機動戦士ToLOVEるSEEDー猿山ケンイチの受難ー 作:SS好きのヨーソロー
俺こと猿山ケンイチは休日にリトからのメールでララちゃんの地球見学に付き合うことになった。
いろいろなところを回って楽しみ、途中ララちゃんの服を読み込んでいたペケが限界を迎えて服が消滅していく中でランジェリーショップに避難してしまった俺たち。
美柑ちゃんの咄嗟の機転で下着を着るために更衣室に入って行ったララちゃん。
美柑ちゃんは服を買いに走りにいく。
一安心かと思えば、そこにいたのは結城リトが想いを寄せている女性で俺のクラスメート、西蓮寺春菜の姿が。
偶然にも彼女は下着を見ていた、と言う展開である。
いやぁ、ほんとなにこれ。事故だよね。
ちなみに西蓮寺はピンクのパンツを手にとってました。
すぐに目を逸らしました。
いやお前そりゃそうだろクラスメートのパンツの想像するのは流石にいかがなものかと思う。こう言う時ってどうすればいいんだろうな?今の俺なら素体ストライクでも暴れることできる気がするぞ。
エール捨てた状態でシールド投げ捨てアーマーシュナイダー突き刺すアレ。
想像したらやばいよな、あの准将。怖いとか言うレベルじゃない。狂気だ狂気。
OKキラくんのおかげで回復してきた。とりあえず現実の方の問題をどうにかしなければ。
「えっと、猿山くんと結城くん???そ、それにララさん・・・・・・???」
リトは完全に言葉を失ってる。と言うか今思考回路をフル回転させている。
ララちゃんは春菜ー!って手を振ってる。
さて、どうしたものか・・・・・・。
あ、そういえば俺以前西蓮寺に彼女が宇宙人だと言うことを言ったな!?
原作より早くのムーブ?原作ブレイクしてしまったかもしれないがちょうどいい、説明に使わせてもらおう。
「よ、奇遇だな西蓮寺。・・・一応説明したいんだが、リトん妹がもうすぐ帰ってくるからその時に説明させてくれ。
あとララちゃん、試着してる時はあまりカーテンは開けるものじゃないぜ。」
「えー??だってリトに見てもらいたいもーん!」
「こう言うのは俺やリトみたいな男には感想を言えんのさ。西蓮寺に聞いてみるといいかもしれないな。
・・・すまん西蓮寺、俺のキャラ的に不信感を抱くかもだが事情があるのは事実だ。あとで説明する。
とりあえずリトはこっちな」
そう言いながらリトの肩を組みながら外に出る。
「わ、ちょっ・・・なにするんだよ?」
「うるせ、俺もお前もあそこに入ってるわけにはいかなかったろ。
いやリトだけならまだ彼氏か?とかなんとか言えそうだけど俺の場合怪しいなんてもんじゃねえ。一発通報エンドだ。死ねる死ねる。まだ前科持ちにはなりたくねえよ」
「いやその時の罪ってなにになるんだよ。服屋に入っただけだろ」
「不快罪??・・・顔面猥褻物陳列罪??・・・そ、存罪??
あかんちょっと泣きそうになってきた・・・・・・」
現実ってなんでこうも儚いんだろう。え?お前が悪い??
そりゃそうだからなにも言えない。
「・・・・・・間変わらずだよなお前。自己評価どうなってんだよ」
「事実だからなぁ。現実はクソなんだ。
とりあえず俺以前お前とララちゃんのワープ事件の時にブリッツに変身したろ?あのあと西蓮寺に謝罪兼事情説明をした時にララちゃんが宇宙人だってこと言っちまったんだわ」
「は、はぁ!?あれは内緒っていうかバレたらまずいだろ!?」
「落ち着けリト。いや確かに仰る通りなんだが、今回はちょうどいい。
ペケの能力のことと服を買ってることを事実として説明できるしな。
無論西蓮寺が偽佐清に巻き込まれたことは言わないし。
なので俺がやるべきことは美柑ちゃんへの連絡ってわけなんですが・・・・・・兄よ。美柑ちゃんの連絡先ってもらってもいいか??なんだったら事情説明した後に死ねるが」
「やめろやめろやめろ覚悟決めすぎるなそれくらいはいいよ」
と言うわけでありがたく連絡先を貰えてしまったので美柑ちゃんに連絡をした。
「あ、でもお前美柑に変なことするなよー???」
ニヤニヤと笑うリト。何を言っている、そんなのは当たり前だ
「当然だ。こんな不躾な願いを聞いていただいているわけだし彼女だって俺からの連絡は本来は喜んじゃいない
せめてもの贖罪としてこの身この命この魂全て賭けてでも守ることを誓おう」
それが原作に参加した俺という存在の務めだ。ならばその責務を全うするのが筋という話で
「嘘ごめん冗談ふざけただけだからやめろお前マジでその気になれば何でもやりそうで怖い」
俺の様子がマジに見えたのか慌てる親友
うん、マジだから当然だよな。こんな原作に参加させてもらっているのだから当然のことなのだ。
まあ、ナナちゃんモモちゃんのような親族、古手川のような俺との相性最悪っ娘、ヤミちゃんのようなこれまた相性最悪っ娘が出るくらいまでだろう。そん時はフェーズアウトだ。
わりーな、リト。それまでの辛抱ってことで。
服屋から戻ってきた美柑ちゃん。
こちらを見れば一瞬怯えた目になりつつ問題なく返答をしてくれた。
「お、美柑ちゃん!よかった、服は無事買えたんだな」
「えっ、あ、うん!買えたよ・・・・・・」
「早速だが少しイレギュラーが発生したから苦労かけるが頼む」
というわけで俺はララちゃんの元へと向かった。
「(・・・先ほど、怯えたような顔になっていたな。やはり色々と危なかっただろうか。
・・・いや、今回はリトが誘ってくれたから来てるだけだし不快に思われてはないと思いたいが・・・自惚れもほどほどに、だな)」
「ねぇリト、猿山さんどうしたの?・・・さっきの目、すごく怖かったけど」
「あいつのいつもの悪い癖だ。・・・はぁ、何があったんだよアイツ」
「で・・・春菜さんって呼んでもいい??」
「うん、大丈夫だよ美柑ちゃん。けど大変だったね、服が溶けるなんて」
「ペケ・・・あぁ、今美柑ちゃんが抱えてるやつな。こいつが頑張って服を作ってたんだがその前に色んな服を試したせいでかなりエネルギーを使ったらしい。
美柑ちゃんも重くなったら言えよ、いつでも持つの変わるからな」
「ううん、ありがとう猿山さん」
「けどケンイチが春菜に私のこと話してたなんてなー」
「悪い悪い、この前西蓮寺の前でMSを纏った時についでに説明したんだよ。
改めて西蓮寺、俺から説明した話だがこれは内緒で頼むな。
いかんせんララちゃん、宇宙じゃ人気者らしいんで下手にバレると狙ってくる奴もいるんだとよ」
そういうと、西蓮寺が驚いたような顔になる
「えぇ!?危なくないそれ!?」
「あぁ、あぶねえ。だからこそ俺のMS・・・ロボットを纏う力が役に立つわけよ。
俺は基本ララちゃんやリトを守るためにこの力を使ってるからな。
あ、でも基本理由は親友のリトが悲しまないための力だ。
リトはどうやら西蓮寺が傷つくのも不快らしいからな。
西蓮寺も何か危なくなったら言えな!」
ニヒッ、と笑うと西蓮寺は顔を真っ赤にする。
はははっ、やっぱり彼女も随分と分かりやすい
「け、ケンイチ!!」
「あっはっは!!落ち着け落ち着けリト。"クラスメート"が傷つくのは嫌だもんなぁ?」
「う、うるせー!」
相変わらずだ。西蓮寺も満更でもないのはなんだかずるいなぁ、なんて思ってしまうがね。
「・・・・・・ふーん??」
美柑ちゃんは美柑ちゃんで何か刺さったらしい。察しがいいな小学生よ。
リトと西蓮寺を見比べるとにやーっ、と笑ってた。
美柑ちゃん大正解だぜ。
なんて雑談をしながら、俺たちが来たのは水族館だった
ララは初めての施設なのか楽しそうにしている。
「リト、せっかくだから西蓮寺とララちゃんの分は買ってやれ。美柑ちゃんの分は買っといてやるから」
「は、はぁ!?さ、流石に申し訳ないし・・」
「気にすんな。お前が払おうとしたその分の費用を西蓮寺たちに払ってやった方が彼女たちも喜ぶってな」
ということでさっさと俺と美柑ちゃんの分を払ってしまう。
「・・・えっ?わ、悪いよ猿山さん」
「気にすんな気にすんな、その代わりあいつらの様子見てみねえか?西蓮寺との様子、いろいろ気になるんだろー?」
「ふふん、まあね・・・・・・でも、本当に良かったの?」
「いいんです!さっ、ほらさっさと行こうぜ」
ガシガシ、と頭を撫でるとちょうどリトがチケットを渡す所だった
「・・・えへへ」
嬉しそうに後ろについてくる美柑ちゃん。そんなに面白かったのだろうか?いやまぁ確かに親族のそういう話は面白いか。
「ゆ、結城君・・・流石に悪いよ・・・!!」
「気、気にすんなよ西蓮寺。急に声かけちまったしさ」
「・・・邪魔になってない?」
「そっ!そんなことないって!俺はその、西蓮寺も来た方が盛り上がるし・・・・・・う、嬉しいし」
「えっ・・・ほ、本当?
えへへ、よかった・・・///」
いやぁ、たまりませんな。
「平和だねぇ・・・」
「平和ですなぁ・・・・・・」
美柑ちゃんと壁に隠れながら見学。てえてえは栄養になるからな。こういうのをみておいて損はない。
「ねーねーみんな行こうよ!!」
ララちゃんもワクワクとしている様子。
「しゃーない、俺と美柑ちゃんで面倒見てあげますか
あ、ちょうどいいや。アイス食うけど何味がいい?」
「え、えぇ!?そ、そこまでしてもらうのは・・・・・・」
「俺がしたいってだけだよ、気にしなさんな」
「う、うん・・・じゃあ・・・バニラ!」
「おっけ、じゃあ行こうか」
というわけでバニラとチョコを買って美柑ちゃんにバニラの方を渡す。
美柑ちゃんが美味しそうにアイス食べてる姿を見れているし。
ララちゃんは楽しそうだし。
西蓮寺とリトは良さげな雰囲気だったし。
俺というキャラは部外者の立場ではあるのだが、こういう幸せな光景を見ることができて尚且つ同じ空間で楽しめる、それだけで良い休日だと理解させられた。
皆で出かけるってのも、案外に悪くないんだなと思えるような出来事だったとさ。