転生先は『めだかボックス』の世界!?   作:雑草 柴犬

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皆様、調子はいかがでしょうか。
ぼちぼちな作者の雑草 柴犬です。
今回、主人公が箱庭学園へ入学します。
前回より進みすぎじゃね?と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、すいません。

それでは、本編の方をどうぞ!



そして箱庭学園へ

 

「はぁ、校長の話なげーし、なんかクラスメートがほとんどいないし、この学校どうなってんの。」

 

今日は箱庭学園の入学式だった。

それから、僕は教室へ向かった。

教室へ向かったんだけど……

 

「なんで、誰もいないの?」

 

おかしい。普通教室と言えば、もっとこう生徒たちがワイワイガヤガヤとしていてもおかしくないのに。

ちなみに、僕の所属するクラスは13組だ。

 

「……………あ!」

 

よくよく考えれば、この箱庭学園の13組は登校免除されてんだったな。

小・中は普通の学校だったし、うっかりしてた。

 

「あーあ、帰ろう。」

 

どうせ、担任とかも来ないんだろうし、ここにいてもやることないからと帰ろうとした時、

 

「おいおい、来てすぐに帰ることはないだろう。」

 

「!?」

 

突然、誰もいなかったはずの教室から声が聞こえてきた。振り返るとそこにはセンチではなくメートルで表現すべき生き物がいた。

つーか、いつから居たんだ!?

あんな大きさの人間がいたら普通気づくだろ!俺!!

そんな感じで、言葉を発せずにいると、

 

「あぁ、悪い悪い。驚かせちまったようだな。俺は、日之影空洞だ。」

 

気さくだ…

 

「僕は晴間雨兎烏だよ。よろしく、日之影くん。」

 

「おぉ、よろしくな晴間。」

 

そこから、日之影くんと他愛もない会話をした。

何が好きだの嫌いだの、そんな感じだった。

結局、担任は来なかったわけだが……

 

「なんだかんだ、帰る時間になっちまったな。どうだ、帰りにラーメンでも食べて帰らないか、晴間。奢るぜ?」

 

「え?それは悪いって」

 

「いやいや、気にすんなよ。せっかく仲良くなったんだ。俺がそうしたいんだよ。」

 

「日之影くんがそこまで言うなら……」

 

日之影くんはホントに面倒見が良いというか、世話焼きというか、良いやつだよ。

さぁ、行こうかとなった矢先、校内放送がなった。

 

ピーンポーンパーンポーン

『晴間雨兎烏くん。晴間雨兎烏くん。至急、理事長室まで来て下さい。』

 

え?僕かよ。

 

「おいおい、晴間。何したんだよ?初日から理事長に呼ばれるって。」

 

「いやいや、なにもしてないんだけど。」

 

「何もしてなきゃ、呼ばれねーと思うけどな。しかし、この分じゃ今日はラーメンは諦めるしかないな。」

 

「ごめんよ、日之影くん。」

 

「なーに、気にすんな。また、次に行けば良いさ。」

 

そうして、日之影くんとは別れ僕は理事長室に向かう。

 

「あのジジイ。せっかくのラーメンを台無しにしやがって、大した用じゃ無かったらぶん殴ってやろうかな。」

 

とか考えつつ目的地に着いた。

とりあえず、ノックをする。

コンコン

どうぞ、と中から声がかかりドアを開ける。

 

「失礼しまーす。」

 

「よくぞ来てくれました。では、こちらにお掛けください。」

 

自分で呼んだくせに、なんて言いぐさだ。

 

「ところで、理事長。僕は入学初日から理事長室に呼ばれるような悪行はしてないと思うのですが、一体用件は何ですか?」

 

「ほほっ。ご安心を晴間くん。別にそういう意味で呼んだわけではありません。ただ、少し私のお遊びに付き合っていただこうかと思いまして。」

 

一人で遊んでろよ、老いぼれが。

 

「そう言うことでしたら、まぁ構いませんが。何をなさるんですか。」

 

「いやなに、このサイコロを振っていただければ良いんです。」

 

理事長は8個のサイコロを取り出しながら言った。

僕は、とりあえず手にとって振ってみることにした。

すると……

 

「いやはや、それでこそ…君を誘う意味がある!」

 

「なんの話ですか?」

 

「いやいや、私の主宰するプロジェクトがありまして、そのプロジェクトには晴間くんに是非参加していただきたいのですよ。」

 

あぁ、なるほど。フラスコ計画か。

 

「プロジェクト、ですか。」

 

「ええ、私は便宜上それを『フラスコ計画』と呼んでいます。どうです?参加していただけませんか?」

 

やっぱりか、確かに『異常』と『過負荷』を併せ持つ僕が呼ばれるのも、分からないでもないな。

だが、

 

「お言葉ですが、理事長。僕はそんな訳の分からないものに参加する気はありません。せっかくのお誘いですが、僕はこれで失礼します。」

 

僕はソファーから立ち上がり、ドアに向かう。

理事長は呆気に取られて、言葉を発せずにいた。

取っ手に手を掛け、「あ、そーだ」と振り返り、

 

「あと、理事長の後ろの人たちがめちゃめちゃ睨んでくるんで、そんな人たちと一緒にはいられないです。」

 

「!?」

 

そして、僕は理事長室から出た。

 

 

残された理事長はフゥとため息をつき、

 

「どうやら君たちの事に気づいていたようですね。」

 

と後ろにいる生徒に話しかけた。

 

「そのようですね。サイコロ占いには驚かれましたが。」と刀を身につけた生徒。

「いやぁ、俺はわかってたぜえ。あいつ殺そうとしたけど、全部失敗しちゃったもん」と褐色の肌のドレッドヘアの生徒。

「ま、いいんじゃない?結局ボクと王土がいればそれで、フラスコ計画はなりたつんだし。」と仮面をつけた生徒。

「うむ、王を前にしてあの態度は気に食わんな。」と金髪を逆立てた生徒。

 

各々、思うことを口にし、理事長が口を開く。

 

「ふふふ、いやはや、君達にかかっちゃあ形無しですねえ。」

 

 

 

理事長室から出た僕はとりあえず教室に向かっていた。

 

「さて、まさかフラスコ計画に誘われるとは思わなかった。僕は『異常』と呼ばれる中でもまともだと思うんだけどなぁ。」

 

そんなことを考えながら、廊下を歩く。

 

「いや、しかし、サイコロの結果には僕も驚いた。まさか、投げたサイコロごとテーブルが壊れてしまうなんて。」

 

恐らく、『異常』よりも『過負荷』の方が表に出てしまったのだろう。

理事長に呼ばれたことや後ろの奴らのことで少しイラついていたのかもしれない。

こんなことではいけないと気を引き締める。

しばらくして、教室にたどり着く。

 

「よう。お帰り。」

 

「あれ?日之影くんまだ居たんだ。」

 

「あぁ、お前を待ってたんだ。」

 

「先に帰ってて良かったのに。」

 

「まぁ、そう言うなよ。ラーメン行こうぜ。」

 

「オッケー。」

 

そうして、僕と日之影くんは帰宅の徒についた。

 

 

 

ちなみに、フラスコ計画に誘われてから、そこら中から『異常』の奴らが襲ってきた。

その度に蹴散らしてきたが、まったく余計なことをしやがった!あのジジイ!!

 

 

 

 




閲覧ありがとうございます。
雑草 柴犬です。
いやー、更新が遅くて申し訳ない。
スキルはまだ公開しないのかと思う方もいらっしゃるとは思いますが、まだです!
話の流れ的にまだでないです。すいません。
とりあえず、次話は晴間くんが生徒会に入るとか入らないとか。
それでは、また。
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