ソードアート・オンライン 〜反響する沈黙〜 作:鋭角移動のりゅーたろー
無意識レベルで書いてるのかもしれない
2023年4月8日 第11層《タフト》
とある一件の酒場、そこにとあるギルドが集まっていた。
「それでは、我ら《月夜の黒猫団》に乾杯!」
『乾杯!』
「そして、命の恩人ミライさんに、乾杯!」
『乾杯!』
「乾杯」
ミライはいつもやっているかのようにグラスを差し出す。
何故ミライが、最前線から離れたこの場所で、彼ら《月夜の黒猫団》と一緒にいるのかと言うと、武器の素材集めとレベリング、そして武器熟練度上げだった。
五時間ほどで目的を終えたミライは、最前線に戻ろうとした時、このギルドに出会った。
パーティー構成が槍使い2人に棍使いが1人、短剣使い1人、メイス使い1人で前衛ができるのが1人しかいなかった。
おまけに、モンスター達に囲まれていて危険な状態だった。
そんな中、ミライは真っ先に飛び出し、彼らを守った
相手はつい先ほどまで戦っていた武装したゴブリンの集団で、ミライの実力なら、全力でソードスキルを放てば簡単に倒せるレベルだった。
ハイレベルプレイヤーが下層の狩場を荒らすのは決して褒められることではない⋯が、ミライはそもそも安全マージン以下で攻略しているせいでハイレベルプレイヤーとして見られていないのだ。
もちろんだが、ミライは自身が覚えている限りの上位ソードスキルでゴブリンを蹴散らし、その後、彼らはお礼を言ってきた。
その後、出口まで一緒に着いて行き、更にはお礼に食事をご馳走するとまで言われ、こうして同じテーブルで食事を取っている。
「今日は助けてくれてありがとな」
「サンキュー」
「ありがとう。本当にありがとう」
「⋯お礼言われるのは慣れてないから、少し恥ずかしいな」
「意外っすね!?」
「ま⋯まぁな」
そんな複雑そうな表情を浮かべてると質問が投げられる
「あの~、ミライさん。失礼ですかレベルの方はいくつぐらいなんですか?」
「レベルか、27だ」
「に⋯27!?」
「にしては強すぎませんか!?」
「ん〜まぁ⋯一応攻略組なんだ後、敬語使わなくてもいいよ。見た感じ歳も近そうだし」
「あ、そうでs………そうか。じゃあ、ミライ、物は相談なんだけど、戦闘のコーチを頼めないか?」
「コーチ?」
ケイタの頼みにミライは聞き返す。
「僕たちのパーティー、前衛ができるのがメイス使いのテツオだけで、前衛が危ないんだよ。それで、コイツ」
そう言ってケイタは、ギルドの紅一点の少女を前に出す。
倫理的に大丈夫か⋯?
「サチっていうんだけど槍から盾持ちの片手剣に変更させようと思ってるんだ。でも、勝手がわからなくてさ。だから、サチに片手剣の使い方や俺たちに戦闘のレクチャーして欲しいんだ。報酬も払うし、どうかな?」
「俺は構わない、できる限りの指導はするつもりだ」
そして、彼ら《月夜の黒猫団》は二人を喜んで迎えてくれた。
他愛も無い会話をした後、解散となり、ミライは一人、歩いていた。
そこにばったり出くわしたキリトと少し話すことに
「やあミライ」
「キリトか、そっちの調子はどうだ?」
「ぼちぼちかな、ミライのほうは?」
「ん〜最近は押しかけてくる人がいないから助かってるよ」
「ああ⋯あの事件か⋯」
あの事件というのはミライが
いつも通り攻略するために迷宮区やダンジョン、そしてボス部屋等といったところに偵察しに行こうとしたら⋯まさかのありとあらゆるプレイヤーがやってきたのだ
「攻略組の秘訣は!?」や「分析家は預言者と言われているがそこのところ!」など⋯上げるときりがない。
めんどくさいのでよく逃げていればいつの間にか《ヘタレ》なんて言われる様になった⋯
「おかげさまでこっちはいい迷惑だったよ⋯」
「それは⋯ドンマイだな」
「それはそうと攻略組には戻るのか?」
「まあ少ししたらかな、今はあるギルドの戦闘コーチをやっているからな」
「あのミライが!?」
「ぶっ飛ばすぞオメェ!?」
「い⋯いや⋯万年ボッチのミライがギルドに入るなんてな」
「おう、喧嘩なら2万コルで買うぜ」
「地味に高いじゃないか⋯!?」
「冗談だよ、2割は」
「残りの8割は本気なのかよ!?」
とまぁ⋯こんな会話を続けていた攻略組のソロ二人だった⋯
なんか、面白い展開になっちゃった。ミトちゃんの再登場とか黒猫団の件は次回ね。
まあいつかはユナ生存√とか書きたいなぁ
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