魔女界の美人彼女が病み始めました。   作:桜紅月音

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タイトルが穏やかではないなー

それは置いておいて、スネージナヤ始まりましたね。

一つ国が進んでいく毎に、サ終が近づくなっと思っている次第です。はい。推しキャラが出来たのでまたその内小説書きたいですね。


ep8.爆破事件

 

「ナニコレ…」

 

「ふふふ、私達の家よ」

 

「へっ~……」

 

とある日、ニコに呼ばれて、彼女の秘密基地に向かうと、そこには見た事のない立派な家がそこには立っていた。あまりにも立派な家過ぎて、あっけない声が漏れてしまった。

 

「アリスがね。スカーと一緒に暮らすには今の家では狭いんじゃないかって言いだして…」

 

「アリスさん…何が気に入らなかったんだろう…」

 

「さあ?私は今のままでも十分って言ったのよ…」

 

「うんうん、それで?」

 

ニコの言う通り、今まで過ごしていた家でも不自由なく過ごせていた。

なんで急にアリスさんはそんな事を言いだしたんだろう…

 

「あの家、アリスに壊されたの…」

 

「うん…?なんて…?」

 

「アリスに壊されたの。あの家は」

 

アリスさん……なんてことしてくれたの…

 

「なんでも近くで、クレーちゃんと実験してたらしいわ」

 

「あの家族は……」

 

本当に、あの爆発一家は…ってそれどころじゃない。

 

「で、狭いから家を爆発させたって認識でいいのかな?」

 

「正直なところ、私もよく分かってないわね」

 

「そうだろうね」

 

僕もニコも、数日家を空けていて、その間に家が『狭いから』という理由で爆破されて、数日の間に、前の家以上に立派になって存在しているんだもん。理解できるわけがない。

 

「とにかく、入ってみましょう。中は変わってないみたいだし」

 

「うん……うん?中は変わってない…?」

 

「ええ、元々あった物とかは保管してたみたい」

 

「完全に故意を持って爆発させてるじゃん。アリスさんとクレーちゃん」

 

不注意で爆破させたならまだしも……それでも良くはないが…完全に故意を持ってやってたらしい、次会った時はちょっと話しないといけないなーアリスさん達には。

 

「でも、ただで家貰ったみたいものだし、いいんじゃないかしら」

 

「えらいポジティブに考えてるねニコは」

 

「アリスにこういう事をやられるのは初めてじゃないしね」

 

「言われてみれば…確かに」

 

これに関して言うと、話にキリがないので割愛する。

アリスさんには本当に色々とやられてものだ。

 

「それじゃあ入りましょうか」

 

彼女は、そう言いながら僕に手を差し出してくて、僕はそんなニコの手を握る。

 

「スカーの手は温かいわね」

 

「ニコの手だって温かいよ」

 

周りからすれば、温かく見えるかもしれない会話をしつつ、建物の中に入る。

 

 

「本当に中変わってない…」

 

「アリス…やるわね…」

 

扉を開いて、最初に目に入ってきた光景は、前の家と全く同じ配置だった。

強いて言うならば、広くなったという点くらい。

 

その後、それぞれの部屋をニコと一緒に回った。

 

「私とスカーの部屋がないわね…」

 

「うん、後はこの部屋だけなんだけど…」

 

全部の部屋を全部周り、残すは目の前にある部屋だった。

 

「アリスの事だから、何か仕込んでそうだけど…」

 

「…用心して入る…?」

 

僕がニコにそう聞くと、彼女は首を縦に振る。

今回は何を仕込んでいるんだろう…前みたいに、自分(アリス)が居るのか、はたまた、僕らでも理解できない事を仕込んでいるのか

 

「…入るよ…」

 

そう言って、部屋の扉を開けて中に入る。

しかし、そこには変な所は見当たらない部屋だった。

 

「変な所は無いけど…」

 

「でも、ベットが一つだけね」

 

「うん…」

 

ニコの言う通り、部屋の中にはベットが一つあって、お互いの部屋にあった机がそれぞれ置いてあるだけだった。

 

「あれ?ベットの上に手紙が置いてあるよ」

 

辺りをじっくりと見渡すと、ベットの上に手紙が一つ置いてあった。

ニコが手紙を拾い、手紙を読み始める。

 

僕には何が書いてあるのかは分からない。

しばらくニコの様子を見ていたが、ニコはその手紙を燃やしてしまった。

 

「アリスの事は置いておいて、ベット買いにいきましょうスカー」

 

「えっ…?手紙にはなんて書いてあったの?」

 

「スカーには話す内容ではないわ」

 

「え~教えてくれても良いのに」

 

僕はそう言って、なんとか彼女から聞こうとしたけど、彼女は何一つ言ってくれなかった。

その後、ベット一つしかなかった部屋に、ニコが選んできたベットがやってきて、二つになった。

 

 

-後日-

 

「どうだった?」

 

「アリスさん…色々と言いたい事があるんですけど…」

 

魔女会のパーティーに誘われた僕は、アリスさんから話しかけられた。

 

「家の事かしら?」

 

「それもなんですけど…ベットの手紙ってなんて書いてあったんですか?」

 

「あれっ!?ニコに教えて貰わなかったの?」

 

思っていた事をアリスさんに聞くと、アリスさんは驚いていた。

 

「ニコが手紙読んだ後、速攻で燃やしてしまったんで…」

 

「あらあらニコったら可愛い所あるのね~」

 

アリスさんは濁すような言い方をしてきた。

 

「ええっと…」

 

「いいわ、教えてあげる」

 

アリスさんはそう言って、僕の耳元でそっと囁いてきた。

 

「一緒に寝たらいいじゃないのって書いてあったのよ。それとね_さっさと結婚しろって」

 

アリスさんからそう聞いたら僕が熱くなっていくのが分かった。

 

「あら?スカーも顔が真っ赤ね。可愛い~」

 

「もうっ!そんな事を書かないでくださいよ!」

 

「ふふふ」

 

僕はアリスさんの事を恥ずかしさのあまり叩くが、アリスさんはずっと笑っているだけだった。

 

 

 




この作品は、スカー君とニコが結婚すると終わります。
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