魔女界の美人彼女が病み始めました。   作:桜紅月音

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何かしらに尖った作品の方が私は好きですよ。

頭のネジ1本ではなく、5本くらい抜けてる作品の方がね(笑)


ep4.お師匠様

 

「何故…僕は鎖で絞められてるんでしょうか…」

 

「えっ?分からないの…?」

 

「分かったら苦労はしないんのですが…」

 

「…」

 

「黙ってしまうと分からない物も分からないんだけど…」

 

「…」

 

いや…本当に何か言って欲しい。

というか僕…何か悪い事をしたか?何も自覚がない。

ニコを怒らせるような事もしていないはずだ。

本当に分からないのである。

 

「はぁ…本当に分からないの…?」

 

「…はい…全くと言って良い程分かりません…」

 

「だから…そういう所…って言っても仕方ないわよね…」

 

ため息を吐き、頭に手を置き何かしら悩んでいる。

 

「…何か悩み事があるなら話聞くよ?」

 

「…いいのよ…今の悩みは貴方をどうやって調()()するかについて悩んでるのよ…全く…」

 

「…」

 

えっ…調理されるの僕…。

確かに人間は美味そうな生き物だとどこぞの竜から聞いた事はある。

もしかして魔女もそっち系なのか…?

 

「…何?あなたこそ何か悩み事がありそうね…?」

 

「いや…いい、ニコに言ったら…その…」

 

「はっきりと言いなさいよ」

 

「やっぱりいいです…」

 

ニコのオーラというべきか彼女の生きてきた経験から来るものだろうか分からないけど、何か恐ろしいものを見た気がする。

 

「とりあえず今は1人にさせて…」

 

「うん…」

 

そう言ってニコは自分の部屋へと戻っていった。

体調が悪いのはそれはそれで心配なのだが、僕にはどうする事も出来ないのだ。どうしよう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

******

 

「それで私に頼りに来たって訳かい?」

 

「そうです。魔女回のメンバーであるお師匠様ならお分かりになるかと思いまして伺いました。何とぞ教えをください」

 

僕は次の日、コードB「アストロマンサー・バーべロス・トリスメギストス」様の元を訪れていた。彼女なら何かしらのヒントをくれると思ったからだ。名前が長いのでお師匠様と呼んでいる。

 

「そうね〜ニコはスカーの事が大好きなのよ〜恐らくね」

 

「はい、それは恋人同士なので充分心得ております」

 

「うむ、そういえば恋人になってからは恋人らしい事はしたのかい?」

 

「いえ、お互いに時間が取れなくて…家で過ごすくらいしか出来ていません」

 

「そうか…なら、スカーからおでかけに誘ってみるというのはどうかな?ニコもきっと喜ぶと思うぞ」

 

「…なるほど。言われてみればそうかもしれません」

 

「解決出来そうでなりよりだ」

 

「流石お師匠様です。ありがとうございます」

 

「うむ。後、スカーは男の子だから入れないが、実力で言えば魔女回にも入れるくらいじゃ、まさに出藍の誉れじゃな」

 

「そんな事ないです。お師匠様にはまだまだです。これからも宜しくお願いします」

 

「ふむ。それで今からは個人的な話になるんじゃが…」

 

「はい…」

 

「ニコも充分に綺麗な女性じゃが、私の弟子でもあるモナと付き合う気はないか?」

 

いつも会う度にこんな事言ってくる。

ここだけはちょっと嫌いですよお師匠…

 

「いえ…僕にはニコしか見えてませんから。というより…お師匠様がニコと会わせたんですからね…」

 

「あれっ?そうだったけ…」

 

「そうですよ。忘れもしないですよ。初対面なのに付き合ってって言ってきましたからねニコ」

 

 

 

 

それはそれなりに遠い話である。

 

「スカー、ちょっと来なさい」

 

「はい、お師匠様」

 

お師匠様に呼ばれ、お師匠様の前に行くと。隣にかなりの美人さんが立っていたのを覚えている。

 

「彼女はニコ・リヤンって言うの」

 

「こんにちは」

 

「うん…ニコどうしたの?」

 

「メギストス…彼を私の弟子にしてもいい?」

 

「いいけど、そんなに気に行ったのかい?」

 

「うん!だってこの子私のタイプだし…付き合ってみる?私と」

 

というやりとりがあったのだ。

この時は彼女が居ると言って断った。

そして、彼女との事件はこれから暫く経っての話である。

 

なんでもニコは彼女の事を監視していたらしい。

 

 

 

 

*****

 

「昔話をするのはいいんだけどさ…後ろにニコがいるわよ」

 

「えっ?」

 

とお師匠様に言われ、後ろを振り向くとそこにはニコが笑顔で立っていた。

 

「私に黙ってどこに行くのかと思って付いてきたんだけど、まさかメギストスの所だったんだね」

 

「え…えっと…

 

「はっはっはっ、ニコよ安心しなさい。スカーはニコの事がとっても好きなようだから大事にしなさい」

 

「はい、メギストス、スカーの悩み事を聞いてくれてありがとう」

 

僕そっちのけで会話をする2人

 

「それじゃ、スカーを連れて帰るわね」

 

「うむ。それじゃの」

 

と言ってお師匠様はあっという間に姿を消した。

この場には僕とニコ。そして何故かいるアリスさんの3人だった。

 

「スカーの気配がしてきたんだけど、ニコも居たんだね。残念~」

 

「何が残念なのよ」

 

「え~ニコが居なかったらスカーの事独占出来たのになぁって思って」

 

「アリス…一回私と本気のバトルをしてみないかしら?」

 

「いいわね。やってみる?」

 

「ちょっと二人とも辞めて」

 

「止めないで頂戴。これは私達女の闘いなんだから」

 

と今にも戦いを始めそうになったので。いちかばちかで魔法を使ったら。思ったよりも威力が出てしまい。

 

「「何今の!私にも教えて」」

 

と2人に詰め寄られるスカーであった。

 

 

 

 




なので私も尖る作品を書きたいなと思ってる訳なんですよー

最初は他人の感想欄からやっていきましょうか…って後書きなのこれ!?
えっ?時間がもうないの?


えっ、あっ、次回も楽しみに!
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