(鑑定、鑑定、鑑定、鑑定……)
私は今、鑑定スキルのレベルを上げるために鑑定をしまくっています。
《熟練度が一定に達しました。スキル『鑑定LV7』が『鑑定LV8』になりました》
あっという間にスキルレベルが8になりましたけど、これが普通なんですかね?
かかった時間はだいたい半日程。私はてっきり1日かかっても5レベルもいかないと思っていたんですが……
とりあえず、鑑定スキルを自分に使ってみることにしました。
《スモールレッサーエルローアーミーアント LV2 名前なし
ステータス
HP:50/50(緑)
MP:10/10(青)
SP:50/50(黄)
:50/50(赤)
平均攻撃能力:28
平均防御能力:53
平均魔法能力:5
平均抵抗能力:36
平均速度能力:40
スキル
『SP回復速度LV1』『SP消費緩和LV1』『集中LV1』『毒耐性LV3』『酸耐性LV3』『外道耐性LV2』『打撃耐性LV2』『斬撃耐性LV2』『破壊耐性LV2』『苦痛耐性LV3』『探知LV3』『演算処理LV2』『並列思考LV2』『隠密LV2』『視覚領域拡張LV1』『回避LV1』『鑑定LV8』『予測LV1』『暗視LV1』『適応体』『毘沙門天LV2』『n%I=W』
スキルポイント:150》
ふむ、とりあえず魔法は向いてない感じ?ていうかスキル多いですね……いつの間にこんなに取っていたのか……
とりあえずまずは私の種族から見てみようと思います。
『スモールレッサーエルローアーミーアント:エルローアーミーアントの劣化種の幼体』
『エルローアーミーアント:エルロー大迷宮に生息しているアーミーアントの通常種』
なるほど……分からん。まぁいいや、次にいきましょう!
続いてスキル。これは気になったものを見ていきますか
『適応体:あらゆる状況、環境に適応して成長する。自身の行動や受けた攻撃に応じたスキルの熟練度や各能力値が大幅に上昇するようになる』
『毘沙門天:あらゆるスキルを容易に取得出来るようになり、熟練度と経験値が取得する数値×スキルレベル分、上昇する。また、スキルレベル×取得したスキルの数の分、各能力成長値が上昇する』
おお〜、これらのスキル強いじゃないですか!このスキルを見た感じだと鑑定スキルのレベルが早くに上がったのはこれらのスキルのおかげというわけですね!
それにもしかしたらステータス的にはエルローアーミーアントの中では相当強い方になっているのでは……?
さて、いろいろ自分の事を知れたので次は獲物を探して食べつつ、レベル上げでもしますか。スキルも何か取れないか試行錯誤してみますかね。
…………と思いましたけど今の私だと弱すぎて話にならないんですよね。まだ空腹ではないですし、今はスキルを優先しましょうか
そして数時間後……
(も、もう無理……これ以上は死んじゃう……!)
私は今探知を完璧にするために探知を使いつつ、外道耐性をあげている。
探知は既にレベル10になり、外道耐性も外道大耐性のレベル5になりました。
それ以外にも演算処理が高速演算のレベル3になったり並列思考がレベル6になって、さらに五感強化系のスキルを取得出来ました。
そしてスキルポイントを消費して剛毅、城塞のスキルも取れました。これはそれぞれ攻撃、防御にプラス補正の入るスキルの最上位。こんな簡単に取れて良いんでしょうかね……
そろそろ空腹になってきたし、何か食べようかなとそう思いながら歩いていると壁一面にタニシのような黒い虫が大量にいた。
《エルローゲーレイシュー LV1
ステータス
HP:8/8(緑)
MP:3/3(青)
SP:5/5(黄)
:5/5(赤)
平均攻撃能力:4
平均防御能力:4
平均魔法能力:3
平均抵抗能力:3
平均速度能力:1
スキル
『腐蝕攻撃LV5』『腐蝕耐性LV5』》
うーん、腐蝕攻撃……食べればその耐性が得られると思いますけど、絶対に毒持ちの蛙よりもヤバい味すると思うんですよねぇ……
とりあえず一口だけいってみるか……耐性のスキルは欲しいし……
私はタニシを一体倒して周囲に誰もいないようなところに隠れてからタニシを口に運びました。
うっ……!ヤバい、これは普通に死ねる……!
私は吐いた。それはそれは盛大に。
体力を見てみると結構減っていました。……これはもう食べないようにしておこう。
《熟練度が一定に達しました。スキル『腐蝕耐性LV1』を獲得しました》
耐性を得れましたし、残りのタニシはレベル上げための糧にして亡骸は……これ兵器として運用できるのでは?
というわけで、今回の獲物はこれ!
エルローランダネルの3匹。レベルは8、7、7。普通なら勝ち目がないが……タニシがあればおそらくいける!恐竜っぽい見た目をしていて、この辺では比較的口が大きいから作戦を遂行しやすいしきっと出来る!
倒したタニシはすぐ近くに隠して置いて一匹だけ運んでいく。
そして3匹のランダネルの前に姿を見せると咆哮をあげてこちらへ突っ込んでくる。
(やはり口を開けたままか……!食べれるものならやってみろってんですよ!!)
ギリギリまで引きつけて、バックステップゥ!……しながら目の前のやつにタニシをぶん投げる。
タニシはそのままランダネルの口の中へ。すると苦しみながら暴れ出した。
私は知っていますよ、エルローランダネルは3匹で連携して狩りをする奴らだと……!そんな連携が崩れた今がチャンスなのですよ!
隠してあったタニシを運んで仲間が暴れて動揺している2匹のうちの1匹へタニシをぶん投げる。味方の暴走に気を取られていたランダネルはその事に気づかず口に入っていった。
先ほどと同じように苦しんでいるようだ。
最後の1匹は私に向かってくる。だが私は苦しんでいるランダネル2匹を盾にしながら動き回り、最後の1匹に何度も噛みついて攻撃する。すると、最初の1匹が苦しみながらも私に攻撃してきていた。
(あぶなっ!せめてあの1匹を倒せるまでは暴れてて欲しかったんですけどね……)
私はギリギリでそれを回避できた。そのままタニシを隠したところ付近までおびき寄せてランダネルの噛みつき攻撃をギリギリで回避する。
(バカめ!!そこには大量のタニシがあるんですよ!!)
すると大量にあったタニシのうちの幾つかが口に入り、ランダネルは再度苦しんでそのままぶっ倒れた。
するとレベルアップしたのか、天の声が聞こえてきたがひとまず無視する。
(まずは一匹……!)
私が攻撃して手負になったランダネルは警戒して近寄ってこないので仕方ないので残ったタニシを運んで私から近づく。
すると尻尾で叩きつけようとしてきた。なんとか回避するがすぐさま2匹めが体当たり。
これは回避できず攻撃を受けてしまうが、まだ体は全然動く……!
持っていたタニシを上の方にぶん投げて私自身は手負のランダネルへ。
ランダネルは体が小さい私を上手く捉えられておらず、邪魔してくるランダネルを躱しながら、かなり攻撃することが出来た。主に足の同じところを攻撃し続けたため、手負のランダネルは動けなくなる。
(どうやらこいつらは1匹欠けるだけでかなり隙が大きくなるようですね……今動けるのはあと1匹のみ!このまま狩ってみせる!!)
最後の1匹となるとかなり余裕で隙だらけの体に噛みつくことが出来てそのまま倒すことが出来た。
(さて、手負いのランダネルにトドメを刺しますか……)
私は先ほどぶん投げたタニシを拾ってもう身動き出来ないランダネルの口の中へ運ぶ。
するとランダネルは苦しみながら力尽きていった。
我ながら残酷なトドメをしてしまった……
《条件を満たしました。称号『無慈悲』を獲得しました》
《称号『無慈悲』の効果により、スキル『外道魔法LV1』『外道耐性LV1』を獲得しました》
《『外道耐性LV1』が『外道大耐性LV5』に統合されました》
《経験値が一定に達しました。個体、スモールレッサーエルローアーミーアントがLV8からLV10になりました。》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《スキルポイントを入手しました》
《条件を満たしました。個体、スモールレッサーエルローアーミーアントが進化可能です》
進化?今進化できるって言いませんでした?