機動戦士ToLOVEるSEEDー猿山ケンイチの受難ー 作:SS好きのヨーソロー
無事に籾岡たちに事情を説明し、この力についてある程度理解していただいた中、俺は特に予定もなく街を歩いていた。
というのも、学校は冬休み。課題は初日で徹夜でクリア。バイトはすでに終わっている。とほんとうに暇な時間が生まれてしまった。
元々親からの仕送りも多いし、デビルークから300万貰ってるし(彩南祭の時の俺の出した費用はせいぜい10万ほど。なんなら校長がほとんど肩代わりしてくれたので実質ゼロ。)、しかもデビルーク側から謝礼として普通に兵士1ヶ月分の給与が振り込まれる始末。
ねえ嘘でしょ?デビルーク兵月100万なの?嘘だろ????危険手当?戦闘手当????あの俺単なる部外者ですよ????
これ、流石に一人暮らし用に置いておくかぁ。
ザスティン殿に断りを入れようとしたけど流石にこれ貰ってくれないと顔が立たないとか真顔で言われたから受け取ってはいるけども。
え?100万あるなら働かなくて良いって?バカお前、どうせ大人になる頃にはリトたちと縁なんて切れてるんだろうから社会経験のないゴミクズになっちゃうだろうが。
アルバイト大切。社畜精神を鍛えねば。
そんな感じだから、やることもないなぁと思いつつ街を歩いていると我が親友結城リトとばったり遭遇した。
「リト!おっす」
「お、ケンイチ。何してんだ?」
「バイト終わりに散歩だよ。家帰ってもやることがないからさ。リトはどうしたんだ?」
「俺は親父に頼まれて画材の買い出しだよ。」
どうやらスクリーントーンというものが少なくなってきていたらしい。漫画家となるとそういうのにも気を遣わなければならないのは大変だろう。
「そのメモの量、かなりありそうだな。
リト、才培氏には世話になっている、俺も手伝って良いかな」
「えっ!?さ、流石に悪いよ・・・!」
「気にするな、俺がしたいだけだからな。さ、いこう」
ToLOVEるという作品に混ざって親族と親しくさせてもらっているのだ。これくらいの善行は積んでおいて問題ないだろう。というかもはや贖罪の域である。
あらかた買って、リトが差し入れのたい焼きを買った時だ。
黒い服に金髪のロングヘアー、そして真紅の瞳。
そう、彼女はToLOVEるの中でもかなり人気のキャラ、金色の闇ことヤミちゃん。イヴでもある。
ッッッッッッ!?!?!?!?!?!?!?!?
え、待ってヤミちゃん!?うぇっ!?や、やややヤミちゃん!?
「よーしリト!少し待っててくれ飲み物買う」
ダッシュで自販機に行くと缶コーラを買って飲み干した。
「っぷ・・・・・・ぷはぁっ!!」
炭酸の強い感覚を味わいたかった。
だってヤミちゃんだぜ!!ヤミちゃんなんだぞ!!!
うわほんとにクソ可愛い!目パチクリしてる。おっほ鋭い目つきィ!!たまりません!あーたまりませんぞ!!!!
イヤッホゥ!!!!!!!!!!!!!!
俺の内なる校長がスマイルチャージしそうなところだが、次に俺は原作がついに初登場まで進んでいることに戦慄した。
「・・・・・・・・・・・・・・・待てよ、初登場ってことは」
相手は確かラコスポとかいうやつから暗殺依頼を受けていたのだっけか。
・・・よし、腕時計はある。
リトも腕時計をしているな。たい焼きはすぐにアイテムボックスに収納してと・・・、ヤミちゃんは確かトランス能力?とかいうのを持っているらしいな。
ならばフリーダムの高機動も良しだが、耐久も考えねばならないか。
「貴方は、結城リト・・・そっちが猿山ケンイチ、ですね」
「えっ、なんで俺の名前を・・・・・・」
「チッ!やはり改変が入るか、俺の名前も広がってるとは!!」
すぐに俺はリトのたい焼きをアイテムボックスに収容し、リトの首を掴み後ろに下がる。
ザンッッッッッッ!!と鋭い斬撃が空を描いた。
「なっっっ!?」
「しっかりしろリトッ!地球の食べ物、と発言した時点で察しもついてるだろう!!」
「ふむ・・・・・・やはり脅威。反応はいいのですね猿山ケンイチ。
あなた方には抹殺の依頼をかけられている。消えてもらいますよ」
「リト!後退!警戒を厳にしつつ防衛だ!」
ここはやけに人も多い、とりあえずは場所を変えねばならない。
「あぁもう!どうなってんだよちくしょうッ!!」
「少なくとも平和的にはいかなさそうだな、十中八九ララちゃんを狙うゲスの犯行だ!
いまザスティン殿に救難信号を送った!持ち堪えるしかない!!」
2人で息を落ち着かせる。
「まるで、殺し屋だな・・・・・・」
「ええ、そうです。・・・私は、殺し屋として雇われたのです」
リトの首を狙う斬撃。
くっ、流石にッ!!
「悪く思わないでくれ、お嬢さん!!デュエルガンダムアサルトシュラウド!アーマードスタンバイ!!」
ガンッッッッッッと腕を前に突き出すと
硬い装甲が斬撃を防ぐ。
「出ましたね・・・モビルスーツという能力・・・。厄介と聞きます」
「ハハっ、君相手からその評価はありがたい限りだなッ!!」
武器は使用不能、というか使わない方が良い。
この子は確か話を歪曲されて伝えられている筈だ。
イーゲルシュテルンも使わない方が良いだろう。
というか、ぶっちゃけ精神衛生上使いたくない。こっちの問題だけど。
「リトー!ケンイチー!!」
っ!!きてくれた!!
ララちゃんがいるならば・・・!!
「よく耐えたケンイチ殿!!金色の闇!私が相手になろう!!」
「ザスティン殿ッ!」
だぁんっっ!と武器を構え振り下ろすザスティン
「金色の闇!私が相手をするッ!!」
バッ、と構えるザスティン
「あなたは何者です?」
「デビルーク親衛隊隊長!そして結城才培氏のチーフアシスタントッ!!ザスティンだッ!!!!!!!!!」
「そ、その肩書きは親衛隊隊長に負けると思うけどな・・・・・・」
と苦笑いしつつも念の為にイーゲルシュテルンのセーフティを解除する。
念の為に57mm高エネルギービームライフルを出せるようにしつつ、目の前の金色の闇に目を向ける。
この子のキャラデザはとても好みで、声は特に可愛らしい。
前作漫画のヒロインだったり、某女児向けプリキュアの主人公だったり、某ヒーロー系アニメのヴィランだったり。あとゲヘナ赤モップだったり。
声が特に好きなのだ。福圓さんの声、いいよね。
と推しに会えた感動もありつつ、あるのはやはり自分というノイズだ。
頭の中をよぎる。
彼女がヒロインで、俺はそれを寝取る下衆。
あぁもう、本当に現実とはクソだ。
「・・・推しを、推しとも言えない世界ね」
ザスティン殿が電車によって飛ばされた。
大罪人だと言うのならば。
今更罪が増えても構やしない。
「さぁ、金色の闇と言ったな。
君が結城リトに手を出すというのならば、俺はこの力を以ってして、この命をかけて君を倒そう」
ブォンっ、とビームサーベルを構える。
ヤミちゃんに危害を加える。
その時点で断罪されるに等しい。
進まずとも死、進んでも死。
全く、否が応でも地獄を進ませたいらしい。
ならば、神とやらの導き通り。
この道をただ突き進もうじゃないか。
先に動いた金色の闇のトランス能力による攻撃。
しかし、それはとある蹴りで防がれる。
「イージス!アーマードスタンバイ!!
うおおおおおおッッッッ!!」
そこにはGAT-X303イージスガンダムを纏った我が友人の姿がある。
「結城リト、あなたもその力を持つのですか・・・」
「リト!?何をしているんだ・・・!!」
「女の子相手に手をあげるのは、確かに俺にとっちゃ不快だ!だけど親友が傷つくなら、俺は戦ってみせるッ!!」
覚悟を決めた状態のリト、彼に迷いと言うものは存在しない。
「OKリト!できるだけ傷付けず、無力化!俺たちならやれるな!?」
「あったりまえだケンイチ!行くぞッ!!」
ー親友2人、暗殺者の少女に相対するー
今作のヒロインは誰が良いですか
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1.結城美柑
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2.ヤミ
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3.古手川唯
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4.他ヒロイン(コメント欄で受付)
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5.ハーレム
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6.ヒロイン?ナニソレオイシイノ?
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ex.結城リト(腐