スーパーコーディネーターの悪友   作:アオノクロ

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 原作だって訳わからん戦争に巻き込まれて、お前らいい加減にしろよオイって特攻(ブッコミ)かけてたんで実質ヤンキー集団。……………………いやそうしないと普通にジェネシスで滅んでたので正解ですけども、プラントも核の一発か二発喰らってた可能性あるし。キラたちの行動は賛否ありますけど実質正解だったと思います。

 歌姫の騎士団、改め歌姫の舎弟チーム苦羅院爆誕! 感想で見てめっちゃ笑いました。トップがお淑やかな少女ってのが癖になります。ヤンキー少年たちをまとめ上げるカリスマ少女ガンダム作品……………………Wかな?

 Q.専用機? A.え? ラクスはまだ惚れてないですよ? 死んだかと思ってた相手がちゃんと生きて自分との約束を守ってくれたから嬉しいだけですよ? 悪ふざけに怒りましたけどこの先、一緒に遊んでます。

 カード整理だけで休日が普通になくなります。何してんだ、と思いながらも楽しいです。いずれ手離すかと思いますが、楽しかった思い出は残るのでみなさんも遊んでみませんか? 今なら中身ランダムな構築済みデッキがなんと1,100円! 強化カードが収録されるパックも近日発売予定‼︎ さぁ遊ぼう!

 未だに曇っている人です。どうぞ


賭け

「遅い! そんなに時間をかけていてはすぐに堕とされるぞ‼」

 

 厳しい女性の声がブリッジに響く。

 

 叱られながらも反省をし、どうすればいいのかを考え動き出す部下たち。

 

 真面目ではある、それに最新艦に任せられるだけあって有能ではあるが少し足りない。

 

 どう取り繕っても元いた船での練度と比べてしまう。甘いながらも艦のクルーのことを考えていた艦長、その元で軍人としての意見を述べながらCICを任せられていたのはかなりの幸運であった。

 

 突発的ながらも現場でメキメキと成長していったクルーたち、そして常に先を飛んでいたバカな、

 

 そこまで考えた時、ブリッジの扉が開いた。

 

「どうもどうも、おっとそのままで大丈夫ですヨ」

 

 入ってきたのは金髪のどう見ても軍人ではない軽薄そうな男。後ろには緑色の髪の少女を連れている。

 

「こちらはムルタ・アズラエル理事、本艦に同乗することになった。後ろの彼女は秘書だ」

「初めまして。おやおや若い女性が艦長とは、粋な計らいってやつですか? 華やかでイイですねェ」

 

 付き添いできたのだろう上官の紹介を聞くも、なんとなく嫌悪感がある。ふざけているようで、その実行動力と能力を兼ね備えている厄介者。それはまるで、

 

「ちょっといろいろありましてね、乗せてもらうことになりました。連れてきた部下たちも貴方の腕で、存分に使ってくださイ。この船の任務にもきっと役に立ちますヨ」

「……任務、とは」

「おっと失礼」

 

 まだ言ってなかったですネ、と笑うアズラエル。目線を貰った髭を持つ上官の視線がまっすぐと見抜く。

 

「これよりこの船は、地球軍からの脱走艦であるアークエンジェルを追ってもらう。見つけた暁には………………もちろん撃墜だ」

「ということです。どうぞヨロシク、ナタル・バジルール艦長」

 

 与えられた任務に対する内心の驚き、それすらも見抜いたかのように笑うアズラエルがどうしても好きにはなれないだろう。ナタルはそう思った。

 

 アークエンジェル級二番艦『ドミニオン』、その格納庫にはストライクダガーと三機のガンダム、そのパイロットたちが戦いの場を待ち望んでいる。

 

 

 

 

 

「エターナルの行き先、進路からして恐らくはこのコロニーの跡地だと推測される」

 

 一方のザフト、同じようにエターナルの追撃任務受けたクルーゼたちは進路予測からコロニーの跡地だと予測を出していた。

 

「目撃情報ではフリーダム、そしてバエルと呼ばれる地球軍のモビルスーツがいたらしいが、我々の前では問題ないだろう」

 

 自信たっぷりに笑うイザークも、ファンであったラクス、そしてアスランの逃亡を聞いて思うことがあるのか悩んでいる。

 

「そう見せかけて、他の場所へ行った可能性は?」

「むろんある。だが一番可能性が高い…………ま、外れたらまた探しなおすしかあるまい」

 

 副官であるアデスの疑問にも答え、他の顔も見る。特に意見はないようだが、それでも気になったのは、

 

「キミはどう思うかね?」

「…………そんなの分からないです」

 

 ザフトの緑服を着て参加させられているフレイ。誰もが何故いるのかと思っているが、連れてきた肝心の上司が不気味すぎて何も言えない。

 

「勘でいい、彼らはいると思うかい?」

「…………たぶん」

「決まりだな」

 

 何も分からない謎の小娘の勘を理由に船の進路を決める。とはいえ理由や根拠も語られたうえなので反論も特にできず、ただ頷くしかない。

 

「…………隊長、彼女は何者なんです?」

 

 到着まで待機という命令が出された後、アデスは意を決して聞いた。

 

「ふむ…………そうだな」

 

 聞かれるのは想定していたが、それでもどう答えたものかと顎に手を当てる。それがフリなのか本当に悩んでいるのかアデスには分からない。

 

「……………………幸運の女神、とでも言うべきかな」

「は?」

「彼女のは勘はよく当たるのでね、お守りとでも思ってくれてたらいい」

 

 この時代にオカルト? と思ったものの、道中の小さなハプニングを言い当てる姿を見てアデスは冷汗を流した。

 

 

 

 

 

「エターナルが動けるようになるまでは待機、だな」

 

 メンデルのコロニーの跡地にて、アークエンジェルとクサナギ、そして合流したエターナル。後に三隻同盟と呼ばれる地球軍、オーブ、ザフトの連合艦隊が集結していた。

 

 顔を合わせ、思うことはあれど戦争を終わらせたい、その思いだけは共通でき同じ道を進むことが決まった。

 

 話し合いの結果、移動しようにも慌てて出航してきたエターナルの最終調整があるため動けない。とはいえやる事はたくさんあるため、各々が忙しく動いていた。

 

「少佐! それくらいわたしたちが」

「これもモビルスーツ操縦訓練だってね」

「ディアッカ、バスターのことだけど」

「あらフレイはいないの? 残念ね」

「自由、ではなくなったがいい顔をするようになったな少女。いや今は代表といった方が良いかな?」

 

 久しぶりの再会もつかの間、あいさつをしながらもそれぞれのやるべき事をなしている。

 

「基本構造は一緒でもやっぱ微妙に違うな」

「だね、船に合わせたブラシを置いておいた方が良いかも」

 

 ゴム手袋やバケツを持って歩く二人の少年もまた、自分たちが任された仕事をしていた。

 

 

 

 そしてある少年が撃たれた腕の傷も癒えたころ、たどり着く船があった。

 

「お、ようやく発見ですか。思っていたよりも早かったですネ」

 

 ブリッジにて、隣の席に座るアズラエルがのんきな声を出した。

 

 邪魔はしない、と言っても実際に邪魔ではなかったが、たまに「艦長さんはどう思いまス?」と雑談を振ってくるのはめんどくさいのやめてほしい。くだらないことからそれなりに真面目なことまで、こちらを試しているような態度。

 

 意外だったのは、聞いていた話ではブルーコスモスの盟主だったはずだが、話してみればそういった悪感情があまりない。めんどくさい、とは思うが話し方や内容から有能さが感じ取れる。

 

 連れてきたという秘書の少女もまた、余計なことを言わずに黙々と仕事をしており感心した。

 

 そして三人のパイロット。

 

 過去の記録はなく、情報では機体のパーツといった扱いなのそういうことなのだろう。だがそういった暗さがない。自分の趣味を嗜むか、暇があればシミュレーションをしており態度こそ悪いがその程度だ。

 

 そして何となく、ある人物の面影のようなものがある。

 

「そういえば艦長さんは元アークエンジェルの副艦長をしていたんですよネ?」

「…………それがなにか」

「いえいえ、戦いづらくていやだ、と言っても構いませんヨ? ボクだってお金をかけた船を落とすなんて、もったいない事したくないですからネ」

 

 あくまで商人の考えだ。自分は軍人である。規律に乗っ取り上官からの命令をこなすのが仕事である。

 

「…………与えられた任務はこなすだけです」

 

 軍人家系の者としてのプライドもある。

 

「真面目ですねぇ、いいことですけど……………………そうだ。ひとつ賭けをしませんカ?」

 

 ナタルが眉を歪ませる。

 

 何を言い出すのだこの男は、仮にも任務中の軍人なのだが、と口には出さずとも誰もが分かるようくらいに態度に出ていた。

 

「別にそんな大層なことじゃありませんヨ。子ども同士でもする程度の、些細なものでス」

「……………………」

「アークエンジェルとあいさつをした時、艦長さんが泣くか泣かないかってのはどうでス? もし泣くことがあったらボクの勝ち、泣かなかったら…………ブリッジから出て部屋で大人しくしておきますヨ」

「…………そちらが勝った時に何をするのか分からない以上、受けることはないです」

「おや貴方、勝てる勝負しかしない口でス?」

「ここは戦場です、負けは死を意味します」

「そっちは何も言いませんヨ、子ども同士がするようなお遊びですッテ」

 

 軽快に笑うアズラエル。やはり苦手だと思いながらも、思惑があるのだろう。ならさっさと聞き出した方が早い。

 

「何が目的ですか」

「そんなそんな…………あえて言うなら、進化を見たいんでス」

 

 急に胡散臭い事を言い出した。何らかの宗教染みた理念でもあるのかと思ったが、どうも違う。

 

「商売もね、何が売れるのかあらゆる情報を元に始めますが、たまにはこんなもの売れないだろと言ったものにだってお金をつぎ込みまス。つまりは賭けですヨ」

 

 それを乗り越えて今の自分がいる。

 

「最近大きな賭けをしてみましてね、これがまぁ当たりではあるけど勝ちなのかはまだ分らなくてネ。良かったら艦長さんも如何でス?」

 

 こちらを見る目には静かに、それでいて熱が込められていた。

 

「…………そちらの要望は?」

「わがままを言ってみてくださイ。叶う叶わず関係なク」

 

 勝てばわがままを、負ければ自分が引き下がると。何を言っているのか分からないが、軍への出資者ではあるのだ。言うことを聞くのもまた軍人の仕事。

 

 そう納得してナタルは通信を繋いだ。

 

「こちらは地球軍所属、アークエンジェル級強襲起動特装二番艦ドミニオン。聞こえるか、アークエンジェル」

 

 かつての自分の家だとも言える、自分の標的へ向かって。




 皆さんお忘れかもしれませんが、未だに生存を知らなかった人物がひとりいるとかいないとか。では次回どうなるのか? もうお分かりですね、ワイングラス片手にお待ちください。…………まだだ、まだ笑うな。

 あ、自分はナタルのこと好きですよ。最後の慈愛に満ちた表情とか見て生きててほしかった! と思った方は多いはず、あと見返したら思ってた以上に撃たれてたんだけど、盟主王人の心ないんか? いや人の心しかない、ある意味一番人間臭い人だった。

 今作では熱に浮かされるがままに動いてます。当たったから負けてもイイ? イヤイヤ、大当たりからの大勝利こそ求めるべきでショ?

 おまけ ~その後のエターナル~

 歌姫「……………………言いたいことは分かりますね?」
 正座するスパコ&バカ「…………………………」
 歌姫「では何をするべきかも分かりますね?」
 無言で立ち上がりブラシやゴム手袋を用意する二人「…………………………」
 拗ねた顔で後ろ姿を見つめる歌姫「……………………ユウキのばか」

※ロマンティック(隠語じゃなくて)な再会を求めていたそうです。年頃の少年少女だからね、ガキっぽい男子と大人びていく女子だと差が出ちゃうよね。

 前回自分の趣味を語りすぎて申し訳ありませんでした。お詫びに現世から迷い込み普段は巻き込まれツッコミ役だけど、夜になると呻き縋り付きながら胃液や唾液を吐き散らす少年とそれを真顔で受けとめ日中は少年の膝を借りて寝ている博麗霊夢という概念を置いておきます。

 いつも感想や誤字報告ありがとうございます。ここすきとかしてもらえると読み返した時に嬉しいのでしていただけたり? してください(土下座)
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