竹前船団5番艦 8月15日、午後0時30分
101:名無しの日本国民
あの〜〜、使節団の面々の顔がすごいことになってるんですが………
今食事中ですよね?
102:名無しの日本国民
うんそうやね、昼食中やね
出来上がったばかりの料理がカチコチに冷え切った様に感じるけど
103:名無しの日本国民
>>102
テレジアさんは悲しそうだし、テレシスさんは苦々しい顔しとるし、ケルシー先生は若干諦めの表情してる
104:名無しの日本国民
転生者以外の面々、戦闘映像の、特に移動都市が真っ二つになったところを見てから負の表情しかしてない
なんか悲しくなるね
105:名無しの日本国民
仕方ないだろ、昼食前にあんな一方的なものを見せられたら
これからカズデルはこれまでの傭兵業では食っていけなくなるだろうな
106:船団長
なあ誰か助けてくれへん
今夏なのに部屋と体が凍えとるんやけど。空調おかしくなったんかな?
107:名無しの日本国民
大丈夫だ船団長、空調は正常に動いている
正常ではないのはその場の雰囲気だ
108:名無しの日本国民
完全に一方的だったもんな
兵士は勿論、蒸気騎士が手も足も出なかったんだから
109:名無しの日本国民
蒸気騎士がいとも簡単に破壊さていく様子を見て、3人とも驚きを隠せてなかったしな
110:名無しの日本国民
と言ってもよくみると日本軍に一切の被害なしというわけではなさそうだったけど
というわけで元帥閣下、両軍の被害状況をお願いします
111:富田林元帥
了解であります
両軍の被害状況でありますが
日本王国軍(東部方面軍)
総数:450万
負傷者2050人
死者981人
ヴィクトリア軍(本人たち曰く救援軍)
総数:24万5542人
負傷者5005人
死者24万
蒸気騎士全機大破
死者以外は全員捕虜になる
という状況であります
112:名無しの日本国民
サンクス
一言で言うとヴィクトリア軍の被害が甚大すぎる
これもう立て直せねえだろ。立ち直せるとしてもどれほどの年月がかかるのやら
113:名無しの日本国民
ここまで叩けばあとは消化試合だな
それでこのあとは救援軍に参加した移動都市を攻め取るのか?
114:富田林元帥
そうなるであります
と言っても接収という形になるかもしれないであります
どうやら救援軍に参加したものたちは自前で所有している戦力の大半を救援軍に注ぎ込んだそうで
それが先の戦闘で消滅したので戦力はあまり持っているように思えないであります
115:名無しの日本国民
なるほど
この一戦で多くのものを失ったわけか
だからもう問題ないと
116:名無しの日本国民
カスター公爵からの情報にあったけど救援軍に参加した貴族や富裕層などの上流階級は船団からの略奪目当てで参加したらしいから少しでも不利になったら手を引くと聞いたぞ
117:名無しの日本国民
>>116
それに加えて内心反対なんだけど周りがやる気満々で賛同しないと潰されるところもあるぞ
そういうところから救援要請らしきものが極秘に来てたけど
118:名無しの日本国民
ともあれあとは移動都市の接収のみだな
これが一番時間がかかるんだよね
119:名無しの日本国民
抵抗するものは確実に出るだろうし、内部を熟知してるからゲリラ戦開始されたら面倒なんだよな
120:名無しの日本国民
そん時は俺たちに靡いた奴ら使って対処すればいいだろ
あっちもせっかく降伏したのに俺たちの心象悪くしたくないだろうし
121:管理人
救援軍はもう終わった様なもんだしどうでもいいとして
問題は味方側なんだよね
私のところに来た各国の観戦武官たちが「軍の指揮官に感染者を組み込むな!」という抗議がなされたんだけど
感染者が指揮官、しかも少将をやっていることが気に食わないらしい
122:吉村大将
その抗議俺のとこにも来たぜ
何度も何度も抗議してくるもんだから観戦武官を遠ざけたぞ
123:小西大将
わ、私はないですね。ま、まだですけど
た、ただ、感染者の指揮官を目にするたびに嫌悪の視線を向けていますけど
124:名無しの日本国民
感染者差別てやっぱ根強い。解消するのにどれくらいの月日が必要なことやら
125:名無しの日本国民
10年や20年じゃきかねえだろうな
それはそれとして、このヴィクトリア戦争前に導入された奴隷制度なんだけど内地と外地の反応はどんなもんなの?
やっぱ大反発?
126:日本国王
それが意外と好意的に受け止められています
本当に不思議と
127:名無しの日本国民
そうですねぇ
導入前は「奴隷なんてもってのほか!絶対反対!」なんて言ってたのに、いざ導入されたら「いいんじゃないか?」と肯定的になってきてますね
128:日本国王
私がシステムをオンにしてすぐにこの認識に塗り変わった様です
そのあとすぐにオフにしてパラド民聞いてみたら「奴隷なんてダメですよ」と言ってきました
またオンにしたら今度は「奴隷を持つのは悪くないですよ」と変わりました
ボタンひとつでこんな瞬間的に認識が変わるとは
一々説得する必要がないので楽ですけどここまでできると怖いですねパラドゲー
129:名無しの日本国民
パラド民の認識そんなに簡単に変わるのか
先民の方はどうなんだ?
130:名無しの日本国民
先民も認識が改変されてる
パラド民よりかは改変の速度が鈍いけど
131:日本国王
あとこれによって国民が階級分けされました
私たち転生者と華族の1等国民(テラ転生者は労役刑を受刑中なので保留)
パラド民の2等国民
先民の3等国民
そして奴隷の4等国民です
132:名無しの日本国民
4等級に分けられるか
テラ転生者は残当
133:名無しの日本国民
どうやって見分けつける?
鉄の首輪つけるか?
134:日本国王
>>133
そんなことしませんよ
その代わりに奴隷の身分証を身につけることを義務付けます。見えるところに。つまりは名札みたいなものです
そして身分証の形は免許証のように顔写真が載っているものにしようかと
バーコード(あるいはQRコード?)みたいな物がついていて、そこから読み取ってその奴隷の情報を取得できる様にします
135:名無しの日本国民
奴隷を所有できる身分は?
あと奴隷って私有だけ?
136:日本国王
>>135
所有できるのは基本的に1等国民です(2等国民は富裕層やエリートなら持てる)
公有と私有があります
137:名無しの日本国民
奴隷の待遇はどうなる?アメリカの黒人奴隷みたいな扱いにするのか?
138:日本国王
>>137
そんなことはしませんしできません!
古代アテネとか古代ローマとかイスラムとかと同じ扱いですかね
スパルタクスみたいに反乱起こされたらたまったもんじゃないですし
139:名無しの日本国民
就職できる職業は?
140:日本国王
>>139
おおよそできると考えていただければ
なれないとしたら1〜3等国民と華族ぐらいですね
141:名無しの日本国民
奴隷と1等国民(と一部の2等国民)の間に子供が生まれた場合は?
142:日本国王
ホモ・サピエンスとして生まれたら1等国民又は2等国民、先民として生まれたら3等国民として扱われます
143:名無しの日本国民
質問
1等国民は奴隷は持つ必要があるのか
144:日本国王
答え
あります。というか奴隷を所持するのは義務で強制です
強硬に拒否しても〔特別裁判〕で無理矢理にでも持たせます
最低でも1人は所有してもらいますからね。覚悟してください
145:名無しの日本国民
それ使ってでも持たせたいのか
146:名無しの日本国民
主従の相性が悪かったらどうするねん
147:名無しの日本国民
そうだそうだ
主従の仲が悪くなって最悪殺人事件が起きたらどうする!
148:日本国王
>>146>>147
安心してください
ちゃんとあなたたちと相性がいい奴隷を宛てがうので
それと日本への忠誠心を植え付けるための教育が必要なんですが、転生者の中で誰か教育者になってくれる人はいませんか?
もちろん高給を払うので
149:名無しの日本国民
それって言い方アレだけど奴隷の調教ってこと?
ならやってみようかな。ちょうど無聊を託っていたし
150:名無しの日本国民
ハイ!やります!
151:名無しの日本国民
俺は教育者になれないけど、支援はするよ
152:名無しの日本国民
ワイも
資金援助とか色々するよ
153:日本国王
みなさんご協力ありがとうございます
他に何かありますか?
154:船団長
そんじゃウチから
船団にある薬品開発のための実験区画どうにかしてくれへん?
あれのせいで居住区や商業区とかの拡張ができへんのよ
どかしてくれへんか?
155:名無しの日本国民
あ〜〜。確かにあそこ邪魔だもんな
船団の3分の1の8隻がそうなんだっけ
156:名無しの日本国民
>>155
正確にはその8隻の4分の1ずつが実験区画になってる(それも1.5倍に拡張した上での4分の1)
それほどの区画を薬品の実験として占有してるから住民にとっちゃ普通に邪魔
ちなみにカズデル使節団と会合してる移動都市はそうじゃない
157:日本国王
わかりました
今日の進講で実験区画を無くしていいかマオさんに聞いてみます
158:名無しの日本国民
進講って何?
159:日本国王
天皇陛下(その他皇族や貴人)に学問や専門的な事柄を講義・説明することです
マオさんは薬学の進講をやっているんです。それが今日なので進行が終わった後で話してみます
と言っても進講は午後もありますが
160:名無しの日本国民
となるともしかしたら答えは明日になってしまうかな?
161:日本国王
それは大丈夫だと思います
今日の午後の進講は遅くても午後2時に終える様にしているので
その後に話をしてそれを掲示板で報告します
162:船団長
今日中になるなら…まあええかな
たのんます
163:日本国王
頼まれました
それを船団長に連絡をしたら落ちます
なんでも今日は新しい進講の先生を連れてきているようで
その人の進講を少し受けてくれないかと頼まれていまして
なのでそちらに集中します
164:名無しの日本国民
そういえば御進講をする人ってどうやって選ばれるの?
推薦?
165:日本国王
推薦ですね
侍従長や民間からの推薦で選出されます
さらに選出された講師から推薦されることもあります
今回の新しい講師は後者ですね
166:名無しの日本国民
ほ〜〜ん
それでどういう人なんだ?
167:日本国王
それがわからないんですよ
若い女性で言語学者のようなんですけど
身辺調査などは侍従や妻たち、王城警察(前世でいう皇宮警察みたいなもの)が調べ上げて大丈夫との判断がなされているのでそれを信じますが
168:管理人
うーーん
なんかちょっと怪しいと感じるね
169:札幌大公
怪しいという気持ちはわかりますね
なんか不思議と「怪しい」と直感的に感じてしまうんですね
それでも陛下が信じるなら私からは何も言いませんけど
170:日本国王
そうですか?
私はそういうのは感じませんけど
実際にあったらわかるかもしれません
日本王国 首都東京 王城 午後2時になる5分前
ここは王城。日本王国の国家元首である国王が住まう場所である。
その王城のとある部屋で先程まで授業ーー御進講が行われていた。
「これで今回の御進講は終わりとさせていただきます。拝聴いただき感謝いたします」
「ありがとうございます。マオ先生。今回の進講も素晴らしいものでした。次回もよろしくお願いします」
「国王陛下にお褒めいただき身に余る光栄にございます」
国王が薬学の講師ーーマオ・クランの御進講を褒め称える。マオも褒められたことに感謝する。
そして国王が切り出す。
「そういえば竹前船団長から『街の開発ができないから実験区画を取り除いてほしい』という要望があるのですが、区画を取り除いてよろしいでしょうか?」
「あそこですか。そうですねぇ。あの区画でやる実験は大詰めに入っているので、一箇所だけ残してあとは無くして構いませんよ。最後の一箇所は9月か10月まで残していただけると幸いです」
「わかりました。そうしましょう」
国王はそれを聞いてすぐに脳内掲示板で船団長に話す。
250:日本国王
船団長、今マオさんと話がつきました
一つだけ残して他はなくします
251:船団長
おおきに
お、なくなったな
残ったのは6番艦のだけか
252:日本国王
これでいいですか?
253:船団長
これでええで
感謝するで
254:日本国王
では、私はこれで
国王はそれで掲示板を閉じた。
「それで今回は新しい講師の方が来る様ですが」
「はい。隣の部屋にいるので連れてきます。少々お待ちを」
マオはそう言って隣の部屋に向かう。そして1人の女性を連れてきた。
「お待たせしました。新しい講師を連れてきました。さ、あなたも陛下の前に来て挨拶を」
「はい」
マオが連れてきた女性は、黒い髪に黒いカチューシャ?をつけていた。
その女性を見て国王は心の中で驚いた。
「(……!なるほど。彼女たちが言っていた怪しさの正体はこれですか)では自己紹介をどうぞ」
「はい。初めまして国王陛下。私は東京の大学で言語学の講師をしておりますプリースティスと申します。今回は私の御進講を受けていただき感謝いたします。早速ですが講義を始めたいと思いますがよろしいでしょうか?」
プリースティス:『アークナイツ』世界においての神であり全ての悲劇の遠因を作った人物。オラクル(ドクター)と一緒に『源石』を作った。