絶海の孤島に浮かぶデュエルアカデミア。
そこはデュエルモンスターズの成績順にオシリスレッド・ラーイエロー・オベリスクブルーに所属することになっている。
最も成績の良い生徒はオベリスクブルーへの所属となり好待遇を受ける。
愛智遊佳は特待生として受験し、筆記試験と実技試験を受けて3年間の学費・寮費・授業料免除と言う待遇で入学した。
愛智遊佳。
転生前はしがないフリーターだった。
遊戯王歴は10数年で、大学サークルがピークだった。
アニメは初代から見ているが、原作の方が好き。
好きなキャラクターは城之内克也。
〈魔道騎士ギルティア〉のリメイクが出て、デッキを組んだその次の日、交通事故に合い死亡。そして転生した。
GXは再放送でもよく見ていたので世界観は何となく知っている。
遊佳「ラーが神のカードで最高位だったのにどうしてオベリスクブルーが最高ランク何でしょうか?」
三沢「まあ、それはオーナーである海馬社長の趣味が入っているかもしれないな」
三沢は苦笑しながら答える。
アカデミアに着いた後、十代と三沢、そして丸藤翔の3人でデュエルアカデミアを巡っていた。
十代「なあ遊佳、このデュエルフィールド凄く広くていいな!」
デュエルアカデミアにある最先端のデュエル設備。
十代は子供の様に笑い遊佳を誘う。
遊佳「十代君。もしかしてここでデュエルしたいの?」
十代「おう! オベリスクブルーに入る実力だし、クロノス先生とのデュエルも良かったぜ! 激レアカードのレッドアイズと戦ってみたいしな! 」
翔「いきなりデュエルすかアニキ!」
十代「ここはデュエルアカデミアだぜ! 当然だろ!」
こうして流れで十代とデュエルすることになった。
三沢「是非とも見て見たかった対戦カードだ」
翔「どっちも強いっすけど…アニキ負けるな―!」
十代「ああ! 任せとけ!」
十代&遊佳「デュエル!!」
十代「オレのターン、ドロー! 手札から魔法カード〈融合〉を発動! 手札の〈E・HEROフェザーマン〉と〈E・HEROバーストレディ〉を融合し、いでよ、舞フェイバリットカード〈E・HEROフレイム・ウィングマン〉!!」
〈E・HEROフレイム・ウィングマン〉攻撃力2100 守備力1200 レベル6
十代の代名詞とも言えるフェイバリットカードが場に現れる。
遊佳「1ターン目から飛ばすね」
十代「オレはいつでも全力さ! 更にモンスターをセット、カードを1枚セットしてターンエンドだ」
遊城十代 LP:4000
手札:1 デッキ:34 墓地:3 除外:0 EXデッキ:15
モンスターゾーン:
〈E・HEROフレイム・ウィングマン〉攻撃力2100 守備力1200 レベル6
セットモンスター1体
魔法・罠カード;1枚
遊佳「ボクのターン、ドロー! 手札から〈ラーニング・エルフ〉を召喚!」
〈ラーニング・エルフ〉攻撃力1400 守備力1500 レベル3
遊佳「このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから【自身を装備カード扱いで装備する効果を持つ罠カード】を1枚デッキから自分フィールドにセットすることが出来ます」
翔「自身を装備扱いって…どういうことっすか? 」
三沢「そうだな。具体的に言えば〈鎖付きブーメラン〉や〈メタル化・魔法反射装甲〉と言った発動後装備扱いになる罠カードが該当する」
翔「随分癖のある効果っすね。まあ見た目は可愛くいいスけど」
遊佳「ボクはデッキから〈ミラーバリア〉を選びセットします。更に魔法カード〈モンスターゲート〉を発動します!」
十代「〈モンスターゲート〉!?」
遊佳「自分の場のモンスター1体をリリースしてデッキを捲り、通常召喚可能なモンスターが出てくればそのカードを特殊召喚にします」
三沢「うまい!〈ラーニング・エルフ〉の低い攻撃力を晒すリスクをさけて、強力なモンスターを呼ぶチャンスを作った!」
遊佳がデッキを上から捲り、〈強欲な瓶〉、〈団結の力〉、〈スケープ・ゴート〉の順番で落ちていき、4枚目で〈バスター・ブレイダー〉が出てくる。
遊佳「〈バスター・ブレイダー〉は通常召喚可能なモンスター! このカードをボクの場に特殊召喚する!」
〈バスター・ブレイダー〉攻撃力2600 守備力2300 レベル7
十代「マジかよ! いきなり攻撃力2600の最上級モンスター!?」
遊佳「更に〈ラーニング・エルフ〉が墓地に送られた場合デッキからカードを1枚ドローします」
翔「凄い! 手札を使っているのにほとんど減っていないっス!」
三沢「彼のデッキは召喚とサポートするカードがバランスよく入っているんだ」
遊佳「バトルフェイズ、〈バスター・ブレイダー〉で〈フレイム・ウィングマン〉を攻撃! ドラゴンバスター・ソード!!」
十代「くっ…!すまない、フレイム・ウィングマン…!」
十代LP:4000-(2600-2100)=3500
十代「だがオレは罠カード〈ヒーロー・シグナル〉を発動! 場のモンスターが破壊された時、デッキから新たなエレメンタルヒーローを呼ぶことが出来る! 出でよ〈E・HEROスパークマン〉!!」
〈E・HEROスパークマン〉攻撃力1600 守備力1400 レベル4
遊佳「ボクはこれでターンエンドだよ」
遊佳 LP:4000
手札:5 デッキ:28 墓地:5 除外:0 EXデッキ:15
モンスターゾーン:
〈バスター・ブレイダー〉攻撃力2600
魔法・罠ゾーン:
伏せカード1枚(ミラーバリア)
十代「オレのターンドロー! オレはスパークマンを守備表示に変更し、永続魔法〈悪夢の蜃気楼〉を発動! 相手のスタンバイフェイズに自分の手札が4枚になるようにドローする! 更にカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
十代LP:3500
手札:0 デッキ:32 墓地:5 除外:0 EXデッキ:14
モンスターゾーン:
〈E・HEROスパークマン〉守備力1400
セットモンスター1体
魔法・罠ゾーン:
〈悪夢の蜃気楼〉
セットカード1枚
遊佳(〈悪夢の蜃気楼〉って禁止カードだけどGX時代って曖昧だったんだよなあ…)
遊佳「ボクのターンドロー!そしてスタンバイフェイズ」
十代「〈悪夢の蜃気楼〉の効果で手札が4枚になるようにドロー!」
遊佳「メインフェイズ、手札から魔法カード〈サンダー・ボルト〉を発動! 相手の場のモンスターをすべて破壊する!」
十代「何!?」
〈サンダー・ボルト〉から放たれた雷撃が十代のモンスターを全て破壊した。
三沢「セットモンスターは〈フレンドッグ〉。戦闘破壊されたら墓地のエレメンタルヒーローと融合を回収する効果が発動していた。的確な判断だ」
遊佳「更に〈リトル・ウィンガード〉を召喚」
〈リトル・ウィンガード〉攻撃力1400 守備力1800 レベル4
翔「2体の攻撃力の合計は4000。このままじゃアニキの負けっス!」
遊佳「バトルフェイズ、〈リトル・ウィンガード〉で攻撃!」
十代「速攻魔法〈非常食〉を発動! 〈悪夢の蜃気楼〉を墓地に送りライフポイントを1000回復する!」
十代LP:3500+1000=4500
遊佳「ですが攻撃は続行です!」
十代「ちいっ!」
十代LP:4500-1400=3100
遊佳「更に〈バスター・ブレイダー〉でダイレクトアタック!」
十代「ぐわああああー!?」
十代LP:3100-2600=500
十代「今のは効いたぜ…! 流石オベリスクブルーだけはあるぜ」
遊佳「どうでしょうかね。オベリスクブルーにはボクより強い人もいると思いますし」
十代「そんな強い奴らとこれからデュエル出来るんだろう! 最高じゃねえか!」
ライフが500まで追い込まれながらも十代はまだ闘志を失っていなかった。
遊佳「カードを1枚伏せてターンエンドです。〈リトル・ウィンガード〉はエンドフェイズに表示形式を変更できます。その効果で守備表示にします」
遊佳LP:4000
手札:3 デッキ:27 墓地:6 除外:0 EXデッキ:15
モンスターゾーン:
〈バスター・ブレイダー〉攻撃力2600
〈リトル・ウィンガード〉守備力1800
魔法・罠ゾーン:
伏せカード2枚
(うち1枚ミラーバリア)
十代「オレのターン、ドロー! 手札から魔法カード〈融合回収〉を発動! 墓地の〈融合〉魔法カードと融合素材にされたモンスター〈E・HEROフェザーマン〉を手札に戻す! 更に魔法カード〈融合〉を発動! 手札の〈E・HEROワイルドマン〉と〈E・HEROエッジマン〉を融合し、〈E・HEROワイルドジャギーマン〉を融合召喚する!」
〈E・HEROワイルドジャギーマン〉攻撃力2600 守備力2300 レベル8
翔「最上級ヒーローだ!」
十代「更に手札から魔法カード〈H-ヒートハート〉を発動! 〈ワイルドジャギーマン〉の攻撃力を500アップし、守備モンスターを攻撃した時貫通ダメージを与える効果をエンドフェイズまで与える!」
〈E・HEROワイルドジャギーマン〉攻撃力2600→3100
三沢「一気に勝負をかけるつもりか!」
十代「更に〈E・HEROフェザーマン〉を召喚し、魔法カード〈R-ライト・ジャスティス〉を発動! 場のエレメンタルヒーロー1体につき相手の場の魔法・罠カードを破壊する! 」
〈R-ライト・ジャスティス〉から放たれる光が遊佳の伏せカードを破壊する。
遊佳「破壊された〈ミラーバリア〉の効果を発動! デッキから魔法カード〈武装転生〉を手札に加えます」
十代「だがこれで伏せカードはなくなった! バトルフェイズ、〈ワイルドジャギーマン〉で〈バスター・ブレイダー〉を攻撃! インフェニティ・エッジ・スライサー!!」
遊佳「くっ!」
遊佳LP:4000-(3100-2600)=3500
十代「〈ワイルドジャギーマン〉は相手モンスター全てに1度ずつ攻撃できる! 〈リトル・ウィンガード〉を攻撃! 更に貫通ダメージを与える!」
遊佳「くっ…!」
遊佳LP:3500-(3100-1800)=2200
十代「フェザーマンでダイレクトアタック! フェザーショット!」
遊佳「くっ…!」
遊佳LP:2200-1000=1200
翔「やった! 遊佳君のモンスターが全滅したっス!」
十代「オレはカードを1枚セットしてターンエンドだぜ。〈ヒート・ハート〉の効果はこれで切れる」
十代LP:500
手札:0 デッキ:27 墓地:13 除外:0 EXデッキ13
モンスターゾーン:
〈E・HEROワイルドジャギーマン〉攻撃力2600
〈E・HEROフェザーマン〉攻撃力1000
魔法・罠ゾーン:
セットカード1枚
遊佳「ボクのターン、ドロー! 手札から〈魔道騎士ギルティア-ソウル・スピア〉を召喚!」
〈魔道騎士ギルティア-ソウル・スピア〉攻撃力1850 守備力1300 レベル5
十代「クロノス先生を倒したモンスター!」
遊佳「更に〈ギルティア〉の効果で自身より攻撃力の高い〈ワイルドジャギーマン〉をゲームから除外する!」
〈ギルティア〉の効果で〈ワイルドジャギーマン〉がフィールドから除外された。
十代「くっ…! 〈ワイルドジャギーマン〉…!」
遊佳「更に手札を1枚墓地に送り、デッキから闇属性レベル7のドラゴン族モンスターを手札に加えます。魔法カード〈融合〉を発動! 手札の〈真紅眼の黒竜〉と〈ダークヒーロー・ゾンバイア〉を融合し、〈真紅眼の黒刃竜〉を融合召喚!」
〈真紅眼の黒刃竜〉 攻撃力2800 守備力2400 レベル7
十代「レッドアイズ融合モンスターかっ!」
遊佳「バトルフェイズ、〈ギルティア〉で〈フェザーマン〉を攻撃!」
十代「罠カード、〈ヒーローバリア〉! エレメンタルヒーローが場にいる時、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする!」
フェザーマンの前に透明なバリアが現れてギルティアの攻撃を防いだ。
翔「アニキ…!」
三沢「翔…。結果はわかっているが十代はそれでもあきらめてないんだ」
遊佳「〈真紅眼の黒刃竜〉で〈フェザーマン〉を攻撃! 更に〈レッドアイズ〉モンスターの攻撃宣言時、墓地の戦士族を〈黒刃竜〉に装備し、攻撃力を200ポイントアップする! 墓地の〈バスター・ブレイダー〉を装備し、攻撃力アップ!」
〈真紅眼の黒刃竜〉攻撃力2800+200=3000
遊佳「黒剣斬!」
十代「ぐわあああああー!!」
十代LP:500-(3000-1000)=0
十代「へへ…! 流石だぜ遊佳。負けちまったけど楽しいデュエルだったぜ」
遊佳「こちらこそありがとうございました」
十代「またいつかデュエルしようぜ!」
再戦を誓い、その後4人でアカデミアを探索した。