転生巫女は静かに暮らしたい   作:高町廻ル

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とてもお久しぶりです
今回は戦闘一切なし、会話劇だけの世界観説明回というウェブ小説としてはあるまじき回ですけどよろしくお願いします


転生したらラノベ主人公になっていた件

 お面を被ると不思議と周りの視線が逸れていく様なそんな実感が湧いていた。

 本人としては何も変わっていないのだが気持ち楽になった気がするのだ。

 

「服も着替えておくか」

「服ぅ?」

「人間の世界のデザインの服は珍しくないとはいえ、その汚れて血の滲むものを着ては無用な注目を集めるだけじゃからな」

「あー…」

 

 玉藻前の部屋には六歳が着れる衣服は無かった。よって仕方なくそのままの身なりだが見窄らしい。

 

「確かあの辺りに呉服店があったはず…」

 

 二人は服を新調する為に歩き出す。

 歩く間もふと御依の視界に店先に山積みにされた本が並ぶ店があった。

 

(おっ、本屋だ)

 

 店先の看板に貼られた「新作入荷!」「品揃え最大級」などの煽り文句を見てつい視線がそれを捉えて離さない。

 

「本屋か」

 

 御依の興味が移ったのを見て苦笑いをしながら足を止めた。

 亜夜鳴としての生前も知識欲があり、何でも試していく性分だった。

 

「仕方ない、寄るかの?」

「いやぁ…時間制限…」

 

 相手がそう提案するのを聞いて最初はいいのかと目を輝かせたが、すぐに怪異化のリミットが頭を過ぎる。

 あと一週間で御依の体は限界を迎える。残された時間は決して多くはないし、一秒が惜しい状況なのだ。

 

「少しくらいなら大丈夫じゃろう」

 

 玉藻前はそう言って店の中に入っていき、それを追って御依も店に入る。

 

「あ、この小説」

 

 御依は本屋に入ってすぐに日本でも流通している有名なタイトルを見つける。

 薄々勘付いてはいたが少なくともこの街では公用語として日本語が流通している。

 

「いやー新刊出てるな」

「こっちはレアな初版だぞ」

 

 怪異達でそんな会話をしている。日本と大差のない雰囲気だった。

 店に並ぶ小説も日本の書店で売られているものが多い。

 そして「アニメ二期開始!」などと見覚えのあるポスターが貼られている。

 

(ここ…日本か?)

 

 身に覚えしかない光景に脳にバグが起こりそうだった。

 他のコーナーにも様々な書籍が並んでいる。

 

「図鑑、歴史書」

 

 目に止まるのは隣界についての学術書だった。丁寧に日本語版も出されている。

 

(この辺りは日本とそう変わらないな)

 

 充実している本屋は学術書もかなりの品揃えになっている。

 エッセイから学術雑誌まで様々なジャンルが揃えられている。

 

「えっと…ん?」

 

 ここでとあるタイトルが目に止まる。

 

『転生したら亜夜鳴だった件』

 

「え?」

 

 間抜けな声を漏らしてしまう。

 ゴシゴシと目を擦る。きっと見間違いだろうと。

 

『転生したら亜夜鳴だった件』

 

 やはり目に飛び込む小説のタイトルは間違いなくそれだった。

 

「なんだこれは…」

 

 その小説を手に取ると表紙には亜夜鳴と思われる少女がドンと描かれていた。しかも長身で胸がやたらデカくなっている。

 わなわなと震えている御依のそばにやってきた玉藻前は持っている小説を覗き込む。

 

「おっ、二十三巻が出たのか」

「二十三!?そんなに出てるのかこれは!!」

 

 玉藻前の言葉を聞いて詳しく見てみると表紙に二十三巻と書かれている。

 ふと周りの書籍を見ると「亜夜鳴の弟子ですが師匠が可愛すぎます」「亜夜鳴伝、神級を従えし者」「魔女っ子アヤコちゃん」など様々なタイトルが置かれていた。

 彼女もまたそのシリーズの一巻を手に取る。

 ぱらりと中身を眺めると、希代の魔術師亜夜鳴に生まれ変わった俺はその力を使い無双するみたいな内容。

 

「えー…」

 

 色々とツッコミたい所はあったが、まず前提として魔術は生まれてすぐ使える技術ではない点。

 実際、自意識が亜夜鳴なのに転生して産まれた直後は魔術は使えなかった。

 転生前の人間の中身が男なのに体が女だと色々と体調や精神に悪影響が出ると予想が出来る点。

 特に意味もなく、布石も最もらしい理由もなく性転換している点。

 主人公の男が転生者という設定なのに簡単に千年前の時代に適応している点。

 亜夜鳴とて産まれた直後は照明やテレビに怯えていた。

 

「なんか設定も甘いし、主人公が力を振るって当面の問題を解決するだけ。カタルシスも無い。ぶっちゃけ何が面白いのコレ?」

「そういうのが人気じゃからな」

「えー…」

 

 玉藻前からしたら特段疑問符にならない、その様なジャンルだからで片付けている。

 本の中身を眺めながらも読み進めるが内容は、

 

「疫病を前世知識を使い一瞬で治した天才」

「疫病解決を手土産に貴族に感謝されそして交渉し成り上がる」

「京都に蔓延る暗殺事件をその観察眼で解決」

 

 実際に亜夜鳴が史実で起こした事をベースにはしているが、舞台も事件もそして他の登場人物もただ主人公を持ち上げる要素にしかなっていなかった。

 

「つまんねぇ…」

 

 分かりやすい英雄譚ではあるが、亜夜鳴をネタにしているのを差し引いてもあまり御依には刺さらない。

 

「多分、みんなで頑張った方が楽しいよ」

 

 御依になってから一人で抱え込まなくても良いと随分と割り切れる様になった。

 

「…そうだな」

 

 玉藻前はそんな呟きに対して静かに頷いた。

 千年ぶりに再会した亜夜鳴は既に大きく価値観を変えていた。

 彼女の知っている亜夜鳴ではなくなって、あの日死んでしまい千年が経って御依としての六年を加えて価値観の変わってしまった存在なのだと改めて認識した。

 

「玉…?」

 

 相手の纏う雰囲気が変わった事を瞬時に感じ取る。

 

「ちなみに儂は天アヤの四巻発売時のサイン会で作者に表紙にサイン書いてもらったぞ」

「ファンなのかよ!」

 

 御依はそんなツッコミを加えつつ改めて自身の関連本を見渡す。

 

「しかし…何だこれ」

「まぁよくある二次創作じゃな」

 

 玉藻前はまだ現状を理解出来ていない相手に説明を始める。

 

「要は織田信長、坂本龍馬、アーサー王の様な有名な史実の偉人がおるであろう?その辺りの人物がアニメや漫画に出てきたり時には主人公のモデルになるケースがあるだろう?それと同じじゃよ」

「え?」

 

 御依も戦国時代や幕末の有名人が出てくる漫画やゲームを見たことはある。

 

「要は隣界でも亜夜鳴という魔術師は名が通っておってな。こうして創作物のモデルになっておるんじゃよ。なんせ千年前に儂、つまり神級の九焔姫を従えた人間の魔術師じゃからな、かなり話に尾鰭がついておるし魔術師の始祖でストーリー性もある」

 

 御依からしたらピンとこないが、織田信長などはその破天荒なキャラクターと実績は確かに創作向きではある。

 亜夜鳴などは魔術を生み出しながら貴族の元で働き、玉藻前と契約、そして日本中を旅して魔術を広めた。

 下手な創作よりもドラマがある。

 

「まぁ調子に乗って亜夜鳴だと名乗るなよ?」

「調子にって…名乗らないけど何で?」

 

 今更亜夜鳴復活を大々的にアピールする気はないが一応意見を聞く。

 

「何でと言われても転生が存在すると広まると大事じゃろう?」

「確かに…」

 

 言われてみれば御依は亜夜鳴の記憶と自認を間違いなく持っているわけで、転生ができると広く知れ渡るのはリスクの大きい出来事になる。

 

(あ、というか家族のみんなに転生のこと黙って凄い魔術が得意ですって言えば良かった)

 

 御依はここで気がついたが転生なんて出来事が創作の中だけの出来事であり、実際にそんな術式があるなんて話は聞かない為しらを切れたのでは?という思考に辿り着く。

 もっとも転生が人為的なものか事故のようなものかはまだ結論が出来ていないが。

 御依はのちに聞いた話だが利人は六歳の幼さで魔術の属性と概念が使えたようで、天才ではあるが決してあり得ないわけではない。

 

「ミスったなぁ…」

 

 思えば御依の力がバレそうになっても早熟で片付けられるあたりもう少し考えて立ち回ればよかったと。

 

「なんか大変そうじゃな」

「自分の迂闊さについて考え込んでた」

 

 玉藻前はそう言われてもなんのこっちゃだった。

 

 

「ここ?」

「そうじゃ」

 

 二人がたどり着いたのは呉服店だった。

 街の一角にある二階建ての木造建築。

 

「失礼だけど怪異も服着るんだね」

 

 思ったことをそのまま口にする。

 

「ほんっとに失礼だの」

「いや、ほんとにごめん」

「言いたい事はわかるぞ?」

 

 御依の質問に対して玉藻前は人はそう判断するよなと思いつつ肯定はする。

 

「実際、現界にいる怪異の大半は人型ではなく知能の低い巨体が多いからの、あやつらは半ば事故で流れたものが多い」

「私みたいに?」

「そうじゃ、そ奴らは服を着ないしそとそも体がデカいから出費もバカにならん」

「はー…」

「儂のように服を着こなす品性も美貌もない」

 

 そう言って髪を靡かせながら自慢げに宣う。

 この女は中々に自身家である。

 

「うっっっわ、自分で言うんだ」

 

 呆れたようにそう言うが実際に玉藻前の持つ容姿と相貌は至高と表現しても良い。

 御依とて男なら玉藻前の虜になっていたかもしれなかった。

 そんな軽口をしながらも店の中に入る。

 

「あ」

「どうした?」

 

 御依はふと思った事があった。

 怪異は人間と違いかなり体のシルエットに差があったのではないのかと。

 

「怪異用の服って人が着れるの?」

「それは問題ない、人に近い姿用の店じゃからなここは」

 

 御依はそう言われて中を見渡すと子供が着れそうなくらいのサイズのものが置いてあった。

 

「ん?てかこれって日本でも売ってるブランドじゃない?」

 

 壁にかけられていた服を一着手に取ると見覚えのあるロゴが刻まれていた。

 誰もが知っている安さが売りのブランドだがそれが隣界に置かれている。

 

「それは残され砦経由の輸入品じゃな」

 

 玉藻前は服を興味深そうに見ながらもそう言った。

 彼女も興味深そうに服達を眺めている。

 

「え?残され?」

 

 突然降って湧いてきた情報に御依の思考が止まる。

 

「知らんのか?」

「あ、いや、名前くらいなら…」

 

 御依はここで一威の出身がそう呼ばれているスラム街である事を思い出した。

 この法治国家の現代日本において何故か存在している無法地帯。

 

「え?残され砦が何で?」

「ん?残され砦は隣界と貿易をしておるじゃろ?」

「え?」

 

 初耳すぎる情報に一瞬思考に硬直が起きる。

 人間と怪異が売買や貿易をしていると言う話に追いつけない。

 

「うむ?」

 

 先程から話が噛み合わない事に気がつく。

 亜夜鳴が先程から話についていけてないのを見て玉藻前はまさかと思い至る。

 

「御依お主まさか残され砦を名前でしか知らんのか?」

「うん、まぁそうなんだけどさ…」

 

 何でこんな常識を?と言う反応に少しだけ業腹になるが知らないものは知らないのだ。

 

「ふむん…」

 

 何やら考え込んでいる。

 どこまで話すべきか吟味をしている。

 

「えー?なに?なに?」

「うむ、まずは確認じゃな」

 

 玉藻前はまずは現状の確認を行う。どこまでが彼女の想像の通りで、どこまで説明が不要なのか知りたかった。

 

「まずお主は魔術師なのか?」

「はい?いやそれは…あ、そう言うこと」

 

 最初はなんでそんな分かりきった質問をと捉えるが、それは魔術を使えるのか?と言う問いかけではないのに気がつく。

 

「そうじゃ、御依としては魔術師なのか?」

「ううん、基本的に一般家庭…に魔術の毛が生えた家に生まれただけの普通の幼稚園児で通してるよ」

「あの魔術の神の様な女がか?」

 

 その説明に意外そうに相手を見つめる。

 

「神じゃないし、色々とあるんだよ事情が」

 

 藍原家には亜夜鳴だと明かしているが基本的に藍原家の末っ子であり魔術とは無縁で通している。

 

「なるほどな。なら知らんでもしかたのないか」

 

 玉藻前は魔術の業界とは無縁の生活を送っていたのかと解釈する。

 実際は魔術関係の家系だが落ちぶれた家のため、業界の深い所まで関われない家という特殊さではある。

 

「残され砦は中級の商人と交易をしておっての、こうして服やアニメに漫画などが隣界に入ってきておるのじゃよ」

「へ?」

 

 御依はマヌケ面を晒してしまう。

 人間と怪異が現在進行形で交流をしていると言われてもすぐに理解など出来ない。

 

「まぁそんな意外な顔をしても仕方ないわな、まさか人と怪異が貿易をするなどお主の常識では予想も出来んじゃろ?」

「いや、それでも…なぁ…」

 

 改めて服を手にとっても肌触りは身に覚えがあるものだった。

 考えてみれば本屋に日本のサブカルが溢れている時点で確かにどこから取り寄せたのだろうと言う疑問は持てるわけで、その答えが残され砦という事だった。

 一威は今思えば知ってたのかな?と考えを浮かべる。

 

「ん?でも転移門がないと物資なんて運べないよね?」

 

 当たり前の疑問にぶち当たり考え込む。

 まさか偶発的に物資が行き来するわけでもあるまい。と言う事は砦と隣界を繋ぐものがあるはずだった。

 

「あぁ、何処かにあるじゃろうな。しかし誰が何処で門を握っているのかは分からんし、仮に神級に場所がバレたら奪われるか潰されるじゃろうから儂も何処にあるかは知らん」

 

 玉藻前はシャツを一枚取って御依の丈に合うか合わせる。

 

「あー、なるほどね」

 

 御依はこのシャツ丈が長いなと呟きながらも、商人たちに聞いても無駄だなと納得する。

 まさか個人の為に機密を明かすとは思えない。

 

「んん?」

「どうした?」

 

 御依は体に服がフィットするか試着室で合わせながらもふと疑問を感じた。

 

「ねぇ」

「おう」

 

 カーテン越しに声を聞いた相手は返事をする。

 

「確か私たちが向かうのは人間の世界に怪異の尖兵を送る為の門がある軍事基地なんだよね?」

「どうした?怖気付いたか?」

「そりゃもうちびりそうなくらいには、そこじゃなくて」

「ふむ?」

「隣界は人間の世界に対してどうしたいの?」

 

 御依の疑問はそこだった。

 人間の世界との貿易が成立しているのに侵攻のための尖兵を送る事実に対して一貫性が感じられない。

 

「うーむ…」

 

 玉藻前はそう問われて少しだけ困る。

 分からないと言うよりは分かりやすく砕いて説明するのが難しいなと言う反応だった。

 

「この世界には支配層である神級の十二柱がいるのは話したな」

「うん、玉も元柱なんだよね?」

 

 再会した直後にその様な事を言っていたなと思い出す。

 そして玉藻前、もとい九焔姫が貴族だったとも。

 

「そうじゃ、その柱が一つの国家の様なものだと思え」

「ほう?」

「つまり柱によって人間に対する指針が違うのじゃよ。ほら地球でも食料問題や人口問題、大気汚染が共通の問題のはずが足並み揃えて協力せんじゃろ?それと同じ様なものかの」

 

 御依は「はー…」と息を吐く。何処の世界でも抱える問題は同じなのだなと。

 

「あ、じゃあ怪異の先兵の目的って何なの?こうして異文化交流が出来るならさ、尖兵なんて物騒なものを送らなくても良さそうだけど?」

 

 服に袖を通しながら何となくに思った事を口にする。

 怪異の街を数分見ただけでも人間と同じ様に楽しめるのを見たからこそ何故尖兵を?と考えてしまう。

 

「それは怪異の世界…つまり隣界の頭数の増加による食糧不足が起因になっておる」

「……え?」

 

 御依は玉藻前の口から出てきたその言葉に呆然とする。

 人口増加問題から出てくる食糧不足が原因だと口にしたのだ。

 

「先ほど手にしたその面もじゃが技術の発達により、怪異における幼児期の死亡率の低下により人口が爆発的な増加をしてな。今この世界は食糧難に数年後になる試算なのじゃよ」

「食料…まさか…」

 

 玉藻前からの説明に侵略行為をする理由に当たりをつける。

 

「そうじゃ、現在の隣界の基本行動は人類の生存圏の支配と家畜化じゃよ」

「そんな…」

 

 御依はその言葉に顔を青ざめさせる。

 これまで御依は怪異における事件は全て事故のようなものだと思っていた。しかし玉藻前が口にした事が本当ならそうではなかった。

 

「まさか…」

 

 二ヶ月前に海辺での怪異事件でかなり組織的かつ計画的で怪異にしては頭が良いなと思っていた。

 しかしそれは大いなる間違いだった。あれこそが怪異側の尖兵だった。

 そして芋虫が人間に擬態した技術は隣界で人間への人体実験によって生まれた技術だとしたら。

 その技術が怪異の軍で広く流布していた手口だとしたらそれこそ藍原家の隣の人が怪異でもおかしくないのだ。

 

「玉…それは」

 

 御依は試着室から出て問いかける。間違いであって欲しいと願いながら。

 

「そうじゃよ。怪異は人間社会にスパイを潜らせて内側から支配を狙っておる」




この話は1話が6月下旬の御依の六歳の誕生日からスタートして、次の日に怪異に襲われて御依が瞬殺
浄化を使い怨念を祓ったのも同じく6月下旬
利人が式神を使って御依に迫ったのが7月上旬
藍原家のプチ旅行が7月14日と15日、そして都の4児妊娠確定が16日
そして夏休みに入ってます
21日に土地神の捜索を手伝う
8月に入って上旬に紫雲家の姉妹と出会う
中旬に父親の良二と放火事件の調査に向かうのと、紫雲姉妹と夏祭りに向かい一威と出会う
一威がたまたま楊を助けるのが27日で、楊を一威が指導するのと御依が二重人格だと発覚するのが28日
御依の誘拐事件が夏休み最終日
利人が殺人未遂事件に遭遇するのが9月1日。
そして隣界に御依が落ちたのは3日で、大体10日までに日本に生還しないと怪異になっておしまい
今は9月4日
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