「ルーナちゃーん!こっちに2つハンバーグお願い!!」
「はいはーい、ただいま!!」
けど、ここで一番いいのは、ここのトイレの下にあるのが、普通に水の流れみたいなやつであること!!!(ちなみに、そこら辺のホテルに行ったら、ただのボットン式だった。臭すぎて死ぬ!!)
流石に水洗式はないみたいだけど、匂いがなくなっただけでかなりマシになったと思う。
ただ、こんなにいい環境で、問題点はあった。いや、もうすでに気づくべきだったかも知れない。
「えーっと・・・これ、なんて読むんです?」
「これは『コーンポタージュ』だ!!さっさと覚えろ、新人!!」
そう!!このワンピース世界は、書き言葉が英語だということ!!
あー、もう!話してんのは日本語なのに、なーんで書くのは英語なの!?
「あー、もうやだ。私、英語苦手なんだよー」
そう言って、私は裏口で休んでた。休み時間だからボーッとしてるけど、スマホもなにもないし、マロンちゃんたちはまだ仕事中だから、暇をつぶせない。
あー、もし私がタバコ吸えたら、「コンビニの裏でヤニ吸う二人」みたいなことできたんだけどねー。
そんな事を考えながら、私は飴ちゃんを舐めながらタバコっぽくしてた。
「もしもーし、こちら配達員なんだけどー」
「……ん?」
声をかけられて振り向くと、知らない男が立っていた。ありゃー、どなたさんでして?
つーか、ワンピースって配達員いるのね。
「この店さ、いつから動物園になったん?」
「わー、失礼」
「あ、悪い悪い。 でもさ、猫に犬に鳥に……」
少し間を置いて、胸ポケットを指した。
「俺の負けか」
そこから、 小さなハムスターが顔を出す。
・・・いや、わかるけどさ、なにこれ。
「こいつな。名前、モチ」
「えー、可愛い!頂戴!!」
「やるかぁ!!俺の相棒だぞ!?」
「ありゃー、ざんねーん」
私はポケットをゴソゴソと探した。あー、やっぱあった。
「はーい、これ賄賂。いるかいモチくん?」
「堂々と賄賂っていうんじゃねぇ!おい、モチ、お前も受けとんな!!」
私の賄賂(ヒマワリの種)を大喜びで受け取ってくれるハムスターくん。あー、可愛い。家のマロンちゃんたちにはハムスターがいないんだよね。
「・・・ねぇ、やっぱモチくんうちの船来ない?ヒマワリの種が毎日3こ食べれるよ」
「キュー・・・」
「おい待てやめろ、モチも揺らぐんじゃねぇよ・・・」
そんな感じで名前も知らない配達員としばらく話して、ブロッコリーを2箱分受け取ってから現場に戻った。
「はいはーい、みんなの紅一点のルーナちゃん戻りましたー」
「お、ブロッコリーじゃねぇか!ちょうど切れてたんだ!!」
「ブロッコリーだと!おい、ちょっとこっちに回せ!!いまそれを使う料理を開発してるとこなんだよ!!」
「ねぇ、せめて私の方に注目しない??」
改めて、みんなの料理愛が感じられた日でしたとさ。ちゃんちゃん。