猛き炎 異世界にて最強   作:みかんの白い部分

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帰還とご褒美

3人は爆鱗竜の亡骸をギルドに証明するために運んでいた…

 

ヒノエ「相変わらずの怪力…流石です!」

 

ハンター「いつも大剣などを背負っているから日常的に鍛えられていることに感謝だ」

 

ミノト「ほぼハンター様が持っているような感じですからね……あ、そろそろ見えてきましたよ!」

 

ハンター「ここまで1時間……少々疲れたな…」

 

ミノト「帰還したら完了報告をしてすぐにご飯としましょう」

 

ヒノエ「白米にお味噌汁…団子にお肉…あぁ…待ちきれません!」

 

ハンター「せめておかわりは10杯までだ」

 

ヒノエ「えぇ!?そ、そんな…」

 

ミノト「まぁハンターさん、最近は姉様も我慢してきたのですから今日ぐらいはいいでは?」

 

ハンター「それで私の貯金が何度も尽きたことは忘れていないぞ…!」

 

ヒノエ「あ、あの時はなんというか…お団子の誘惑が…」

 

ハンター「(¬_¬)」

 

ヒノエ「うっ…うぅ…」

 

ハンター「……今日だけだぞ?」

 

ヒノエ「(パァァ!)」

 

ミノト「では、あともう一踏ん張りですよ」

 

ハンター「あぁ」

 

 


 

ギルド内

 

スタッフ「…………」

 

ハンター「半日かかってしまったが無事持って来れた」

 

スタッフ「あの…ですね…まず最初にモンスターは馬車で運ぶものなんですよ人間が運ぶような重量じゃないんです!」

 

ヒノエ「しかし…想像とは少々軽かったので…」

 

ミノト「馬車を要請するよりかは3人で持って行った方がはるかに早く代金も要らなかったので持って来させてもらいました」

 

スタッフ「馬車の申請がなくなるのは良いことなんです…けれ…ども……人間がモンスターを運んで街にくることがダメなんです!人々が混乱して近衛兵も出動することになったんですよ!>」

 

ハンター「それは…すみません…」

 

ヒノエ「まさかあんな大事になるとは思っていませんでしたので…」

 

ミノト「反省ですね…」

 

スタッフ「しかし、討伐は完了しておりさらに追加報酬も与えられます」

 

ハンター「追加報酬…?」

 

スタッフ「はい、普通は3日かけて討伐をするのですが今回は一日という早すぎる討伐を完了したので『早期討伐』の報酬がつきます、その報酬の割合ですが本報酬の約3割がもらえることになります、今回の爆鱗竜の討伐報酬は4万5千ベルク、その3割となりますので1万3500ベルクが追加で支払われることになります」

 

ハンター「…なるほど…かなり良い制度だな…」

 

スタッフ「それに加え新しくランクアップをさせてもらいます、ナギさん、ヒノエさん、ミノトさんの冒険者ランクがEからDに昇格でございます、次の昇格クエストを受けれるのが10体のモンスター討伐後になっております」

 

 

スタッフ「これが報酬金の合計5万8500ベルクとなります」

 

ハンター「ありがとう、助かる」

 

 

 


 

場所_瑞穂国一番大通り_

 

 

ヒノエ「これで二週間は安心ですね!」

 

ミノト「そうですね、ランクも上がり宿も新しい場所が使えるようになるみたいです」

 

ハンター「期待が高まるな……それと……ん?」

 

ヒノエ「( ˙-˙ )」

 

ミノト「姉さま…なにを………あぁ…」

 

そこに書いてあったのは一つのお店『甘味処【竜桜】』の暖簾の一枚に書かれていた『甘味食べ放題』

という張り紙であった……

 

 

ハンター「……まさか」

 

ヒノエ「行きましょう!討伐のご褒美として甘味を食べるのですよ!お団子もあるかもしれません!」

 

ミノト&ハンター「………」

 


甘味処_竜桜_

 

そこには数々の【和菓子】が存在し、数々の名産品として有名であり旅行のお土産としてガイドブックにも名を連ねるほどでありその中でもいちばんの有名品が“三色団子“であり三つそれぞれの味が違い赤色団子は伝統の和菓子『金平糖』のように甘く緑色団子は瑞穂国での有名な『緑茶』の粉末がたっぷり使われている苦くとも奥深い味が感じられ白色団子には味はないが他の二つの団子とは異なりかなりの柔らかさが取り柄となっており数多の老若男女から好かれている逸品である…

 

 

 

ガラガガラ…

 

古びた障子の音が店内に広がると同時に甘い和菓子のような匂いが3人の鼻をつんと通り抜ける

 

ハンター「いい匂いだ…」

 

ミノト「ヨモギさんの団子のような甘い匂いですね」

 

「やぁこんにちは、お客さんかい?」

 

店の暖簾の奥から杖をつきながら和やかな雰囲気を纏った老婆が現れた

 

ハンター「あぁ、外の暖簾に書いてあった甘味食べ放題の張り紙を見て入ったところだ…あなたは?」

 

桜婆「ははは、こんな老舗に老婆がいるってことは店主ってことしかなかろうに…私は桜って言うんだ桜婆って言ってくれ…それよりも大食いがしたいんだろう?」

 

ヒノエ「はい、先程に討伐依頼から帰ってきてそのご褒美にと思いまして!」

 

桜婆「まぁまぁ…そんな頑張って……さぁこれがお品書きだよ何を食べたいんだい?」

 

ヒノエ「まぁ…どれも美味しそうです…!」

 

ハンター「なるほど…これは1000ベルクでここまで食べれる物なのか?」

 

桜婆「わざわざこんなへんてこりんな老舗に来てくれたんだからお題は控えめにたくさん食べてもらいたいんだ……決まったかい?」

 

ヒノエ「なら私は三色団子と金平糖をお願いします!」

 

桜婆「あいよ、少々待ちな…」

 

 

数十分後

 

 

桜婆「はい、三色団子と金平糖だよ」

 

ヒノエ「まぁ…!」

 

ハンター「この金平糖…宝玉のように光り輝いているな…」

 

ミノト「綺麗ですね…普通の金平糖は砂糖で少し濁っていると言うのに…」

 

桜婆「長年の技ってもんさ、3人ともたくさん褒めてくれるからあたし照れちまったよ、さおいしいうちにどうぞ!」

 

ヒノエ「はい、団子から頂きます……!」

 

 

モグ…

 

 

その瞬間にヒノエの目が宝玉よりも光り輝き寸分の濁りもない純粋な感動の光が輝いていた…

 

 

ヒノエ「もちもちの食感に噛んでも噛んでも味が無くならない…それに後味もさっぱりしておりとっても良い砂糖の付け具合…とっっても美味しいです桜さん!」

 

桜婆「まぁまぁ…それは嬉しいよ金平糖はどうだい?」

 

ヒノエ「硬くとも柔らかいとも感じられない絶妙な食感…甘くざらざらとした普通の金平糖とは違ってこれは溶けるように舌に馴染んでいます…あぁ…こんな美味しいものがあるとは…!」

 

ハンター「すごく感動しているな」

 

ミノト「くっ…ここに筆と紙があれば…姉さまのご尊顔を幾分の狂いなく描けると言うのに…!」

 

ヒノエ「桜さん、もっとお願いします!」

 

桜婆「はいよ」

 

 

 

数時間にわたりヒノエは三色団子と金平糖を味わい気分は絶好調へと至った…

 

 

 


数時間後

 

ヒノエ「ごちそうさまでした…!」

 

桜婆「こんなにも食べてくれるとはありがたいねぇもう食材も空っぽだけどあんたのような素敵な人に食べてもらって光栄だよ」

 

ハンター「ありがとう、私も食べさせてもらったがあんな甘味は久しぶりに味わったご馳走様でした」

 

ミノト「ありがとうございます、桜さん」

 

桜婆「良いんだよ、お金より気持ちさ…またいつかくるようなことがあればいつでもおいで、今度は羊羹もおまけしてあげるよ」

 

ヒノエ「まぁ…!その時はまたご馳走になります!」

 

桜婆「じゃあまたね」

 

ハンター「ありがとうございました」

 

 

 

 




今日も変なところで終わってしまったし投稿は遅れてしまったし…本当に申し訳ありません…
最近はナイトレインにどハマりしてしまって…深度4まで行った時に思い出してすぐに書きました…許してください

貴方はヒノエとミノトどっち派ですか?

  • ヒノエ
  • ミノト
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