機動戦士ToLOVEるSEEDー猿山ケンイチの受難ー 作:SS好きのヨーソロー
機体の爆発と、体力のフル使用により意識を失った俺は気がつけば、ソファのようなところで寝ていた。
いや、ソファのようなと言うよりかはソファだった。このソファは・・・、結城邸か?
俺は確か、あの後爆発して・・・・・・
なんとか身体を起こそうとするとやけに重く身体が動かないことに気がついた。
なぜだろう、と思い胸元を見ればその理由は明らかであった。
そこには俺の身体を抱きしめている美柑ちゃんの顔が。
「・・・ばかぁっ!!ほんとに!ほんとにバカバカ!!さっき言ったのに!言った後すぐに死にかけるバカがどこにいるのよ!!」
目に涙を多く浮かべながら怒る美柑ちゃん。しまったなぁ・・・
ザスティンはというと、ほら見たことかって感じの目をしていた
「だから言っただろう、ケンイチ。君は嫌われていない、大切に思われているのだ」
ザスティンの一言、それに何とも言えない感情を抱く。
甘える?俺が?・・・・・・甘えても許されるなら、もういっそのこと楽にだってなりたいさ。
「ケンイチさん・・・・・・・」
「疲れた。・・・・・・・・・疲れたんだよ、俺は」
仕方がないだろう?最近は鍛錬にバイトに勉学に。休んでいいわけでもなかったから・・・・。
動くしかなかったから、それでも許されるなら・・・・
「少しくらい・・・・・・ほんの少しくらい、俺だって休みたいさ」
「うん、休もう。休もう、ケンイチさん」
優しく微笑む美柑ちゃん
「・・・・・・・・・ごめん」
俺は一言謝ると、おもむろに美柑ちゃんを抱きしめる。
「ケンイチさん!?」
「どうせ、後で俺・・・・・・きっと自罰思考になってさ、また自分を追い込むだろうけど、今は・・・・君に甘えたい」
分かっている、相手は小学生で俺は高校生。本来の立場は逆で、なおかつ親友の妹。俺の行動は悪しきことこの上ない
ファンからすれば許されずに殺される内容だ。
殺されるほどの、ことなのだろう?
ならばもう、いっそのこと・・・。
俺を、殺してくれよ。
「・・・・うん、おいで」
背中に手を回される。
小さい、華奢な腕だ。
ほのかに香る柑橘系の、少し甘酸っぱい香り。
落ち着く。優しい空気だった
「ごめん・・・ごめん、俺。しっかりしないといけないのに・・・」
情けない、この道を進むと決めたのなら俺は命をかけてでも達成せねばならないのに。
「いいのよ。・・・ケンイチさんは頑張ってる。私がちゃんと見てるから」
優しく、包んでくれる彼女に俺はただ甘えることしかできずにいた。
「・・・ありがとう、苦しかったろ。ごめんな?」
しばらく甘えてしまって、俺はようやくその場から立ち上がることができた。
いかんいかん、少しというかかなり甘えすぎていた。
「・・・いいんだよ。私にとって、ケンイチさんが無事なのが一番なんだから。
だから、お願い。無理はどうせすると思うけど・・・絶対私の元に帰ってきて」
美柑ちゃんが最後、そう述べて俺を一度抱きしめる。
「あぁ、わかった。
君のもとに、絶対に帰ってくるよ」
俺もそう答える。
そりゃあ、好かれる立場ではないしそれはリトの立場なのは重々承知している。けれどこの子がこう言ってくれるならば、俺は負けるわけにはない。
新たな決意を胸に、俺は前を見据えた。
「ねぇ。リト・・・ケンイチさんはさ、なんであそこまで自分を悪く言うんだろうね?
・・・私、ケンイチさんがそんなこと言うのが辛いよ」
「あぁ、わかってる。・・・あの野郎、何があいつを追い詰めるのか、わからない。それでも、あいつは俺の親友なんだ。俺はあいつの横に立ちたいんだ。
イージス・・・、あいつを守るために、あいつと一緒に戦う為に。俺に力を貸してくれよな」
肩に乗るSDサイズのイージスにそう述べるリト。
ケンイチが覚悟を決める中、親友であるリトも決意を抱いていた。
決意を胸に、と言っても普段の生活が変わることはない。
いつも通り学校に行って、授業を受ける。
終わればバイトをしたり、原作エピソードがあればそれに参加したり。
そんな中、俺はとある人物に声を掛けられた。
「猿山ケンイチくん、少しいいかしら?」
にこやかに声をかけるのは、保健室の養護教諭 御門涼子先生だ。
「御門先生・・・?はい、大丈夫ですが何かありましたか?」
一瞬、本能的にその豊満な胸に目を奪われかけたがすぐに理性発動、目を逸らす。
確か前世での面接対策に目を見るのが難しい場合首元や鎖骨を見ると不自然でないと言われていたな。と思ってそちらを見つめる。
いや服装セクシー寄りだなァおい!?
内心での興奮と自己嫌悪による吐き気を感じつつも次の言葉を待つ
「少し、確認したいことがあってね。
お時間もらえる?」
ということできました保健室。
保健室に入れば、徐に先生はドアに先生対応中の札をかけて室内の鍵をかける。
この場合、何かあれば職員室に行く必要が生まれてくる。
と言うわけで、なぜか俺は教師と2人きりという特殊エピソードが発生した。
「か、鍵かけてどうしたんすか??
お、俺と2人きりっすよー?ぐへへ〜」
とりあえずふざけておいた。多分俺のキャラってこうだろう。
ちなみに精神衛生上非常に宜しくない。
そりゃそうだろう、女性と二人きり。気まずい。吐き気がする。嘔吐パーリナイ、吐き吐きナイトフィーバーだ
はいすみません、許して
「あぁ、無理にふざけなくても大丈夫よ。気楽にしてちょうだい。
コーヒー淹れるけど、砂糖とミルクは?」
俺の発言を軽々しくスルーしつつ、そう聞いてくる御門先生。
「・・・えぇ、少し疲れていたので甘いものが欲しいですね。甘めでもらっても良いですか?」
「ま、そうなるわよね。了解、適当にその辺に腰掛けて」
そういわれたので素直に近くにおいてある椅子に腰掛ける。しかし一体全体どうしたというのだろう。
先ほどの会話を見るに俺のおふざけに対する耐久性もある。実害のないおふざけに対しては恐らく笑って見過ごせるほどの度量があるとは推察できる。
ならば俺の呼び出しがいまいち理解できない。他生徒が不愉快に感じて相談した・・・・・・?
それならば生徒指導の鳴岩がいるだろうに。いや、女の子関連で男性教諭に相談はきついか。
はあ、何の罪で俺は今から怒られるんだ。
何もしていないのだが・・・・・・仕方がない。事実なき罪を受け入れるのも俺の運命か。
精神的にとても死にたくなりながら、運ばれてきたコーヒーに口をつける。
女性関連でのやらかしなら最低でも一週間の停学・・・・・・最悪は退学もあり得る。
恐らくはどうせ最後の一服というか、至福の一杯になるのならば、最後くらいは味わって飲もう。
甘い香りに温かな味わい。
そのやさしさについ涙が出そうになる。世の犯罪者たちも最後はこんな感じだったのだろうか。
認めたくない、受け入れたくない現実を飲み干しながら言葉を待つ。
「さて・・・・・・猿山ケンイチくん。
あなたはいったい、前世で何を経験したの?」
今作のヒロインは誰が良いですか
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1.結城美柑
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2.ヤミ
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3.古手川唯
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4.他ヒロイン(コメント欄で受付)
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5.ハーレム
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6.ヒロイン?ナニソレオイシイノ?
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ex.結城リト(腐