そのストーリーは映画編のような感じで楽しめて貰えたらと思ってプロットを作ってるところです。
あとついでに、本作原作映画やアニオリ展開を描写するつもりはありません。なぜなら私がアニメも映画も見てないから!
雄英体育祭が終わってから次の学校があるまで2日間。ミーチアはずっと自室に籠って魔術の研究をし続けていた。
それから登校日、ミーチアが通学のために電車に乗っていると声をかけられる。
「あ〜!あなたミーチアさんだよね!雄英体育祭優勝の!」「えっマジだ!」「マジ!?ファンです!サイン下さい!」
「えっええ...良いですわよ...?」
まあもちろん前世も含めてこういった経験のなかったミーチアはこの状況に戸惑いつつも、最寄りの駅に着くまでサインや写真などの要望に答えて言ったのだった。
「来る途中超声かけられたよ私!」「私もジロジロ見られてなんか恥ずかしかった!」「俺も!」「俺なんか小学生にいきなりどんまいコールされたぜ。」「どんまい」
「ミーチアはどうだった?優勝ともなるとやっぱすげぇんじゃねぇの?」
「わたくしも声をかけられましたね。最寄り駅に着くまで写真やサインを要求されっぱなしでしたわ」
「ミーチアちゃん強い上に可愛いもんね!そりゃファンも大勢着くわ!」
そうこう話しているうちに相澤先生が教室に入ってきて、それを皮切りにクラス全員が静かになり姿勢を正すのだった。
「おはよう。さて早速、今日のヒーロー情報学だが、ちょっと特別だぞ。」
その言葉にクラス全員が身構えた。
(ヒーロー関連の法律やら...ただでさえ苦手なのに...)(特別!?小テストか?やめてくれよ...)
「コードネーム。ヒーロー名の考案だ。」
「「「「「胸膨らむやつキタああああ!!」」」」」
クラスのほとんどが立ち上がって喜びを露わにする。
直後相澤先生が髪を逆立たせて説明を再開しようとする。それ見たクラス全員が落ち着くのだった。
「というのも、先日話したプロからのドラフト指名に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積み、即戦力として判断される2、3年から。つまり今回来た指名は将来性に対する期待に近い。卒業までに興味が削がれたら一方的にキャンセルなんてことはよくある。」
「大人は勝手だ!」「頂いた指名がそのまま自身へのハードルになるんですね!」
「そ。で、その集計結果がこうだ。」
そう言って相澤先生が前の黒板に集計結果を表示させた。
ミーチア 5276件
轟 3410件
爆豪 1662件
飯田 301件
上鳴 272件
八百万 108件
切島 68件
麗日 20件
瀬呂 14件
「だーーー!白黒着いた!」「見る目ないよねプロ。」
「やっぱミーチアがトップだよなぁ...あの汎用性だもんなぁ...」「流石ですわ、轟さん」「ほとんど親の話題ありきだろ」
「これを踏まえ...指名の有無に関係なくいわゆる職場体験ってのに行ってもらう。
お前らは一足先に経験してしまったが、プロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようってこった。」
その説明にクラスの皆が納得する。
「なるほど、それでヒーロー名か!」「俄然楽しみになってきたあ!」
「まあ仮ではあるんだが適当なもんは...」
「付けちゃうと地獄を見るわよ!
この時の名が世に認知されそのままプロ名になってる人も多いからね!」
そう言って相澤先生の言葉を引き継ぎながらミッドナイト先生が教室に入ってきた。
「まあそういうことだ。その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうのできん。
将来自分がどのようになるのか、名をつけることでイメージが固まりそこに近づいていく。それが"名が体を表す"ってことだ。オールマイト、とかな。」
それから15分の考案タイムが設けられた。
ミーチアはヒーロー名にかなり悩んでいた。
(うーん...ヒーロー名考えてなかったですわね...名が体を表す...ですか、それなら憧れの方のお名前を借りるというのもありなのでしょうか?)
それから15分後。
「じゃあそろそろできた人から発表してね!」
(発表形式かよ!)(え〜これはなかなか度胸が...)
「行くよ。
輝きヒーロー
「短文!?」
青山の発表したヒーロー名にツッコミが入った。
「そこはIを取ってcan'tに省略した方が呼びやすいわね。」「それねマドモアゼル☆」
「じゃあ次はアタシね!リドリーヒーロー!エイリアンクイーン!」
「2!?血が強酸性のあれを目指してるの!?やめときな!!」「ちぇー」
そう言って芦戸が自分の机に戻っていくが、クラスのみんなの空気は重くなっていた。
((((最初に変なの来たせいで大喜利っぽい空気になったじゃねぇか!))))
そんな中蛙水が手を挙げる。
「じゃあ次私いいかしら。」「「「梅雨ちゃん!」」」
梅雨ちゃんがこの空気を変えてくれることを願ってみんなの表情が明るくなった。
「小学生の時から考えていたの。フロッピー。」
「カワイイ!親しみやすくていいわ!皆から愛されるお手本のようなネーミングね!」
((((ありがとうフロッピー!空気が変わった!))))
クラスのほとんどが空気感を変えてくれたフロッピーに感謝してフロッピーコールをしていた。
それに続いて切島も前に出る。
「んじゃ俺!
「赤の狂騒!あれね!?漢気ヒーロー
「そッス!だいぶ古いけど俺の目指すヒーロー像は
「フフ...憧れの名を背負うってからには相応の重圧がついて回るわよ。」
「覚悟の上ッス!」
(相応の重圧...たしかにわたくしにあの方の名を背負うのは重いのでしょう...それでもわたくしは...!)
それから次々と発表されていく。
耳郎響香 ヒアヒーロー イヤホン=ジャック
障子目蔵 触手ヒーロー テンタコル
瀬呂範太 テープヒーロー セロファン
尾白猿夫 武闘ヒーロー テイルマン
芦戸三奈 ピンキー
上鳴電気 スタンガンヒーロー チャージズマ
葉隠透 ステルスヒーロー インビジブルガール
だんだんミッドナイトのテンションが上がって行った。
八百万百 万物ヒーロー クリエティ「この名に恥じぬ行いを」「クリエイティブ!」
轟焦凍 ショート「名前!?いいの!?」「ああ」
常闇踏陰 漆黒ヒーロー ツクヨミ「夜の神様!」
峰田実 モギタテヒーロー グレープジュース「ポップ&キッチュ!」
口田甲司 ふれあいヒーロー アニマ「うん!!」
爆豪勝己 爆殺王「そういうのはやめた方がいいわね。」スンッ
麗日お茶子 ウラビティ「シャレてる!」
その流れに乗ってミーチアも前に立つ。
ミーチア・リダー 魔術ヒーロー ドロシー「オズの魔法使いね!わかりやすい!」
(オズの魔法使い...?もしかしてこの世界にもそういう名前があるのでしょうか...わたくしのは原初の魔法使いの名なのですが...)
飯田天哉 天哉「あなたも名前ね」
緑谷出久 デク「えぇ!?緑谷良いのかそれ!?」
「うん。今まで好きじゃなかった。けどある人に意味を変えられて、僕には結構な衝撃で...嬉しかったんだ。これが僕のヒーロー名です。」
爆豪勝己 爆殺卿「違う。そうじゃない。」
爆豪以外は決まったのだった。
「職場体験は1週間。肝心の職場だが...指名のあったものは個別にリストを渡すからその中から自分で選択しろ。指名の無かったものは予めこちらからオファーした全国の受け入れ可の事務所40件。この中から選んでもらう。それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なる。よく考えて選べよ。今週末までに提出しろよ。」
「あと二日しかねぇの!?」
ミーチアは緑谷に話しかけていた。
「緑谷さん、少しよろしいでしょうか?」
「うん大丈夫だよ!どうしたの?」
「わたくしこれだけの指名を頂けたのですが...お恥ずかしながら今までヒーローをあまり興味がなく...知らないヒーローばかりなのです。ですので参考までに緑谷さんに話を聞けたらと思いまして。」
「うーん...迷ってるならチャート10位以内のトップヒーローのところが分かりやすくていいと思うんだけど...トップ10ともなると戦闘と救助どちらも得意なヒーローも多いし、それだったらミーチアさんのスタイルにも合ってると思うし。あとはマジェスティックなんかも個性【マホウ】で相性いいのかも...でもマジェスティックはミーチアさんの魔法とは違うからそこはどうなんだろう...あの人も戦闘救助どちらも得意としてるヒーローだから問題ないとは思うけど...ブツブツ」
緑谷が自分の世界に入っていく中、ミーチアはとある言葉に心惹かれていた。
(個性【魔法】!?この世界にもそういう人がいらしたのですね!もしかしたら魔法について話せるのかもしれませんわ!マジェスティックさんと言っていましたわね!それならそこにいたしましょう!)
実際には緑谷は魔法とは違うと言っていたが個性が魔法という言葉に気を取られたミーチアは聞いていなかった。
「ありがとうございますわ!緑谷さん!参考になりました!早速書いてきますわ!」
「なんかあいつ、いつになくテンションたけーな...緑谷何話したん?」「さあ...職場体験先で相談に乗って欲しいって言われたんだけど...」
それから職場体験当日ーー
「コスチューム持ったな。本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ。落としたりするなよ。」「はーい!」
「伸ばすな、はいだ芦戸。くれぐれも失礼のないように!じゃあいけ。」
ミーチアはマジェスティックの事務所に来ていた。
「俺の事務所へようこそ!体育祭優勝おめでとう!こんな可愛い子が来てくれるとは俺も嬉しいよ!...本当はサイドキックも含めて迎えてあげたかったんだけど、今は俺以外保須に出払っていてね。」
「マジェスティックさんですね。よろしくお願いいたしますわ。ミーチア・リダー、ヒーロー名ドロシーですわ。」
「うんうん。ドロシーちゃんね。よろしく。じゃあ早速だけど、コスに着替えてもらえる?パトロール行こうか。」
「了解しましたわ。」
それから着替えてくると。
「うんうん可愛いコスチュームだね!それじゃあ行こうか!ドロシーちゃんも飛べるよね?」
そう言ってマジェスティックが足元に個性でリングを出現させ、それに乗る。
「それはどう言う魔法なんですの!?」
「え...あーもしかしてドロシーちゃん、俺の個性【マホウ】を勘違いしてる?俺の個性はこのリングに乗るものを自在に操るっていう個性なんだよね...君のとはちょっと...だいぶ違うんだよ。」
「え...そうだったのですか!?申し訳ありません...わたくしとんだ勘違いを...」
(緑谷さん騙しましたわね!)←自分が聞いてなかっただけである。
「いーのいーの!どんな理由であれうちに来てくれたんだから!正直体育祭でドロシーちゃんを見て俺も個性ややこしくなるんじゃないかって思ってたし。ドロシーちゃんの方は【魔術】だったよね?体育祭で多彩なのはわかってるけど、具体的にはどんなのができるの?」
「主に自然現象の再現をする魔術と自然に寄らない現象を起こす魔法に二分されますわ。術式を組める限りなんでもできるようになりますわ。」
「わお、思ってた以上にものすごい個性だね。俺が教えることなんてあんのかな...まあ、改めてよろしく。パトロール行こうか。」
「はい、よろしくお願いいたしますわ。」
それから空を飛びながら街に出ていると...
「えっあれマジェスティックと一緒にいるのって体育祭優勝の子じゃない!?」「まじじゃん!おーいマジェスティックー!!」
その声にミーチアがマジェスティックを見ると、マジェスティックは下に降りようというジェスチャーをしていた。ミーチアもそれに頷き、下に降りていく。
「マジェスティック!あんたこの子を連れて何処にいってんだよ!取って食ったりすんなよ!」
「しねーよ!ただのパトロール!」
マジェスティックが隣でファンにからかわれているのを他所にミーチアの所にも多くの人が集まってきた。
「なんでここにいるの?あ、体育祭優勝おめでとう!」「ミーチアちゃん!ファンですサインください!あと握手!」「俺も!」「私にもちょーだい!」
「えぇっと...今パトロール中なのですが」
そう言ってミーチアがマジェスティックを見るとマジェスティックが答える
「やってあげなよ。ファンサも立派なヒーロー活動さ」
「...わかりましたわ」
「さっすがマジェスティック!わかってるー!」
それから数十分間ミーチアは求められる限りサインや握手に答え続けたのだった。
そしてその後も移動しながら、ファンサをしながら、特に問題もなく、初日のパトロールが終わったのだった。
「特に問題がなくてよかったね。とりあえず職場体験期間中はホテルに泊まってもらうよ。こっちで予約済ませてあるから、そこによろしく。」
「えぇ、わかりましたわ。ありがとうございますわ。」
「あ、あとサインだけど、君、自分の本名書いただけだろう?なんかそれっぽいのをこの期間中に考えようよ!」
「それっぽいの...ですか?」
「そう。イラストでもいいし、形を崩す感じでもいいし。名前書くだけってのも味気ないしさ?ドロシーってヒーロー名で書けるようになろうよ。例えば俺のはこんな感じ!」
そう言ってマジェスティックは近くに置いてあった紙の裏にサラサラと筆を走らせた。
「マ・ジェ・ス・ティ・ッ・ク...結構読みづらくありませんこと?」
「そういうもんでいいんだよ!名前ですらないイラストだけの人とかいるしね!」
「なるほど...考えておきますわ。」
「よし!それじゃあ1日目はこれで終わりなんかあったらこの番号に連絡ちょうだいね。それじゃあお疲れ様!」
「ありがとうございました。」
ミーチアちゃんのヒーロー名はドロシー。職場体験先はマジェスティックです。この人出番少ないからエミュとかむずすぎ。
好きな物、女性。ヤオモモを百ちゃん呼び。それらからこういう感じにしましたが、初登場時のセリフ「委細承知した!」が私を混乱させる。そのキャラでその語彙ってどういうことだよ...
解釈違いの苦情は受け付けません。そりゃ解釈変わるでしょこの人...