ライダーソウル持ち元ダークライダーの転生者ウマ娘は平和に暮らしたい   作:momo28

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ノーコンテニュー!!

『よろしくな!ベルトさん!』

 

 

『俺は、市民を守る。ドライブだからな』

 

 

『俺もお前も、ウマ娘すらも凌駕する力を持っている、化物じゃないか?』

 

 

『私は死神だ……』

 

 

『スピードドライブの秘密、ねぇ……ま、これでよかったんだよ。人々を守るのが『仮面ライダー』ドライブの役目だし?』

 

『本当によかったのかよ……!いや、俺は認めねぇ!姉さん、ちょっとURAに抗議してくる!!』

 

 

『お前は……お前は死神なんかじゃねえ!……目を覚ませよ、プロトドライブ。まだ、走れるだろ?』

 

 

『遂に来たか……この運命のレースが……』

 

『ま、勝っても負けても楽しければそれでいいよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前で突然起こる爆発、それが一体何か、理解した時には既に全てが遅くて。

 

『チェイサー!おい!チェイサー!!おいッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳴り響くファンファーレ。快晴の下、芝の感覚を踏み締める。

 

『………』

 

目の前では白い勝負服に身を包んだウマ娘がファンサをしている。

 

『大逃げ、先行、いずれもマッハ!!』

 

ぎゅっと自身の勝負服を掴む。

赤に白いラインの入った、スタイリッシュでありながらも何処か重厚なスポーツカーらしさのあるデザインだ。

 

『………っ!?』

 

ぼーっと空を見つめていると、突然後ろから気配がして振り返る。

 

『ぁ……』

 

そこにいたのは、信号機のような何かを背負っているウマ娘。

後ろを向いているせいで顔は見えないが、間違いない。

あれは———。

 

『———』

 

『なんて………』

 

聞き取れないほど小さな声でボソボソとそのウマ娘が何かを喋る。

思わず聞き返そうとしたドライブだがそのウマ娘は背を向けたまま歩き出し、何処かへと消えてしまった。

 

『……そうか』

 

ファンサを終えたウマ娘のところに駆け寄り、耳元で伝える。

 

『…?どうしたんだ?』

 

 

今はもう居ない、一人の大切な仲間が残した言葉を。

 

 

『行ってこい……ってさ』

 

『………!ああ!!』

 

9月27日

 

その日開催されたレースは、きっと最高のレースになるに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んぁ……?」

 

何やら夢を見ていた気がする。

……まあ思い出せないし、別にいいか!!()

 

「おや、起きたかい?」

 

「…だれですか」

 

何処だよここ!!

まじで何回目のノリだよこれ。

 

「おやおや、さっき出会ったのにもう忘れられるとは悲しいな」

 

「あー」

 

そういえばさっきの人じゃん。

って!!

 

「あっあのあとどうなりました!?」

 

「安心したまえ、君のおかげで被害は0だ。……まあ、あのロボットを作った私はこっぴどく叱られたがね」

 

よ、よかった〜。

あんだけ言っておいて被害が出てたら死にたくなってたと思う。

 

そんなことを考えていると、白衣の人のスマホ?のようなものに何か連絡が来たようで、ピコンと音が鳴った。

彼女は少し画面を見たあと、此方を見てニヤリと笑った。

 

「あーブランク君、だったか?せっかくだ、ここで出会ったのも何かの縁、共に写真でも撮らないか?」

 

「えっ」

 

まあ別にいいけど。

急にどうしたんだ?

 

「はいはいもっと寄って寄って〜。そうそうそんな感じ。もうちょっと表情緩ませてみてくれ……いいじゃないか……」

 

うっわ……めっちゃ笑ってるよこの人……そんな俺の顔面白い?……ちょっと心外だぜ。

 

「それじゃあ両手でピース作って……カメラ目線で……ちょっと失礼」

 

「わ……」

 

手を頭に乗せてきた、何がしたいんだこの人。

 

「はいチーズ!………………これは、背徳感がやばいな」

 

撮った写真をみてさらにニヤニヤし始めた……怖いよぉ、助けてデジタルさん!!

……ごめんやっぱ来ないで。

 

「送信っと…………そういえば忘れていたが、私はアグネスタキオンだ。よろしく頼むよ、ブランク君」

 

「は、はぁ……ブランクヒストリアルです」

 

どうやらこの人はアグネスタキオンさんと言うらしい。

というかこの人もアグネス?デジタルさんと血が繋がっていたりするのだろうか?

 

そんなことを考えていると、部屋の扉を開けて何やら良いコーヒーの匂いを漂わせた人が入ってくる。

 

「……貴女は……はぁ、また実験に他人を巻き込んだのですか?」

 

「今回は違うぞ!?私に対する信頼どうなってるんだ!?」

 

「信頼なんてあるわけないでしょう……」

 

「ひどい!?」

 

(扱いから目を背けながら)十分信頼あるでしょ。

というか置いてけぼりにしないで。

 

「あの……」

 

「………すみません、完全に忘れていました、私はマンハッタンカフェです。でこれが……」

 

「これ!?流石に酷くないかい!?あと自己紹介はさっきやったぞ!!」

 

「そうですか………あ、お名前を聞いていませんでした。貴女はなんというお名前なんですか?」

 

「ぶ、ブランクヒストリアルです……よろしくお願いします……?」

 

「……ブランクさん」

 

な、なんだ急に険しい顔して……

 

「こいつに何かされたら即刻警察呼んでくださいね?殴り飛ばしに行きますので」

 

「警察!?あとカフェ自身が来るのかい!?」

 

「うるさいのでちょっと黙ってください」

 

口の中にコーヒー豆ぶち込まれてる……

追い討ちで熱湯注がれてる……

即興コーヒーってこと……??

 

「ふう……即興コーヒー完成です」

 

「くぁwせdrftgyふじこlp」

 

「あの私なにも!なにもされていないので早く助けて上げてください!!」

 

流石に可哀想すぎる……!!

 

「……そうですか?わかりました、では…………ちょっと下向いてください」

 

「もががあg!?!?ごぼっごほほほほほ!?!?」

 

お、ファイティングポーズ。

ス◯ファイかな?

 

「ッスゥ~……ハァッ!!」

 

「ぐああああああああああああああああああああああ!?!?」

 

「け、KO!?」

 

もうやめたげてよお!!

タキオンのライフはもうゼロよ!!

 

「げほっごほごほ………まあ今回はブランク君に聞きたいことが幾つかあってね、それだけだよ」

 

さらっと流した!?

どうなってんだこの人達!!

 

「じゃあ最初の質問だ!」

 

「あっはい」

 

「君があの時使った妙なカード、あれはなんなんだい?」

 

「知りません!!」

 

「ええ!?」

 

逆にこっちが教えて欲しいくらいだよ全く………

そもそも仮面ライダーが何か説明したところでタキオンさんには伝わらないと思うし。

 

「じゃ、じゃあ君が言っていた滅亡迅雷netとはなんだ?どうやらあの暴走したロボットも同じことを言っていたようだが………」

 

「…………」

 

「ふむ…?ダンマリとは、何か不都合なことでも?」

 

だってなんであそこにいたのか俺でもわからないもん。

 

「まだまだ沢山聞きたいことがあるんだ。さあ、さっさと喋ってもらおうkごべッ!?」

 

さらに変な笑みを浮かべ腕をワキワキさせながらブランクに迫るタキオンの頭に鉄拳が落とされる。

 

「すみませんブランクさん………この人いつもこんな感じなんです……此方できつく言っておきますので………あ、こちらお詫びの品です………」

 

「あ、ご丁寧にどうも」

 

「きっと無理矢理連れてこられたのでしょう………この度は申し訳ありませんでした……お出口はあちらです。お気をつけてお帰りください………」

 

「さ、さようなら〜?」

 

キィ……と音を立て扉が閉まる。

なかなか濃い人達だったな………というかそろそろ保健室行くか……

 

 

 

 

Side:学園長と愉快な仲間たち

 

「あっちょっと!ブランクさん!?」

 

「行ってしまいましたね………」

 

粉々になった支柱の前でやよい達は呟く。

 

「あっ私他のウマ娘ちゃんに見つけたら連絡するようにお願いしておきます!」

 

「是非頼むよ………」

 

「やはり……『あれ』は言っておいた方がよかったのでは?」

 

「言えるわけないだろう!?」

 

「でも……いつもおっしゃってるじゃないですか」

 

「あれは対象がこの学園の生徒だからだぞ!?というか、言えるわけがないだろう『この学園では物が粉々になるのは日常茶飯事だから校舎が半壊してたとしても気にしないでくれ』など!!」

 

「だって実際事実じゃないですか」

 

「そ、それを言われては弱いぞ……」

 

「あっ連絡きました」

 

「早ッ!?そ、それで一体何処にいるんだ?」

 

「ええと……『それらしきウマ娘がゴルシに拉致られた』……とのことです………」

 

「………」

 

「えぇ!?早く追いかけないと………学園長?」

 

 

「…………ご、ゴルシいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

 

 

 

Side:ブランク

 

また迷ったわ。

なんでだよ。俺ここまで方向音痴だったか?

………なんかさ、俺この体になってからすっごい道の迷うようになってるんだけど?これが転生特典ってやつ?いらね。

てかさっきまでめっちゃ人いたのに全くいなくなってる。これガチで迷ったくさいな。

 

「というか、この世界の月ってでっかいんだな」

 

少し上を見上げる。

そこにはとんでもなく大きなクレーターのようなものがある巨大な月が赤い光を纏いぷかぷかと浮いていた。

 

「昼間なのにこんなでっかく月が見れるとはなぁ……」

 

そもそも前にダークライダーとして活動していたときは月なんて産まれたときしか見れなかったし、見るの自体久しぶりだ。

………というかさあ……

 

「…………これ、明らかに夢の中だろ!!」

 

どうりで何処かで見たことあると………

 

「ということは、ゼッツよろしくナイトメアが何処かにいるのか?」

 

あの月があるということは恐らくここは誰かの夢の中だ。

現に俺はどんだけ何かをしても全く干渉できていない、つまり俺の夢ではないのは確定している。

というか、まずこの景色が本物かどうか、つまり自分は本当に夢の中にいるのかを確認しなくてはならない。

 

もし本当に夢の中にいるとするなら……ここの夢主を探しに行かなくては。

 

 

 

 

推定夢の中を探索する。

どうやら夢の中の舞台はこのトレセン学園のようだ。

おかげでこのクソデカ立地を駆けずり回ることになった。

 

「ん……あれは誰だ?」

 

トレセン内のトレーニング室に行くと、白い髪の毛の髪飾りをつけた生徒らしき人が鏡の前で佇んでいた。

………制服じゃない?けどかっこいい服着てるなあ。

どうやらあれが夢主らしいな………一回話しかけてみるか?

 

「あっ…………行っちゃった……」

 

話しかけようとした時、その人はとぼとぼとこちらには見向きもせず扉から出て行ってしまった。

 

「仕方ない……少しここを調べてから行こう」

 

そう言って先ほどあの人が見ていた鏡を見つめる。

……特におかしいところはなさそうかな。

 

確認を終えて外に出ようとすると………

 

「なっ………これ、心の扉か?いつのまに……」

 

部屋の中は沢山の規制線が貼られ、先ほどまで無かった筈の、真っ白な女性の像がついている扉——心の扉——がそこにあった。

 

「これがあるってことは、あの人の夢の中で確定だな……」

 

そう考えていると、キィ……と小さな音が部屋に響いた。

心の扉が、一つ開かれた。

 

「………落ち着け、まだ一つだ。いやまあこれが何番目か知らないし残りが何処にあるかはまだわからないけど…………とりあえず、中を確認しよう」

 

隙間から中を確認する。

 

そこはだだっ広いコース場だった。

じっと見つめていると、何処かからか誰かが走る音が聞こえてきた。

先ほどの夢主である白髪の女性がものすごいスピードでコースを走り回っている。

すると、彼女の後ろから別の人たちが走ってくる。

彼女も全速力で走っているが、少しずつ距離を詰められ……健闘虚しく追い越されていってしまった。

 

「………彼女はレーサー?なのか……ということは、敗北に対する恐怖……か?………いや、判断はまだ早いな」

 

覗き見るのを止めると、部屋の入り口の扉を開ける。

先程まで校内だったはずだが、扉の奥にはコース場が広がっていた。

 

「運がいいな、二つ目の扉か」

 

コース場の中央には二つ目の心の扉が佇んでいた。

早速中を覗こうとすると、コースを歩く人影が見えた。

夢主の女性である。

 

「ここの夢主……ん?なんだか様子がおかしいな?ふらついてる、というか………っ危ない!」

 

ふらふらとした後倒れそうになっている夢主の元へ駆け寄る。

駆け寄ろうとした時、二つ目の心の扉からキィ……と音が響く。

二つ目の、心の扉が開いた。

 

彼女に駆け寄る最中、扉の中から聞こえた声が耳に入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オグリキャップ……これがか?』

『期待外れだったか』

『認められるワケないでしょう』

『なに負けてんだよ』

『オグリキャップだろ』

『こんなの芦毛の怪物じゃない』

『ーーーー!ーー、ーーー!!』

『ーーーー、ーーーー』

『ーー、ーーーーーー。ーーーー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『◻️はもう、◻️物じゃ◻️い』

 

『お◻️はオ◻️リキ◻️ップ◻️ろ!!』

 

 

 

 

 

 

 

ターフを全速力で駆け、スライディングで滑り込み支える。

 

「あっぶね〜……これで顔に傷とかついてたらすっげえ申し訳なくなるところだった…………あと、今の声でこの子の悪夢、わかったかも」

 

安心しつつ夢主の女性の顔を覗きこむ。

彼女は青い顔をして震えて泣いていた。

 

「やっぱり……敗北への恐怖ではなく………」

 

彼女の体からオレンジ色の光が噴き出すと、噴き出した光が集まり灰色のオーラを纏った人型となって蹴りかかってくる。

 

「ぐあっ!?…………ぐっ!…げほっ………自身への期待に対するプレッシャーか……」

 

ザザザ……とバグを起こしたコンピュータのような音を出し俯いたまま立っている夢主とそっくりの影は形を変え、灰がそのまま形を成したような怪物に変化する

 

「……なんだって……ごほっ………バグスターが……まさかナイトメアと融合でもしたのか?」

 

そう言ってブランクはポケットからカードを取り出す。

 

「まあ、ピッタリなやつ持っててよかったよほんと!!よくわからないけどありがとうこれくれた知らない誰か!」

 

「変身!」

 

【ソウルライド!!】

 

【ドラゴナイトハンター!!】

 

記憶が流れこむ。

 

CRの記憶。

 

自身の先輩である天才と呼ばれたウマ娘の記憶。

 

事あるごとに現れ勝負を挑んでくるウマ娘の記憶。

 

時には助言をしてくれたり、励ましたりしてくれたかっこいいウマ娘の記憶。

 

暴走していた自分を、3人がかりで倒してくれた日の記憶。

 

強大な敵を、4人で協力して倒した日の記憶。

 

【ガシャット!レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?アイムアカメンライダー!】

 

体が変わって行いく。

何処かアグネスタキオンを思わせる髪型と色になり、白衣を纏う。

空っぽだった体に魂が入り込む。

精神が切り替わる。

 

【ドラゴナイト~!ドラゴ~!ナイト~!ハーンター!】

 

【アガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!Z!】

 

長方形のゲートのような何かが現れ体を包む。

姿を現したブランクは分厚い装甲を肩と胸につけ、どこかドラゴンを思わせる勝負服を纏っていた。

 

「ノーコンテニューで、クリアしてやるぜ!!」

 

 

 

 

怪物が放つ重圧をドラゴナイトブレードで打ち払い、脚力で相手の真下に滑り込む。

 

「喰らえ!」

 

相手の腹部らしきところにドラゴナイトガンを当て圧縮金属を連続で発射する。

 

『グアァアァ!?!?』

 

苦しむような声を上げた怪物の脚をブレードで切りつけ、体勢を崩したところを狙いキックを放つ。

怪物は軽く吹っ飛ばされたあと咆哮を上げた。

すると、地面から泥で出来た人形が数体出現し襲いかかってくる。

 

「無駄だよっと!」

 

圧縮金属を打ち込みつつ背後に回った人形の胴体をブレードで切断する。

呆気なくやられた人形を見て逃げようとする怪物に容赦なく火焔放射を浴びせ、追い討ちをかける。

 

『グオォ……』

 

苦しそうに悶える怪物に対し数回圧縮金属を発射した後、跳躍しブレードで首を切断する。

怪物は爆散した。

 

「うっ………やっと動けるようになった……」

 

このカード、変身できるのはいいけどなんか誰かに意識乗っ取られちゃうんだよな。

誰だよ乗っ取ったやつ!

……制御できるようにしといた方がいいやつかなこれ。

 

そんなことを考えていると夢主が起き上がる。

 

「あ、あれ……?ここは……」

 

「よかった、目が覚めたんですね?」

 

「君は………?」

 

「ブランクヒストリアルです。実はかくかくしかじかで………」

 

「めしめしうまうまってことか……」

 

お腹減ってる?バリバリに飯ウマって聞こえたんだけど。

 

「……ああ、私はオグリキャップだ。君が助けてくれたのか、ありがとう」

「………懐かしい夢を見たもんだよ」

 

少し寂しそうな声でオグリは呟く。

 

「とにかく、これでこの悪夢から出られるってことか。早く目を覚まさなきゃ……タマが心配してるだろうし」

 

「そうですね……恐らくですが、オグリキャップさんがこの夢を見てから大体8時間ほど立っています。私がこの夢に入り込んだ時間から考えて、今頃は夕方でしょう」

 

「そうか……ならなおさらだな。お腹空いたし」

 

あ、やっぱお腹空いてたんだ。

 

「あ、あとそうだ!」

 

「なんだ?」

 

二人で揃って前を向く。

 

「あれ、どうしましょう」

 

そこには全速力でこちらに向かってくる黒と白のオーラを纏った二体の影のようなものがいた。

考えなくともわかるだろう、ここにいては間違いなく轢かれると。

 

「そうだな………多分、どうにもできないな、めっちゃ早いし」

 

「疲れてて二人とも動けませんもんね、あはは!」

 

「そうだな……ふふ」

「……………ショック耐性をとれえ!!」

 

「はいぃぃぃ!!!」

 

 

 

 

結論から言うと、俺たちは轢かれなかった。

二体の影はオグリキャップさんが何故か持っていた……本人曰く、夢の中で見つけたという二つのブランクカプセムに吸収されて消えてしまった。

 

「(すんごいあっさり悪夢を克服するなあ)」

 

言わないお約束である。

作者だって思っていた。

なんなら特殊カプセムを登場させたくて書いた結果なんかすっごい急展開になったことも反省している。

 

「……ん、そろそろ目を覚ますみたいです」

 

「どうやらそのようだな………そうだ、これは君が持っておいてくれないか?」

 

オグリから二つのカプセムが渡される。

この過去の悪夢を克服して手に入れたホワイトイナズマカプセムとグレイファントムカプセムである。

 

「えっいいんですか?」

 

「私なんかよりも、君が持っている方がいいだろう…………それにほら、説明聞いた感じだと悪夢の力使うのってやばそうだし……」

 

「ああ………」

 

単に使わなければ良い話なのだが………

 

「……そろそろか、話せてよかったよ。…それと、助けてくれてありがとう、次会う時は現実でだ!」

 

「……ええ!!」

 

意識が浮上していく。

……その最中、パチパチと小さく音を立てカードが変化していったのだが、やはり気づかなかったようだ。

音つけてあげたのに……

 

 

 

【ドラゴナイトハンターを失いました】

 

【マイティエグゼイドとの一部同期を確認しました】




90%イケメンのオグリさん。


【トップギア】スピードドライブ
警察官を目指していたが、その走りを飼われ中央にスカウトされる。
トレーナーの姿を誰も見たことがないことから、どんな人なのかという話題がよく出るが、その実彼女のトレーナーは彼女がたまに身につけているベルトである。
一応事情は学園長に説明してあるので関係成立はしている。
また、学園付近で起こっている怪物による事件を解決する謎のヒーロー仮面ライダードライブとしても活動している。
このことがバレた際にURAによってレースへの出場ができなくなるという事態が発生したが、自称妹のマッハが本部に凸ったり新聞社がめちゃくちゃ記事書いたりしURAを大炎上させ解決した。

【天才ゲーマー】マイティエグゼイド
昔とある新型のウイルスに感染し、長い間闘病生活を行っていた。
現在はトレセン生としての日々の傍新型のウイルスから人々を守るCRに所属している。
医者としての資格も持っており、トウカイテイオーやサイレンススズカの怪我を予め防ぐことに成功した。
ちなみにトレーナー資格も取っている、無駄にハイスペック。
一度彼女は自身の目の前で大切な仲間が死んで行くところを見ており、誰よりも命の大切さを理解している。
ゲームやると性格が変わる。

主人公が持っているカードで次に復活するのはどれ?(セイバー、リバイス、ギーツ、ガッチャードは未視聴のためまだ載りません)

  • 【ただのウマ娘】グランドアギト
  • 【戦いに対する迷い】リュウキブランク
  • 【疾走する本能】ファイズ
  • 【ライダーとしての資格】ラウズブレイド
  • 【変身音叉・音角】ヒビキ
  • 【世界を敵に回しても】カブトライダー
  • 【時をかける列車】ソードデンオー
  • 【解き放つ鎖】ウェイクアップキバ
  • 【破壊者】ディケイドジャーニー
  • 【最高のパートナー】サイクロンジョーカー
  • 【手を伸ばす理由】タトバオーズ
  • 【青春スイッチ】ベースステイツ
  • 【ショータイム】フレイムウィザード
  • 【戦国時代】オレンジアームズ
  • 【命燃やすぜ!】ゴーストタマシィ
  • 【勝利の法則】ラビットタンクビルド
  • 【新たな王】ライダータイムジオウ
  • 【01010101】ライジングホッパー
  • 【さよならじゃない】ポッピングミ
  • 【ミッション開始】フィジカムインパクト
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