機動戦士ToLOVEるSEEDー猿山ケンイチの受難ー   作:SS好きのヨーソロー

10 / 31
PHASE 9 異界からの訪問者

 

 

 

自宅からストライクブースターで大気圏突入をし、ザスティンたちの乗るデビルーク星の宇宙船に着艦した猿山ケンイチ

 

その意図は、ララ・サタリン・デビルークの身の安全の話だった。

 

宇宙船に到着後装着装甲を解除する。

そのままザスティン殿のいる所へと向かい対面した

 

「ケンイチ殿!驚きましたぞ、まさか貴殿からこちらに向かってくるとは・・・」

「いや申し訳ない。ザスティン殿に話したいことがあって・・・」

「はて、どうされました?」

「おたくのララ・サタリン・デビルーク嬢。

あの子、狙われていますね?」

そういうと、ザスティン殿たちは驚いたように固まる

 

「・・・・・・なぜそう思った?」

「ララちゃんがデビルークと言う星の長女

それはすなわちお嬢様なわけだ。

ならば宇宙人としても利用価値が生まれる。まああとは彼女の発言だな。お見合いについて反応があるということは一定周囲から反応があるということ。

ならば悪いことを考える宇宙人やお見合いがパーになった奴らの逆恨みも考えられる。

 

あとは先ほどすれ違った所属不明突入艇。

あいつの到着経路を予測してみたんだが・・・完全に俺たちの活動範囲内に降りるだろうな」

 

そう仮説を説明するとザスティン殿たちはやれやれと苦笑いしていた

 

「・・・本当にケンイチ殿は一般人かわからぬな。

そこまで考えが回るとは恐れ入る」

「やめてくれザスティン殿、俺は単なる一般人で女好きのバカなんだよ。

基本おふざけなんだがな。

リトたちに危害が行くのがなんだか気に食わんのだよ。だからこそできる限りの手は打っておきたい。」

 

今回の話でザスティン殿は周囲の確認と警戒

ララを守るという任をこちらで請け負うことにする。

 

原作からはかなり外れたルートではあるが覚悟は決めている。

 

「・・・この命が役に立つなら、役立ててやるか」

この身で誰かを救えるならば安いもんだ。

どうせそもそもが叩かれやすい状態なら、今更ってのもあるだろう。

ザスティン殿との話し合いを終えると、また今度は大気圏を突入して自宅へと帰還する。

相変わらずあっついなこれ、頭痛くなるわこんなん。

そりゃキラヤマトもぶっ倒れるわけだ。

実際のストライクよりも耐熱性は上がっている?ということだろうけどさ。

 

「・・・・・・あ、普通に熱出てるわ」

38.5度。解熱剤を飲んで寝ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、普通に学校に来た俺だが予想外というか想定外の光景を見る。

 

ララちゃんがなんと彩南高校の制服で着ているじゃないか。はい可愛いですね、よく似合っているぞ。

「えっへへ、リトと同じところに通いたくて来ちゃったー」

「お前それ大丈夫なのか??」

リトも思わず突っ込んでいた。まあそうだよな、普通は手続きとか色々あるもんな。

「なんか校長?先生が可愛いからOK!って言ってたよ!」

 

こんな感じでぐっ、と親指立ててた。というララちゃん。いや違うんです、おい校長親指を立てるな。お前は教育者だろう。

 

「ケンイチ、教育者ってなんだと思う?」

「諦めろ。あの人は普通に俺と同じような話で盛り上がれる人だ。常識は通用しないと思っていい」

ひどい言い方をしているが仕方がない。割とマジで俺と同じ会話で盛り上がるんだ。

この前はブルマについて熱く語ってしまった。

先生方の目はまあお察しである。

校長先生むしろ快感に思ってたよなお前。

メガネの睨みは健康にいい????

まだ癌には効きませんよ。来月くらいには特効薬になっています。

 

 

とまぁ、おふざけはこの辺りにして実際問題なのが西蓮寺だ。

十中八九というかメタ発言すると彼女もリトのこと好きなヒロインの1人だし。ほーら見てみろ、そわそわしてる。

あんまり人の見た目に物申すのは無礼だがやっぱり好きな子が気になってそわそわしているのって可愛いよなぁ。

なお現実はクソなので自分にはその目を向けられないものとする。

 

俺の向けられる目?

キラがフレイに向けられていた目とかディアッカが地雷踏んでミリアリアに刺されそうになってたあの目つきが妥当だと思う。

同情してくれるかい?

 

同情してるなら130万ほど欲しいものだな(謎にピンポイントの数字)

 

「にしても、宇宙人ってバレたらやばいんじゃねえのか??」

「お、いいところに気が付いたなリト。」

「大変なんてものでは無い!命の危険です!」

やはりペケもそう言っている。

 

「大丈夫大丈夫、リトは頼りになるしケンイチもいるし!」

にこーっ、と元気に微笑むララちゃん。

「無論俺も君を守ることは了承だ。だけど自らも自分の身は大切にしてくれよ?」

 

やれやれ、と苦笑いをする。

細かい展開などはわからんがこのあと面倒だった気はする。多分ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームルーム、挨拶を終えて先生は西蓮寺に声をかけた。

どうやら西蓮寺に学校を案内しなさいとのこと。

 

「・・・・・・どんまいリト。どんどん面倒な展開に進んでいくな?」

何にも言えない顔で言うと頭を掻いていた

 

「終わった・・・終わったよ俺」

「おー、元気だせリト。顔死んでるぞ」

 

 

と言うわけで西蓮寺は言われた通りにララちゃんを学校案内してあげている。

え?俺はって?

ララちゃんたちの話も気になるが、リトみたいに上手くストーキングするスキルがないので何もしていない

「誰がストーキングだこら」

「わざわざ木に登って話を聞くってのはだいぶストーカーだぞお前。

お前だから許されてる案件だからなそれ」

 

あと野球ボールが脳天直撃してて笑ってしまった。

お前はどんだけ運がないんだよ。

ちなみにそれに西蓮寺たちが気が付いてしまったので俺も茂みに隠れることになりました。解せぬ

 

 

野球ボールを飛ばしたのは、野球部の弄光先輩。

いやその名前はどうなのだろうか。漢字だけ見たら最悪なんだが。

ララちゃんは興味を持ったのか野球部の方へと向かっていった。

弄光先輩は自分のボールが打たれて強気になっている。

「お前、俺の彼女にしてやる」

「うぉーー!!弄光センパイ手が早い!」

「しかも上から目線だ!」

「んー、嫌かな。相手いるし」

「そして振られたぁ!明らかに格好悪すぎるぜ先輩!」

「な、なら勝負だ!!俺の本気の球を打てなければ俺の女になれ!!」

「無理やり突き通した!!」

「自分が選ばれる立場だと思っている!!」

 

なあ取り巻き大丈夫かそれ。結構グサグサ突き刺しまくってるけどいいのか。特に最後のお前、だいぶ口悪かったぞ。

先輩ちょっと涙目になってんじゃねえか

西蓮寺とララちゃんがそっちに夢中の間に俺とリトはなんとか茂みから出たんだがララちゃんが試合をリトに任せると言う動きに出る。

なんか改造したバットを持ち出してるんですが。明らかにヤバそうだよねそれ。

 

 

ちなみにララちゃんは俺の腕時計も気になっているご様子。MS装着用装備、アーマードウォッチ。まあ気になるのは無理もない、のか????

「あ、ねえねえ今度その腕時計も弄らせてね!!」

「嫌です絶対に」

「えー??じゃあせめて情報だけ見せてよう」

「まあそれくらいなら・・・」

 

悲報、多分碌なことにならない。

 

ちなみに案の定バットはブースター展開してた。

「もはやバットがロケットになってるじゃねえか!?」

そっと手を合わせておいた。南無阿弥陀仏

 

「殺すなぼけええええええええ!!!!!!!!!」

リトは、星となった。

 

 

 

 

 

 

そんな騒動を起こしつつ、次に俺の腕時計が反応した。

 

アーマードウォッチ。MSを纏うための道具なわけだがそれが反応したと言うことはセンサーが何かを捉えたと言うこと。

 

そういえば昨日の宇宙から突撃していた宇宙艇、あれの着地ポイントが多分彩南高校あたりだとは絞り込めていたからおそらくそれ関係だろう。

 

俺はララちゃんと西蓮寺の邪魔にならないように少し離れたところの壁から様子を見ていた。

 

しばらくすると、テニス部顧問の佐清先生の姿を確認した。

センサーが反応しているのもその位置。

腕時計に反応があった赤い点を見て、佐清先生が宇宙人であると察する。

いや、佐清本人ではなくおそらくは擬態した何かというのが正しいだろう。

 

 

 

己はやるべきことを察すると早急にその場を離れることとした。

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。