイマンの腕が発揮される大事なシーンです。ナタルへのアピールには弱い気もしますが、ガンダム世界最強操舵手の名は伊達ではない。基本別れる最強論でほぼ満場一致なのほんとすごいよ。幸せになってほしい。相手がナタルかは知らんけども。
おまけ ~独白~
???「んー…………たまにさ、相手の感情? 思い? みたいなのが分かるんだけどさ、どいつもこいつも生きてんだよね。それが分かれば、って思うけど分かってもどうしようもないってのもあるんだよな……………とりあえず生きててくれたらいい。死んだら終わるんだ。貰った命を無駄にするつもりはないけど、賭けないといけない時もある。そんな時が来ても立ち向かえる理由があるように生きてる……………………いつもありがと」
感想誤字報告いつもありがとうございます。
※活動報告にておまけネタ募集してます。
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