スーパーコーディネーターの悪友   作:アオノクロ

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 名前出してないのに少年の名前分かるとか皆さんすごいですね。もしかしてニュータイプですか?(すっとぼけ)

 家族一緒だった云々はそこまで考えてないですね、はい。空を見上げる暇がない運転手とかは働いていたと思います。

 Q.アスランは? A.今回出ます。 ………………決して忘れてたとかじゃないんだからね! ほんとだよ!

 ふとデッキ作るときにどうすれば強くなるかが頭をよぎるのが辛いです。脳死ガチャデッキでもつくるか………………

 オーブ戦の夕方です。どうぞ

 予約投稿またミスった、すんません……


争う理由

 オーブに届いた伝達、それは民間人の発見につき再度時間を設けるとのこと。

 

 一方的な条件を出して来たくせに妙なところで律儀である。困惑と警戒を持ちながらも、残っている市民がいないか確認をしながら再び避難誘導を始めた。

 

 海の近くではフリーダム、そして手を引かれてきた地球軍の白いガンダムが隣り合うように立っていた。

 

 全員が固唾をのんで見守る中、また一機、赤紫の機体が降り立った。

 

 

 

 

 

 プラントに戻って最初に聞いたのはラクスの反乱だった。

 

 信じられないと思うも、自分の父親から見せられたのは紛れもなくラクスの姿。ザフトの赤服を着せた誰かに、モビルスーツを渡していた。

 

 これだけでも衝撃が大きいというのに、上司でもある父親から告げられた二つの言葉。

 

 NJCを搭載されていること、そして機体だけでなく関わりのある人間すべてを消せという指令。

 

 なぜ? 母を、同胞を奪ったあの悍ましき兵器を使わせないようにとしていたはずなのに。

 

「必要となったのだ! あの力が‼」

 

 なぜだ? そんな疑問が頭の中で渦巻いている。

 

「………………何故だろうね。一番大事な娘がいなくなったというのに、こんなことしているのは」

 

 出会ったニコルの父親はやつれた笑みを浮かべていた。ニコルの最後はホワイトとの相打ち、仇もいないというのに敵を討つために研究をしている。戦争を終わらせるためにとも、コーディネイターの未来のためにとも言わなかった。

 

 怪我の療養も兼ねて、自由となった時間にラクスの家に向かった。

 

 立派だった家や花壇は踏み荒らされ酷いものだった。なぜここまで、なぜラクスは? 疑問は大きくなるばかりだ。

 

『正義のために!』

 

 プラントに戻る最中、シャトルで聞いた言葉が脳内で響く。

 

 荒れ果てたこの光景は誰の正義なのだ。

 

 暮れていく日を見ながら立ちすくんでいた時、

 

「マイド! マイド!」 

「! ハロ⁉」

 

 土や煙で汚れた赤色のハロが跳ねてきた。

 

 隠れていたのか見逃されたのかは不明だが、出会えてほっとした。そして同時にあるものが目に入った。

 

 

 

 雨が降る中でアスランが向かったのはコンサート会場、その周りにはラクスの家と同じ花が植えられている。

 

『この花は、わたしのコンサートで初めて貰ったプレゼントですの』

 

 我ながらよく覚えていたものだと思いながら中へと入る。壁に背中をつけ、警戒するように進むと歌が聞こえた。

 

「………………!」

 

 ある勇者の事を思い出す晴れ、という歌詞、これもまた昔に流行った曲だ。

 

 一部では聞くのをやめろと言われている旧世紀の歌を歌うのは、

 

「ラクス!」

「~♪ あら、アスラン」

 

 ステージの上でひとり歌うラクスだった。

 

「………………なぜですか!」

 

 何を、とは聞かない。聞けない。

 

「彼が、欲しがっていたので」

「……戦うために、ですか!」

「いいえ、欲しがっていたのは翼です。仲間のもとに、困っている友達を助けに行くために必要なつばさを」

 

 キラが、欲しいと言ったのです。

 

 ニコリと笑うラクスにアスランは感情のままに銃を向ける。死をあざけた怒りではなく、逸らしていた事実を突きつけられた恐怖からだった。

 

「嘘だ! アイツは!」

「自分が殺しましたか?」

「!」

「生きてますよ。彼は悔いていました………………貴方と戦ったことを、友達を助けに行かなかった自分の事を」

 

 誰を、とは言わなかった。あの場で助けが必要なのは決まっている。カガリも言っていたホワイトに乗るナチュラルの友人だ。

 

「彼らは生きています」

「⁉ いや、死んだ、死んだはずだ!」

「目に見えるものしか信じませんか? それとも父上のお言葉を、ですか? それはザフトのアスラン・ザラとして、なのですか?」

 

 責められているようで、その実ラクスは憂いの表情で話している。向けている銃こそ揺れていないものの、ラクスの言葉を聞くたびに心が、身体が大きく揺れる。

 

「………………大丈夫ですよ、アスラン。あなたは強いのです。そして優しくもあります……………………キラも、そうでしょう?」

「俺が………………キラみたいに……………!」

 

 また口を開こうとした時、ラクスを捕えるためにアスランを尾行していた部隊の邪魔が入った。

 

 アスラン、そしてクライン派であろう兵士によって部隊は返り討ちにしたが、話す時間はなかった。

 

「またお会いできることを祈っていますわ」

「ラクス…………」

 

 生きていて欲しい、そう言われたのが分かった。

 

「それと、婚約に関しては………………ごめんなさい」

「…………構いません……………………あなたには俺なんかより、ずっと良い人が現れますよ」

 

 こんな場でだが、律儀なものだと思いながら丁寧に返した。と思うのだが、何やら難しい顔をしていた。もしや思う相手がいるのだろうか、それを踏まえたうえでの謝罪だったのならこちらこそだろう。お互いに仲良くはなれても、心の奥から繋がることはないと無意識に分かっていたのだから。

 

 もし彼女が心の底から惚れているというのなら、それをいつか祝福しようと思う程度には心残りもなかった。

 

 彼女も彼女なりの正義があるのだろう。ならば自分も見つけないといけない、そう答えを出して飛び出した。

 

「アスラン・ザラ、ジャスティス出る!」

 

 ひとりでの単独任務、地球に降りマルキオ導師のもとへ行き話を聞いた。ラクスの事、キラを助けたと、そして親を失った子供の言葉。

 

 オーブに行けば地球軍との戦闘が始まっていた。

 

 発見したフリーダムにはキラが乗っているのだろう。二対一で戦ったと思えば、相手は変わり核動力のフリーダムを相手に一歩も引かない新手。思わず助けようとした時、同時に動き出し協力して地球軍の攻撃からオーブを守った。

 

 そして機体の不調なのか海へと落ちる敵を、

 

「……………………そうか、キラ。お前はそういうやつだよな」

 

 引いていく地球軍、そして帰還していくフリーダムを見て、アスランもまたオーブへと降り立った。

 

 

 

 

「おい、キラそいつは………………」

「え、あぁ大丈夫ですよ」

 

 フリーダムから降りたキラ、その近くにいたムウが手を引いてきたバエルのパイロットを警戒する。向こう側では、同じように困惑も交じえて見ているオーブの軍人たち。

 

 大勢に見られているというのに、コクピットから降りるとムウに何やら親し気に手を振ってくる。

 

 なれなれしいな、どこかで見覚えがある、さっきの戦闘、はまっていくピースに口が開いていった。

 

「ユウキ⁉」

「ん? あ、外してなかったか」

 

 とくに考えがあるわけでもなく、ただ忘れていたという理由で被っていたヘルメットを取る。

 

 事情を知っていたメンバーが息をのみ、亡霊でも現れたかのような顔になった。

 

「ただいまっ⁉」

「────────っお前なぁー‼」

 

 痛いほどに抱きしめるムウ、思わず逃げようとするも察したのか何もしないでなすが儘にされていた。

 

 人だかりができるなか、武器を持たずに降りてきた新たな機体に注目が集まる。

 

「……ユウキ」

「敵意はねぇよ」

 

 全員が見守る中、コクピットからザフトのノーマルスーツを着た人物が降りてきた。

 

 近より、外したヘルメットの下から現れたのは、

 

「アスラン………………」

 

 キラの幼馴染であり、再会時には殺し合いをした相手。

 

 大勢に囲まれる自分たちと、ひとりで歩いている友人。言いたいことはたくさんあれど、昔のままであればあの顔は、きっと悩んでいる顔だ。

 

「………………俺は、フリーダムの破壊任務を受けている」

 

 険しい顔になるキラ。やはりというか、何となくそんな気はしていた。

 

「だが………………俺はもう、お前と、お前たちと戦いたくない」

 

 アスランの目に映るキラと、その周りにいる仲間たち。ひときわ目を引くのはひとりの少年、恐らくだが彼がラクスの言っていたキラの友人なのだろう。静かにこちらを見ている瞳は、自分を値踏み、いや自分の事を知ろうと覗き込んでいる。

 

「………………すまなかった」

 

 思いがけない行動にディアッカ、それとカガリが目を見開いた。

 

「何も考えず、ただ漠然と戦うしかないと思っていた。それが誰かのためになると思っていた」

 

 あたまをあげると、微笑んでいる友人。

 

「でもそれだとダメなのだと思った。だから…………………………ザフトや地球軍、ナチュラルやコーディネイターも関係なく、俺はおれの大事な人を守るために戦おうと思う。だから………………」

 

 その先をなんというべきなのか、口ごもっているアスラン。飛び出そうとしたカガリより先に、歩き出した者がいた。

 

「言いたいことは分かったけどよ、肝心のあいさつがねぇんだけど?」

「? それは」

「名前も知らねぇやつが何言っても仕方ねぇだろ」

 

 ハッと息をのむ。ラクスに言われた言葉が頭をよぎった。

 

「アスラン・ザラ…………ただのアスラン・ザラだ」

「そうか、俺はユウキ・イチノセ」

 

 ニカッと笑うユウキにつられて笑うアスラン、その光景を見ていた全員が笑えた。

 

 

 

「よろしくな、ズラ」

「………………いやザラだ」

 

 空気が変わった。

 

「え、ズラだろ? ほらデコも広いし」

「いや別に禿げていないしズラじゃない」

「じゃあなんでヅラなんだよ」

「ズラじゃない! おいキラ!」

 

 なんだこの失礼な奴は、と文句を言おうと友人に振り向けば、

 

「え、そんなに苦労してたの………………」

 

 まさかの言葉………………いや口元が歪んでいるあたり笑っている。こんな性格だったかと記憶を掘り起こすアスランが肩を組まれた。

 

「そんな持ちネタあるとかずりぃな」

「いやこれはネタじゃ、というか離せ!」

 

 初対面だが何となく性格も分かり、馴れ馴れしく近寄ってきたユウキを振りほどく。その拍子にユウキの手がキラに当たった。

 

「いて」

「! すまないキラ、大丈「俺の手が長くてすまねぇ」おいお前も「短いからって振り回さないでよ」キラ⁉」

 

 くだらなすぎる会話で構え合う二人、そして始まるケンカ。止めようとしたアスランは二人同時に攻撃された。

 

「邪魔だズラ!」

「どいてよね!」

「お、おい大丈夫か」

 

 近寄ってきたのはディアッカ、思いがけない行動に仲間を守ろうとしてきたのだがアスランはうつむいている。ショックを受けたのかと覗き込めば、

 

「………………ズラじゃない! ザラだ‼」

 

 割り込んで瞬く間に二人をノシてしまう正規の訓練を受けた軍人コーディネイター。しかしすぐさま立ち上がる二人と混ざり、三つ巴のケンカが始まった。

 

「そんなに動いても取れないとかスゲェズラだな!」

「お前から先に仕留めてやるユウキ!」

「割り込んできて何するのさアスラン!」

 

 呆れるもの、笑うもの、驚くもの、ヤジを飛ばすもの、それぞれが思いのままに仲良くケンカをする様子を見ており、カガリの一喝で止められるまで続いた。

 

 他の二人よりも少ない痣を体中に作りながらも、どこかスッキリとした顔で説教を受けるアスラン。

 

 またひとつ、争いによって生まれた歪みがもとに戻った。




 無理やりねじ込んだ感あるけど忘れてたわけじゃないよ! ほんとだってば!

 というかこの先ほんとにどうしよ。この先に退場するキャラたち生存させると運命と自由への影響バカでかいんだよね(ムウとか)。そこまで舵取れるか不安でしかない。そうなったら矛盾ありきで押し通すしかないな! 二次創作だしね! ヨシ! となった方々は着いてきてください! ノリで乗り切ってやる(激ウマギャグ)

 あ、バエルソードの素材なんも考えてないです。レッドフレームの刀だと希少すぎる気もするしうーん…………………………そもそもPS装甲ある世界になんで対艦刀みたいにビーム出せない実体剣もたせてry

 考えれば考えるほど穴が見えてくるな! すごいぞガンダム二次創作! みんなも書こう!

 おまけ ~本編後の夜~

 家出娘「まったく、何してるんだお前は」
 ズラ「すまない………………」
 家出娘「まぁ怒る理由は分かるし反省してるなら別だけどな、はいこれ」
 ズラ「?」
 家出娘「罰則だ、あと二人はもう行ってるぞ」



 目元が赤くなってる対魔忍「………………なんかトイレがすごくキレイだったんだけど」


 ラクスがキラに惚れたのはオルフェと似てるからって情報を感想から思い出しました。じゃあ拒否する理由って、というかそれでもなのバグすぎるぞ主人公(作者も知らなかった事実)

 いつも感想や誤字報告ありがとうございます。ここすきとかしてもらえると読み返した時に嬉しいのでしていただけたり? してください(土下座)
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