感想で聞かれたアストレイ・ホワイトフレームのイメージ、ガンブレ4で作りましたのでどうぞ。
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正式版
コメントでも言われたんですが、思っていたよりアストレイが白多くて色合わせるとグレーフレームっぽくなりました。(調べてもらったら一目瞭然ですが灰色のところがフレーム名になるので)まぁ最初期試作機ってことで真っ新な状態で作ったアストレイ、ホワイトフレームってことでオネシャス。(グレーゾーンって意味でグレーフレームでもいい気はしてる)
『すいません拾ってきました』
アークエンジェルに着艦したキラの開口一番がそれだった。
マードックからブリッジへ伝わり、マリューとナタルに伝わる。その内容は故障した脱出ポッドを拾ってきたということ。なぜ事前に連絡しない! とナタルが声を荒げるがすいません気が動転してて忘れてましたと冷静な返事。言葉に詰まったナタルが再び口を開こうとする前に、マリューが割り込んだ。
「拾ってしまったものは仕方ないわ、今更放り出すわけにもいかないし保護しましょう」
何か言いたげだったが艦長からの指示という事実が、暴走しそうになった気持ちを押しとめる。そのままどう対応するかを考え始めたナタルを見てキラに話しかける。
「キラ君、今度からは事前に連絡してね」
『分かりました、これからは気を付けます』
優等生のような返事、ブリッジ内では良い子だなとキラの評価が上がるが艦長だけは違った。ユウキ君が目立ってるだけでキラ君もだいぶヤンチャね、本人が聞いたら憤慨しそうな言葉だが、影響を受けているのは事実だ。それこそ幼いころの友人と再会すれば別人では? と思うほどに。
しかしお互いの変化を指摘しあい、笑いあう再会をするまえに銃を向けあうことになる、そんな世界だった。
「あれ、フレイ?」
「キラ?」
ストライクから降りたキラが脱出ポッドの様子を見ていると出てきたのは見覚えのある赤毛の少女、向こうも気が付いたのか脱出ポッドを蹴ってキラのもとに向かう。飛び込んできたフレイを慌てて受け止めると、驚いた顔で聞く。
「びっくりした、あの脱出ポッドに乗ってたの?」
「そうなのよキラ! 良かった! わたしひとりで心細かったの‼」
「そうなんだ、安心してここにはサイもミリアリアもいるよ」
その言葉に安心したように笑うフレイ、相変わらずかわいいなと思いながら手を引いてみんなのもとに向かおうとする。
「おーいキラ! おかえり、ってフレイ⁉」
「トール! 脱出ポッドに乗ってたんだって! ミリアリアたちのところに連れて行ってくる!」
「オッケー任せた!」
格納庫で手伝いをしていたトールもフレイと手を振りあい、任されていた作業を再開する。その時に気がついた、
「……………あ、ユウキも一緒だ」
少し考えた後、どうにもならないかとあきらめて作業を再開した。
「サイ! ミリアリア!」
民間人向けに開放された居住スペースで再会する友人たち、抱きしめあい無事を喜んだ。そんな様子を見て良かったと喜ぶキラをカズイが肘でつつく。少しくすぐったいが笑いあって幸せな空間が流れた。
「お、キラ帰ってきたのか」
そして終わった。
あ、マズい。
そう思ったのは全員だった。二段に別れているベッドの上から顔を出したのは寝起きのユウキ、先に帰投してそのまま寝ていたのだ。
声につられて顔をあげたフレイの表情が険しくなる。
「……あらいたのね」
「あー……? なんだ赤いのか」
興味を無くしたのか顔を引っ込めて二度寝を始めようとするユウキ。同じく見上げていたサイの隣から赤い髪が靡いた。
「はい、フレイすとーっぷ」
「放してミリアリア! そいつ宇宙に放り出すから‼︎」
「や、やめなってフレイ! そりゃ気持ちも分かるけどさ!」
「サイもどいて! シャーマルの香水を適当な花から作った香水に入れ替えたの絶対に許さないから‼︎」
「でもお前気に入ってたじゃん」
「キィーッ‼︎」
「やめろバカ⁉︎」
激昂するフレイをミリアリアが後ろから捕まえ、サイが前から抑える。寝床から聞こえる声に髪が逆立ちになりかけ、サイがさらに力を込めながら苦情を言うが当の本人からは何も反応がない。それどころか寝息が聞こえてきた。
始まりは些細なものだった。
「知ってるか? この赤い調味料かけたら三倍美味しくなるんだぜ」
差し出されたのはデスソース、箱入り娘だったフレイは何の疑いもなく受け取った。
「あの後水あげたろ」
「おかげでさらに酷くなったんだけど‼︎」
「無知は罪だな」
「!?!!???」
少なくとも年頃の少女がしていい顔ではない。震えながらも抑えているのは婚約者としての責任か、必死に止めながら後ろにいる友人たちに助けを求める。
「スマンが少年、ストライクの整備を頼む……取り込み中だったか?」
「いえ大丈夫です!すぐ行きます!」
「自分もなにか手伝えることがあれば!」
「お、おう」
見捨てられた。
部屋に訪れたムウの言葉に即答して出ていくキラ、後ろをついていくカズイ、その二人を見てごねられると思っていたムウは止める隙間もなかった。
部屋を見れば何やら騒がしい、上から見下ろしているユウキと暴れる少女を見てとりあえずひと言。
「あー痴話喧嘩も程々にな?」
「誰がっ‼︎」
「えっ?」
押し留めていたサイは急に対象がなくなってつまづき、そのまま服を引っ張られて前に投げられる。気がついた時には金髪の顔があり、見事にぶつかった。
「…………ないすぴっちー」
全てを見ていた人物は呑気な感想を口に出してこっそり部屋から抜け出した。
「あ、元凶が来た」
「誰が元凶だ、自業自得だろ」
整備室でストライクのOSをいじるキラと出会ったユウキ、出会い頭に酷い言葉だが事実である。
「後でホワイトのOSもチェックしておくよ」
「おー頼むわ」
カタカタとキーボードの音が響く。他にも整備のスタッフが声をかけて作業しているが、どこか遠くに聞こえた。
「…………言いたいことあるなら今のうちにいいなよ」
先に口を開いたのはキラだった。キーボードの音は止まらず、モニターからも目は逸らしていない。ストライクのコクピットの外で、どこか遠くを見ている友人は普段の騒がしさがなりを潜めている。
「言わないなら先にいうよ」
「…………」
無言のまま返事はこない、だが構わずキラは口を開いた。
「ユウキのせいじゃない」
その言葉に反応はない。
「何が悪いのか、ボクもよく分からないしこんがらがってるけど、少なくともユウキが悪いとは誰も思ってないよ。トールもカズイも、サイもミリアリアも」
フレイはちょっと分かんないけど、苦笑するも手は止まらずモニターの画面は更新されていく。
気がついたのは初陣、マリューを押し退けOSを書き換えた時。見覚えのあるものだった。別物ではあったが、それでも何度も触れば覚える。ユウキが持ってきたものと類似するものだった。
普段はバカでいい加減で人を巻き込む最悪なクセに責任感だけは一人前に背負っている。教授とのケンカも、キラがよく特別課題を出されていたからだと全員が気がついていた。
いま思えば教授も関わっていたのかもしれない。
たまたま見つけたホワイトに友人が似たようなプログラムを組んでいた、そこから想像に想像を重ねていざという時のために自分を頼った、というのはできすぎた妄想だろうか。
少なくとも自分の悪友と言える相手はやりかねないという事をキラ・ヤマトは知っている。
「…………人はどこまで行っても仲間意識が強い、同じ敵を見据えた時の結束は特に」
答えになっていない答え、変なところで不器用なのだ。昔、どこかの誰かに言われた言葉を思い出す。
「恋人がいない歴イコール年齢ならみんな総じてゴミ虫らしいよ」
「ヒデェ格差発言だな」
そのどこかの誰かは鼻を鳴らす。
「なら敵はリア充だね」
「ちょうど足元にいるぞ」
「遊びに行く?」
「とうぜん」
コクピットから飛び降りた二つの影は、工具を持ってきた友人とたまたま巻き込まれた友人と揉みくちゃになり、マードックのゲンコツを落とされた。
「アルテミス要塞へ行きましょう」
同時刻、ブリッジではアークエンジェルの進路が定められた。
キャラ崩壊注意タグっていりますかね? IS読んでくださった方は知ってるかもしれませんが、自分のところではギャグ落ちすること多々です。言われたら入れときます。
キラのメンタル強くね? って聞かれましたが主人公のおかげで強くなってるのと主人公が普段より弱ってるのを察しているからです。自分より緊張してる人見たら逆に緊張がとける感じ。相変わらず影薄い気がする。
ある学校の校則「学祭で虫にデザインを似せた食品を販売してはいけません。味もクオリティは認めますが高すぎるものは逆に引かれます。加減を学びましょう」
発案者「美味いのに」
彼氏持ち「無駄にクオリティ良すぎて気持ち悪い」
赤毛「ちょっと! 床に置かないでよ不衛生!」
そのための道具とかプログラムを組んだスパコ「あれ? Gは流石に作ってないけど」
発案者「それ本物だぞ」
部屋にいたメンバー「「「「「キャー!」」」」」
紛れこんだG「カサカサ」