スーパーコーディネーターの悪友   作:アオノクロ

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 感想見た感じ好評ぽくて良かったです。ただ不思議なことに皆さんの賞賛するクルーゼを見てると吸血鬼になってきたんですが、これはいったい…………?

 やはり、人間は素晴らしい。

 Q.歌姫さんダメンズ好き? A.たぶん弱いとことか見せると母性出てくると思う。ただキラとユウキだと弱みの方向性が違う。というかユウキを気にしてるだけで惚れてませんから(n回目) まぁきっかけは考えてますが、下手すると自由の終盤まで語れないぞコレ。

 お金かかるんですけどね、かっこいいなぁ。欲しいなぁって気持ちは変わりませんでした。買いに行こうと思います。…………なんか創作でお金稼ぎたいなぁ。

 メンデルを踏まえたほぼオリジナル回です。どうぞ

 お気に入り登録五千人、合計感想千件超えました! ありがとうございます!


知り得たもの

「…………そんなことが」

 

 点滴を繋がれたままベッドに横たわるムウ。その横でアルバムを眺めているマリュー、そしてナタルがいた。

 

 コロニーから脱出してきた後、怪我をしていたムウはすぐさま医務室へ。同じようにフレイも検査を受けると、そのまま看護師見習いとしていついた。

 

 ミリアリアやラクス、アイシャもフレイとの再会を喜んでいたが、何気に1番喜んでいたのはアークエンジェルの担当医だったかもしれない。戻ってきた仲間に大勢が喜んだ。

 

 そんな中でムウによって呼ばれたマリューとナタル。

 

 最初は体裁があると断っていたが、秘密通信でユウキに関わることだと聞き移ってきた。

 

 語られたのはクルーゼの正体、そしてキラとユウキの過去。

 

 ただの少年たちが抱えるには重すぎる過去を、本人たちには了承をとり艦長である2人に話した。

 

 キラの過去についてもそうだが、特にユウキの過去についてはこれまでの行動に思うことがあったのか、静かに嚙みしめた。

 

 船の長として、そして命を預かる大人としてどうしたものか、親ではない若い大人たちは悩んだ。

 

「…………それほど深く考える必要はないでしょう」

 

 最初に口を開いたのはナタルだった。

 

「本人が悩んでいるのならともかく、乗り越えているのなら外部から口を出すことはありません。…………両親と友人に恵まれたのですから」

 

 普段の騒がしさも取り繕うものではない、そう確信できるほどには付き合いが長い。

 

「で、あれば我々もいつも通り。なにかやらかすのであれば叱り、そうでないのならそのままで。それでよろしいのではないでしょうか」

 

 それほど長くはないが、それでも一隻の艦長を務めた経験が成長させたのだろう。柔軟にそれでいて規律を持って判断を下す、立派な艦長の姿があった。

 

「…………流石ねナタル……………………よくユウキくんを見ているだけはあるわね」

「ラミアス艦長、その言い方はやめていただきたい」

 

 褒めたつもりなのだがどうも違ったらしい。嫌悪感を表に出すナタルを見てさらにいじるマリュー、そんな二人を見てムウは笑っていた。

 

 2度とないかと思われていたアークエンジェルの上官たちが、再び揃ったのだ。

 

「失礼、ちょっとお話が…………出直した方が良いですかネ?」

 

 真面目な話をしようとしていたのだが、思っていたよりも緩んだ空気だった。場違いかと引き下がろうとしたアズラエルは引き留められると、スーツの懐からあるデータディスクを取り出した。

 

「ちょっとネ、これは厄介な事になりそうですヨ」

 

 めんどくさい、とは言いつつもこれまでにない難題を前に、アズラエルは不敵な笑みを浮かべていた。

 

 

 

「ストライクは予備パーツあるし大丈夫、どっちかというと「すみませんちょっとよろしいですか?」ん? 久しぶりだなラクス」

 

 格納庫にてモビルスーツ整備の予定を整理していたトール、その後ろから声がかかった。

 

 振り返れば桃色の髪をなびかせているラクス、以前アークエンジェルに乗った時に顔を合わせて以来、ちゃんとしゃべるのは久しぶりだ。

 

「はい、お久しぶりですトール」

「アークエンジェルに来てどうしたの? ミリィかフレイなら」

「いえ、ユウキにお話が」

「また何かやったのか」

「いえそうではなく」

 

 当然とばかしにやらかした説教だと判断するトールだが、ラクスもまた別件とはいえそんなことはないと否定しない、信頼である。

 

「用があるのでエターナルに来て欲しいのです」

「なるほど、っていまアークエンジェルにいるかな?」

 

 船と船の移動には手間がかかる。宇宙空間である以上ノーマルスーツを着てそのまま、というのは危ないのでモビルスーツであったり作業ポッドなどを使い、ちゃんと申請や許諾がいる。

 

 まぁ無視して勝手に移動するやつもいるのだが。

 

「マードックさん! ユウキいますか⁉」

「あぁ⁉ 今は見てねぇよ!」

「ありがとうございます!」

 

 大声で整備長のマードックに聞くも知らないと返される。新たに増えたバエルの整備、それにほぼすべての手足を破壊されたストライクの修復と忙しいのだ。具体的にはバカも悪戯を控えるほどである。

 

 現状フリーダムとジャスティスはエターナル、クサナギにはM1アストレイ、アークエンジェルにはストライクとバエルにバスター、ドミニオンには元ブーステッドマンの三機とストライクダガーを搭載している。

 

 数や整備の関係でなのだが、そうなるとパイロットはその船に乗る方がいい。だというのに好き勝手に移動してその先で何かやらかすか、トイレ掃除をしているバカがいる。

 

 これでもこの艦隊のエースパイロットの1人なのだが、2人になることもある。バカしかいない。なんなら巻き込まれた元ザフトのエースパイロットも入れると3人だ。腕があるほどにバカをするのかと話題になっているが、ムウは否定している。しかしマリューは何とも言えない顔で見ていた。

 

「ちょっと待っててくれ、他にも聞いてみる」

「助かります」

 

 トールが通信を繋いでバカがどこにいるのか確認していく。こうならないためにもちゃんとしてほしいのだが、それを止めるすべはない。叱るしかない、それでもやめないが。

 

 数分経ってトールが場所を突き止めたのだが。

 

「あ、いた。クサナギだって」

 

 なぜ自分の機体を置いて他所にいるのか、これもまたユウキだからで納得されている。ある艦長、元副艦長は普通に怒っている。のだがその様子を周りは懐かしいと見ていた。そんなクルーたちも手が止まっていると叱られるのである。

 

 トールは持っていたパッドで通信を繋ぎ、カメラにするとM1アストレイが映し出された。何やら声が聞こえると、画面にひょっこりとバカの顔が映る。

 

『トール? どうかしたか?』

「俺じゃないよ、ほら」

 

 差し出されたパッドをラクスが受け取るラクス。前髪を触っていたがトールから見ると変化はないようにも見えた。

 

「ユウキ、いまは大丈夫ですか?」

『ラクス? おう、問題ないぞ』

 

 なんかさっきより元気だな、とトールは思ったが言わないことにした。

 

「ちょっとお話があるのでエターナルに来て欲しいのですが」

『おっけー後で行くから、10分後で』

「分かりました。お待ちしております」

 

 なんかラクスがウキウキしている。ミリィもたまにこうなるけど何故だろう、とトールは考えて途中でやめた。考えるのが嫌になった。

 

『ちょっと何してんの! 早く戻ってきなさいよ!』

 

 と思ったら画面の向こうから別の声が聞こえた。

 

『用事できたからまた後でなー』

『なんでよ! わたしのコクピットに圧力測定フィルム仕掛けたお詫びまだでしょ‼』

『めっちゃ面白い型取りできたわさんきゅー』

『乙女に何すんのよ! さっさとシミュレーション準備しなさい‼』

 

 わちゃわちゃとし始めた画面の向こう。ユウキの顔が消えたと思ったら追うように金髪の少女が現れて消えた。音しか聞こえないが、恐らくは追いかけっこでもしているのだろう。

 

『じゃ、10分後で』

『待ちなさいユウキ‼』

 

 プツッと切れる画面。暗くなった画面には笑顔の少女が映っていた。

 

「…………ラクス、怒ってる?」

「いいえ? 怒ってませんわよ?」

 

 あ、これガチギレしてるわ、そう気が付いたトールは受け取ったパッドを持つと静かにその場を去った。学生組の中でも異性との接し方は1番上手いのだ。

 

 この後、ちゃんと時間通りにエターナルにたどり着いたバカ。何故か怒っているラクスを前に困惑しかできず、なすが儘にされていた。呼び出された要件が終わったのはその後だった。

 

 そして要件が済んだと思って少し目を離すとまたいなくなっており、ぷりぷりとしているところをブリッジへと呼び出された。

 

 なお向かうまでの道中、すれ違う兵士たちは慌てて道を開けていた。

 

 おそらくは少女の出す威厳であろう。




 原作にはないシーンを書いててすごく違和感があった今話。AA上官3人+盟主王の会話にトール&ラクスの絡み、書いててなんだこれって思いました。こういうのが二次創作の楽しみですね! そういやデータディスクって書きましたけど伝わりますかね、なんかカセットテープとフロッピーが混ざったPSPソフトみたいなのです。

 ディアッカも帰ってきてます。イザークとのやり取りは…………どうするか悩む。本編でねじ込む隙間がなかったらオマケかな。

 以前にも書いた気がしますが、他にもここでこんなキャラの絡みあったんですよ、ってシーン結構カットしてます。展開的にダレるってのが理由の大半です。日常パートに近いのでね、ダラダラしゃべらすと永遠に終わらん。

 原作そのままってシーンも話の展開のために入れる必要もあるし、そういったのを計算するのも楽しいです。オリジナル小説に活かしたい、というか書きたい。でも種だけで普通に四月超えることはないだろうけど、続きどうするかな。

 オールマイトとAFOの立場入れ替えヒーロー志望ではないほぼ無個性オリ主ヒロアカとか、ポテンシャルあるけどニートな呪術とか発想はあるんだよね。書く時間ないだけで、仕事の忙しさもあるし。

 誰か分身の術教えてください。


 おまけ ~ラクスの部屋で何があったのか~

 バカ「…………」
 ほっぺをつつく歌姫「…………」
 バカ「…………」
 髪をねじったり軽く引っ張る歌姫「…………」
 されるがままのバカ「………………」
 背中に指でイタズラやお互いの名前を書く歌姫「………………」


※なんかもやもやするので悪戯をしてるつもりです。されてる方は母親もたまにしてくるのでされるがままになってます。


 いつも感想や誤字報告ありがとうございます。ここすきとかしてもらえると読み返した時に嬉しいのでしていただけたり? してください(土下座)
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