「レインドットさん…」
「久しぶりねスカー」
目の前に現れた、魔女会コードR(レインドット)さんに僕は頭を下げる。
最近は、見ていなかったので急に姿を出したので、内心驚いている。
「今日はどうして…」
「様子を見に来たのよ。スカーの事をね」
「僕をですか…」
「ええ」
彼女はそう言って、僕の顔を優しく包むように触ってくる。
「ニコとはどう?」
「前に会った時と変わらないです」
「そう、良かったわ」
彼女はそう言って、僕から離れる。
「そうだ、スカー」
「は、はい、なんでしょうか」
「あれから腕は上がったのか?」
「は、はい、アリスさんやニコのおかげで上がったと思います」
「ほう。私に見せてみるといい」
レインドットさんはそう言って、バトルしてもいいフィールドを展開する。
流石は、僕が憧れた人。
「ほれ、来るといい」
「は、はい!行きます!」
*******
その頃、ニコは、スカーに言われて璃月に居た。
「スカーに言われてきたけど、なんで居るのよ!」
「それは、私が頼んだから」
「はめられたの私…」
ニコは、苦手にしていた茲白と会っていた。
「ほれ、そこに座れ」
茲白に案内されるがまま、ニコは席に座る。
「最近は、スカーとはどうだ」
「えっと…それはどういう…」
「付き合ってると聞いたぞ、関係はどうだと」
「良い関係ね」
苦手だと言っても、ニコはそう返した。
「ふむ。スカーから聞いていたのと一緒か」
茲白はそう言って、紅茶を嗜む。
「私をなんでここに、それもスカーを使って」
「ふむ、いきなりで悪いが、本題を言おう」
茲白はそう前置きを置いて、ニコに振り向いた。
「スカーを私の婿にしようと思う」
「えっ…??」
茲白の言葉に、ポカーンとするニコがそこには居た。
********
場所は変わって、スカー
「はぁはぁ…レインドットさん…やりすぎです…って…ぜぇぜぇ……」
「何を…言う…私にダメージを与えておいて…はぁはぁ…」
最初は一方的になるかと思いきや、なんとスカーがレインドットに一撃を与える事に成功していた。
二人とも、床に寝転がって息を整えていた。
「それにしても、強くなった。アリスやニコよりもな」
「それは…嬉しい誉め言葉ですね…」
レインドットさんは、僕に手を差し出してくれる。
そんな彼女の手を僕は取る。
「全く、あの小さいお前がここまでになるとは思ってなかった」
レインドットさんは、そう言いながら小さい頃の僕の高さを表しながら言う。
「成長するもんなんですよ」
僕がそう言うと、レインドットさんは微笑んでくれた。
「スカー、ちょっと時間はあるか?」
「今日は暇なのであります」
「良かった。私に付き合うと良い。何か奢ってやろう」
「本当ですか!」
レインドットさんは、その後。彼女がおススメな店を紹介してもらった。
尊敬の人がおススメするお店な事もあって、美味しかった。
「で、なんで茲白に会わせたの?」
「それはその……」
家に帰ってくると、怒りを通して越していたニコに捕まって、正座を指示されてしまった。
「私、言ったわよね?茲白と会いたくないって」
「はい…言ってました…」
「それに、今日、レインドットに会ってたみたいじゃないの」
「うん…レインドットさんと会ってた…」
「なんでも攻撃を当てたみたいね」
「うん…気配を読んで攻撃したら当たって…」
「今なんて?」
ニコはそう言って聞き返してきたので、僕は同じことを言う。
「スカー……貴方、天才なの?」
「流石に……レインドットさんも本気じゃなかったと思うし…」
「だとしても攻撃を当てれるだけで凄いの」
「うん…それは分かってるけど…」
濁すように僕は言う。
「スカーもいよいよ…私たちよりも強くなったのね…」
なんでかニコは、その場で泣き出してしまった。
「ニコ…?」
「ごめんなさい…つい、感動してしまって…」
ニコはそう言って、涙を拭う。
「でも、僕はもっと鍛錬を積まないとだから」
「スカー程ほどにしておきなさいね」
ニコに、そう忠告を受ける僕なのであった。
遂に姿を現しましたね。レインドットさん。
そして、この世界の彼女は彼に脳を焼かれてしまっています。
そして、スカー君もまた彼女に焼かれてるので……あれ?ニコ危なくね?