『傀儡』について➂……
まあ、見ての通りの気難しい性格だけどさ。本人は常に前を見ているんだよね。失敗に激昂すれど、結果はちゃんと受け止めて、糧にする。ある意味、そこいらの人間よりも人間らしいと思う。俺もそれを見ていて不快じゃないし、同時に羨ましいとも思うんだ。
『
先程まで、スターダストビーチには月光の代わりに、禍々しい淀んだ霧が降りていた。
そう、先程までは──
今、俺達の頭上では轟音と共に空を裂く金色のクーヴァキの閃光が、何かと激突している。
光線の尾の方角からして、これはナシャタウンの方から飛んできたのだろう。
確か、ナシャタウンには防衛設備として圧縮された高濃度のクーヴァキを照射するレーザー砲台が備えられていると耳にしたが……それがこれか。
しかし、これ程までの威力とは……
「眩しいな。これが昼だったら、目が焼けてるよ……」
「フン……ナシャタウンの技術者なんてはぐれの凡人の集まりと思っていたけど、これはなかなかの威力じゃない。こればかりは評価に値するわね」
制作者はレンポ島に捨てられた廃材から、軍用のものと遜色ない代物を作り上げているのだ。
同じ技術者としても、彼女も認めざるを得ないのだろう。
しかし、此処までそのエネルギーの余波による轟音が届くのだ、今は何かと押し合っているように見えるが、何かの拍子でエネルギーが拡散しようものなら──
そんなことを考えた矢先だった、弾けるような爆発音と共にレーザーが割れ、閃光が塊となって飛び散った。
そのうちの幾つかはヒーシ島へ、別のは実験設計局へ──後者に至っては、大きな爆発と共に外壁を抉り取った。
他にも当たった箇所からは、遠くからでも響く警報と、黒煙の中で緋色の光が揺らいでいた。
「ちょっ……誰がそこまでしろって言ったのよ!」
「わーお、拡散しても、スゴい威力だ……というか、ヤバい! 片割れはヒーシ島の方に──」
実験設計局ですらあれほどの被害を受けているのだ。
もし、仮にヒーシ島の──霜月の里などの人が集まる場所に着弾しようものなら、どんな被害が引き起こされるか。
しかし、最悪の事態が想起されても、もう間に合わない。
その時、ふと見知った彼女の気配を感じる。
間違える筈がない、この気配は──
「……コロンビーナ?」
彼女の名前を呼ぶが、その声に返事はない。
当然だろう、俺が振り返っても其処には誰もいなかったのだから。
気のせい……いや、でも……それはない。
確かに感じた……あの気配は確かにコロンビーナのものだ。
「今のは……」
今のは、前にヒーシ島で感じた微かな気配ではない──彼女が其処にいたと感じられる確かなものだ。
では、彼女があの砲撃に干渉したのか……いや、俺が見る限り、今の彼女にそこまでの余力があるとは思えない。
だが、実際にヒーシ島へ飛来しようとした光線が目の前で消えた。
今のは一体……?
「ああもう! これじゃ、また私の仕事が増えるじゃない! ……頭に来たわ。行くわよ! スカラマシュ」
「えっ? アッハイ……」
隣で激昂する彼女の声を聞いて、自然と思考の沼から抜ける。
サンドローネの様子を見る限り、彼女は何も感じなかったようだ。
というか、激昂するのはあくまで仕事を増やされた所なのね……
「プロンニア!」
彼女が差し出された巨大な手に座ると、機構の巨人は手に彼女を乗せたまま、崖を飛び降りた。
「……ハハ、二人揃ってガンガン行くね」
そこは、いのちだいじにでも良い気がするのだが──
『────ッ!!』
ふと聞こえる、ノイズが混じった微かな声──でも、それは確かに聞こえた。
そして、この声とこの気配を俺が間違える筈がない。
「コロンビーナ? やっぱり、其処にいるのか?」
視界には誰も映らない、月の光が夜の帳を薄く照らしてるのみだ。
誰もいない……でも、確かに何か聞こえたし、確かにその存在を感じたんだ。
「……いるんだよな?」
月光が薄く照らす其処へそっと手を伸ばすも、その手を掴む者はいない。
俺が何か掴もうとしても、空しく空気を握るのみだ。
いやでも、確かに其処から──
「スカラマシュ!! 何してんのよ!?」
「えっ? ああ、はい……今行きますよ」
崖上からでも聞こえるサンドローネのお怒りの声で、無意識に伸ばした手を下ろす。
そうだ、今の時点で優先すべきはコロンビーナの事じゃない。
俺達の目的はあくまで、目下の脅威に対処すること。
個人的な感応や、疑問にうつつを抜かしている場合ではない。
「……」
後ろ髪が引かれるような感覚というのはこういう事を言うのだろう。
でも、俺達には果たすべき仕事がある。
未だ纏わり付くその感覚を振り払い、俺も崖から飛び降りた。
その姿を仄かに光る月光に照らされながら。
『知識は道具であり、使ってこそ価値がある』──これは大昔の璃月の千岩軍にいた高名な軍師が遺した言葉らしい。
確かに人は知識を以て、自分を取り巻く世界を変えてきた。
効率的に移動、物資を運搬するために動物を利用したり、その動物を機械へと置き換えたり。
あるいは、亡くした人によく似せた人形を機構を用いて造り上げたりと──あらゆる分野で人は知識を用いて、世界を構築してきた。
「──未知とは霧のようなもの。払えば消える」
爆煙が立ち込める中、その淑女は迷うこと無く前へと進む。
大それた事を言っているかもしれないが、彼女こそが知識の獲得を、獲得した知識を踏まえた実践を求める者だからこそ、そう言えるのだ。
「知識こそが世界の礎よ」
そう高らかに宣言された彼女の一声に拍手が一つ。
……拍手が一つだけ、鳴り響く。
「ほら、君達……我等がサンドローネ様の有難いお言葉だよ。拍手してあげて!」
「……いや、急すぎて理解が追い付いて無いぞ?」
「おっと、そりゃ参った……テイク2やっとく?」
「……スカラマシュ。後で覚えておきなさい」
「なんで!?」
おかしいなぁ……場が沈黙しないよう、盛り上げたつもりだったんだけどなぁ……
彼女も自分の晴れ舞台ということで、結構キメてきてるようだったから、それに便乗したつもりだったのだが、どうも彼女的には不快だったらしい。
「うう……ぐううああっ! 愚か者め……っ!」
獣のような唸り声を漏らしながら、此方を睨む男──これが『月の狩人』か。
彼から溢れ出るアビスの気配に思わず顔をしかめる。
これは人……いや、もう人と呼んで良い代物なのだろうか?
あれは最早、アビスそのものだ……否、正確にはアビスの力で己を構成していると言うべきか。
しかし、アビスによる侵食は既に彼の元の自我を犯し、今の彼の自我はその残骸とも言えるだろう。
「ぐうう……がああっ!」
唸り声を挙げながら、彼は跳び上がる。
元より期待などはしていなかったが、この状態では意志疎通など不可能だろう。
「──プロンニア!」
彼女の号令と共に、その巨体に見合わぬ早さで、巨人が俺達の間に割って入る。
その豪腕は片手で彼の拳を受け止め、逆にもう片方の手で殴り飛ばした。
鈍い打撃音と共に、彼の身体が宙へと跳ね飛ばされていく。
「おお、跳んだ跳んだ……」
「フンッ……このくらい当然よ。そのまま追撃しなさい!」
彼女の命令通り、巨人は彼へと攻撃を開始する。
「……この木偶が!」
「……あら、随分なことを言ってくれるじゃない。で、それが貴方の遺言かしら?」
わーお……もろにサンドローネの地雷を踏み抜いたぞ、あの継ぎ接ぎ。
不敵な笑みを貼り付けたまま、隣でブチギレている彼女を見て、思わず口を閉ざす。
下手なことを言えば、彼女の怒りの矛先が俺にも向きかねないからだ。
「プロンニア!」
全力運転を始めた機構から放たれたエネルギー弾は誘導弾のように彼を追尾し、着弾していく。
「ぐううッ……アアアッ!!」
苦悶の声を挙げながら自らを赤黒い影とし、降り注ぐ爆撃を躱していく。
着弾による爆発と衝撃──それをすんでの所で躱しながらも、機構の巨人との距離を詰める。
「ハアアッ!!」
振り下ろされた拳を後方へのステップのみで回避し、カウンターの殴撃を見舞う。
「何っ!?」
彼はその一撃を辛うじて回避し、再び自らを影とし、プロンニアの側面へと回り込んだ。
「甘いわよ!」
しかし、それを予測していたのか、側面からの攻撃を避け、がら空きとなった腹へ豪腕の一撃を見舞った。
「……っ、グハッ!?」
まるでゴムボールのように跳ねながら、崖の岩肌へ激突した彼に、容赦なくエネルギー弾の照射による追撃を与える。
繰り返される爆発の中を影が、高速で突き抜けていった。
「なによ、その程度? 終わりにしなさい、プロンニア」
影が再び人の形となった瞬間、距離を詰めた巨人による豪腕が振り下ろされる。
地面に彼の身体が叩きつけられると同時に、掌の内部の砲にエネルギーが収束する。
「このっ──」
彼が悪態を言い終わる前に、収束されたエネルギーが解放され、巨大な光と共に一段と大きな爆発が引き起こされる。
「す、すごいな……オイラ、何が起こってるか分かんなかったぞ……」
「フン……」
彼にアビスがあるとはいえ、至近距離でこの攻撃をまともに喰らえば、ひとたまりもないだろう。
「……っ! いや、まだだ!!」
──尤も、まともに喰らえばの話だが。
彼女が気を抜いた刹那、彼がプロンニアの背後へと現れる。
「なっ……プロンニア!」
「遅い……っ!」
彼が手を翳すと、無数の影の手が巨人へと伸び、その身体へと纏わり付いた。
纏わり付いたそれは巨人をその場へと縛り付け、彼は高く跳躍する。
「ハアッ!」
彼が手を広げた瞬間、空に赤黒い影が拡がっていく。
「ちょっ……コイツは普通にマズいね」
援護は要らないとか言われてたけど、これは流石にお手伝い案件だ。
小銃のボルトハンドルを引き、薬室へ銃弾を連ねたクリップを差し込む。
「……消えろ!」
それと同時に、赤黒い空からは無数の影の手が此方へと伸びた。
「おいおい……マジかよ」
伸びた影の手の全てが俺達へと向かってきている。
いや、これは本当にヤバい……これだけの数、流石に防ぎきれないぞ。
「チッ……っ!? これは……?」
思わず舌打ちが漏れたその時、足元が仄かに光る。
それは俺だけでなく、旅人達やサンドローネ、プロンニアの足元でも同様だった。
そして、この感覚は──
「コロンビーナ……?」
影の手が目前へと迫る──
「えっ? ちょっと……まだ勝負が──」
一瞬の淡く輝いた月光の光と共に影の手が着弾する。
しかし、その場にはもう誰もいなかった。
目がチカチカする感覚に思わず顔をしかめる。
「此処は……?」
何処か落ち着く草花の香り、まるで月光を思わせる仄かな光。
俺はこの場所を知っている──というか、つい最近まで此処に滞在していた。
「銀月の庭……」
つまり、先程のは──
「大丈夫? 怪我はない?」
「コロンビーナ……」
巨大な月のオブジェ、その中央に彼女は座っていた。
「コ、コロンビーナ……オイラ達を助けてくれたのか?」
「うん、危ないと思ったから」
……また来るとは言ったけど、随分と早い再来になってしまったな。
しかも、土産の一つも持ってきていない。
ふと、彼女が俺の方を見て、悪戯が成功した子供のように微笑む
「フフッ……また、会えたね」
「ハハ、流石に早すぎる気がするけどね……でも、ありがとう。コロンビーナ」
「うん、どういたしまして」
とはいえ、彼女のおかげで俺達は危機を脱することができた。
それについては素直に感謝すべきだろう。
「成る程……皆さん方はお知り合いでしたか。つまり、僕はついでという訳ですね。改めて感謝いたします」
長身のライトキーパーが恭しく頭を下げた。
なんというか、貴族というか……何処かの偉い一族みたいな雰囲気だよな、この人──
「──コロンビーナ!!」
彼女の怒声が庭へ響く。
この状況でただ一人ご立腹な人物──サンドローネだ。
「一体、何の真似よ! 」
まあ、彼女的には雪辱を晴らすつもりで、戦闘に望んでいたしな……
とはいえ、仮にあのまま続けたとして、勝てたとは思えないのが正直なところだ。
「今まで得たデータからヤツの能力を分析して、徹底的な対策を組み込んだわ! 雪辱を果たすチャンスだったのに……!」
「でも、撃たれたんでしょ?」
「はぁ? 戦ってるんだから、撃ったり、撃たれたりはするでしょ」
つまり、撃って良いのは撃たれる覚悟があるヤツだけということ……いや、違うか。
「アイツにプライドの欠片が無いのは予想外だったわ。正攻法なら此方のものだけど、プロンニアはまだ全体を見る能力が無いから……」
「……本気で彼に勝てると、そう思っていたんだね」
落胆……いや、これは呆れているのか?
コロンビーナは少し溜め息を漏らしながら言う。
「君の『演算』には誤差がありすぎる。最近、ちゃんと休めてる?」
「……っ、余計なお世話よ!!」
ヤバい……このままだと、サンドローネの怒りが爆発する!
激昂サンドローネになる前にストップを掛けなくては!
「ま、まあまあ……二人とも、一旦は落ち着こう。取り敢えず、今回はコロンビーナのおかげで全員ほぼ無傷で助かったわけだし」
「……何よ? スカラマシュ、貴方はコロンビーナの肩を持つ気?」
「いやいや、そういう訳じゃなくてね? この調子だと、また次もあるんだから……今はこの結果をフィードバックして──」
「──そうだ、サンドローネもスカラマシュと一緒に寝てみたら? スカラマシュが抱き締めてくれるとね、とても気持ちよくて、ぐっすり眠れるんだよ」
「……は?」
「んんんんんゎ!?!?」
その時、喧しいまであった喧騒が、嘘のように静まり返る。
そして、俺に向けられる両者の凍てつくような視線。
……ホント、俺が一体、何をしたと言うのだろうか?
「……スカラマシュ」
「待って、ちょっと待って……違うんです。いや、コロンビーナの言ったことは嘘じゃないんだけど、違うんです。不純なことは一切ない筈なんです」
「……おや、フラグシップでも時折、執行官第六位の噂は挙がりますが、よもや事実だったとは」
「いや、違うし!? というか、何処のどいつだよ! そんな噂をばら蒔いてるヤツ!教えてくれよ。 見つけ出してボコボコにしてやるからさ!!」
というか、もう止めて! サンドローネと旅人からの視線が、マジでゴミとかを見るソレになってるから!!
「……最低」
「あら、貴女と意見が合うなんてね……ホント最低ね」
「おっふ……」
……ホント、俺が彼女らに何をしたと言うのだろう。
「大丈夫? 怒ってばっかりいると、シワが増えちゃうよ?」
「……ちょっと、コロンビーナ。今までは同僚だから我慢してきたけど、自分がファデュイに指名手配されてるの忘れてない? これ以上、私の我慢の限界を試さないで」
我慢……? 俺の場合は言われたい放題だった気がするのだが。
というか、我慢してアレなら、もっとエグい事もあるというわけだ。
「うぅ……私はサンドローネが心配で。前も研究が行き詰まって、部屋から出てこなかったでしょ?」
「余計なお世話よ!」
……まあ、なんというか君たちも変わらないね。
そして、俺がボロクソに言われるのも……いや、それは変わって欲しいけども。
「……そうだ。サンドローネ、一つ我儘を言っても良いかな?」
「はぁ? 何よ我儘って?」
「うん、今日のお返しにスカラマシュを私に貸して」
「はい? 俺?」
「……理由は?」
「スカラマシュと一緒に居たいから。……駄目?」
アレ? 理不尽な罵倒の次は、勝手に人身売買されようとしてない?
「何よ、それ……くだらないわね……」
「えっ? 俺の意思は?」
「……一日よ。一日で良いなら、コイツを貸してあげる」
「うん。大丈夫」
「いやいや、俺の意思は? 俺の選択権は何処に行ったの?」
「お前、その……強く生きろよ?」
「パイモンさん? 諦めないで貰って良いですかね?」
諦めたらそこで試合終了である……ただし、勝てるとは言ってない。
「チッ……行くわよ。プロンニア!」
「えっ、ちょっ……待って、置いてかないで!」
「またね……でも、サンドローネはもう少し素直になった方が良いよ」
「……どういう意味よ?」
コロンビーナの一言に不快感を隠すことなく、彼女が睨み付ける。
……ヒェッ、おっかない。
「そうやって、スカラマシュのこと放っておいたら、私が取っちゃうかもね」
「フン……うるさいわね。それこそ余計なお世話よ! 誰がコイツなんか……」
「……ヒェッ」
止めてよね? 俺の心って硝子なんだから……というか、普通に泣いても良いだろうか?
何時も、俺を取り巻く世界は悲しいままである……
そんな事など露知らず、荒々しい足取りで歩を進める彼女の後をプロンニアが追従する。
「では、僕も失礼させていただきます。どうぞ、ごゆるりと」
ちょっとライトキーパーのお兄さんも何言ってくれてるの!?
「オ、オイラ達も……ナシャタウンに戻って皆と合流しようぜ!」
「……そうだね」
「またね、パイモンと旅人も」
「……分かってるよね?」
「アッハイ。勿論ですとも……」
「なら良かった。行こう、パイモン」
「お、おう! えっと……コロンビーナに変なことしちゃ駄目だぞ!」
「しないよ……」
なんか我ながら情けなくなってきた……いや、もう遅いんだけども。
「……やっぱり、駄目だったかな?」
「……まあ、今回はコロンビーナのおかげで助かったわけだし、それくらいなら許されるんじゃないかな?」
その対象が俺というのは正直、理解に苦しむところではあるが。
「そっか……フフッ、やっぱりスカラマシュは優しいね」
「……まあ、もう俺が何言っても意味ない気がするしね。でも、サンドローネも言ってたけど、一日だけだからね?」
「うん……っ!」
彼女のはにかむような微笑みを見て、思わず溜め息が漏れる。
我ながら……いや、周りの面々もコロンビーナにはなんだかんだ甘い。
まあ、今回の事後処理とか、報告書云々を後回しに出来たと、今は前向きに考えるとしよう。
……これまた、サンドローネには土下座確定かな。
脳内に浮かぶ彼女の激昂した姿に苦笑いを浮かべながら、微笑む彼女の手を取った。
『散兵』について②……
あくまで客観的な視点での意見だけど、アイツは人が熱意をもってやってる事を愚弄はしないの。何より、アイツはプロンニアの事を機械呼ばわりしなかった。固有の一個体として、その名前で呼んだの。フン……普段はデリカシーの欠片もないくせに、何でこういうところはしっかりしてるのかしらね。だいたい、もう少し執行官らしくしなさいよ。仮にも私より上位なんだし……今は私もアイツの実力を認めてるんだから。
小噺について(本編のイベントストーリーのような感じ)
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クリスマス
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新年
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誕生日