スーパーコーディネーターの悪友   作:アオノクロ

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 ざっくり三十路ですが、最近になってようやく義務教育を受けています。え、主人公これだけ暴れて一話目で負けるの? ファースト、セカンド、サード初回で全部使うの? シンプルですが髪が降りるのとあがってる演出イイですね。好きです。続きは……課金しないとか、どうせならにこにこで見るかな。あといつか感想で似てるって言われてましたが、うんまぁ似てるわウチのバカ。

 Q.TSキラ原作開始前にロマンティクスしたの? A.してないです。一番近くで一番遠い関係なので割り込む隙間がめっちゃあります。ただ分かってる人間ほど割り込まず、傍で寄り添います。そしてバカを逃がさないよう囲みます。

 それとね、前作呼んだ方は知ってると思いますが作者は一線を越えていないけど距離が近すぎる関係が好きなんです。だって心が繋がってても身体の関係ない方がエッチじゃないですか??? ですよね??? ですよ???

 カードなんてね! 遊び道具なんだから安くていいんですよ! 希少性は特別イラストだけで、子どものお小遣いでも買いそろえられるのが一番ですよ! 以上、子ども時代にあまり買えなかった大人の叫びです。製造会社への利益が出るならおもちゃはどれだけ安くても良いと思ってます。

 ついに再会の時です。どうぞ


約束の再会

「どうにかできまして?」

「う~ん、まぁやってみます」

 

 

 

 

 

 簡単な手当を受け、死人のような顔色で両手を繋がれて連行されるアスラン。

 

 考えようにも頭はまるで動かず、反射的に足を動かすことしかできない。

 

 護送車が現れ、扉が開く。

 

 急かされる様に肩を押されて身体が揺れた。

 

 震える足元に、揺らぐ世界。どうしようもなく、流されるままに進もうとしたアスランの眼に首元から零れた石が映った。

 

『お前、危なそうだからな。お守りにやるよ』

 

 大事な仲間から貰ったという翡翠のお守り。その仲間からカガリへ、そしてカガリからアスランへと繋がれた、生きていて欲しいと願われた御守。

 

 揺らぐ身体を支えていた足に力が入る。

 

『待ってるから』

『お土産よろしく』

 

 大勢の人間が自分を待っている。

 

「おい、早くい」

 

 護送車に乗せようとした憲兵の顎を蹴りあげ、その勢いのまま自分を挟むように隣にいたもう一人も蹴り飛ばす。

 

「お、おい! 大人しくしろ‼」

 

 銃を向けられても怯むことなく反応ができるように視線を外さない。睨みつけるアスランの威圧に半歩下がったその瞬間、隣から銃声が鳴る。

 

 倒れたのは憲兵、驚いて振り向けば焦った顔で銃を構える者がいた。

 

「あーもぅ! 段取りがめちゃくちゃだよ! こっちの連中もひとり倒してくれて!」

「す、すまない、キミは」

「いわゆるクライン派ってやつですよ!」

 

 ラクスに頼まれたダコスタ、その仲間たちがアスランを引き連れ走っていく。

 

 

 

 

 

 同時刻、警報が鳴り響く中、プラントの港にて動く人影があった。

 

「すまないね、これよりこの艦は出航する! ので、怪我をしたくないものは降りたまえ」

「準備できたわよアンディ」

「エターナル発進します」

 

 

 

 

「そっちはどうするんだ⁉」

「プラントでまだすることがあるので大丈夫です!」

「そうか、ありがとう!」

 

 銃撃戦などを乗りこえ目的地にたどり着いたアスランたち。別れたクライン派にお礼をいい、宇宙へ出る。

 

 向かった先にあるのは見たことのない桃色の艦。

 

「よお! はじめまして、ようこそ歌姫の船へ………………」

「! 砂漠の虎、アンドリュー・バルトフェルド!」

「お、僕の事知っててくれたのかい? 嬉しいねぇ」

 

 回収され、言われた通りブリッジに向かえば意外な人物が待っていた。地球の砂漠地帯を占拠し、管理していた優秀な指揮官だ。戦死した、というのがアスランの知っている情報だったが。

 

「お手伝いをしてもらっているのです」

「ラクス!」

「お久しぶりです、アラ? お怪我をなされているのですか?」

 

 てっきりバルトフェルドが艦長かと思いきや、艦長席に座っていたのは元婚約者にして現在プラントでは指名手配をされているラクス。

 

 納得はできるがそれでも驚きはあった。

 

「再会のところ申し訳ありませんが、お客様ですぜ」

 

 バルトフェルドの声でモニターを見れば多数のジン、プラントの国境警備隊だろう。

 

 戸惑っているあたり、誰が乗っているのかは分かっているようだ。

 

「放送を」

 

 静かに立ち上がり前を見るラクス。そこには可憐でおしとやかな少女ではなく、凛と立ち向かう覚悟を決めた立派な姿があった。

 

『こちらはエターナル、ラクス・クラインです』

「ラクス様?」

「おい、噂は本当だったのか……」

「何故このようなことを」

 

 戸惑いとどよめきが兵士の間で広がる。ザラ議長の公式発表ではラクスはナチュラルにそそのかされ、平和を願う気持ちを利用された裏切り者である。真偽こそ兵士の間でも分かれていたが、いざ目の前にすると本当に裏切ったのでは? という疑念が膨れてしまう。

 

『わけあってザラ議長とは相いれませんでしたが、それでもわたし達はプラントの未来のために進もうと思います。あなた方と戦闘する意思はありません。どうか、このまま進ませてください』

「ちっ、そんな言い分が通るか!」

 

 警備を担当していた隊長を始め、一斉にエターナルへと銃弾が襲い掛かってきた。

 

「やれやれ、やはりこうなったか。それにしても、この数を突破するのは難しいですな」

「コクピットは外してくださいね」

「それもまた、難しいですな。対空用意!」

 

 飛来するミサイルなどを撃ち落とすも、流石に数が多く爆風により艦体が揺れる。

 

「この船にモビルスーツは⁉」

「んー……一機あるんだが専用機でね、あとその怪我じゃ無理だろう」

「でも!」

「大丈夫です」

 

 言い返そうとしていたアスランにラクスが割り込む。間違いなくピンチだというのに不安はなく、ある一点を見ていた。

 

「わたし達には頼りになる仲間がいます」

 

 ハッとして顔を前に向けた時、戦場にノイズが走った。

 

 

 

「またそれ?」

「お前も使ったろ、使用料よこせ」

「まず作った人に渡すべきじゃない?」

「フリー素材に決まってんだろ」

「じゃあいらないじゃん」

「アイデア料だよ」

 

 

 

 

 

「なんだ?」

 

 一人、また一人とノイズが広がっていく。はっきりとしないその音は徐々に整い、一定のリズムを刻む。管楽器に打楽器、ピアノと様々な楽器の即興旋律を奏だした。

 

「ジャズ………………? まさか⁉」

 

 気が付いたのは誰だろうか、さっきまでの不安はなく今度は恐怖が警備隊に広がっていく。

 

 全員がレーダーを睨みつけ、どこから来るのか一心不乱に探し出す。

 

 その噂はパイロットたちの間で尾ひれをつけながらも、実際にあった出来事として広まっていた。

 

 ジャズを鳴らし味方を笑い罠に嵌め、死んだはずの名は、

 

「白い悪魔………………!」

 

 エターナルなど見向きもせず、全員が同じ方向を見た。その先には流星のごとく宇宙を駆ける、真っ白な機体。

 

「ユウキ!」

「数ばっか揃えやがって、大勢で女の子ひとり囲んで恥ずかしくねぇの?!」

 

 先頭にいたジンの首が切り落とされ、白い光が通り過ぎるたびに近くにいた機体のどこかが切られていく。

 

「う、撃てェ!」

 

 守備隊の隊長の号令で一斉に攻撃を始めるも、動きを捕えることができない。そもそもジンを超えるスペックのホワイト、バエルはそれすらも上回っているのだ。

 

『ラクス!』

「キラ、ありがとうございます」

『よかった、アスランも一緒だね』

「僕もいるぞ、少年」

『バルトフェルドさん⁉ てことはアイシャさんも!』

「あぁ、この船に乗っている」

 

 意外なつながりを知って驚くアスラン、話を聞きたいが今はそうのんきに話している場合じゃないと頭を振る。

 

「キラ! ユウキが一人で!」

『え………………あぁ、大丈夫だよ』

 

 フリーダムが振り返れば、その先では漂う破損した機体やパーツ。その中でただ一機だけ静かに立たずむ悪魔の王がいた。

 

 騒がしかったジャズはいつの間にか鳴りやみ、騒々しさも消え悠々とエターナルへと近づく。

 

 生き残った者たちも実力差を分かっているのか見守ることしかできない。

 

 そんな悪魔のパイロットは、

 

 

 

「久しぶりだな、ラクス」

「ユウキ………………」

「約束通り、また会いに来た」

 

 プラントを代表する歌姫との約束を果たしていた。

 

「………………はいっ!」

 

 普段とは違い弾んだ表情のラクスを見て驚くアスラン。知り合いだとは聞いていたが、こんなにも喜ぶのは………………何かしたのだろうかと疑念が浮かぶ。

 

 懐かしい友の再会に浸りたかったバルトフェルドだが、それ以上に自分の上司に驚いた。え、もしかして、いや嘘だろ? まさかの? と内心の驚愕を表に出さないよう必死だった。

 

「あー………………とりあえず増援が来る前に行こうと思うのだが、よろしいか?」

「そうですね、キラとユウキはエターナルへどうぞ」

 

 ラクスの指示に従い、エターナルへ着艦しようとする二人。その様子をザフトの警備隊は見ることしかできなかった。

 

 

 

 

 

 それが分かったために、ついやってしまった。

 

「オラオラ! ラクス・クラインのお通りだぞ! 道を開けろォ!」

 

 まさかの通信を繋いでの言葉である。

 

 派手にやられてたことも相まって、慌ててどいていくザフト達。もちろん避けなくても進むことはできる。

 

「初の船出だぞ! 花火とかないのか‼」

「音楽でもかけようか? 花火は……信号弾とか?」

 

 なんかいろいろ言ってる。そして自然と乗っかるフリーダムのパイロット、動いてこそないのだがあのもう一機もそうなのかとザフト兵は恐怖した。

 

 そんな彼らを救う人物がいた。

 

『お二人とも、あとでお話があります』

 

 地の底まで這うような声が響く。

 

「………………やっぱ俺自分で戻るわ」

「ボクも」

『いいですわね?』

「「………………はい」」

 

 同じく通信に割り込んだ歌姫の声。暴れそうだった二機を鎮め、大人しく命令を聞かせた様子は後にこう語られた。

 

「あの時、白い悪魔と手を組んで裏切ったのかなって思ったんですよ。ですが違いましたね、手なずけて協力させてたんです。フリーダムと白い悪魔、後のヤキン・ドゥーエでもラクス様のもとで活躍していたと聞きますし、やっぱラクス様しか勝たんですよ」

 

 ひっそりとクライン派として活動の手助けをするようになったザフト兵は多い。そのきっかけは様々だが、エターナルの出港時だという兵士はかなりいる。

 

 アークエンジェルたちとの合流までの間、二人のエースパイロットは重力がかかる部屋で正座をしていた。




 この後めちゃくちゃ説教された。感動の再会? そんなもんないよ!

 前回天井を靴履いて走ってる、と感想で言われましたがセグウェイです。ズラが通路を移動していたら目の前をセグウェイに乗って逆さで通り過ぎるバカがいました。

 疲れて幻覚でも見たかと思いましたが、現実でした。恐ろしいのは以前はアークエンジェルだけだったのが、これからはクサナギとエターナルも追加されます。


 おまけ ~気が付いてる人~

 スパコ「最初から仲がいいとは思ってたけど、実はボクきっかけ知らないんだよね」
 紅髪「催眠術とか? …………………………珍しかったんじゃない」
 虎「仲がいい友人だと思っていたんだが…………まさかそっちとは思わなかったよね」
 愛人「たまに話すとね、良い笑顔になるのよラクス様」
 バカ「なんの話?」

※現状ってだけでこの先たいていの人は気が付きます。ズラとかカガリとかムウ、マリューも。本人は認めないし、バカは気が付いてません。


 いつも感想や誤字報告ありがとうございます。ここすきとかしてもらえると読み返した時に嬉しいのでしていただけたり? してください(土下座)
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