Battlefield of War Thunder 作:Огонь
ーシーザーが『パエトーン』へ自己紹介をした後にキレたルーシーがシーザーにバットで殴りかかるいつもの光景が繰り広げられた。
「あの…これってどういう状況?」
「だいじょぶ、だいじょぶ~ プロキシさんたち、気にするこたないぜい。日に2、3回は起きることだからな~」
「そーそー、ホントなんでもないから! 捕まって立会人にされちゃうと…下手したら二人から同時に詰められちゃうから、それだけ気をつけてね!」
「とにかく、よかったよ~…お二人さんが『ツール・ド・インフェルノ』に協力してくれる気になって。これから、みんなで一緒にがんばろうぜい。」
「なあパイパー、俺のところについては いつ『パエトーン』に伝えれば良いんだ?」
「おっと、すっかりティエレンのところの紹介を忘れてたぜい。あはは、こいつも焼きが回ったかねぇ」
「んじゃ、自己紹介といこう 俺はティエレン。パックス・アルマータって名前の傭兵部隊に所属してる。」
ーティエレンが妲己の方に向く
「あの子が妲己」
「ええ、よろしく」
ーティエレンが玉藻の方に向く
「あの子が玉藻」
「よろしくお願いします。」
ーティエレンが葛葉の方に向く
「あの子が葛葉」
「よろしくね」
「何か困り事があったら相談してくれ。金額は要相談だが力になる。」
ーリンとティエレンが連絡先を交換した。
ー深夜、トラヴァーサーマーク2で夜間巡回中のティエレンに1本の電話がかかってきた。
「ルーシーか、こんな時間にどうした?」
「仕事を依頼したいですの。」
「内容は?」
「ツール・ド・インフェルノが終わるまでの間、パエトーンを護衛してくださる? トライアンフがカリュドーンの子への妨害としてプロキシを襲撃するという未確定情報が入りましたの。」
「護衛は明日からで良いのか?」
「えぇ、よろしく頼みますわよ。」
ーツール・ド・インフェルノ当日
「(結局、依頼の最終日までパエトーン兄妹への襲撃はなかったが今日襲撃されたらシーザーとルーシー、ライトがホロウの道標を失う危険がある。最後まで気は抜けないな…)」
ー葛葉からの通信が入り、映像を確認する。
「こちらフォックス・スリー、ブレイズウッドへ接近中のトライアンフの車列を確認。現在プレデター4-1が追跡中」
「フォックス・スリーへ、接近中の車列を敵対的な車列と判断し目標とする。」
「了解。第1目標、敵先頭車両」
「目標は敵車両乗員」
「ティエレン?」
「分からんか、ハンドルを握っていて手が塞がっている連中を除いて全員が武器を握ったままこちらへ接近してきている。明らかに連中はやる気だ」
「なるほど、ならティエレンの言うとおり、彼らへ手加減は不要みたいだね」
「各員へ、目標が射程内に入ったら俺の合図で攻撃開始、先頭車両から順に殺れ。」
ー車列の最後尾が待ち伏せ地点から600m程度の距離になった瞬間、ティエレンが合図をする。
「攻撃開始。」
ー道路の両脇で待ち構えていた計6個の分隊*1が火力を発揮する。
「敵襲!」
「うわっぶつかる!」
ー先頭の車両がジャベリン対戦車ミサイルの直撃で撃破されると車間距離が近すぎたため、後続の車両が玉突き事故を起こして車両が移動不能になる。
「キャリバー50を片側だけから食らわせて、遮蔽物に隠れたところを逆側からスナイパーで討ち取れ。」
「了解。」
ートライアンフのルシウス派と思わしき者たちはティエレンの計画通り、スナイパーから七面鳥狩りのごとく討ち取られ、ツール・ド・インフェルノでシーザーが火打石をシンダーグロー・レイクに投げ込む頃には全員が骸を晒していた。