機動戦士ToLOVEるSEEDー猿山ケンイチの受難ー   作:SS好きのヨーソロー

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PHASE 23 オペレーション・不法侵入

 

 

 

 

 

 

「ったく酷い目にあったぜ・・・・・・」

女子からのフルボッコが全身を傷みつける。こりゃあれだ、ギャグ漫画の世界故の宿命と言わざるを得ない。

 

 

MS装着の体力消耗も合わさって先ほどからやばい。普通にぶっ倒れそうなくらいには。

 

「ケンイチ!」

俺を見つけたリトがダッ、と走ってこちらへと向かってくる。

「よー、リト・・・・・・。イルカたちは大丈夫そうか?」

「あ、あぁ。あの後まっすぐ帰って行ったよ。・・・ってより、お前の方だよ!すぐに姿を消したと思ったらそんなボロボロで・・・」

 

「いやー、とんだ災難だったぜ。大量に水着が置いてあった場所があったんでな、そこを見つけたわけだが女子陣に勘違いされちゃって見事にフルボッコ。まるで太鼓の達人だぜ」

 

フルボッコだドン!!とクレイジーな画像があったよなぁ。懐かしいやと笑っているとリトの目が冷たい感じになってた。

 

「OK、あいつらね。どうする?カチコミに行くか??」

普段リトから聞くことのない過激な単語を聞いてしまって俺自身が驚いてしまう。

「落ち着けリト急にどうした」

そう聞くが彼の目は至って真剣だった。無実にも親友が殴られる。それ後一番の不愉快さだったらしい。

「だってお前悪くないのに攻撃喰らってんだろ?なら俺があいつらを潰しても問題ねーだろ」

「落ち着けリト。そんな顔するな。事故だろ事故。いつもふざけているんだし当然の結果だ」

どうどう、とリトを落ち着かせる。お前そんなちょっと荒い感じのキャラじゃなかっただろうに。

「そりゃそーかもしれないけどよ・・・」

 

やれやれ、どうしたものかとなってると籾岡達とエンカウントした。

 

「あ・・・猿山」

「お、おー・・・おっす」

タイミングの悪いエンカウントだ。何言われるかわかったもんじゃないな。と思ってると意外にも籾岡と沢田は頭を下げていた

「ごめん猿山、アタシ達勘違いしてた」

「そうだよね・・・よくよく考えたらアンタにあんなことする余裕なかったよね」

 

急な謝罪、一体どうしたというのだろうか。

「・・・・・・どうしたんだ???」

「私が言ったの。猿山くんじゃないと思うって」

そこにいたのは西蓮寺とララちゃんだった

 

「そうそう、ケンイチはイルカを助けるために動いてたんだから!」

どうやら西蓮寺とララちゃんが俺の弁明をしてくれたらしい。

 

「気にするなよ籾岡。普段のおふざけが悪いんだしな」

「わかってるならやめなさいよ」

「身体がおふざけをしないと死ぬ病気になってるんだ」

「どこの長鼻狙撃手よ!!」

ウソップゥ!!何やってんだお前ェ!!!!

 

なんてふざけながらリトに笑いかける。

 

「な?問題ないから落ち着けよ」

「・・・まぁ、ケンイチが良いならいいけどよ」

 

「あ、というわけで籾岡達。校長先生も完全に無実だから許してやってくれな。普段の活動がアレなのは否定しないから普段は殴っても許されるけど」

「アレは疑われても仕方がないよ・・・」

「まあ籾岡達が可愛らしいからってのもあるんだろうな・・・男って可愛いものに目がないし」

 

「・・・なんか口上手くなってない?」

ジトー、とこっちを見る籾岡

「・・・????」

なんのことかわからず頭を傾げる俺

 

「お前も可愛い子には目がないんだろー??」

そうふざけるリト。それはそうだ。

「当たり前だ。まあそれと同時に罪悪感で切腹できるけどな。アーマーシュナイダーくらいだったら腹に刺せそう」

「やめろバカお前本気でやりそうで怖い」

 

なんていうくだらないことを言いながらいつのまにか夜になっていた。

俺たち男子部屋の奴らは女子生徒の部屋に飛び込む計画をしていた。

 

「お前らなぁ・・・・・・・・・。

 

トランプやUNOは持ったな?遊ぶ準備は。

お菓子を開けるのもありだぞ」

「猿山ッ!!!!!」

男子の目が輝く

 

「オペレーション・不法侵入を開始する」

「許可なしじゃねえかッ!!」

リトのツッコミを受けつつグッドサインをする。

許可なんて降りるわけないし、俺がきただけで捕まるんだ。

 

ならばもう、同人誌猿山ムーブするしかないよね・・・。

 

とまぁ、流石にガチでいけそうになったら手前で男子生徒達総気絶させて部屋まで輸送だ。女子部屋?ガチで入るわけないだろ、犯罪だよ犯罪。

ただでさえ前科が多すぎるのにクソ

 

まあリトの場合ならララちゃんが許可出すだろうし、あいつの幸せ具合を妬むつまみにしながらコーラでも飲む所存。

 

とオペレーション・不法侵入をしようとしてると指導部の鳴岩が俺たちを見つけて追いかけてきた。

 

「げっ!!逃げろ逃げろー!」

ナイスだぜ鳴岩教諭!原作そのままにいけそうだな。

ここから俺たちモブ生徒はそのまま追いかけられるってだけだし、原作とは関係ない動き。故に離脱しても問題ないだろう。

 

すぐに曲がると別の通路を進み、ブリッツに変身してミラージュコロイド・ステルスで透明化すると鳴岩の横を素通りする。

ほんと、戦闘面じゃあ不便極まりないが一般利用ならこれほどまでに便利なMSはない。ニコル・アマルフィくんも知ったら驚くな、ブリッツの使い方。

 

そんなこともありもう問題なさそうな位置に着くとブリッツを解除する。

 

「あっ、ケンイチ〜!」

偶然ララちゃんに見つかる。

「おお、ララちゃん。おっすおっす」

 

よっ、と声をかけながら連れを見る。

 

籾岡里紗に沢田未央だろう。

「やっほー猿山〜」

「猿山〜。まさか女子部屋に乗り込もうとしてるんじゃないよねー??」

「ははっ、馬鹿みたいなことをしたせいで鳴岩とカーチェイスしてたところだよ」

 

「本当あんた達バカだよねぇ・・・」

やれやれとため息を吐く籾岡

 

 

「ケンイチ女子部屋きたいの??じゃあ行こっか!!」

どうしよう、天真爛漫娘によって女子部屋に連れて行かれることになりました。

 

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