ソードアート・オンライン 〜反響する沈黙〜   作:鋭角移動のりゅーたろー

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第三話です、今回で第一層攻略になるかも。


〜戦闘〜

攻略会議から次の日⋯

迷宮区には攻略会議にいた面々が全員集まってた、それだけみんなの希望になりたいって思ってるんだろうな⋯あの人もいるが

そして見てみるとキリトやアスナ、ミトもいた。

 

「やあ、キリト」

 

「ミライか、来てくれたんだな」

 

「当たり前だ、こんな大事なイベント見過ごすわけ無いだろう?」

 

「イベントって⋯呑気ね」

 

「こういう時くらいははっちゃけて戦うのがいいんだよ、変に強張ってても死ぬだけだし」

 

「そ⋯そうか」

 

なんか引いてる⋯俺なんか言ったか?

 

「じゃ⋯じゃあ、改めて確認しておくぞ」

 

「わかった」

 

「あぶれ組の俺たちの担当は、ルイン・コボルト・センチネル…まぁ、要は雑魚の取り巻きの相手だ」

 

「わかってる」

 

「ま、俺は臨機応変に動くさ」

 

続けてキリトが話す

 

「俺がそいつらの武器をソードスキルではね上げさせるから、そこをすかさずスイッチして、飛び込んでくれ」

 

「うん…?」

 

「…スイッチてなに?」

 

「―――え?」

 

「…ふ、二人共、パーティ組むの初めてなのか?」

 

「そうだな」

 

「⋯…⋯」

 

「なんか⋯ごめん」

 

なんかキリトが落ち込んでる⋯

 

俺等が話しているとディアベルが士気を上げるためなのか、大声で話す。

こういうのは雰囲気が大事だし聞いておこう。

 

「聞いてくれみんな。ここまで来たら、俺から言うことは一つだ」

 

そこで彼は一度言葉を区切り、プレイヤー全員を見渡して拳を握る

一呼吸置いて叫ぶ。

 

「―――勝とうぜ!」

そこで、ディアベルが自分の剣を抜き、空いてる左手を扉に添えた。

 

 

 

「さぁ、行こう……!」

 

 

 

短く叫び扉を押した。

最初にヒーターシールドを持った戦槌使いの人が率いるA隊が突入し、次にエギル率いるB隊が左斜め後方から突入。

右からディアベルが率いるC隊と両手剣使いがリーダーのD隊。

その後ろにキバオウの遊撃用E隊と長柄武器装備のF隊、G隊が3パーティーで並走する。

最後にキリトたち4人パーティーが突入。

 

20mほど進むと巨大なシルエットが空中で一回転しながら地響きとともに着地した。

青灰色の毛皮に、2mは超える体躯、赤金色に輝く眼。

右手に骨斧、左手に革盾、腰に湾刀(タルワール)

《イルファング・ザ・コボルドロード》が雄叫びを上げ、46人の挑戦者を出迎えた。

その雄叫びに、誰もが一瞬委縮し、体が強張った。

雄叫びに呼応し《ルインコボルド・センチネル》も3体召喚される。

 

「初のパーティーでのボス攻略はデスゲームは笑えないぜ⋯!」

 

 

 

 

 

俺が思った予想より早く攻略が進んでいた。

まさか連携がここまで取れるとは⋯

HPバーが残り一本のとき、《イルファング・ザ・コボルドロード》は武器を持ち替えるが、そこはデスゲーム、一筋縄じゃいかない。

 

「⋯!武器が違う!全員回避か防御準備!」

咄嗟に俺はそう叫ぶ!

間に合ったのか全員がしっかり態勢を整えてた。

 

「一旦俺が囮をする!その間に作戦考えてくれ、ディアベルさん!」

 

「あ⋯あぁ、わかった!」

 

「キリト、アスナ、ミト!俺に続いてあいつのHP削るぞ!」

 

「ええ!」「わかった!」「うん!」

 

俺達はみんなの時間を稼ぐべく、立ち上がる。

 

「すまない、ミライ⋯君に任せて⋯」

 

「いいんだよ、こういうのは慣れてる!」

 

俺達四人は《イルファング・ザ・コボルドロード》のHPを削る、残り数ドットのときに

 

「これで決める⋯!」

 

俺は《カタラクト》を発動し⋯

その瞬間《イルファング・ザ・コボルドロード》がポリゴン状になって爆散する。

 

「はぁ⋯はぁ⋯」

 

「おつかれさん、ミライ」

 

「ええ、お疲れ様」

 

「お前ら⋯」

 

「Congratulations!この勝利はあんたらの活躍だ!」

 

「エギルさん⋯」

 

俺達が喜び合っていると⋯

 

「あんた、なんで武器が違うことがわかったんや」

 

キバオウさんが話しかけてくる。

 

「うーん⋯別ゲーの感覚なんすけど、パターン変化とか、あとは試用期間でここ弱いなって思った開発陣が対策して別のやつを用意するな〜って思ったんですけど、思ったとおりでした」

 

「予想してた⋯?嘘や!」

 

「まあ一般の人から聞いたらそうかも知れないんですけど、俺は元々そういう関係のゲームをやってたんでまあ⋯ってことです、まあ今回は結果論ですけどね」

「あ、そろそろ俺は第二層のアクティベートしときます、みなさんもあとから着いてくるなり戻って報告するなりしてください」

 

そう言って俺は、LAボーナスの《コート・オブ・サイレンス》を着て、第二層へ向かうタイミングで⋯後ろから声をかけられる

 

「なあ⋯ミライ」

 

声の正体はキリトだった

 

「どうした?なにか思うことでもあったか?」

 

「お前⋯本当は元βテスターじゃないのか⋯?」

 

「いや?俺はニュービーだよ」

 

「ちょっと特殊な分析家(ニュービー)だけどね」

 

「⋯ねぇ、ミライ」

 

「ミトもどうしたんだ?」

 

「⋯また、会えるよね」

 

「俺は死ぬ気無いからな、当たり前だろ」

 

 

━━━━まだ、この世界の結末を見てないからな

 

 




だいぶ逸れましたが、ディアベル生存、キリトビーター呼ばわれ回避√です。
代わりにミライくんには次回から異名を付けてやろうと思います
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