ダンまちの世界に転生したら不死鳥になってしまった件   作:ヒキニックニク

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 ウラノスの発言で俺とロキは驚いた。

 

「なんでいウチが引取らなあかんねん!!ちゅうかちゃんと説明せぇ!!」

 

「おいウラノス!いきなり何を言ってる!!」

 

ロキと俺はウラノスに文句をつける。

 

「落ち着け二人共。今理由を話す。」

 

「包み隠さずはなしいや」

 

「ロキよこのケンジはお主が感じたとおり不思議な力がある。お主のところの剣姫のように他には言えぬ力がな」

 

「ッ!?ちゅうことはこいつも精霊の!いや、精霊とはちゃうな。なんやこの気配は?」

 

「ケンジよロキは信用できる。なので力を見せてやってくれぬか?」

 

ウラノスはそう言ってくる。

確かに今のオラリオで力もあり信用出来るのはフレイヤファミリアよりもロキファミリアだろうが、俺に刻まれてるのゼウスの恩恵なんだよ?ロキが追い出したゼウスのだよ?

俺がそう思いながらウラノスを見るとウラノスは大丈夫だと頷く。

 

「もしなんかあったら言いふらしてやる」

 

俺はそうつぶやいてロキの前で不死鳥になる。

 

「なっ!!?火の鳥!!ちゅうことは不死鳥かいな!!」

 

「そうだ」

 

「そうだやないでウラノス!!こんな力下界の子供が持ってていい力やない!!」

 

全く持ってそのとおりです!

俺をこんなにしたヘルメス(現況)を見ると目をそむけた。

 

「そうだ。この力を悪用する者もいるだろう。だからお主に頼んだのだロキよ。お主のところであれば手出しができんからな」

 

「せやかて今はこんな爆弾抱えるのは無理や!闇派閥の件もあるんやぞ!!」

 

「それはあんたらのせいだろうが」

 

俺はついボソッと言ってしまった。

 

「なんや小僧、言いたいことがあるんやったらハッキリ言いや?」

 

どうやら聞こえていたらしい。

それじゃあ言わせてもらおうじゃないか!

 

「今のオラリオがこんな事になってるのはお前らのせいだろって言ったんだよ」

 

「おいガキ、誰にむかって口聞いてんのかわかってんのか?」

 

ロキから神威が放たれるがザルドとアルフィアのほうが怖かったので全く怖くない。

 

「お前らがゼウスとヘラを追い出したからこんな事になったんだろうが!!だいたい三大クエスト全部任せておいて失敗したら追放?アホなのかお前ら!!自分たちは何もしないくせして人の揚げ足取ってトップに君臨したぐらいでいい気になってんじゃねぇよ!闇派閥が暴れ出しのは抑止力がなくなったからだと何故気付かない?何故今までオラリオのために尽くしてくれたゼウスたちに恩を仇で返す!ゼウスたちがいてくれてたからあんたらは好きにできて、目標があったから頑張れたんじゃないのか?それなのに今はなんだ!!トップになったことに胡座をかき、闇派閥を抑えることも出来てない!なぁ、あんたらは一体何がしたいんだ?」

 

「・・・・」

 

俺の言葉に何も言えないロキ。

ロキも薄々気がついていたのだろう。

自分たちでは抑止力にならないことを、自分たちが甘い考えをしていることを。

 

「耳の痛い話だな」

 

「ギルドもアホだろ。闇派閥の討伐とダンジョン攻略を両方やれって無理があるだろうが」

 

「むう、しかしどちらもしてもらわなければ困るのだ」

 

「だったら何でアンタもゼウスたちの追放に賛成したんだ?」

 

「私は反対したのだが、他の神々が決めてしまったのだ」

 

「どうせその神々はフレイヤに魅了されてたんだろ。そのフレイヤと手を組んだのがロキだろ?」

 

「せや。あの色ボケと一緒にウチがやった。まさかこんなことになるとは思わんかった」

 

さっきまで喧嘩腰だったのに今ではしおらしくなってしまっているロキ。

 

「小僧の言う通りや。ウチらはゼウスとヘラに問題全て任せて失敗したら責任取れって迫って追放した。フィンと考えてオラリオのトップになれたまでは良かったんやけどまさか闇派閥がこない暴れるとは思わんかったわ」

 

「過去はもう変えられん。ロキとフレイヤには責任を持って闇派閥の討伐をしてもらう。異論は認めん!」

 

「わかっとるわ」

 

なんかいい感じにまとまった感があるけど元々何の話してたっけ?

 

「では話を戻して、ロキよケンジを頼みたい」

 

「ウチだけじゃ判断できへん。フィンたちと話しせんと」

 

「ではケンジを連れてロキのホームで話し合うといい。ヘルメス、お前が連れてきたのだから責任を持って見届けよ」

 

「わかってるよウラノス」

 

俺とヘルメスはロキと一緒にロキファミリアのホームに向かう。

ってかロキはウラノスになんかようがあったんじゃないの?って思うが俺が気にしてもしょうがないか。

ギルドから出ると1人のエルフがこちらによってきた。

 

「ロキ、ウラノスはなんと言っていた?」

 

「そうや!ウラノスにようがあったんや!!」

 

「お前は何をしに行ったんだ!!」

 

「堪忍してぇやリヴェリア!!」

 

リヴェリアと呼ばれたエルフがロキを怒鳴りつけているとヘルメスが間に入っていった。

 

「待ってくれ九魔姫(ナイン・ヘル)

 

「神ヘルメス」

 

「ロキが話が出来なかったのは俺のせいでもある。だからロキを怒らないでやってくれないか?明日一番でウラノスとの面会をセッティングするからさ」

 

頼むとヘルメスは頭を下げる。

リヴェリアは、はぁとため息をつく。

 

「神に頭を下げられては聞かないわけにはいきません。わかりました。今回は神ヘルメスに免じてロキを怒りません」

 

「感謝するよ九魔姫」

 

「では私達はこれで。帰るぞロキ」

 

「帰るんやけどヘルメスたちもホームにくるで」

 

ロキがそう言うとリヴェリアは一瞬目を見開き睨むようにヘルメスを見て俺を見るとなにかを察したように大きくため息をつく。

 

「はあぁ。帰ったらフィンとガレスに声をかけておく」

 

「おおきにリヴェリア」

 

俺達は歩きだしてロキファミリアのホームにむかった。

ホームについてロキの部屋に案内されて暫く待つと、金髪の子供とドアーフがリヴェリアと共に入ってきた。

 

「ロキ、神ヘルメスが連れている子供が呼ばれた理由かな?」

 

「ちっこい童子じゃのぉ」

 

「そうなんやけどまずは自己紹介といこか」

 

「そうだね。僕はフィン・ディナム。ロキファミリアの団長だよ」

 

爽やかな笑顔で自己紹介をしてくるフィン。

あんたのくだらない野望のせいでオラリオはこんなになってますけどね!

 

「私はリヴェリア・リヨス・アールヴ。副団長をしている」

 

知識の探求のために王族としての責務を捨てたワガママ姫。

 

「儂はガレス・ランドロックじゃ」

 

酒好きのおじいちゃんって感じ。

 

「ケンジといいます」

 

「それで?どうして神ヘルメスとここにきたんだい?」

 

「それは俺から話そう」

 

そう言ってヘルメスが話し始める。

内容は俺に不思議な力があってそれを他の神々におもちゃにされることを避けるためウラノスに相談したらウラノスがロキのところが安全だからロキに預けようって話になったと説明した。

 

「話はわかった。ケンジといったね?」

 

「はい。なんですか?」

 

「どんな力があるのか見せてもらうことは可能かい?」

 

「見せるのは良いですが、見せた後でここにはおけないなんて言われたら困るんですが。それとここで力使うと他の神々が感づいてここにやってきますよ?」

 

うん、絶対にやってくるだろう。

何もしてないのに俺の気配が不思議だってわかる神なんだからこんなとこで不死鳥になったら絶対にヤバい!。

 

「なら私が結界をはろう。そうすれば大丈夫だろう?」

 

「まぁそうかもしれませんが、先程の返事を聞いてませんよ?」

 

「ああ。大丈夫だよ。神ウラノスからの頼みを聞いとけばギルドに貸しができるからね」

 

こういうことには頭が回るんだよなぁこのショタ爺。

 

「じゃあ結界はってください」

 

「わかった」

 

リヴェリアが結界をはったのを確認して俺は不死鳥の姿になる。

 

「「「ッ!!?」」」

 

三人は俺を見て声が出なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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