「あー、すいませーん。」
とりあえず、ビラを見て、そこら辺の料理店に行ってみた。(with 大量の動物たち)
「らぁっしゃっせーーーい!!!!」
「!!??」
いきなり、めちゃくちゃの大声で迎えられた。店員は、明らかに顔がヤクザ。
なにここー、もうヤダ・・・サカモトデイズでももうちょっと静かだったよぉ・・・
けど、流石に私もお金を貰わないと生活ができない。料理店なら余ったものをもらえるかもしれないし、接客ぐらいなら私にもできる。
・・・二次小説で主人公がお金を手に入れるシーンがみんな雑なのは、つまんないからなんだなぁ・・・
「ん?お客さん、何だ、この大量のペット」
「え、えーと・・・ちょっと色々ありまして・・・」
「ああん!?料理店に動物は禁止ってのは、当たり前じゃねぇか、そんな事もわかってねえのか、お客様ぁ!!??」
もうやだ。顔通り怖いよ。顔面ヤクザでこっち迫ってこないでぇ・・・
怖いし怖いし怖いけど、こっちは生活がかかってる。覚悟を決めた。
「あのー、私、裏のビラを見て来たんですけどー・・・」
「ん?・・・なんだって!つまり、君、バイトか!!バイトなのか!!??」
「・・・(ヤクザがいきなり優しくなった時点でもうやな予感しかしないよぉ、助けてママパパぁ・・・)は、はい」
「助かった!ああ、店員ならいつも募集中だ!!!すぐに仕事を手伝ってくれ!!!」
慌てようが異常だ。もしかして、店員が少なすぎて今にも潰れそうな所なんだろうか。
だったら別の所探すかぁ・・・ん?非情だって?うっせー、こちとら生活がかかってんじゃい。
「何かあったんですか?もしかして、店員が少なすぎて今にも潰れそうだとか・・・」
「んなわけあるかぁ!!このフェスティーレが潰れるなんてことは、万に一つも、ない!!!」
あ、それ店の名前。フェルスティーレって可愛いしめっちゃヨーロッパそうなんだけど、なにこれ・・・?ワンピースで出てくる店じゃなくない・・・???
・・・まぁ、原作に出てこないならいっか・・・
映画のフラッシュみたいに、下手に手ぇ触れて世界滅ぶみたいなことなったらヤダしねー
「んじゃー、何なんですかよー。『料理店には禁止が当たり前』のペット連れの私がすぐに採用されるぐらいなんだから、よっぽどの理由があるんっすよね?
理由説明してくれないと別のところに行きますよ?」
「ワコーンワコーん!!」
「フェニュリルナー!!」
「くっそ、こいつ人の弱みを見たらいきなり強気になりやがった・・・!!」
フハハハハ。言うがいい言うがいい。私は堂々とした弱気なスライムなのだよ!
・・・まぁ、流石にこれ以上いじったらやり返されそうだから言わないけどさ・・・フフ、やっぱ私ってスライムだなぁ・・・
「・・・つーか、オマエの動物鳴き声変じゃないか?」
「それは私もそう思う」
うん、それに対しては何も言えない。
その強面さんはしばらく迷ってたけど、ヤクザの人はやっと言葉を発した。
「実は、店長がスライムになって、人手が足りなくてな・・・」
「なんて?????????」
待って???今何つった?
え、「私がスライムだと思ってたらバイト(予定)の店長さんがガチのスライムだった件」???
え、聞き間違い?流石に私の聞き間違いだよね?
「えーっと・・・店長がスライムになったとは一体・・・・」
「・・・なんか、店長がお客様の逆鱗に触れたようでな・・・いつの間にか、店長がスライムに・・・・」
「いや、うっそーん」
いや、うっそーん。あ、本音が出た。
店長がスライムー???・・・うーん、何一つわかんないけど、一つだけ
・・・とりあえず、関わっちゃ駄目なとこだわこれ。
「あ、失礼しましたー、ちょっとご縁がなかったということでー・・・」
「ま、待ってくれ!!今、店長にビビってウエイトレスが全員出て行っちまってるんだ!!・・・俺達みたいなやさぐれた奴らじゃ、客のほうが出ていっちまう・・・ここに入ってくれ!お願いだ!!」
「いやー、けどですね~、こっちは衣食住すら整ってない状況なので・・・」
「それなら、お前さんの食事はこっちで三食全て用意できる!!給料も普通の店員の3倍出すぞ!!」
なぬ!?
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「というわけでー、新しくウエイトレスになりました。ルーナって言います!!!めっちゃ働くんでよろピクミンでーす」