雑草柴犬です。
めだか達と再開するシーンに入ります。
展開が早すぎだろと思う読者の方もいると思いますが悪しからず。
短いですが、読んでいただければ幸いです。
これから原作も多く関わるのでよろしくお願いします。
それでは、どうぞ。
僕が入学してから3回目の入学式が行われた。
つまり僕は高校3年生になるわけだ。
「相変わらず、話なげー。もっとこう、サクッと終わらないもんかね。なぁ、日之影くん。」
「私語は慎めよ。晴間。」
相も変わらず13組生はほとんどいない。
入学式に在校生も参加するなんてなかなか珍しい学校ではあるけれど。
「そういえば日之影くん。生徒会長の肩書き譲ったんだだって?」
「あぁ、まぁな。あいつがいれば俺が生徒会長じゃなくても、この学園は平和だろう。」
あの日之影くんがここまで言うからには、相当すごい人物に違いない。
「ふーん。ところで誰に譲ったの?」
「あぁ、このあと新入生挨拶と会長就任の挨拶で出てくるぜ。」
「え、一年生なの?てか、一年生で生徒会長とかなれるんだ。」
生徒会長とかって普通2年生からとかじゃないのかな。
まぁ、異常だらけのこの学園ならあり得ない話でもないのか。
そんなことを考えている僕は、この後とんでもなく驚かさせるのだが、このときはまだ知るよしもなく挨拶が始まった。
「世界は平凡か?未来は退屈か?現実は適当か?安心しろ。それでも生きることは劇的だ!」
「め、めだかちゃん!?」
「なんだ、知り合いだったのか晴間。」
「知り合いもなにも、幼馴染みだよ。」
「マジかよ……」
そんなことはものともせず、めだかちゃんは目安箱について公言していた。
「それにしても、めだかちゃんは相変わらず人の上に立つのに慣れてるな。」
いやー、うっかりしてたよ。めだかちゃんがこの学園に来るのはわかってたはずなのに。
時の流れを感じる(笑)
忘れてることが多いな。
「ああ、黒神なら安心して任せられる。」
「まぁ、確かにめだかちゃんなら日之影くんが会長職を譲るのも頷けるね。」
だが、めだかちゃんのあの『見知らぬ他人の役に立つために生まれてきた』という思想はいずれ破綻する。
恐らく、そんなに遠くない未来に。
「日之影くん。僕は久しぶりの再会だし、生徒会室に行こうと思うんだけど、どうする?」
「いや、俺は遠慮するぜ。」
「そうか。じゃあ僕は行ってくるよ。」
「おう、行ってらっしゃい。」
僕は教室を出て、目的地へ向かう。
ほどなくして生徒会室に着くと、扉をノックする。
「どうぞ」と中から声がかかり、ドアを開ける。
「やぁ、めだかちゃん。久しぶり。おや、善吉くんも一緒か。」
「おお!晴間先輩、お久しぶりです!」
「あれ、晴間先輩じゃないっすか。久しぶりですね。」
「うんうん、中学卒業以来、連絡なんてほとんどしてなかったから、2年ぶりくらいだね。」
そこから、3人でなんて事ない会話をしばらく続けた。
すると、めだかちゃんが目安箱について触れた。
「ところで、先程この目安箱を開いてみたところ、早速第一号の投書があった。」
目安箱は黒髪めだかの公約のひとつだ。
「この投書の内容は、『剣道場に三年生の不良が溜まり場にしているので、追い出してくれ。』というものだ。」
「剣道場?」
善吉くんが怪訝そうな顔をしている。
恐らく巻き込まれる展開が待っている。
「そうだ。それでは早速、投書に基づき生徒会を執行する。」
「頑張って行ってらっしゃい。二人とも。」
「晴間先輩は来ていただけないのですか?」
「うん、まぁ、僕は生徒会ではないし、それに僕がいなくても二人で解決できるでしょ。」
「それもそうですね。めだかの活躍を見守っていてください!では行くぞ、善吉!!」
めだかちゃんは善吉くんを連れて生徒会室を出ていった。
~後日談~
その日のうちに剣道場の問題を解決し、それを皮切りに様々な投書が寄せられた。
陸上部の脅迫や犬探し、柔道部の後継者を選ぶなんて事もしていた。(僕は見ていただけだったが。)
柔道部の件では生徒会にも進展があり、阿久根くんが書記職に就いた。
そこから、さらにラブレターやモデル、水中運動会等々、着々と成果をあげていった。
皆様、この度もご閲覧ありがとうございます!
雑草柴犬です。
ここの話が必要かそうでないかと問われれば、必要なかったかなーとも思うわけですが、せっかくの再会なので、書いちゃいました(笑)
最後ナレーション的になってしまったのは申し訳ないです。
次話はフラスコ計画に入っていきます。
よろしくお願いします。