この素晴らしい魔道具店副店主に幸福を!   作:白峰 真紀

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 昨日のニュース見ました。

 大葉健二さん、今までありがとうございました。安らかに眠ってください。


第20話 友人欲求のバケモノ

 

 バニルが来てから5日後、ユウヤの家や店の修復がかなり進み、店の方はもうすぐ完成に近づいてきていた。あと一週間もすれば完全に復活するだろう。

 

 そして現在、ユウヤの家の中では。

 

 「ねぇウィズ。どうしていつも貴方の淹れるお茶はぬるいの?私の好みは熱めのお茶だって事は知ってるでしょう!」

 「すいませんすいません!申し訳ありませんアクア様!」

 

 

 ……小姑みたいな女神に、ウィズがいびられていた。

 

 

 「全く。この寒い時期なんてほんと、室内に居るだけで迷惑な存在よねリッチーって。ウィズの周りにいるだけでなんだかひんやりして寒いんですけど。蒸し暑くなる夏場まではお墓の下で眠ってて頂戴」

 「ひ、酷い!!」

 「悪口言うのもいい加減にしてくれ………」

 

 

 以前、ユウヤの家の地下にあるもう一つの家に興味津々だっためぐみんが遊びに行きたいと言ってきたので、それにカズマ達も一緒に付いて来たのだが。

 

 

 「全く、お茶もロクに淹れられないだなんて、ウィズは何年ぐらいリッチーをやっているの?アンデッドの取り柄といえば無駄に長生きな事くらいでしょう?」

 「それ、女神も同じで長生きだろ」

 「……今までのアンデッド人生の中で一体何していたのかしら」

 「わ、私はまだ肉体もそのままの、死にたてホヤホヤに近い新鮮な新参アンデッドですから……」

 「ウィズは魚か何かか」

 

 そんな事を言い出すウィズやツッコむユウヤに、水の女神は胡乱な眼差しを向ける。

 

 「そういえばウィズやユウって、他のリッチーやアンデッド達と違って何故か肉体が残ってるのよね。普通はリッチーやラ・モールになったら、肉体は無くなって骨とかになるんじゃないの?どうしていつまでもピチピチしてるの?」

 「私は普通の方法でリッチーと化したわけではありませんからね。いわばリッチーのハイブリッドですので、ずっとこの姿のままですよ」

 「ボクはイレギュラーが起こって半分は人間だからな。だからアンデッドのラ・モールになっても、見た目は一切変わらない」

 「狡いわ!なんか狡いわよウィズにユウ!アンデッドのくせにずっと若々しいままなんて、そんなことを世間が知ったら、アンデッド化を望む奥様達が増えるじゃないの!」

 「だ、大丈夫ですよアクア様。リッチー化はそう簡単に出きるものではありませんから」

 「ボクに関しては狙ってやろうにも無理だぞ。完全に偶然だ」

 

 ウィズやユウヤに掴みかかる水の女神を目に入れながら、カズマ達は椅子に腰かけて紅茶をすすった。カズマとめぐみんがウィズの淹れた紅茶を、不器用なダクネスの淹れる紅茶に匹敵する美味しさと評価し、褒められてるか貶されてるのか良く分からない言い分にダクネスは複雑な顔を浮かべていた。

 

 ……と、穏やかな午前様を過ごしていると。

 

 「すみません、ウィズさんはいらっしゃいますか!」

 

 ドンドン、と外の扉を叩く音が聞こえてきた。開けると、そこには息も絶え絶えな冒険者ギルドの受付嬢のルナが立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 息を整えて落ち着いたルナは、なんでここにいるのかという視線をカズマ達にチラチラと向けつつも、何があったのかを説明した。

 

 「アンデッドモンスター、ですか?」

 「それもここでは普通は見られない、中位のアンデッドモンスターだと」

 

 

 話によると、アクセルの街からそう遠くない洞窟の側で、頻繁にアンデッドが目撃されている。だが今回はいつもと違い、自然にアンデッド化したモンスターではなく、グールといった中位のアンデッドモンスターが目撃されているのだという。今回はその原因を調査して欲しいとの事で、そして何故ウィズの下へやってきたのかというと。

 

 「なるほど、つまりこういう事ね。自然発生するとは思えないレベルのアンデッド。これはネクロマンシーで作り出してるに違いない。ネクロマンシーなんて高度な魔法が使えるとなれば、そう!犯人はウィズとユウの二人しかいないってわけね!!」

 「ええっ!?」

 「大外れだよその推理」

 「違いますよ!私達がウィズさんやユウさんにそんな疑いをかけるわけないじゃないですか!」

 

 ドヤ顔で何を聞いたらそんな事考えるのかと思える推理を披露した水の女神を押し退け、ルナはウィズ達に頭を下げる。

 

 中位のアンデッドモンスターを作り出せる存在。つまりそれだけの事が出来る大物のアンデッドモンスターがいる可能性がある。そこでウィズにお願いしに来たのだろう。

 

 「なるほど。そういう事でしたら引き請けます。最近お店の修復で休店している事に加え、冬は冒険者の皆さんがクエストを請けないせいか、魔道具を求めてやってくるお客さんもいませんし」

 「それ以外にも原因はあるけどな」

 

 それはなんですか?と見つめてくるウィズを無視すると、彼女はユサユサと肩を揺らしてきた。

 

 と、そのとき、日頃アンデッドを目の敵にしている水の女神が、自分に声をかけないのはどういう事かと言い出す。それに他の依頼には不安が残るも、今回は協力して貰った方がいいとルナは了承する。水の女神は聞こえてきた心ない言葉を、ユサユサと肩を揺らして問いただしていたが。

 そしてダクネスやめぐみんも加わり、最後にカズマも参加した。カズマはルナから参加するのかと困惑されたが。

 

 「じゃあ頑張ってくれ」

 「あれ?ユウは行かないのか?」

 

 てっきり一緒に行くものだと考えていたカズマは驚きの声をあげる。

 

 「実は先客が入ってるんでな。すまないがボクは不参加なんだ。悪いな」

 「大丈夫です。私達で解決してみせますよ」

 「あぁ。いってらっしゃい」

 

 数分後、準備を整えたウィズはカズマ達と共に、街を出ようと門へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 数時間後、ユウヤも街を出て森へ移動し、目的の場所へバイクで駆けて行く。途中、やって来たオークの群れを軽く倒して森を進む。

 やがて森を抜けると、何処かの部族の集落の入り口が見えてくる。その先には、普通に家々が立ち並び、その間に店が立っている光景が広がっていた。ブレーキをかけ、すぐ近くにバイクを停めると中へ入っていく。

 

 

 「ゆーにーちゃ~ん!!」

 

 

 と、中を進んでしばらくしたあと、向こうからめぐみんに似た様な姿をした小さい女の子がやって来る。

 

 ステテテテテテテーと弾丸の如く、遠慮容赦の一切なく全力で飛び込み、ユウヤはその子を傷つけない様に極最小の力で相殺し、受け止める。

 

 「よっ、こめっこ。元気にしてたか?」

 「うん!久しぶり、ゆーにーちゃん!」

 

 満面の笑みを浮かべる彼女はこめっこ。ユウヤの弟子のめぐみんの7歳の妹である。めぐみんを小さくした様な可愛らしい見た目とは裏腹に、非常にマイペースで人の話を全く聞こうとせず、気が強くて攻撃的。しかも頭の回転が速いため、姉であるめぐみんでも手に負えない。あと常にお腹が空いており、食べられる物なら何でも食べようとする食い意地を張っている。

 

 ハッキリ言って野生児だ。初めて出会ったときも自分の食事をジッと見つめており、「食べる?」と声をかけたのが関係を持つようになったきっかけである。そこからちょくちょくめぐみんの家へ食べ物の仕送りをしたり、こめっこと共に近くの森へ遊びに行ったりして仲が深まり、気付けば彼女はユウヤの事を「ゆーにーちゃん」と呼ぶようになった。

 

 「で、どうしてこんな手紙を渡してきたんだ?」

 

 彼女を地上へ下ろしたあと、ヒラヒラと手紙を振って見せる。

 そう、今日ここに来たのは他でもない。三日ほど前にこめっこから「こっちに来てほしい。早く」と手紙が送られたためである。普段こめっこから手紙が送られることは滅多に無く、しかもその内容にかなり驚いた。

 

 「それは私から説明しよう」

 「お、あるえか。久しぶり」

 「あぁ、久しぶりだね。ユウお兄さん」

 

 すると後ろから声をかけられる。そこには短めの縦ロールに、紫色の蝙蝠の羽型の髪留めをし、左目にはめぐみんと同じ眼帯を付けた容姿の女の子が立っていた。

 

 彼女の名はあるえ。めぐみんが通っていた学校の同級生である。マイペースでサバサバとした性格で、中性的な口調で話す。滅多な事では動じず、普段から何を考えてるのか全く分からない、紅魔族の中でも変わった人物である。

 普段は家に引き籠り、『紅魔族英雄伝』という作品を執筆している。本人の名誉のために勘違いしないで欲しいが、ワナビであって決してニートではない。最近では紅魔族の新聞を作ったり、本を出版したりと収入は得ているそうである。

 

 「で、どういう事なんだ?」

 「実は………ゆんゆんの様子がおかしいんだ」

 「ゆんゆんが?」

 「最近一週間に一度は返ってくるんだ。いくらなんでも頻度が高いんじゃないかとおかしく思ってね。私達だけでは少し心細いから、ユウお兄さんにも協力を頼もうと、私がこめっこちゃんに頼んだのさ」

 「なるほど……」

 

 彼女は紅魔族の中でも一際変わった存在だ。紅魔族から見ればおかしな行動が多いため、変に思うのも当然だろう。

 

 「ま、ユウお兄さんがこっちに来る前、本人が直接口に出していたんだけどね。友達のためだもんって」

 「…………はい?」

 

 言葉の衝撃にポトリと手に持っていた手紙を落とした。

 あのゆんゆんに友達?万年ぼっち行動ばっかしてて声をかけづらくてドン引きする彼女に?冗談ではないのか?

 

 そう聞くも、あるえはフルフルと首を振った。事実らしい。

 

 「これはただ事じゃないなぁ……」

 「お兄さんもそう思うかい。あのゆんゆんに友達など怪しい。怪しすぎる」

 「ゆんゆんに………友達?」

 「君ら随分と辛辣だな」

 

 そう言うも、心の中では自分もそう考えているため、あの子はどれだけ対人関係がヘタクソなんだとユウヤは悲しくなってきた。

 

 「そういえばゆんゆん、最近ちょっと痩せてきた気がする」

 「………小説のネタが見つかりそうな予感がするね」

 「あとでゆんゆんに怒られても知らないぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「こ、こんにちは……」

 「コンニチハ」

 

 「あ、あれは……!」

 

 紅魔の里から歩いて十分。森の通り道の端っこで何か喋っているゆんゆんを発見した。

 

 「マタアイニキテクレタンデスネ。ウレシイ」

 「そ、そんなの当たり前じゃない!だ、だって私達、とも………友だ───」

 「エエ、アナタトワタシハトモダチダモノネ。ウマレテハジメテ、ワタシニモトモダチガデキタ……ズットヒトリボッチダッタノニ、コンナコトガアルナンテ」

 「ううっ、私もまだ信じられないわ。私に友達が出来るなんて、夢みたい……」

 

 「あれって……女の子?」

 「違うよ。ゆんゆんがいま喋っているのは、『安楽少女』という植物型のモンスターだ」

 「あどけない容姿で冒険者達の庇護欲をかき立てて、言葉巧みに彼らを騙し、神経異常を引き起こす実を与えて衰弱させる。最後には餓死した冒険者の上に根を張り、養分にするんだ。各地のギルドでは駆除申請が出されるほどの危険なモンスターだよ」

 

 昔、図鑑で読んだときは信じられなかったが、実物を見たときはそのギャップに驚かされたものだ。まぁ、本性を表したときは自分もドン引きして最終的に駆除したが。

 

 「ハイコレ。ヨカッタラタベテ……」

 「今日もくれるの?じゃ、じゃあ頂いちゃおうかな……」

 

 「なるほど。ああやって実を食べさせられていたおかげで、ゆんゆんはやつれ気味だった訳だ」

 「にしてもゆんゆん。昔モンスターについて習ったとき、安楽少女についても一緒に学んだはずだろうに。何故騙されるのか……」

 「ユウお兄さん、分かっているだろう。ゆんゆんは友達という言葉に弱い。たとえそれが危険なモンスターだったとしても、友達になろうと言われればすぐに口車に乗せられる人物だ」

 「ゆんゆん、ぼっち」

 「知り合って四年経つけど、あの子は聞けば聞くほど将来に不安しかないな」

 

 「この実、凄く美味しいよね。いつもありがとう」

 「イイノ。ダッテワタシタチ、トモダチダカラ……。コレカラモズットイッショニイテネ……」

 「えっ、ほんと!?逆にいいの!?」

 「アタリマエジャナイ。ホラ、コノミハユウジョウノアカシ。モウイッコタベテ……?」

 

 「『ボルケーノ』!」

 

 

 流石に見ていられなくなり、ゆんゆんが実に手を出そうとする直前、火魔法で安楽少女を焼いた。

 

 「あんぎゃあああああああああ!!」

 「いやあああああああああああ!!」

 「うわっ、うっわぁああああ!!あっちいいいいいいい!!………ああ畜生!どこのどいつだよいきなり!!」

 「普通に喋れるじゃん……」

 「本性現したなお前」

 「……ったくよー。もうちょっとでこのぼっちの嬢ちゃん取り込めると思ってたのにさぁ。ついてねぇーな」

 

 焼かれた安楽少女はその痛みのあまり、猫かぶりを破って裏の性格を露にした。意外と耐えるなと感心し、もう少し威力を強めたボルケーノを撃つと、今度こそ塵となって消滅した。

 

 「ふぅ……危ないところだったね。ゆんゆん」

 「あ、あるえ………?いまのは………あなたが………?」

 「いや違うよ。これはユウお兄さんだ」

 「久々に見たと思ったら、なにをやっているんだゆんゆん」

 「ユ、ユウお兄さん!?どうしてここに!?」

 

 後ろにいたユウヤに気付くと、驚きの声をあげた。そしてやがてユウヤをジッと睨み、

 

 「ひどいですよ!どうしてやっつけたりしたんですか!?」

 「ゆんゆん、そいつは危険なモンスター」

 「そ、そんな事は分かってたわよ!!」

 「「「え?」」」

 

 こめっこが事実を述べると、ゆんゆんから予想外の返答が返り、思わず言葉を失った。

 

 「分かってたけどいいじゃない!ちょっとくらい自分の命に危険があったとしても、友達になってくれるなら………」

 

 続けて聞いた言葉は、もはや友達に飢えて暴走する一、二歩手前まで来ている物だった。彼女を纏う雰囲気が少し重くなった様に感じる。

 

 「……ヤバい。相当重傷に近づいてるぞこれ」

 「うん、少し方法を変えてみよう………」

 「うわぁああああん!!私と友達になってくれるなら、ミミズだってオケラだってジャイアントトードだって何だって良いわ!」

 

 そこはアメンボじゃないのかと一瞬浮かんだが、このぼっちが更に重たい話をして泣き出すのを目にすると、優先順位を判断しすぐにあるえとこめっこにアイコンタクトを送って連携を取る。その間約2秒。

 

 「落ち着いて。ゆんゆんが危険なモンスターと一緒にいると知って、私達が心配しない訳がないだろう?」

 「そうそう。だってボク達、友達だろ?」

 「うん!あたし達はともだち!」

 「ある…え……?ユウお兄さん……?こめっこちゃん………?」

 

 ユウヤ達の言葉に発泡スチロール並みの心を動かされ、涙を止めるゆんゆん。

 

 「ほら、紅魔の里に帰るよ。そこで一緒に、お昼御飯を食べよう」

 「うっ……うっ……ありがとう。それよりも私達、友達って……聞き間違いじゃないよね?」

 「もちろんだ。だからもう、こんな危ないことはやめるんだよ?」

 「当たり前だろう。何年も一緒にいると思ってんだ。むしろ友達だと思っていなかったことにビックリだよ」

 「ゴ、ゴメンなさい!私、考えた事もなくて………でも…友達……友達かぁ……エヘヘ………」

 

 友達という言葉に嬉しくなり、スキップしながら歩いていくゆんゆんだった。

 

 「……友達と言えばなんでも言うことをきく。ゆんゆんは、チョロい」

 「シーッ……ゆんゆんは気分良くなっているんだし、そういう事は本当のことだとしても言ったらダメだよ」

 「なんだろう。別の意味で問題児がまた一人増えた気がするな……」

 

 いつかあの子は本当に幸せに生きていけるのだろうか。そう不安に思うユウヤだった。

 

 「ふんふふ~ん♪友達~♪と~もだち~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「『サンダー』」

 「アババババババババ!!」

 

 ユウヤが雷魔法で水の女神を感電させ、気絶させた。そんな有り様を見ても仲間は一切動かない。むしろどうしたら生き残れるか、と必死に考えて冷や汗を流していた。

 

 「で?ウィズも纏めて浄化させようとしたんだって?」

 「や、え、その……」

 「正直に言った方が身のためだぞ」

 「はいそうです!アクアが原因のヴァンパイアも含めて纏めて浄化させようとしました!!」

 

 その説明に更に青筋を立てるユウヤ。それを見て仲間は一層恐怖心を書き立てられた。

 

 

 昼ご飯を食べて紅魔の里を出たあと、店に戻った。だがそこで目にしたのは、透明になっていまにも消えそうになっているウィズの姿だった。その様子にユウヤは怒りを募らせ。

 

 「で?カズマがドレインタッチでアクアから魔力を吸い取って気を剃らしたおかげで、ウィズがギリギリ浄化されずに済んだと」

 「そ、そうです」

 「その後、店に運んで看病しているときにボクが帰ってきたと」

 「あ、あぁ」

 

 しばし沈黙が続いたあと、ユウヤがボソリ。

 

 「正直言ってウィズを浄化しようとした野郎を今すぐにでもぶっ殺したい気分だ」

 「すんませんすんません!アクアにはキチンと叱っておくからそれだけは!!」

 「ユウセンセの怒りはごもっともですが、今回は抑えてください!!私もアクアがいなくなるのはちょっと嫌なので!!」

 「そうだ!そんな罰はアクアではなく私に」

 「「お前(ダクネス)は黙ってろ!(下さい!)」」

 

 一人おかしいのがいたが、ペコペコと謝る仲間の姿を見ること一分。ため息をついて。

 

 

 「………仏の顔も三度までと言うからな。今回は一回目だから許す。二回目はもっとキツく叱るがまだ許す。だが三回目になると………」

 「「「本当に申し訳ございませんでした!!!」」」

 

 張本人の仲間三人が代わりに必死に謝った事で、何とか許された。

 

 

 

 

 その後、ウィズはユウヤのリカバリーで回復するも、体調が優れず一週間店を休店することになり。

 

 

 電撃で気絶させられた事が記憶に残ってないのか、ノコノコと遊びに来た水の女神はユウヤにしこたま怒られ、その後一ヶ月はめっきりと店に来なくなった。

 

 






 なお、この話の執筆は当時2月1日である。

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