遊戯王~真・超融合!時空を越えた絆~   作:opa

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初の遊戯王を書きます


1話 十代と明日香 デュエル・アカデミアの思い出

時は十代達がデュエル・アカデミアを卒業してから4年後

 

~十代と明日香のアパート~

 

明日香「十代、おはよう」

 

十代「ああ、おはよう」

 

デュエル・アカデミアを卒業した後、遊城(ゆうき)十代(じゅうだい)は放浪の旅に出た。しばらくして同級生だった天上院(てんじょういん)明日香(あすか)とアメリカで再会して交際し、現在は日本へ帰国し、アパートの部屋を借りて、一緒に暮らしている。

 

 

【挿絵表示】

 

 

明日香「今日がプロのデビュー戦でしょう?準備はできたの?」

 

十代は旅を終えてプロのデュエリストになった。

 

 

十代「ああ、バッチリだ!」

 

明日香「卒業後、旅なんか出ずにプロになればよかったのよ。そのころはスカウトの話もあったんでしょう?」

 

十代「はは、返す言葉もないな・・・明日香は4月からアカデミアの教師になるんだよな?」

 

明日香「ええ、母校に戻れる日が待ち遠しいわ。今年から別々に暮らすことになるわね。あなたもプロの仕事があるだろうし」

 

十代「長い休みができたら俺もアカデミアに行ってみるかな」

 

明日香「あ!十代、知ってる?あなたが過ごしたレッド寮、取り壊されたんだって」

 

十代「え!?マジで!?」

 

明日香「老朽化が酷くてさすがにそこに生徒に住まわせられないから新しいレッド寮が建てられたのよ。台風とかで崩壊してしまう恐れもあったしね」

 

十代「あれ?確か万丈目がリフォームしたハズだよな?万丈目ルームっていう豪華な部屋に・・・」

 

明日香「卒業後、万丈目君が元に戻したみたい。あの部屋を作った本人がいなくなるからね」

 

十代「金持ちはやることが豪快だな~」

 

明日香「あなたはホームレス寸前だったわね。私が居候させなかったら野宿するつもりだったんでしょう?」

 

十代「大丈夫だって!ちゃんと稼いで明日香を養うし!」

 

明日香「養うって・・・それじゃあ私と結婚するみたいじゃない」

 

十代「え・・・あ!」

 

二人は顔が赤くなった。

 

明日香「えっと・・・それに来年の4月から鮫島校長が理事長になってクロノス教頭が校長になる予定になるのよ!」

 

十代「へ~あの二人、昇進するんだな」

 

明日香「現理事長の影丸さんはもう高齢だから今年度で引退するんだって」

 

十代「影丸のじいさん、100歳過ぎだもんな。これまで理事長を続けただけでも凄いぜ。他の皆はどうしてるんだっけ?いつも明日香と一緒だったジュンコとももえは?」

 

明日香「ジュンコとももえはキッズスクールの講師として働いてるわ。」

 

十代「へ~」

 

明日香「翔君、剣山君、万丈目君、ヨハン、エド、亮、吹雪兄さんはプロデュエリストとして活躍してるわね。ジムは冒険家、オブライエンは母校で教官をやってるみたい」

 

十代「吹雪さんはアイドルでもあるんだよな。」

 

明日香「いい歳して何やってんだか・・・」

 

十代「俺らが二年生の時に鮫島校長が留守間にクロノス教頭とナポレオン元教頭が好き勝手にやってアイドル養成コースを作って明日香をアイドルデビューさせようとしたんだよな・・・吹雪さんもノリノリだったとか・・・ユニット名はブッキー&アスリンだっけ?」

 

明日香「ちょっと!あなたはその時いなかったのに、どうしてそのユニット名を知ってるのよ!?」

 

十代「エドとのデュエルが終わった後、翔と剣山が教えてくれたんだよ」

 

明日香「あの二人、今度会った時にお仕置きが必要ね」

 

十代「まあまあ、怒るなよアスリン」

 

明日香「アスリンは止めて!」

 

十代「カイザーは大丈夫なのか?心臓の病気になって療養生活だったんだろ?」

 

明日香「翔君の話だと完治して問題無くデュエル出来るみたい。カイザー亮として復活してプロとして活躍中よ」

 

十代「元のカイザーに戻って良かったよ。ヘルカイザーのままだったら最悪、無茶をして死んでたかもしれないしな」

 

明日香「無茶をしてたのはあなたも同じでしょう?ユベルとの戦いの後、亮ほどじゃないけど、すっかり人が変わったもの。デュエルを楽しんでなかったじゃない」

 

十代「反省してるよ。そう言えばカイザーと明日香って親密な関係じゃないかって噂があったな」

 

明日香「何よソレ!?」

 

十代「ほら、二人って灯台で会ってたりしただろ?多分、それが噂が流れた原因だよ」

 

明日香「あれは行方不明だった兄さんを見つけるために兄さんの親友である亮に協力してもらったのよ!灯台にいたのは情報交換するため!」

 

十代「レイが男装して転入した時、レイもお前とカイザーの関係を疑ったよな。デュエル・アカデミアの皇帝とオベリスク・ブルーの女王だからな。お似合いだと思ったヤツも結構いたみたいだぜ?」

 

明日香「私の彼氏はあなたでしょう!ソレ、彼女に言うこと!?」

 

明日香は怒って十代にビンタしようとした。

 

十代「わ、悪かった!ビンタは止めろって!お前のビンタは強烈なんだから!」

 

明日香「もう!」

 

十代「明日香って色んな男に言い寄られたよな。吹雪さんのファンクラブがあったように明日香のファンクラブもあったし・・・万丈目やテニスの時の綾小路さんとかギャンブラーのボーイの・・・本名は何だっけ?」

 

明日香「光雄(みつお)君ね。彼は小学校の時に母が私にプレゼントしてくれた大事な赤いスカーフを奪ったのよ」

 

明日香はその赤いスカーフを取り出した。

 

十代「アイツ、度々、そのスカーフを嗅いでたよな?」

 

明日香「止めてよね!思い出したくないわよ!」

 

十代「留学先のアメリカのデュエル・カレッジではどうだったんだ?告白とかされたのか?」

 

明日香「結構されたけど全部キッパリと断ったわよ」

 

十代「やっぱり明日香はモテるんだな。あ、吹雪さんは行方不明だったせいで留年して俺達と同学年になっちゃったんだよな」

 

明日香「兄さんよりも長く行方不明だった藤原さんは私達よりも下の学年になっちゃったのよね。ダークネスに操られたせいで・・・」

 

十代「操られたって言えば、明日香達は斎王の体を乗っ取った『破滅の光』に洗脳されちまったんだよな。操られてた時の事、覚えてるか?」

 

明日香「あまり覚えていないわ。二年生の最大のイベントである修学旅行の時もね・・・最初に洗脳された万丈目君に負けて私も『光の結社』の一員になってしまったのよね」

 

十代「オベリスク・ブルーの生徒、ほぼ全員が『光の結社』になっちゃったもんな。吹雪さんとジュンコとももえまで洗脳されなくて良かったよ。三沢のヤツなんて髪を白く染めちまったんだよな」

 

明日香「私と万丈目君はデュエルであなたに負けて洗脳が解けたのだけれど、三沢君ともデュエルしたの?」

 

十代「いや、三沢はツヴァインシュタイン博士と出会ったのがきっかけで洗脳が解けたんだ。」

 

明日香「自力で洗脳を解いたのね」

 

十代「ただ・・・ぷくくっ」

 

十代は突然、笑いだした。

 

明日香「何があったの?」

 

十代「洗脳が解けたアイツ、白の制服どころか下着まで脱ぎ捨てて、全裸で走りだしたんだよ。それを見た女子達は悲鳴を上げててさ」

 

明日香「何でよ!?公然わいせつで捕まるわよ!」

 

十代「光の結社との決別の表し方だったんだろうな。その後、ツヴァインシュタイン博士の助手になってそれから異世界の人達を助けるために異世界に残ったんだよな」

 

明日香「もう三沢君に会えないのかしら・・・」

 

十代「アイツ自身が決めたことだからな。今頃、タニヤと仲良くしてるんじゃないか?初めてタニヤとデュエルした時に恋してしまったしな三沢っちは」

 

明日香「あなた、面白がってない?」

 

十代「そんな事ないって」

 

明日香「あ!十代の魂の中にいるユベルも『破滅の光』の被害者で、十代を独り占めするために暴走してしまったのよね?」

 

十代「ああ、俺の心の闇で生まれた闇の人格、『覇王(はおう)』の魂でユベルに取り憑いた『破滅の光』を振り払い、超融合のカードの力で俺の魂とユベルの魂を一つにしたんだ。覇王の影響かユベルのヤツ、たまにキツい事を言うんだ」

 

明日香「愛の鞭ってやつかしら?」

 

ユベル『その通りさ』

 

すると精霊のユベルが出現した。

 

明日香「びっくりした!」

 

十代と結ばれた影響で明日香は精霊が見えるようになった。

 

十代「俺が明日香と恋人になった時、めちゃくちゃ文句言ってくると思ったけど、逆に祝福してくれたよな」

 

ユベル『僕と十代は魂が繋がってるからね。僕の方が立場が上さ』

 

明日香「言ってくれるわね、ユベル」

 

ユベル『十代への愛は僕が上だよ?明日香』

 

明日香「いいえ、私よ」

 

バチバチッ!

 

明日香とユベルは睨み合い、火花を散らす。その時、猫のファラオの口から光の玉が出てきた。

 

大徳寺『いや~、十代君はモテモテだニャ』

 

十代「からかうなよ、先生」

 

明日香「先生はいつになったら成仏するんですか?」

 

大徳寺『冷たいニャ~』

 

十代「この間、俺達がデートでファミレスで飯食ってた時、先生が出てきて周りの人達がびっくりして大騒ぎになったじゃん」

 

明日香「おかげで私達、あの店に行けなくなりましたよ」

 

大徳寺『いや~僕もファラオのお腹の中ばかりじゃ退屈なのにゃ』

 

十代「セブンスターズの戦いで明日香も先生とデュエルしたんだっけ?」

 

明日香「ええ、結果は完敗だったわ」

 

大徳寺『えっへん!』

 

十代「胸を張るなよ」

 

明日香「十代達から大徳寺先生の秘密を聞いて驚いたわよ。先生が不治の病になってしまい、生きるために錬金術で作った肉体『ホムンクルス』へ魂を移植しただなんて」

 

大徳寺『でも、ホムンクルスの肉体に限界が来て崩壊し、魂だけの状態になったんだニャ。明日香さん、レイちゃんと藤原君はどうしてるんニャ?』

 

十代「留年してしまった藤原さんと飛び級で高等部に入学したレイは同級生で一昨年、卒業してんだよな?」

 

明日香「ええ、藤原さんは私達と同じように精霊が見えるから、精霊の研究所の職員になったみたいで、レイちゃんは女性プロデュエリスなってるんだって。テレビの試合を見た時、かなり身長が伸びてたわ。多分、ジュンコとももえと同じくらいね」

 

十代「成長期だからな。翔はどうなんだ?」

 

明日香「翔君は・・・1月の同窓会で会った時、成長期が終わってるから残念だけど変わってないの。かなり身長が伸びたレイちゃんを羨ましがって悔し涙を流してたわ」

 

十代「あらら」

 

明日香「身長と言えば、十代もかなり身長が伸びたわよね」

 

十代「そうか?」

 

明日香「そうよ。最初は私よりも背が低かったのに、三年の終わりぐらいには私と同じぐらいで、再会した時には私より高くなってるもの、今は兄さんや亮と同じくらいね。所持金がほぼゼロだったから私が住んでいたマンションに居候したのよね?私がいなかったら間違いなく、野宿してたんでしょう?」

 

十代「ああ、居候してから少し経った後に俺達、付き合うようになったもんな」

 

明日香「旅の資金とかどうしたの?さすがに日雇いのバイトだけじゃ、あちこち旅なんて出来なかったでしょう?」

 

十代「ああ、アメリカと同じように賞金がもらえるデュエルの大会に参加してたんだよ」

 

明日香「意外なのは私と付き合ってからも旅は続けると思ったけど、旅に出なかったことね」

 

十代「俺だって恋人を放っといて旅に出たりしねぇよ。もう十分、旅をしたしな」

 

明日香「ずっと無職でいるわけにもいかないしね」

 

グサッ!

 

十代「あ、ああ・・・だから隼人のいるインダスリアル・イリュージョン社とプロ契約したんだ。」

 

明日香「隼人君はペガサス会長にスカウトされて、カードデザイナーになったものね。」

 

十代「アイツがアカデミアを中退して去った時は寂しかったな。」

 

明日香「二年生の時に再会したのよね?私は洗脳されていなかったけど」

 

十代「隼人のヤツ、才能を開花させて、凄腕のデザイナーになってたんだよ。そんな隼人に嫉妬したフランツってヤツが神のカード『ラーの翼神竜』のコピーを制御するための『神縛りの鎖』っていうカードを作ったんだ。神に選ばれてないヤツが神のカードを使うと裁きを受けちゃうんだってさ。隼人が作ったカードのおかげで勝てたんだ。」

  

明日香「隼人君、業界じゃ有名人だもんね」

 

十代「ああ、落ちこぼれだと呼ばれたのが信じられないぜ・・・って話が長くなったな」

 

明日香「私達の大事な思い出だから長くなって当然かもね」

 

 

 




長くなりました。映画では実現しなかった杏子、明日香、アキを共演させます。自分はシリーズの中ではGXが一番好きで、十代と明日香が好きでした。アニメでは二人がくっつかず卒業しましたが、この作品でカップルにさせました。元祖遊戯王では続編の映画が公開されたようにGXも二十周年だから続編の映画を作ってほしいという願望があります。十代と明日香が結ばれるやつを
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