悪役令嬢のヒーローアカデミア   作:めめ師

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第二十四話です。今回超短いけどごめんね。次回からオリジナルストーリー入ってくからキリのいいとこで止めたかったんです。
死穢八斎會編はミーチアちゃんノータッチになりました。


日常回

次の日、相澤先生がHRで説明を始めた。

 

「一年生の校外活動(ヒーローインターン)ですが、昨日協議した結果校長をはじめ、多くの先生がやめとけ。という意見でした。」

「えー!あんな説明会までして!?」「でも全寮制になった経緯から考えたらそうなるか...」

 

相澤先生の言葉に爆豪が悪い笑みを浮かべて叫ぶ。

 

「ザマァ!!!」

「自分が参加できないからって...」

「が、今の保護下方針では強いヒーローは育たないという意見もあり、方針としてインターン受け入れの実績が多い事務所に限り、一年生の実施を許可する。という結論に至りました。

「ガンヘッドさんとこどうなんやろ...」「セルキーさん連絡してみようかしら」

「クソが!!!」

 

ミーチアは放課後にマジェスティックに連絡を取ってみたが、残念ながら一年生のインターン受け入れはできなかったようだった。

 

それから週末になって、男子棟の方で緑谷が朝早くから走り回っていた。

 

「緑谷さん...どうしたんですの?」

「インターンなんだって。さすがのやる気だよね緑谷。」

「そうだわミーチアさん、今日上鳴さんと芦戸さんに勉強を教えるのですが、ご一緒にどうですか?」

「うーん...今日は魔法の研究をやりたいのですわ...今大詰めで...代わりにわたくしの部屋を開けましょうか?学校の図書室も休みだと開いていませんし。」

「まあ!よろしいのですか?ありがとうございます。」

「ミーチアありがとー!あの部屋結構落ち着くんだよね!」

 

ミーチアの部屋にて

 

「相変わらずでっけー部屋だな!」「お邪魔しまーす!」

「いらっしゃい、最近八百万さんに教えてもらった紅茶ですわ、どうぞ。

わたくしは向こうの部屋で研究をしていますので、何かあればのノックをしてくださいな」

 

それから八百万たちが勉強会を始めるよこの部屋で魔法の開発を始めるのだった。

 

「ヤオモモ~これなに?」「これはこっちを先に分解して...」

「ヤオモモこれは?」「これはこうやって...」

 

その時隣の部屋が爆発した。

 

「え!?何!?ミーチア!?」

 

部屋から煙が晴れると髪がぼさぼさになって煤にまみれたミーチアが出てきた。

 

「ケホッケホッ...失敗しましたわ...」

「ちょっ、ミーチア大丈夫!?」「爆発すごかったぞ!大丈夫かよ!」

「えぇ、まあ割といつものことなのでお気になさらず...気分転換にお風呂に入ってきますわ...」

「えぇ...」「前から思っていましたけど、ミーチアさんって思ったよりも愉快な方ですよね」「それはそう」

 

お風呂に行くまでの道中、共有スペースでくつろぐ麗日と蛙水に心配されつつお風呂に入った。

 

「戻りましたわ...」

「ミーチアおかえり~。あの爆発って結局なんだったん?」

「魔法は中途半端に間違った術式を組むと、不完全な物質が生成されたり温度がとてもあがったりして爆発するのですわよ。さっきのもそれですわ」

「A組一の頭脳を持つミーチアで失敗するとか、魔法ほんと難しそ。」「この辺の本とかマジで意味わからんもんな。」

 

ミーチアは再び部屋にこもって開発を再開するが、この後八百万たちが帰るまでの間にあと二回は爆発することはだれも知らない。

 

 

それから二日後、A組の教室内ではボロボロになった爆豪と轟に注目が集まっていた。

 

「バクゴーどったのあれ。また喧嘩?」「女子は見てねぇのか、轟も見てみ」

「ひょーイケメン台無し!どうしたのさ!」

「仮免講習がスパルタだったみてぇだよ」「体育会系だねー」「コッソコソうるっせえんだよ!」

 

教室に入ってきた飯田がいつもの変な動きをしながら声を上げる。

 

「授業が始まるぞ!麗日くんと梅雨ちゃんくんがまだ来てないが!?」「公欠ですわ委員長。」

男子(そっち)も切島いなくね?」

「なぁ緑谷ンターン、インターンどうだった!?ドスケベエロコス女ヒーローがいたかどうか」

「んあうん」

「どんくらい行くの?私も入れてー」

「んあうん」

 

緑谷は虚ろな目で机を眺めながら生返事を繰り返していた。

 

その後の授業においても、緑谷はぼーっとしていて注意を受けたり、救助訓練で逆に自分がおぼれかけたりしていた。

相澤先生からも「両立できないならインターンやめさすぞ」と忠告を受けていた。

 

「緑谷さん大丈夫ですの?明らかに心ここに在らずって感じですが...」

「んあうん...」

「ダメですわねこれ。叩けば治りますの?」「ミーチアって結構辛辣だよね...」「最近素が出てきたって感じがする。」

 

それから数日後、公欠で数日休んでいた切島、麗日、蛙水の元にみんなが集まっていた。

 

「切島コラァ!お前名前!ネットニュースにヒーロー名!のってるぞすげぇ!!」

「梅雨ちゃん麗日ぁ凄いよー!名前出てる!」

 

「うへぇー嬉しいなぁ本当だ!」「どこから撮ったのかしら。」

「すっごいねー!もうMt.レディみたいにファンついてるかもねぇ!」

 

「仮免といえど街へ出れば同じヒーロー...素晴らしい活躍だ。

だが学業は学生の本分!居眠りはダメだぞ!」

「おうよ飯田!覚悟の上さ!なァ緑谷!?」「うん!!」

「お前勉強やべーっつってたのに大丈夫なのかよ。」

「先生が補習時間設けてくれるんだってよ!」

「俺もいきゃー良かったなァ。両立キツそうでさー」

「学ぶペースは人それぞれですわ。」「いい事おっしゃる!」

 

 

それから数日後、緑谷、切島、麗日、蛙水が公欠で2日ほど休んだ日。

 

「なあおいみんなこれ...」

 

上鳴の声にそちらを向くと上鳴の手にあるスマホの画面にはネットニュースが映っていた。

ニュースで指定敵団体、死穢八斎會の壊滅とそれに伴う雄英生徒、つまり緑谷達のことが報道されていた。

ニュースの映像からも相当激しい戦闘だったようで、巨大な影が蠢く様子が映し出されていた。

 

そしてその日の夜。

 

「帰ってきたあああ!奴らが帰ってきたあああ!!!大丈夫だったかよお!!」「ニュース見たぞおい!」「大変だったな!」「みんな心配してましたのよ」「お騒がせさん達☆」「皆さんご無事で何よりですわ...」

「無事かなぁ...無事...うん...」

「お前ら(緑谷と切島)毎度すげぇ事になって帰ってくる!怖いよいい加減!!」

 

帰ってきた4人を心配してみんなが集まる中、その間に飯田が独特のポーズで入ってくる。

 

「皆、心配なのはわかるが!落ち着こう!

報道で見ただろう、あれだけのことがあったんだ!級友であるなら彼らの心を労り、静かに休ませてあげるべきだ!...体だけでなく心もすり減ってしまっただろうから...」

「飯田くん、飯田くん。ありがとう...でも、大丈夫。」

 

そう言って笑みを見せた緑谷に飯田が数秒黙ったあと声を上げた。

 

「......じゃあいいかい?

とっっっっっっっても心配だったんだぞもう!俺はもう君たちがもう!!」「おめーがいっちゃん激しい」

 

ミーチアは麗日と蛙水の元に向かって話しかけた。

 

「麗日さん、梅雨ちゃん...大丈夫ですか?」

「えぇ、大丈夫よ。」「うん。ありがと。」

 

そこから少し離れたところのソファに座る爆豪の元に上鳴が近づいて言った。

 

「おーいかっちゃん何を不貞腐れてんだ?心配だったからここいんだろ!?ナァ!素直になれよ!」

「寝る」

「えー早くね!?老人かよ!」

「緑谷、切島、麗日、蛙水、悪ぃが俺も寝る」

「えー早くね!?老人かよ!」

 

自室に戻って行った爆豪に続き轟も自室に戻っていった。

 

「爆豪ちゃんはともかく、轟ちゃんまでどうしたのかしら?」

「あいつら明日、仮免の講習なんだ。にしても早いけど...」

 

翌日、朝早くから寮を出た轟、爆豪の両名は無事に仮免補習を終えて帰ってきたのだった。




魔法の研究には爆発が付きもの。だと私は思ってます。だいたいそうでしょ。
ミーチアちゃんだいぶ素が出てきた上にA組のみんなとの交流によって語彙とかだんだん俗っぽくなってきてます。


私事ですみませんが、年末年始の帰省に合わせてちょっと投稿ストップします。オリジナルストーリー含めてちょっと詰まり気味なので...
この間にストーリーの構成練ったり、書き溜めたりしますのでご了承ください。
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