転生先は『めだかボックス』の世界!?   作:雑草 柴犬

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書きためはせず、書いたら投稿の雑草柴犬です。

改めまして、皆様こんにちは。
物語は地下2階へと降りていきます。
ナレーション構成となっております。
ぶっちゃけこの話は飛ばしてくださって結構です。
こんな内容で納得できるかっ!等あるとは思います。
作者は思っております。

それでも、良ければ本編どうぞ!



フラスコ計画を叩き潰すって ~おぞましき殺人鬼~

 

 

めだかちゃんは、地下一階での高千穂くんとの戦いで、かなりボロボロになってしまった。

ここから先はしばらく無理はさせない方がいいな。

 

「さて、階段を降りて地下二階に来たはずなのに、この空間は一体?」

 

僕たちの眼前には日本庭園が広がっている。

 

「庭園というよりは一種のビオトープだな。」

 

なんほどね。迷路に次いでフラスコ計画の実験施設というわけか。

 

「それがわかっているなら、後ろの扉を閉めてくれないか。」

 

桶をもって、水やりをしている少年が立っていた。

あちゃー。宗像くんじゃないか。

これは……ピンチだぞ。

 

「僕は三年十三組 宗像形だ。悪いが僕は作業中だ。だから、このフロアの視察は後回しにしてくれないか?」

 

「ふむ、そういうことなら、この階は素通りさせてもらおう。」

 

生徒会一行が宗像くんに背を向けた刹那――。

 

「めだかちゃん!!しゃがめ!!!」

 

――先程までめだかちゃんの首があったであろうところを日本刀が一閃。

勢いよくしゃがんだため、後ろ髪が数センチ切られたが、もしそのままだったら、首から上がなくなっているところだ。

 

「「「めだかちゃん!!」」」

 

僕以外の三人が声を揃えて叫ぶ。

 

「ん?あれれ?避けるんだ?避けないって聞いてたのに。」

 

宗像くんが首をかしげる。

素で言っているんだろう。キョトンとしている。

 

「通せんぼしないんじゃなかったの宗像くん…。」

 

僕が口にすると、さも当然かのように宗像くんは言う。

 

「ああ、そういった方が殺しやすそうだからね。」

 

実際に目の当たりにすると恐ろしいな。

生まれもっての『異常』とはいえ、人を見ると殺すことしか考えられない人間と、こうも会話が成立するとは。

他のメンバーもそのように感じているのか、驚きを隠せないでいるようだ。

 

「僕は高千穂と違って戦う人間じゃないからさ。それなりに策を巡らせなきゃ。」

 

「殺すって……。何言ってんだよ、お前…?」

 

善吉くんが当たり前のことを口にする。

 

「驚くことではないよ。いや、ホントは驚くべきことなんだろうけど、彼は人殺しのテクに『異常』なほど長けた、指名手配中の殺人犯なんだ。」

 

「なっ!そ、それは本当ですか!?晴間先輩!!」

 

「ああ、本当だよ善吉くん。彼は人を見ると殺すことしか考えられないんだよ。」

 

「人を無差別殺人犯みたいに言わないでよ。傷つくな。僕は理由なき殺人者じゃない。理由ありき殺人者だ。」

「僕は今作業中だ。だから殺す。」

「君たちの相手をしている暇はない。だから、殺す。」

「通せんぼしない。だから、殺す。」

「僕は争いが嫌いだ。だから、殺す。」

「今日はとてもいい天気だ。だから、殺す。」

「携帯電話の電池が切れそうだ。だから、殺す。」

「特に何もない。だから、殺す。」

 

周りの皆はこの台詞に絶句している。

無論、僕とて驚いているところだ。

 

「ところで、君たちは絶対に傷つけないよう理事長に言われてる――――」

 

宗像くんはそう言うと、手に持っていた日本刀を胸の前に持ってきて、

 

「―――だから、殺す!」

 

「下がっておれ貴様たち。私以外でこやつの相手は勤まるまい。」

 

「ダメだめだかちゃん!君は怪我をしているし、休んでなさい。」

 

地下一階のとき同様、僕はめだかちゃんを引き留める。

 

「何故ですか!?晴間先輩!」

 

「そうだよーん。めだかちゃん。怪我人はおとなしくしとかなきゃ!」

 

突然現れた男はめだかちゃんの胸を鷲掴みし、瞬時に乱神モードになっためだかちゃんによって壁がへこむほどのパンチをくらっていた。

 

「殺人鬼に続いて変態までいるなんてっ!すさまじき層の厚さだな『十三組の13人』!」

 

阿久根くんが叫ぶ。

 

「いや、確かにあれは変態ですが、めだかちゃんの兄の真黒さんです。」

 

善吉くんのツッコミ。

いやはや相変わらずだな真黒くんは。

 

「真黒くんは相変わらずだね。ところで真黒くんはどうしてここに?」

 

「愚問だな。妹あるところに兄ありさ。妹のピンチを見学しに来ない兄は兄じゃない!」

 

真黒くんのシスコンぷりには驚きを隠せないよ。

そんなやり取りを黙ってみていた宗像くんが口を開く。

 

「一体僕の相手は誰がしてくれるんだ?僕は誰を殺せばいい?」

 

「やー宗像くん。久しぶり!僕のこと覚えてるー?変態でおなじみ!『魔法使い』の黒神真黒くんだよーん!」

 

「覚えているさ。僕に暗器を教えてくれたのはお前だからな。

お前のお陰で僕は恐ろしき人殺しから、おぞましき人殺しになれたよ。」

 

「そりゃよかった☆

ところで君の相手は誰がしてくれるかだっけ?心配しなくてもそんなことは決まっているよ。」

 

真黒くんはそう言いながら善吉くんの方へ歩いていく。

 

「行けるね?善吉くん。」

 

善吉くんの肩に手をぽんとおきながら言った。

 

「はい!行けます!」

 

「女子をかばって前に出るなんて君はきっと優しい子なんだね。とても仲良くなれそうな気がするよ。だから、殺す。」

 

「やってみろ限界野郎。俺は殺されたぐらいじゃ死なねぇよ。」

 

スッ――

 

突然、宗像くんが抜き身刀の刃の部分をもって善吉くんに差し出す。

 

「使え。見たところ君は手ぶらじゃないか。僕はたくさん持ってるから、貸してあげるよ。」

 

「ご親切にどーも!けどまぁ、遠慮させといてください宗像先輩。人を傷つける武器は肌に合わないんですよ。」

 

今受け取ってたら刺されてただろうな。

善吉くんらしいっちゃらしいけどね。

宗像くんが、太刀を一閃。善吉くんが拳で刀身の側面を叩き、天井まで持っていく。

次の瞬間、宗像くんは両手の袖からありとあらゆる刀を取りだし、善吉くんに向かって降り下ろしていく。

 

「いやいや、宗像くんの暗器は驚嘆の限りだね。」

 

「全くですね。あのマジシャンそこのけな暗器の手際には感動すら覚えますね。けれど、あの宗像先輩って武器の扱い自体はどうやら素人ですね?」

 

阿久根くんがそう口にすると、

 

「うん、そだよー。さすが阿久根くんだね。よく気づいた。」

 

真黒くんと阿久根くんのやり取りをただただ聞き流して、二人の戦闘に目を戻す。

すると、宗像くんが、

 

「よし、大体把握できたよ。一年一組くん。君を殺す武器はこれだ。」

 

おいおい、どこにしまってたんだよそんなの。

狼牙棒って…。

宗像くんはそれを垂直に構え、一気に善吉くんへと降り下ろす。

それを着ていたYシャツで絡めとり、宗像くんに一発蹴りを入れた。

ぶっ飛んだ宗像くんはその場でむくりと上半身起こすと、両手に拳銃を握っていた。

刹那―――

駆け出した善吉くんは宗像くんの両手を蹴りあげ、拳銃を取り上げる。そして分解。

鮮やかだね。

そこから、宗像くんはありとあらゆる銃器を取りだし、善吉くんがすべてを分解していく。

 

「善吉くんが足技を多用し始めましたね。」

 

阿久根くんが口にする。

 

「サバット。外靴での戦闘を前提とした格闘技だね。」

 

真黒くんの解説。

そんな感じで戦闘が進んでいく。

ちょっと目を放していた隙に池から爆発が起きた。

おそらく宗像くんが手榴弾でも出したのを善吉くんが弾いたのだろう。

ところで、めだかちゃんが善吉くんを好きだと言っていた気がするが、すぐさま爆発が起きてそれどころじゃなかった。

そんなことより、宗像くんはとうとうロケット砲を取り出したよ。

あんなの打ったらひとたまりもない。

すかさず、ロケット砲を使用不可能にした善吉くん。

いくら、めだかちゃんを守るためとはいえ、いろんな状況を想定しすぎではないかな。

『普通』の人間はロケット砲はおろか拳銃だって使わないだろうに。

そんなことを考えていたら善吉くんが宗像くんのこめかみに一撃いれて、ダウンさせた。

 

「善吉くんやったね。」

 

「うん!実に申し分ない。『普通』の人間による普通の勝利だ。」

 

そんな風に誰もが勝利を確信していたとき。

 

――――ドドドッ

 

「え?」

 

誰もが目の前で起きた事に頭が追い付かない。

善吉くんの背中には5、6本の刃物が刺さったのだ。

 

「暗殺。やっと、気を緩めてくれたね。」

 

宗像くんがゆらっと立ち上がる。

 

「善吉いいいいいいいいいっ!」

 

そう叫んだ後、めだかちゃんは泣き崩れてしまった。

 

「………。君は人が死んでしまったら、人目もはばからずに泣くのかい?それはとてもうらやましい感性だね。殺したくなってくる。」

 

これ以上は危険だな。

 

「下がってなさい、君たち。ここは僕が引き受けよう。」

 

「今度は君を殺せばいいのかな。えーと、晴間くんだったかな。」

 

「こんな形で再開するとは思ってなかったけどね。」

 

――――スッ

 

「あー畜生。ウニになった気分だぜ。よくも、めだかちゃんを泣かしたな!!」

 

背中に刃物が刺さった状態で善吉くんは立ち上がった。

それをみためだかちゃんは善吉と連呼している。

 

「あー、めだかちゃん。ここはひとつ俺に頑張れって言ってくれねぇか。」

 

「頑張れ!」

 

「頑張る!」

 

次の瞬間、善吉くんがおもいっきり地面に足を降り下ろすと、地震が起きたように揺れる。

善吉くんの震脚は大したもんだ。

すると、天井に刺さっていた刃物たちが一斉に宗像くんに向かって落ちてきた。

 

「終わったな。」

 

そんなことを呟きつつ、地下二階でのバトルは幕を閉じた。




皆様お久しぶりです。雑草柴犬です。
約二週間ぶりの投稿にも関わらず、このような内容で申し訳ありません。
前書きでも書きましたが作者自身この内容は納得できません。むしろ飛ばせばよかったと後悔さえしています。
ですが、1度書いてしまった以上、完成させました。
はい、ぶっちゃけナレーションしかしてません。
すいませんでした。
次話から、物語は原作から変わっていきます。
晴間くんが一人で行動します。
えぇ、それはもう晴間くんがチートです。
あ、読んでくださった方で誤字などを見つけた方は報告してくださると嬉しいです。

ではでは、また次のお話の時まて。
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