スーパーコーディネーターの悪友   作:アオノクロ

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 ミラコロケルディムやっぱつよいよね、考えておいてなんだけどアホすぎる。一応キラやアスランも乗れなくはないです。嫌ってだけで、ただ専用のスナイパーカメラを使わず当てるのはできません。バカはなんとなく位置が分かると言ってます。ドン引きされました。

 現在のスクライド、君島ァァァァァァァァスイカつんよっ!?

 Q.アサギの矢印大きくない? A.なんだかんだケンカする友達が再会しようとしたら敵をかばっていなくなった、と聞いて情緒がアレです。それから時間があるときは自らちょっかいかけに行くこともあります。なんでだろね?

 ドキつよ限定大会に参加したら、相手の回りが噛み合いすぎて4連敗しました。構築済みは強いですけどやっぱ自分の手を加えないと動かしにくいですね。

 決着ゥ! の回です。どうぞ


戦いの結末

「それなに?」

「ひみつ道具」

「変なもの持ち込んだらまた怒られるよ」

「大丈夫だ、俺には頼りになる仲間がいる」

「盾として?」

「身代わりだよ、間違えんな」

「…………じゃあその前に突き出しておこうか」

「ゲェ! トール!」

 

 最後の出撃、その数十分前の出来事である。

 

 

 

「キミたちはなぜ足掻く」

 

 多少数は減ったものの、それでもプロヴィデンスのドラグーンは勢いを衰えずビームを発射し続ける。

 

「生まれた場所は地獄、救い上げた人物も死に、人は愚かなのだとその身をもって知っているはずだ」

 

 2人を守っていたセレニティのドラグーンも猛攻に耐え切れず、数を減らしている。

 

「これまでに何人もの命を奪ってきた? 生きるためとはいえ、そうせざるを得ない世界でそこまでしてなぜ生きる‼」

 

 ミラージュコロイドで姿を眩ませるも、移動先を読まれてロクに動くことができない。

 

「君がどれだけ他者を思っても、世界はキミたちのように優しくない!」

 

 フリーダムも得意の火力を披露する隙はなく、迫りくるビームをビームサーベルで叩き切るの精一杯だ。

 

「そうだろう? だから生まれたのだ。私たちのような存在が、許されざる、生命を冒涜して生まれた者が‼」

 

 阿吽の呼吸でお互いをカバーするフリーダムとセレニティ、それすらも超えてダメージを与えるプロヴィデンス。

 

「この命はどこへいく? 何ができる? 生まれながらに役目を植え付けられ、人という形を持ったシステムはその道しか知らぬというのに‼ 定めた者はその道に自分が立っていると、踏みつぶされるその直前まで気が付かないのだ‼」

 

 フリーダムの右腕が撃ち抜かれた。

 

「愚かにも歩む、その歩みが滅亡への道だと気が付かず! その結末を目前にしようとも引き返すことはなく‼」

 

 セレニティのライフルを繋ぐアンカーが撃たれる。

 

「死ぬ間際になってようやく! 醜く泣きわめくのが人間なのだ‼」

 

 残っているドラグーン、そしてプロヴィデンスのビームライフル、その全てが2機へと向かう。

 

「ならば滅ぼすのさえ優しさだと、そうは思わないかね⁉ 私も! 世界も! 全て消え去ることがこの世界の答えだと‼ 人がそう導き出したのだから‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そよ風が吹き、心地の良い日向に照らされているベンチ。

 

 2人の少年が座っていた。

 

 ひとりは手を後ろについて空を見上げ、もうひとりは前かがみで地面を眺めている。

 

「…………なにか言わないの」

 

 俯いた少年がぽつりとつぶやいた。

 

「……………………言ってることはまぁ、分かるしなぁ」

 

 見上げたまま返事をする少年。

 

 風が吹き、2人の髪がそよぐ。

 

「……………………どうする?」

「どうするっておまえ……………………どうすっかな」

 

 道を挟んだ目の前、そこにはフェンスで囲まれた先に海がある。

 

 そこにはボロボロになった自由と平穏の機体。

 

「……………………勝てたよね、もっとはやく」

「だなぁ……………………」

 

 壊れて流されていくセレニティのドラグーン、流されていく先には大きな影がある。

 

「分かってんだろ」

「……………………うん」

「それだと俺たちの負けだって」

 

 天帝を冠する機体、今すぐにでも崩れそうなほどボロボロで在りながらも圧を放っており、誰も近づきたいとは思えない。

 

「勝つ……………………って、なんだろ」

「さぁ…………ゲームじゃねぇし、明確なルールはないけど」

 

 その奥で小さな島が浮かんでいる。

 

「…………ユウキのおじさんが言ってたんだけどさ」

「父さんが?」

「うん」

 

 島には小さな人影があり、大の字になって寝転んでいる。

 

「ケンカってのは意地を貫いた方が勝ちなんだって」

「なんだそりゃ」

 

 打ち寄せる波に島はどんどん沈んでいく。

 

 足の先、指の先にも波は迫っているが起きる気配はない。

 

「…………少なくともなんだけど」

「おう」

「あきらめたら…………途中でやめたら負けだとは思う」

「…………それもそうだな」

 

 立ち上がり、腕を回したり伸ばして身体をほぐす2人。

 

「そういやまだケリついてないよな」

「どの勝負?」

「あーほらアレだアレ」

「あーはいはい、アレね」

「つーことでさ」

「うん」

「先にできた方が勝ちで」

「おっけー」

 

 同時に走り出した少年たちはフェンスを乗り越え、海へと飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 姿を消すセレニティ、しかしスラスターの光は零れどこにいるのかは誰でも分かる。

 

「なんのつもりかね?」

 

 当然先読みをしてビームを置く、躱される。それを続けていると、

 

「む」

 

 先ほどまで撃たれていたセレニティの高出力ビーム、しかし先ほどライフル本体は破壊したはず。

 

 振り向いた先にはそのセレニティのライフルを構えたフリーダムが、引き金を弾いた。

 

「こざかしい真似だな」

 

 躱しつつバランスがとれないのか動きの甘いフリーダムを追い詰める。

 

「キミが先かね」

 

 明らかに捕えた、とビームライフルを構えた時、

 

「オラァ‼」

「うぐっ⁉」

 

 プロヴィデンスの頭部を強い衝撃が襲った。

 

 姿勢を戻すと拳を振りぬいた片腕のセレニティ、その残った腕からは火花がこぼれている。

 

「ふふ、まだまだ元気だな」

 

 そして今度はフリーダムが迫ってくる。

 

 左腕でビームサーベルの柄頭を繋ぎ、ハルバード形態として真っすぐにプロヴィデンス懐へ飛び込んでくる。

 

「キミ達は…………」

 

 ドラグーンで迎撃するも残ったセレニティが自身のドラグーンでフリーダムを守る。

 

 それでも全てから守り切れずついにフリーダムは頭部を打ち抜かれた。

 

「威勢がいいがそれだけではな!」

 

 右腕でビームライフルを構えると、上から降ってきたビームが貫いた。

 

「なに⁉」

 

 何度か撃つと、セレニティの右腕から飛び散った電気がフリーダムのビームライフルに誘爆した。

 

「…………だが!」

 

 突き出されたフリーダムのビームサーベル、それを辛うじて避けて右腕で受ける。

 

 これでプロヴィデンス本体の攻撃方法は消えたが、それでもまだドラグーンは残っている。

 

「…………私の勝ちだな」

 

 ドラグーンの射撃先、そこはフリーダムと重なったプロヴィデンスの両方を捉えていた。

 

「…………いいえ」

 

 ノイズが混ざりつつも聞こえる少年の声、そこにあったのは絶対的な確信。

 

「ボクたちの勝ちです」

 

 フリーダムの後ろから姿を現したセレニティ。

 

 エネルギーがこぼれ輝いている右腕を、本来ならフリーダムの頭部がある場所を通り、真っすぐに突き出した。

 

「捕まえたぞラウ・ル・クルーゼェ‼」

 

 右腕を通り流し込まれるエネルギーがプロヴィデンスの頭部に伝わる。

 

 そして重なったまま3機はヤキン・ドゥーエの爆発に巻き込まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

「…………艦長、アノ爆発は?」

「間に合わなかった…………のかもしれません」

「いいえ、違いますよ」

 

 モビルスーツでも戦艦でもない大規模な爆発。

 

 それを見ていたのはプラントや戦場にいるものだけではなかった。

 

「どうしてそう思うんでス?」

「…………なんとなく、そんな気がするだけです」

「ハハ、それはいいですネ。ボクも信じますヨ」

 

 パイロットスーツを着た緑髪の少女、その言葉に包帯を巻き左腕を吊るしている金髪の男は笑った。

 

「…………そうですな、信じるのもまた強さでしょう。通信を繋げ」

「はっ」

 

 艦長席に座る上官の指示に返事を返すと、コンソールを操作する地球軍の兵士。繋げたことを告げられると、軽く咳払いをして口を開いた。

 

『こちら地球軍第8艦隊所属ハルバートン、地球軍は即座に戦闘を中止せよ。繰り返す、地球軍は即座に戦闘を中止せよ』

 

 厳かな声が戦場に響き、モビルスーツは動きを止めていく。

 

 同時にプラントからも同じような声が戦場に流されていた。

 

 負傷兵の回収、プラントとの連絡をとろうと指示を飛ばすハルバートン。その隣でアズラエルもニコルに声をかけた。

 

「ニコル君も行ってきていいですヨ」

「いえ、アズラエル理事のケガもまだひどいですし」

「キミのおかげで肩を撃たれた程度でス、構いませン」

「それは重症なんですよ」

 

 あの時、突入してきた地球軍は同じ部屋にいたニコルによって制圧された。肩を銃弾が貫いたものの、アズラエルとしては命が助かっただけありがたいのだが、ケガをさせたことを気に病んで動こうとしない。

 

 しかしどこか上の空でソワソワしているのにはとっくに気が付いている。

 

「いいからいってきなさイ。カレ、きっと無茶して怪我してますカラ、それともクビにした方が良いですカ」

「い、いえ、そこまで言うなら」

 

 大丈夫なのかと振り返りつつも小走りで駆けていく少女。

 

 その後ろを艦長と見合わせて理事長は笑った。

 

「流石ですねアズラエル理事、恋心も扱って人心掌握はお手の物ですか」

「マ、ボクは悪党ですからネ」

 

 戦艦から出撃されたブリッツ、その中においてあった解雇通知書に彼女が気が付くのはプラントで両親に再会した後である。

 

 ジェネシスの発射を阻止するためにジャスティスを自爆し、ストライクルージュでカガリと脱出したアスラン。

 

 肩の力を抜きながらも次々とあがってくる情報をもとに指示を繰り出す艦長たち。

 

 終わったとドミニオンに戻れば負傷兵の回収に駆り出され、文句を言いつつ働き出す3人。

 

 戻ってすぐ顔を叩かれ、泣きながら抱きしめられたトールはディアッカに笑われた。

 

 補給の終わったM1アストレイですぐさま飛び出すも、人物を探す暇もなく作業に忙殺されるアサギ。それを見て笑うジュリとマユラ。

 

 同じく救助活動に向かおうとするもプラントからの呼び出しを受けたラクス。

 

 誰しもが気になっている人物たちは────────




 ナタルさんが呼んでました。感想でも言われましたが、気が付かれていた方も多かったですね。そしてアズラエルも生きてます。怪我しましたけど、ニコルが助けてくれました。

 細かく書くと長すぎて切りどころが見つからないさんです。アスランとカガリのシーンとか全カットになっちゃいました。変わりクルーゼの言葉めっちゃ増えてます。楽しすぎるぞコイツ

 最後のシーンはね、あのガンダムのオマージュです。規定に乗っ取ればフリーダムダメですけども。

 はい、次回で終わりになります。長いような短い様な、いや長いな。普通に前作のIS並みですわ、約4か月かかりましたわ。最後までお付き合いいただけると幸いです。

 おまけ ~キラじゃなくてカガリだったら~

 バカ「何してんだバカ、つーかキサカも止めろよ」
 家出娘「これはわたしの意思で!」
 バカ「やる前に言えってんだよ。どうやって、くらいは一緒に考えるに決まってだろ」
 家出娘「アイツか? なんだろな、ずっと一緒にいるきょうだいみたいな感じかな。もちろん私が姉だ!」
 バカ「なぁーんで勝手に出撃してんのかなこのバカはぁ‼」
 家出娘「なんでお前がモビルスーツに乗るんだよ!」
 バカ「ウズミさん、最後までちゃんと見届けろよ。立派になったぞ」
 家出娘「お前………………けっこんとか、しないのか?」
 バカ「カガリが嫁に行くまでしないに決まってんだろ」

※悪友ってより兄妹みたいな関係。キラとも仲良くなるし、原作より頼りになる仲間が増えてメンタルは良くなる。ただアスランは割り込むの無理だなぁってメンタル落ち込む。ハレンチな妄想ができないけどそれはそれとして、カガリの剣になろうと戦士としての覚悟ガンギマリ。運命で彼女を幸せにするのはお前しかいないだろ! と殴る。けど仕事の支えしかしないバカ。たぶん自由終わってキラとラクス見てようやくくっつく。オーブ勢はやきもきしてる。それ以外はほぼ原作通りかな。


 いつも感想や誤字報告ありがとうございます。ここすきとかしてもらえると読み返した時に嬉しいのでしていただけたり? してください(土下座)
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