明日香「十代!」
十代「明日香ぁぁ!」
十代と明日香がシューティング・ソニックに呑み込まれそうになった、その時!
???『クオオオ!』
バシュウウ!
突如、赤い竜が出現し、十代と明日香を守るようにシューティング・ソニックを粉砕した。
仮面の男「何っ!?」
十代「赤い竜!?」
赤い竜が消え、中から出てきたのは赤いバイクに乗った男女の二人だった。
明日香「あれってバイク?変わった形してる・・・」
仮面の男「
遊星「アキ!あの二人を!」
アキ「わかった!」
アキと呼ばれた女性はバイクから降り、十代と明日香に近づく
アキ「大丈夫ですか!?」
十代「あ、ああ・・・君達は一体・・・」
遊星「事情は後で説明します!俺達はあなた達の味方です!」
アキ「今はそれを信じてください!」
明日香「え、ええ!」
遊星「貴様、よくも俺のスターダスト・ドラゴンを!」
明日香「まさか、あの白いドラゴンも奪われた物なの!?」
十代「どうやら彼が本来の持ち主みたいだな」
アキ「遊星のスターダスト・ドラゴンを返しなさい!ブラック・ローズ・ドラゴンを召喚!」
ブラック・ローズ・ドラゴン『クオオオ!』
明日香「
十代「このモンスターも見たことないぞ!」
アキはデュエルディスクにカードをセットし、ブラック・ローズ・ドラゴンを召喚した。
アキ「ブラック・ローズ・フレア!」
仮面の男「シューティング・ソニック!」
ゴオオオオ!ズドオオオン!
スターダスト・ドラゴンとブラック・ローズ・ドラゴンの攻撃がぶつかり、爆発した。
明日香「あの
マスクの男「邪魔が入ったか、まあいい、この時代のモンスターは十分集めた」
遊星「何っ!?」
十代「この時代!?」
マスクの男「この時代も未来のために滅びるのだ!ハハハハ!」
遊星「待て!」
仮面の男「さらばだ!」
仮面の男は巨大なバイク乗り、走らせた。
十代「何だ、あのでかいバイクは!?」
キュイイイン!シュパアッ!
仮面の男は白い光に包まれ、消えてしまった。
遊星「くそっ!」
アキ「遊星・・・」
十代は明日香に支えられて立ち上がり、十代と明日香は遊星に近づく。
十代「なあ、事情を説明してくれ」
遊星「はい・・・」
4人は落ち着いて話せる場所へ移動した。
十代「自己紹介でもするか。俺は遊城十代だ」
明日香「私は天上院明日香」
遊星「俺の名前は不動遊星と言います」
アキ「私は十六夜アキです」
十代「教えてくれ、君達は何者なんだ?」
遊星「お二人から見て、俺達は未来から来た人間なんです」
明日香「み、未来ですって!?」
アキ「信じられないでしょうけど、本当なんです」
十代「いや、信じるよ。アイツは『この時代』って言ってたからな」
明日香「確かに言ってたわね・・・あ!そうか!あの『スターダスト・ドラゴン』とアキちゃんが召喚した『ブラック・ローズ・ドラゴン』は未来のデュエルモンスターだから私達は知らないのね!」
十代「それなら納得だ。アイツが乗っていたバイクはタイムマシンなんだろうな」
明日香「遊星君とアキちゃんが乗っていたバイクもタイムマシンなの?」
遊星「いえ、アレはD ・ホイールと言って簡単に説明すると俺達の時代のデュエルディスクなんです」
アキ「さすがに私達の時代でもタイムマシンを作れる技術はありません」
明日香「それでも凄いわ」
十代「ああ、バイクのデュエルディスクなんて未来のデュエルはそこまで進化してるんだな」
明日香「だとしたらアイツは二人よりもずっと先の未来から来たのかしら?」
遊星「はい、恐らく・・・いえ、間違いなくそうでしょうね」
大徳寺『アレがタイムマシンじゃないとしたら君達はどうやってこの時代に来たんだニャ?』
遊星「え!?」
アキ「この人、いつの間に!?っていうか透けてる!?」
明日香「大徳寺先生!いきなり現れたら遊星君とアキちゃんがビックリしますよ!」
アキ「せ、先生?」
十代「ああ、悪い、この人は俺と明日香が通っていたデュエル・アカデミアの教師だったんだ。色々あって肉体を失って幽霊になっちゃったんだよ」
明日香「いつまで経っても成仏しないのよね」
大徳寺『冷たいニャ~』
アキ「幽霊と普通に会話してるなんて・・・」
遊星「想像以上に凄い人達みたいだな」
十代「もしかして、さっきの赤い竜の力か?」
遊星とアキは右手の手袋を外し、右腕に付いている竜の痣を見せる。
遊星「そうです。俺達は赤き竜の力でこの時代に来たんです」
アキ「スターダスト・ドラゴンを取り戻すために」
遊星「赤い竜はよっぽど強力な精霊なんだな」
明日香「あの男とアキちゃんは十代と同じようにモンスターを実体化させてたわね」
アキ「え!?十代さんもサイコデュエリストなんですか!?」
十代「サイコデュエリスト?」
遊星「サイコデュエリストとはカードを実体化できる超能力者のデュエリストなんです。」
十代「いや、俺のは超能力っていうより、精霊の力で実体化させてるんだ」
アキ「それって
遊星「だろうな」
十代「龍可?」
遊星「俺達の仲間で、その子も精霊が見えて、精霊の力を操る事ができるんです」
アキ「私達は精霊が見えませんけど」
明日香「未来にも私達と同じように精霊が見える人がいるのね」
アキ「十代さんだけじゃなく明日香さんも精霊が見えるんですか?」
明日香「昔は見えなかったんだけどね」
十代「ヤツもサイコデュエリストでモンスターを実体化させてるんだろうな。あんなヤツに精霊が力を貸してくれる筈がない」
アキ「あの、十代さんと明日香さんはどうしてヤツに襲われたんですか?」
明日香「アイツは十代のエースモンスターである『
十代「しかもヤツは俺達の仲間のエースモンスターを奪いやがったんだ」
アキ「この時代にも遊星と同じ被害者がいたのね・・・」
遊星(E ・HERO ネオス・・・やはり、伝説のモンスターカードも狙っていたんだな)
十代「あのスターダスト・ドラゴンは遊星のエースモンスターで多分、世界に一枚しかないカードなんだよな?」
遊星「ええ、そうです。そして俺の亡くなった父の形見でもあるんです。だからこそスターダスト・ドラゴンを奪い、悪用しているアイツを絶対に許さない・・・!」
ギリッ
遊星は右手の拳に力を入れる
アキ「遊星、落ち着いて」
明日香「怒りに身を任せちゃだめよ?デュエルも冷静でいる事が大事なんだから」
遊星「はい・・・」
十代「アイツはどうやってスターダスト・ドラゴンを奪ったんだ?」
明日香「あなた達の時代で何があったのか話してくれない?」
アキは遊星に耳打ちをする。
ヒソヒソ
アキ(遊星、わかっていると思うけど)
遊星(ああ、十代さんが二代目キンク・オブ・デュエリストになることや、この二人が結婚して夫婦になることは秘密にしておく)
十代「どうかしたか?」
遊星「いえ、何でもありません。俺達の時代で起きたことは・・・」
遊星は十代と明日香に自分達の時代で起きたことを説明する。
結構時間がかかった~