自分でも驚くくらい早いペースでレベルが上がったな……かと思えば進化ですか!?
《進化先の候補が複数あります。次の中からお選びください。
レッサーエルローアーミーアント
スモールエルローアーミーアント
スモールエルローアント》
これが私の進化先か……3つもあるんですか……
とりあえず鑑定でどんな感じなのか分からないかな?
《レッサーエルローアーミーアント:エルローアント種と呼ばれる蟻型の魔物でアーミーアントの劣化種。
進化条件:レベル10になること》
《スモールエルローアーミーアント:エルローアント種と呼ばれる蟻型の魔物でアーミーアントの通常種の幼体。
進化条件:レベル10になること》
《スモールエルローアント:エルローアント種と呼ばれる蟻型の魔物の幼体で群れることをやめて独り立ちした特殊個体。
進化条件:群れることなく単独でレベル10になること》
なるほど……これは3つ目の特殊個体で決まりでしょ。今後も群れる事はないと思いますし……
てなわけでお願いします!
《個体スモールレッサーエルローアーミーアントがスモールエルローアントに進化します》
な、なんだか意識が遠のいて……
《進化が完了しました》
《種族スモールエルローアントになりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度進化ボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『HP自動回復LV3』が『HP自動回復LV4』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『SP回復速度LV5』が『SP回復速度LV6』になりました》
熟練度が一定に達しました。スキル『SP消費緩和LV5』が『SP消費緩和LV6』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV7』が『集中LV8』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『毒耐性LV8』が『毒耐性LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『酸耐性LV8』が『酸耐性LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『腐蝕耐性LV6』が『腐蝕耐性LV7』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『高速演算LV8』が『高速演算LV9』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『並列思考LV8』が『並列思考LV9』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『外道魔法LV1』が『外道魔法LV2』になりました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『外道大耐性LV9』が『外道大耐性LV10』になりました》
《条件を満たしました。スキル『外道大耐性LV10』がスキル『外道無効』に進化しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『打撃大耐性LV2』が『打撃大耐性LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『斬撃耐性LV8』が『斬撃耐性LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『破壊耐性LV8』が『破壊耐性LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『痛覚軽減LV2』が『痛覚軽減LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『剛毅LV2』が『剛毅LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『城塞LV2』が『城塞LV3』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『回避LV8』が『回避LV9』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『予測LV9』が『予測LV10』になりました》
《条件を満たしました。スキル『予測LV10』がスキル『予見LV1』に進化しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『毘沙門天LV4』が『毘沙門天LV5』になりました》
《スキルポイントを入手しました》
長いなぁ……
音声が流れている間に目が覚めたのでステータス確認ながら倒したランダネル達を食しています。相変わらず魔物って美味しくないですね……
それにしても、進化って意識失っちゃうんですね。それに目が覚めたら死ぬほど空腹でした。今後はもうちょっと安全なところでやった方がいいかもしれない。
ちなみにステータスはこうなりました。
《スモールエルローアント LV1 名前なし
ステータス
HP:332/332(緑)
MP:150/150(青)
SP:340/240(黄)
:30/240(赤)
平均攻撃能力:546
平均防御能力:564
平均魔法能力:98
平均抵抗能力:146
平均速度能力:268
スキル
『HP自動回復LV4』『SP回復速度LV6』
『SP消費緩和LV6』『集中LV8』『毒耐性LV9』
『酸耐性LV9』『外道無効』『打撃大耐性LV3』
『斬撃耐性LV9』『破壊耐性LV9』『苦痛無効』
『痛覚軽減LV3』『探知LV10』『高速演算LV9』
『並列思考LV9』『隠密LV10』『視覚領域拡張LV2』
『剛毅LV3』『城塞LV3』『回避LV9』『鑑定LV10』
『予見LV1』『暗視LV10』『視覚強化LV10』
『聴覚強化LV10』『嗅覚強化LV8』『味覚強化LV7』
『触覚強化LV9』『外道魔法LV2』『適応体』
『毘沙門天LV5』『n%I=W』
スキルポイント:240
称号
『北の守護神』『悪食』『無慈悲』》
何度見ても思うんですが……能力値、急激に伸びすぎじゃない?
まだ攻撃と防御は最上位のプラス補正スキルがあるからまだ分かる。ただ他もかなり上がってるんですよねぇ……
多分、毘沙門天と適応体のスキルのおかげなんでしょうけど優秀すぎて逆に怖くなってきますね。
それにスキルレベルも上がりすぎ上がりすぎ。
どおりで最後の方のランダネル戦が余裕だったわけですね……
さて、3匹とも食べ終わりましたし……次の進化に向けてレベル上げだ!
******
それから何日か経ちました。
結論から言います……現在のレベルは4です。
(めちゃくちゃレベル上がりにくくなってるぅ!!)
色んな魔物をたくさん倒しましたんですよ!毒蛙とか石化蜥蜴とか蜂の大群だってたくさん倒したんです!称号で『魔物殺し』を獲得出来ました!
それなのになぜだ……とりあえずもうちょっと頑張ろう……
そして更に何日か経ちました。
とにかく動き回って何度も噛んで噛んで齧り付いて魔物を倒していって……何体倒したのか、もう数えるのも馬鹿らしくなってきました……
《条件を満たしました。称号『魔物の殺戮者』を獲得しました》
《条件を満たしました。称号『恐怖を齎す者』を獲得しました》
ああ、そうですか……
現在のレベルは9。やっと9まで上がりました。
ちなみにスキルはレベルと違って相変わらずぐんぐん成長していってます。色々取得出来てるし、もはや怖いものなんてないぞー!
さっき獲得した称号の時のも含めて色々スキル獲得したっぽいけど、正直言って数が多くて面倒くさくなってきましたよ。疲れが取れたら確認でもしますかね……
そうして倒した魔物を食べながら取れたスキルを確認していく。
『過食』『威圧』『投擲』『気絶耐性』『思考加速』『立体機動』『気闘法』『魔力操作』……
ん?『魔力操作』?一体いつ取れたんですかね?魔力を操作した記憶ありませんが……
うーん、『外道無効』になってから『探知』を常時使ってるから、知らないうちに魔力を感じとって触れていたのかもしれない……
魔法は今後使っていきたいし、魔力操作を鍛えつつレベル上げしますか!
そうして、クソ不味い魔物を食べ終わって薄暗い洞窟を歩いていると目の前から大量の猿が走ってきているのを確認した。
えぇ!?何事!?まさかあの猿を誰か倒しちゃったの?
私はそう思いつつ、即座に身を隠す。
あの猿達は『復讐』というスキルを持った仲間の敵討ちに命を賭ける馬鹿みたいに数の多い奴ら。私が絶対に喧嘩を売らないようにしていた魔物ですね……
猿達が通り過ぎるのを確認してからコソコソと猿達を追っていく。
ちょっと喧嘩を売ったらどうなるか見てみたい……そう思ったのだが……
あ、やべ……
私のすぐ後ろにはさっきよりも大きい巨猿。さっきの猿の進化形。『復讐』は持っていないので倒しても大丈夫ですけど、こいつ強いんですよねぇ……
(ええい!先手必勝!!)
私は巨猿の右足へ齧り付く。その後、巨猿が足を振り回して壁へ叩きつけようとするのが分かった。
予見のスキルのおかげで次の相手の行動が分かるのはやっぱりありがたいですね
私は叩きつけられる寸前で足から離れて即座に身を翻してもう片方の足へ齧り付く。
すると今度は私を拳で殴ろうとしてきたのでギリギリまで引きつけてから離れて回避する。そして巨猿の拳は自分の足へ直撃。
そんな隙を逃さず、私は右足へ突撃して先程と同じところへ噛みついてそのままその足を噛みちぎった。
片足を失い、その場へ倒れこむ巨猿。私は流れるようにもう片方の足も同じように噛みちぎる。
これで身動き取れませんし、あとはトドメを刺すだk——あっぶな!
だが、それでも奴は足の代わりに手を使って体を飛ばして突撃してきた。
私は回避して壁際に寄って巨猿が再度突撃してくるのを待つ。
すると狙いどおり突撃してきたので躱して壁に激突させる。それを何回か繰り返しているとようやく巨猿が痛みで怯んだ。
やっとですか……これで最後だ!!
私は巨猿の首へ齧り付いてそのまま噛みちぎる。そうしてやっと巨猿を倒せたのだった。
はぁ……疲れた……もう猿とは戦いたくない……
なーんて思っていたらですよ……
探知で3匹の巨猿の存在を確認しました。…………ふっざけんなぁーー!
今の私ではあの巨猿相手に3対1は不可能だ!
なので一目散に逃げました。