転生先は『めだかボックス』の世界!?   作:雑草 柴犬

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皆様こんにちは。雑草柴犬でございます。
約三週間振りですね。
忙し過ぎて筆が進みませんが、なんとか頑張りました。

という訳でほんの少しバトルシーンあります。
下手なので描写は少ないですが、寛大な心で許してください。

それでは本編の方にどうぞ!


フラスコ計画を叩き潰すって

 

 

「やぁ、久しぶり。元気だった?王土くん。」

 

僕は話しかけながら彼に近づいていった。

 

「おいおい、王に話しかけるのにその態度は気に食わんな。」

 

奥の方から声が聞こえる。

尚も歩くと、僕は都城王土と対面した。

 

「とりあえずまぁ、『跪け』。」

 

その言葉を耳にした途端、僕の意思とは関係なく体が跪いた。

 

「なっ!」

 

これが『言葉の重み』。

なるほど、予想以上だ。

確か、電磁波で対象の駆動系に干渉する『異常』だったな。

体がびくともしない。ここはひとつ仕掛けてみるか。

 

「ぐっ…」

 

王土くんが呻き声をあげて、耳に手を当てた。

その一瞬の気の緩みを見逃さず、体を動かす。

 

「フンッ!俺の気が緩んだ隙にうまく逃げたか。(しかし、今の耳鳴りはなんだったんだ。)」

 

僕は少し距離をとり、言葉を投げ掛けた。

 

「王土くん!なぜ君はこんなところでこんな計画に参加しているんだ!?あの頃の君からは全く想像ができない!」

 

自分で言うのも難だが珍しく声を荒げてしまった。

 

「フハッ!王の考えることを、貴様などにわかるわけがなかろう!」

 

「それはそうかもしれないが……!」

 

うまく言葉を紡ぐことができない。

確かに王土くんの『異常』はモノを支配するという点では、これ以上ないとも言える。

モノというのは者でもあり物でもある。

人身掌握だけに関して言えば、あの女の子も王土くんに対をなすだろうけど。

王土くんが、だから、その支配力を支配することができれば、こんな計画に参加することはなかっただろう。

 

「でも、やっぱり王土くんは間違っている!」

 

「フンッ。身の程をわきまえろよ?王に指図をするな!!晴間アァァァァァ!!!」

 

バチバチバチバチッ!

 

王土くんの手からスパークが起きている。

だが、今の王土くんであれば大した戦闘力はないはず。

だったら僕でもやれる。

王土くんの拳が僕に向かって飛んでくる。

それをなんとか避けるが、王土くんの追撃。

このままじゃ、らちが明かない防戦一方だ。

 

「フハハハ!王の攻撃をことごとく避けるとはな!ならば、これならどうだ?『ひれ伏せ』!」

 

―――グシャ!

 

「ぐぁ!」

 

先程同様、体が地面に叩きつけられる。

くそ、さすがに出し惜しみしてる場合じゃないな。

 

―――キィィィィィィィィン。

 

「ぐっ!」

 

今度は王土くんが頭を抱えて、うろたえる。

 

「貴様、一体俺に何をした!!」

 

突然、王土くんが大声をあげる。

 

「何故、僕の仕業だと思うんだい?」

 

僕は問いかける。

 

「俺が『言葉の重み』を使ったあと、必ずと言っていい程頭が割れそうな程の耳鳴りが来る。貴様以外にいるわけがないのだ!」

 

「そうだね。確かに、僕がやったんだよ。」

 

「では、何なのだ!貴様の『異常性』は!!」

 

「それじゃあ、明かそうか。僕の『異常性』は『狐の嫁入り(シャイニング・レイン)』。任意の場所の気圧を操る『異常性』だ。」

 

「気圧だと?」

 

「その通り。王土くんが感じている耳鳴りは、僕が急激に気圧を下げることによって起きているものだ。もちろん、その気になれば天気を操ることもできる。」

 

「フハッ。タネが解ってしまえば何てことはないな。王を越える『異常性』など無いのだから。」

 

「おいおい、王土くん。なめないでくれよ。気圧を操るという事がどういうことか、よく考えるんだ。例えるなら山に上ったときの袋菓子とかをね。」

 

「!?」

 

王土くんが目を見開く。

 

「そう。もちろん人間の体で同じことが出来るかと言えば、やってみないとわからないけどね。」

 

しばらく、王土くんが考え込む素振りを見せる。

しばらくして、何を思ったのか僕にこう告げる。

 

「おい晴間よ。お前もこのフラスコ計画に参加しようとは思わんか?」

 

「何を言っているんだ。そもそも僕はこの計画を潰しに来たんだよ?その相手を誘うなんて、どうかしてるよ。」

 

「フンッ。やはりな。ならばこの場で滅びろ!!」

 

バチバチバチバチ。

 

再び、手のひらから電気を走らせると、一斉に僕に向けて放電してきた。

 

「なっ!」

 

「いくら気圧を操る事ができようとも、電磁波を防ぐことは出来まい!」

 

確かにその通りだ。

だが、防げないからと言って攻撃できない訳ではない。

一気に王土くんの周りの気圧を下げる。

 

キィィィィィィィィン。

 

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!」

 

王土くんが頭を抱えてうずくまる。

先程の電磁波はとっさに避けることができた。

さて、どうやって王土くんを降参させようか。

 

「さぁ王土くん。これ以上君を傷つけたくはない。もう降参したらどうだ。」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、王に指図をするなぁぁぁぁ!」

 

くそ、どうしたらいいんだ。

 

「おーい、都城先輩。」

 

どこからともなく、女の子の声が響く。

その声の出所を辿ると、覆面にナイフの刺さった女の子と、何かを背負っている女の子がこちらに向かって歩いてきている。

 

「はぁ、はぁ、どうした名瀬よ。」

 

名瀬と呼ばれた女の子はどこか冷めたようなトーンで応える。

 

「あっれー?都城先輩ボロボロじゃーん。あれ、そんなことより、こいつ誰だ。」

 

僕に気づいた名瀬さんが問いかける。

 

「名瀬ちゃん。こいつ黒神達と一緒に入って来た奴だよ。」

 

もう一人の女の子が答えた。

 

「おー、そうか。サンキュな古賀ちゃん。と、それより早くそいつ下ろしな。」

 

古賀と呼ばれた女の子は背負っていた何かをベッドの上におろした。

それを見た僕はつい叫んでしまった。

 

「めだかちゃん!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご閲覧ありがとうございます!
雑草柴犬です。

ついに!晴間くんの『異常性』が判明しましたね。
ここからさらに晴間くんの活躍にご期待ください。

いやー、だいぶ下手でしたね。
申し訳ない。
こんな駄文でも、お気に入りしてくださる読者の方や、更新を心待ちしてくださる皆様には感謝してもしきれません。

次の更新もかなり時間がかかると思いますが、是非とも楽しみにお待ちください。
それではまた次の機会に。
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