騎士団との模擬戦を終えた日の翌日、南にある和の国である『瑞穂国』
ハンター達は翌日の朝に瑞穂国へ向かう馬車に乗るために広場へと向かっていた…
ヒノエ「ふわぁ…朝がとっても早いですね…」
ミノト「それだけ時間がかかるのでしょう…仕方がありませんね…それよりも…」
ヒノエ「そうですね…ハンターさん……遅いですね…」
ミノト「少々支度をしてからくると言っていましたが…一体何を?」
ハンター「すまない二人とも、少し遅れてしまった」
ヒノエ「いえいえ!大丈夫ですよ、それよりも一体何をしていたのですか?」
ハンター「この大陸全体の地図を買っていた、後々に使うことが増えるだろうから今のうちに買っておこうと思ってな」
ミノト「あぁ…なるほど…!」
ヒノエ「確かに…地図はとっても需要ですね…ありがとうございます!」
ハンター「何、当たり前のことだ…そろそろ馬車のところへ向かうとしよう、時間だろう」
ヒノエ「そうですね、そろそろ向かいましょう」
ミノト「確か…一昨日の門番がいた場所で集合ですね?」
ハンター「あぁそうだな、では向かうとしよう」
城壁付近では400近い人数が列を成しており巨大な馬車が4台あることから毎日の行き先は4つの国となっているのだろう
ミノト「1日2本のみなのでかなりの人数がいますね…」
ヒノエ「やっぱり国同士の移動も盛んですね…素材に物資…さらには食料まで…」
ハンター「国同士の交流も盛んなのだろう、私たちに似た装備を持つ人たちもこの国で多く見られたからな」
ヒノエ「そうですね…あっ!私たちの順番ですね」
スタッフ「こんにちは、ご利用は3人でよろしいですか?」
ハンター「あぁ」
スタッフ「では利用料金の3000ベルクを頂きます」
ハンター「…1…2…3…良し…(スッ)」
スタッフ「はい!1ちょうど3000ベルクですね!では席にご案内しますので付いて来てください!」
ヒノエ「この席ですか…一番後ろですね」
ミノト「流石にこのぐらいの人数がいたら一番後ろになることもありますよね…」
スタッフ「すみません…この席は一番ランクが低い順から席が決まるという決まりがあるのです…風景も一番楽しめるので一番後ろを要望する人も多いのですよ」
ハンター「それは…嬉しいことだな…」
ヒノエ「そうですね♩せっかくの景色、楽しみましょう!」
スタッフ「ありがとうございます、では出発までもう少しまでですので少々お待ちください」
スタッフ「ではこれから馬車が出発します!」
ヒノエ「二人とも、出発するようですよ?」
ハンター「もうか…なかなか早いな…」
ミノト「そうですね…そういえば…先程のスタッフによると馬車では丸一日掛かるようです」
ヒノエ「それでも一日…エルガドまでは三日掛かったのに……やはり陸と海では違いますね…」
ハンター「それでも1日掛かるんだ、景色を楽しむとしよう…」
ハンター達は揺れる馬車の席から外にある山脈や大きな湖などの絶景を楽しみながら一日が過ぎていった……
翌日…
ハンター「ふぅ……なかなか良い景色だな…桜の木々も相まって里を思い出すな……」
???「なぁ、あんたらも瑞穂国に向かうのか?」
すると前にいた冒険者が振り返ってハンター達に話しかけて来た
ハンター「あぁ、そうだ…貴方達もそうなのか?」
???「いや…こっちは依頼だ、自己紹介がまだだったな、Bランクハンターのポルクって言うんだ」
ハンター「なるほど…その依頼とは?」
ボルク「実は、最近…この馬車のルートにモンスターが現れてなそいつの討伐依頼を受けたんだが…そいつの姿がまだ判明してなくてな…そのモンスターの調査を依頼されてな、依頼ついでに瑞穂国にあるギルドで報告しようと思ってな」
ハンター「なるほど…それで…」
ボルク「あぁ、そういやあんたら、もう噂になってるぜ?騎士団の隊長と1、2番隊長を負かしたってさ…俺も驚いたよ」
ボルク「何でも、一撃も入れられずに負けたって言うんだから全員が驚いたさ!あんたら何者だよ!」
ハンター「旅の者としか今は言えないな」
ボルク「ハッ!そうかよ………ん?」
ヒヒーン!!!!!!!
前方から馬の鳴き声とともに前方にいた乗客の悲鳴が聞こえた
「おい!あれ!」「な、なんであいつがここに?!」
ボルク「………もしかして依頼のやつか?」
ハンター「そう考えた方が良いだろうな…」
ヒノエ「私とミノトはどうしましょう?」
ハンター「もしものためにここに残っておいてくれ、私とボルク殿が前方を確認しに行く」
ボルク「騎士団長様を倒した実力、見させてもらうぜ?」
ボルク「どうした?前方でモンスターが発生したのか?」
スタッフ「えぇ…“ 緑鱗竜“が現れ前方の護衛隊を薙ぎ倒して行きました…かろうじて兵士たちは無事ですが…輸送以外の馬車は全滅…兵士も重傷を負いました…」
ボルク「奴は今どこに?」
スタッフ「森の中です…馬を連れて行きましたので食事をしているかと……!」
ボルク「分かった…旅人さんよ一緒に行くぞ?」
ハンター「了解した」
ガサ……
ボルク「…旅人さんよ…アレを見ろ」
ハンター「……あれが?」
森の中、木々の間から日光が燦々と照り込んで幻想的な光景を生み出す奥で中型モンスターである“縁鱗竜“が三馬を喰らっていた
ボルク「元々は…王国の大森林の“厭離の大森林“に居てな…元々は温厚で人を見るとすぐに逃げるような臆病な性格だが…アレは…“大物“だな…」
ハンター「大物…?」
ボルク「あぁ、数年に一度に群れの中で生まれると同時にとてつもない力を持ってな…他の個体とは違い、単体で街や王国に出現するとこが多くてな…」
ボルク「奴は群れから出て若い個体だと思うな…まともに餌を取らなかった結果、馬を餌に森から出てきたんだろうな」
ボルク「このまま行けはするが…馬の声でまたやってくるかもしれねぇ、ここで討伐しておくとするか…」
QUEST START 討伐対象『縁鱗竜フィル・モルサ』
ヴォオオオオオオオォォッ!!
ボルク「来るぞ!!」
ハンター「っ!」
フィル・モルサの攻撃を左右に避け攻撃の機会を伺う二人
ボルク「奴は大柄な分攻撃力も高い!懐に回り込んだ方がいい!」
ハンター「了解した、閃光玉を投げる、タイミングを合わせてくれ」
ボルク「あぁ?せんこうだま?よく分からねぇが行くぞ!」
ハンター「あぁ…3…2……1……今だ!」
キィン!
その一閃、視界が白に埋め尽くされるしかしハンターは慣れで目を塞ぎ無事、ボルクも閃光玉の強烈な光を運よく交わすことができ、フィル・モルサはもろに正面からの閃光を受けその音と眩しさに大きく隙を見せた
フィル・モルサ「!??!?」
ボルク「なるほどな!怯ませるための便利な道具か…!」
ボルク「よっしゃ!良いモノ食らわせるぜ!!!」
ガギンッ!!
ボルク
ボルク「何!?……こいつは筋肉の質がえげつね…!」
ハンター「しゃがめ!」
ドォ゛ンッ!!!!
ボルクが後ろを見た瞬間、武器でもなく、矢でもなく、まるで大砲のように響き渡る轟音とともにフィル・モルサの頭部に弾丸のようなものが突き刺さった
ゴリッ、ゴリゴリゴリッ!!
それは頭部だけではなく肉や骨を纏めて貫き、粉砕し、一撃の重さが分かる程に辺りに重音が響き渡った
それはフィル・モルサの頭蓋骨を粉砕し貫通し空中で爆裂した
ボルク「………は…?」
ボルク「今…何が起きた…?」
ハンター「大丈夫か?」
ボルク「…あぁ……あんた…何を放ったんだ…?」
ハンター「?何を…?ただのヘヴィボウガンの“狙撃竜弾“だが…?」
そう言うとハンターは“ THEディザスター“を見せる
ボルク「な、何だこの銃は………?」
ボルク「大砲…?」
ハンター「いや…普通のボウガンだが…?」
ボルク「あのなぁ…ボウガンは矢を打ち出す“クロスボウ”の別名だろ?」
ハンター「そうなのか…私の故郷ではボウガンと名付けられていたが…」
ボルク「……全く分からんが…まぁ…倒せたから良いか……」
ボルク「討伐が完了した」
スタッフ「あ、ありがとうございます!最近は奴に馬車の進路を邪魔されることが多発して…これでやっと安全に運航ができます!」
ハンター「この亡骸はどうすればいいか?(ズルズルズル…)」
ボルク「……何だそのゴリラみたいな怪力は…モンスターを引きずってくるなんて聞いたことがねぇぞ…?」
スタッフ「あっ…えっと…もう少しで他のギルドスタッフが来るのでそこに置いて置いてください
…」
ヒノエ「ナギさん!ご無事ですか?」
ミノト「こちらは無事でしたが…」
ハンター「こちらは無事だ、ボルク殿と一緒に倒したからな」
ボルク「あんたが一発で決めたからじゃねぇかよ、まぁいい、助かったありがとう」
ハンター「礼には及ばない…それで運行はもうできるのか?」
スタッフ「はい!もう安全か確認されたので出発できます!」
ボルク「なら、行こうぜ?到着するまであの武器について話させてもらうぜ?」
ハンター「もちろんだ」
変な感じで終わっちゃった…次回はいい感じに終わりますんで…!
あと投稿遅れてすんません!
貴方はヒノエとミノトどっち派ですか?
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ヒノエ
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ミノト