スーパーコーディネーターの悪友   作:アオノクロ

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 原作でも気づかうシーンとか多かったのでサポートが向いているんじゃないかなって妄想。原作と同じ短髪でイメージしてましたが、髪結び男装スーツ秘書から髪下ろしドレスピアノという神アイデアをいただいたのでそれでお願いします。誰か描きませんか???

 あと裏切りに対して皆さん緩すぎ、裏切りですよ? 裏山に埋めるくらいしないとダメでしょ。

 Q.盟主王と主人公何か企んでない? A.そりゃいろいろですよいろいろ。

 ドキドキつよいデッキの予約が始まりました! 普通にカートンで買おうとしてる方多くて気持ち分かるけども、と引いてます。とりあえず5個購入予定、何が出るかな?

 打ち上げ花火、上から見るか巻き込まれるか、です。どうぞ


うつりゆく舞台

 カラミティの攻撃を躱し、その先にいたフォビドゥンが曲げたビームで再度バエルを狙う。隙を狙ってはレイダーの鉄球が投げられてくるが剣で横から叩き落とす。

 

 追い詰められているようにも見えるがその実、戦闘の主導権はユウキにあった。

 

「攻めるしか脳がないとか、やりやすいにもほどがあるだろ」

 

 いつかの訓練で言われた言葉。

 

 実際,、言葉の通りに攻めることしか頭になかった三人は簡単にあしらわれていた。

 

 能力が上がっているはずなのに息が切れて座り込む自分たち、それと対称的に元気に遊びまわるユウキ。悪戯に誘われたり巻き込まれたり被害にあったり。

 

 一泡吹かせてやる、犬猿の仲だったはずの三人はこうして絆を結んだ。

 

 

 

「このぉ!」

「滅殺!」

「オラァ!」

 

 連携、というにはたどたどしい気づかい。見るべきものが見れば拙いと評価するだろう。それでも薬と正規の訓練によって得た、エースと名乗れる技量がそこにはある。

 

「はっはァ! まだまだァ‼」

 

 しかし相手はそんなものを使わず、ただ只管に修練を積み重ねてきた世界の異端児。

 

 この先モビルスーツが世界に広まり、その訓練の基盤となる存在。

 

 才能でも環境でもなく、目標を持ってできるまでやる。

 

 遺伝子を通じて才能を得られる世界で、誰もが生まれ持っている人としての能力を使っただけに過ぎない、過去へ逆行したことによって先へと進んだ人間。

 

「はァ⁉」

 

 カラミティの砲撃へ飛び込むと、手に握られた剣でビームを切り裂く。そのままカラミティの目の前に現れ、蹴り飛ばすバエル。

 

「くっそ!」

 

 攻撃のチャンスであったレイダーは海へと落ちるカラミティを回収、攻撃の機会を逃してしまう。

 

「喰らえ!」

 

 完全に死角であった場所から来たフォビドゥンの鎌を振り返ることなく避けるバエル、そのままレールガンの弾が直撃した。

 

「くぅ!」

 

 TP装甲によって機体へのダメージはないものの、不意打ちを外しそのまま加減された攻撃を受けた。

 

「何やってんだお前ら、雑魚かよ」

「うるせぇ! クロトは攻撃してねぇだろ‼」

「なんであれ避けられるの、キモチワル」

 

 口の悪さだけは出会う前と変わらないが、それでもある世界よりも理性的に戦えるようになっている三人。それを良しとするのか悪しとするのかは誰にも分からない。

 

「はっはー、まだまだ!」

 

 笑ってはいるものの、ユウキの額には汗が流れている。

 

 三人とのシミュレーション、初戦では普通に負けた。二回、三回と数を重ねて一泡吹かせるようになった。個人の技量と定石にない好き勝手な行動、それが武器だと判明してからはその隙を狙い同士討ちや仲間割れを誘った。

 

 それも通じなくなり多少なりとも連携を始めたころにはデータはホワイトからバエルになり、機体スペックを活かしたゴリ押し、それと日常からも読み取った癖を使う。

 

 勝ちは勝ちなのだが、もし仮に答えてくれるとしたらユウキはこう言うだろう。

 

「事前情報ありきのメタで完封してるだけで、戦場の初戦なら普通に負ける可能性が高い」

 

 

 

「クサナギの発進を急がせろ」

「ハッ!」

 

 たった三機で防衛を担う若者たち、自分たちの情けなさや悔しさやらで腹が煮えくり返る。

 

 そんな激情、それに抑える冷静さを持ち合わせているからこそ、ウズミはオーブの獅子と呼ばれるほどの政治家となったのだ。

 

 キサカに頼み、最後まで無理やり引っ張ろうとしてきた娘を思い出す。寂しいかもしれないが、家族はいる。頼りになる部下に仲間、友達もいるのだ。

 

 アークエンジェルでの生活を嬉しそうに語り、オーブで楽しく走り回っていた姿を見てウズミは優しい眼をした。

 

「準備、完了しました!」

「………………そうか、では三人への連絡を」

 

 宇宙へ上がるために必要な時間、その最後に必要なものを手に入れるために頑張ってくれた少年たちに心の中で感謝する。

 

 加速して打ち上がっていったアークエンジェルを見送ると、手に持っていた端末を起動した。

 

「ユウキ!」

 

 最後とばかりに暴れまわったフリーダムとジャスティス、手足を捥がれたストライクダガーが転がる大地からバエルの元へと飛び出して来た。

 

「お、時間か。それじゃ」

 

 攻撃を躱し、はじき、フォビドゥンに切りかかる。

 

「シャニ、伝言頼むわ」

「は? ここで落とすから直接言って欲しいんだけど」

「社長とニコルに、用事あるからちょっと宇宙に行ってくるって」

「だから自分で!」

 

 シャニが言い切る前に両手に持った剣を同時に振り下ろし、フォビドゥンの持つ鎌、ニーズヘグを真っ二つにした。

 

 

 蹴り飛ばす、というよりは足場のように踏みつけて最大出力で飛び上がる。攻撃が来るのかと構えれば、振り返ることなく真っすぐに飛んでいった。

 

「! 逃げる気か‼ クロト!」

「勝手に乗れよ‼」

 

 いち早く気が付いたオルガはそばを通り抜けようとしたレイダーの上にカラミティを乗せる。

 

 バエルの進行方向はマスドライバー、クサナギが宇宙へ飛び立とうと加速している近くに、バエルとフリーダム、そしてジャスティスが近寄っていた。

 

 加速しきる直前に手を伸ばし、なんとか乗ることができた三機。だが振り返ればしつこく追ってくる地球軍のガンダム。

 

「壊しちまったからな。やるよ、餞別だ」

 

 フリーダムとジャスティスの同時攻撃、直撃はしないものの手前の海に当たり大きな水しぶきが上がる。

 

 視界を封じられ、水の中から出ると飛んできたものは金色のナニか。

 

「うわ⁉」

 

 思わずフォビドゥンが掴んだそれは、バエルの剣だった。

 

「チッ」

「あのやろォー」

「……どうしろっての、これ」

 

 憎らし気に宇宙へと上がるクサナギを見上げる三人、フォビドゥンの持つバエル・ソードが太陽に照らされて輝いた。

 

 

 

 火の手に包まれるオーブが見える。

 

 誰の頭の中にも、残っていたはずのウズミ、そして年を取ったオーブ氏族たちがどうなったのか、想像は難くなかった。

 

 泣く者もいれば静かにかみしめる者、自分の仕事を全うする者、今できること、するべきことを胸に動き始めた。

 

 戦争の舞台は宇宙へと移る。

 

 

 

 

 

「……そうですか、宇宙に行きましたカ」

 

 地球軍の舩の中、三人の報告を肘をつき指を絡めた手に顔を乗せて考え込むアズラエル。

 

 珍しく一端の軍人のように並ぶ三人が口にこそ出さないものの、何を言いたいのかは分かる。

 

「フ、そう睨まないでくださいヨ。怖いなァ」

 

 緊迫した空気をほどくように、お茶らけた言い方で笑うアズラエル。手をほどき、ドカッと椅子の背もたれに体重をかける。

 

「もちろん僕らも行きますヨ。なのでしっかりとネ、次会った時は大丈夫なようにしておいてくださイ」

 

 無言で部屋を出る三人、まとめ役も今はいないが特に必要もないだろう。

 

 さて、と宇宙へ上がる手段を考える。そろそろ実戦配備だと言われていたあの船にでも乗り込めないか、そのためには、と考え始めた時に通信がつながった。

 

『理事長、お客様をお連れしました』

「ありがとうございまス、あいさつに伺うので少々お待ちくださいト」

『分かりました』

 

 椅子から立ち上がり、部屋を後にする。

 

 モニターには裏切りを責める抗議のメールが多数届いていたが、鼻歌を歌うほどにその足取りは軽い。

 

 

 

 

 

「まだラクス・クラインは見つからんのか‼」

 

 プラントにある最高評議会議長の部屋、そこではパトリック・ザラが忌々しいと怒りを隠すことなく部下へ怒鳴っていた。

 

「いつまでこのようなふざけた放送を続けるというのだ」

 

 部屋の大型モニターには戦争の意味を問うラクスの映像が流れている。

 

『コーディネイターとナチュラル、生まれ方こそ違えど、そこに人である以外の違いはあるのでしょうか? 同じように食事をし、眠り、生きる。そこに差などはありません。同じように笑い、泣き、ケンカもします。争いこそ始まってしまいましたが、それは同じ人であるため。ならば話し、許し、受け入れ合うこともできるのです。そのための一歩を』

 

 聞こえのいい言葉を並べただけの言葉に、虫唾が走る。ナチュラルとの融和、平和などできるわけがない。

 

 同胞を奪ったあの日から、憎しみは消えるどころかますます募るばかり。

 

 そのためにも開発したNJCなのだが、

 

「アスランはまだ戻らないのか!」

 

 激昂するその姿を見て、子を持つ親だと思うものはいない。

 

 

 

 

 

「ラクス様、いかがされましたか?」

 

 アジトで放送をしていたラクスが、ふと話すのをやめ、遠くを見た。

 

「……ふふ、約束ですものね」

 

 何かに期待する、ワクワクとした表情で宇宙のかなたを見つめる。

 

 

 

「へくしょん!」

「なに、また噂?」

「これは風邪だな」

「どっちでもいいだろ」

 

 再会の時は近い。




 詰め込んだなぁ、と思うけど必要だと判断。と思ってたらクルーゼとフレイ忘れてたぜ。まま、(次回に入れておけば)えやろ。

 最近エーペックスというゲームがガンダムコラボをしていましてね、キャラクターの見た目がガンダムになるんです。やる気なくポケットに手を入れて透明になるフリーダムとか分身するデスティニーとかバスターライフルを取り合い撃とうものなら集中砲火を逆に喰らうというなかなかにカオスになっています。

 夜の10時~12時くらいにツイキャスとYouTubeで配信してますので、寝れずに暇な方とかいれば名前検索かXから遊びに来てください。小説のことでもガンダムの事でもお話ししましょう。


 おまけ ~衝撃の事実~

 バカ「………………お前らきょうだい?」
 ズラ「いったいどんな事情が……」
 スパコ「ボクも何も知らないんだけど………」
 家出娘「わたしはさっき渡されて……誰かに話したかったんだ………………」
 バカ「で、どっちが兄? 姉?」
 スパコ、家出娘「「そりゃ自分が………………え?」」

 言いあう二人を眺めながら考えるズラ「もしそうならキラが兄弟になるのか………………」
 バカ「気がはえーよズラ」

 おまけリクエストでなでしこネタを希望してくれた方がいらっしゃるんですが、すまねぇ! 未履修なんだ! 他にも見てないアニメ多すぎてな! 投げてくれたら何かしら参考にはするので構わずどうぞ! とりあえず「スクライド」見てきます‼


 いつも感想や誤字報告ありがとうございます。ここすきとかしてもらえると読み返した時に嬉しいのでしていただけたり? してください(土下座)
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