TS従魔のダンジョン攻略記!   作:おにっく

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急変、凶弾、強襲

「おォ。遅かったじゃねェか」

「……」

「……師匠が早すぎるんですよ」

 

 想定外の邂逅を果たした、ご主人とその師匠。名前は「ウェイラ・リタ」というらしい。

 

 ウェイラは突然、「用事を思い出した」と先にダンジョンを出てしまった。

 一瞬の出来事だった。バァンと音がして、気づいた時にはクレーターが残されていた。

 

「……さっきは気づかなかったが……お前、少し伸びたか?」

「まだまだ成長期ですから」

「まァ、半年も経てばそうなるか……クソ生意気に、私より大きくなりやがって」

 

 ウェイラの身長は、百六十半ば。少し上に手を伸ばす形で、ご主人の頭に手を置いた。

 

「師匠……」

「このまま縮めてやるよ」

 

 ……うーん、疎外感。入り込めない感じがある。

 ご主人、珍しい顔してるな。いつも大人びてるのに、今日は少し子供っぽく見えた。

 

「夕飯にはまだ早ェ。茶でも飲みに行くか」

「お、やった!」

 

 お茶! 茶菓子! つまり飯!

 ちょうど腹が減ってきてたところなんだ。

 

「ん? なんだお前、そんな嬉しいか?」

「うん。三度の飯より飯が好きだから」

「クク……なんだそいつァ。だったら、こいつと歩むことにしたのは正解だな。こいつの料理は絶品だぞ」

「え、そうなの?」

「普通だよ、普通」

 

 うわ、絶対料理できるやつが言うセリフだ。普通だって言いながらフランベとかかますんだ。

 

 いいなぁ、俺も料理ができたらな。

 昔チャーハンを作ろうとして小さめの爆発が起こったから、それっきりなんだよな。

 

「お前達の事情も聞きたいからな。適当な場所でいいよな?」

「もちろん」

「イェス、マム!」

 

 それはそれとして、やっぱこの人怖い。

 常に周りの空気がグニャアってしてる。その気になればいつでもお前を殺せるって空気をビンビンに感じる。地上最強の生物みたいだ。

 

「……そうビビるな……ったく、これだから私は」

 

 ……でもまあ、悪い人じゃないんだろう。

 

「ごめん。そんなに怖くないよ、ほら」

「……」

 

 大丈夫さ。こんなふうに手に触れたって、この人は何もしない。

 怖くなんてない。ただちょっと顔と態度が凶暴すぎるだけだ。

 

「……そうか」

 

 ぷい、と顔を背けて、ウェイラは歩き出した。

 ご主人と目を見合わせて、笑い合ってる。

 

「やーい照れてへぶっ!?」

「おォ、誰がだ?」

「あ、あい! 誰も照れておりません! 大変失礼致しました!!」

 

 いったい。いや、痛くはない。痛くはないけど、飛んできた何かが頭で弾けた。

 やっぱり見えない。何か、そういう魔法を使ってるのかな。

 

「ク、ハハ……お前も、変わったやつだな」

「……?」

 

 変わったやつ? 確かにドラゴンから人間に変わってはいるけども。

 そういえば、ソラにも言われたっけ。失礼な。

 

 意味がわからずに悩んでいると、いつの間にやらカフェについたようだった。

 

「……なるほど、な」

 

 飲み物と、俺だけは飯も待っている間、この状況に至るまでの経緯をウェイラに説明していた。

 最初は転生や実はドラゴンだという事情は伏せようかとも思ったけど、ご主人の師匠だからやめた。

 

「馬鹿弟子。一丁前に人助けなんざできるようになったか」

「そんな、立派な物じゃないですよ」

「そう謙遜するな。ご立派なこった」

「お待たせしました」

 

 お、俺の鉄板焼きが来た。

 米っぽいやつと肉とコーンが炒められて、タレが雑にかけられてる。美味しそう。

 

「お前も苦労してきたんだな。サンだったか?」

「……ん?」

 

 しまった、飯に夢中で聞いてなかった。

 

「……図太いやつだ。心配は要らねェか」

「はは……」

「……?」

 

 なんだかとても馬鹿にされているけど、飯がうまいので良しとしよう。

 食事は心のオアシスだ。誰も踏み入れはさせない。

 

「そういえば師匠、どうして僕の居場所がわかったんですか? なにか、こう……盗聴器とか仕込んでました?」

「そんなことするか阿保、私をなんだと思ってやがる……私の()()()()を忘れたわけじゃねェだろ?」

「あー。確かにそれなら、場合によってはバレちゃいますね」

 

 うん、美味しい。こういう雑な味、たまに食べたくなる。味は濃ければ濃いほど旨いのだ。

 

「……にしてもお前、少し痩せたか? もっと飯を食え。そんなんだからあの程度の魔物に手こずるんだ、雑魚が」

「鈍ってるつもりはないんですけどね」

「剣の腕は悪くねェ。だが、地力が少し下がったな。鍛錬をサボっただろ」

 

 と、そっちはそっちでなんか話してた。

 ご主人、あれでも腕が落ちてる方なんだ。普通くらいには強いイメージあるのに、意外だ。

 

「……あはは」

「あははじゃねェよ。私が鍛え直してやろうかァ?」

 

 日々の鍛錬かぁ。ご主人も毎日筋トレはしてるよな。俺はよく背中に乗って重りになってる。

 逆にご主人に背中に乗ってもらった時は、割と余裕だった。軽いんだよな、この人。

 

「……そうだ、テメェももう少し強くなれ。一日で身体強化魔法を覚えたんだろ? 潜在能力(ポテンシャル)はピカイチだ」

「え、そうなの?」

「うん。簡略化されたとはいえ、本来は魔法を覚えるのにも時間がかかるんだよ」

 

 へー、そうだったのか。俺ってば実は才能があったのかもしれない。

 ちょっと嬉しい。魔法といい才能といい、健全なオトコノコにはそういうのがブッ刺さる。

 

「だが、原石も磨かなきゃただの石だ。テメェもだよ間抜け。テキトーな生活で腐りやがって」

「……その。もうこれ以上強くなる必要あるかなーって、当時は……」

「阿保が。あるに決まってンだろ、テメェの命を守るためにも……今は、他の理由もあんだろ?」

「はい」

 

 ご主人は決意をするように、深く息をするように返事をした。

 ……他の理由……俺のことかな、なんて思うのは少し恥ずかしいかもしれない。

 

「明日ダンジョンに来い。私が直に鍛えてやるよ」

「あ、お会計は僕が」

「阿保かテメェは。こういう時くらい師匠の顔を立たせろ、愚図」

 

 ウェイラは金をおいて、「用事を思い出した」と言って立ち去った。

 テーブルのお金は明らかにお会計よりも多くて、なんだか少し格好良く感じてしまった。

 

 

 

 

 なんでこんな状況になってるんだろう。

 俺は師匠に殺されるんだと思ってた。だって、したことがしたことだからね。

 

「ご主人……あっづい……」

「言うな、サン……余計に暑くなるぞ……」

 

 なのに師匠はあまり怒っていなくって。それどころか、僕とサンを一緒に鍛えてくれるらしい。

 

 ありがたいばかりだ。僕の命だけなら、別の良かった。でも今は、僕の命にはサンの命ものしかかっている。

 

 サンにバレないように、お願いはしてみたんだ。サンを引き取ってくれないか、あるいは僕に何かあったらお願いできないか、って。

 でも、そしたら師匠は。

 

「馬鹿が。テメェで拾った命だろ。面倒は最後までテメェがみやがれ。何かあったらじゃねェ、何もねェように鍛えんだよ」

 

 とのことで。相変わらず言葉は厳しいけれど、言っていることはその通りだった。

 ……僕も、そうするべきだとはわかっているんだけれどね。

 

「ごしゅじん……みず……」

「ああ、はい。どうぞ」

 

 ともあれ、今は師匠に与えられたミッションをこなすべく、暑さに耐えながら座り込んでいる。

 まずは今の力を見てやるとのことで、魔窟内にある火山内部のダンジョン攻略を命ぜられた。

 

 懐かしいな。俺も最初、こうしてもらってたっけ。実は師匠は、こっそり見守ってて……危なくなったら、助けてくれたんだ。

 

「んぐっ……っ! 冷たい! 美味しい! 何これ!」

「ああ、良かった。それは冷気魔法で冷やしたんだ。火魔法の亜流。僕は師匠みたいに、氷魔法までは使えないんだけどね」

 

 冷気系統の魔法は、難易度が高い。

 俺が扱えるのは、ただものを冷やす程度の魔法だ。それでも、飲み物をキンキンに冷やすくらいはできる。

 

「でもやっぱあづぃいい……!」

 

 なんでそんなことをしたのかというと、サンがあまりに苦しそうだからだ。そういえば、竜人は体温調整が苦手だったんだっけ。

 そろそろ下着になるまで脱ぎ始めてしまいそうな勢いだったし、間に合って良かった。

 

「おいで、サン」

「んー……わ……ご主人の手、めっちゃ冷たい……」

「サンは熱いね……」

 

 サンの体は、とても熱い。水と塩は飲ませたけど、それでもちょっとぐったりしてる。

 喉の渇きがあるから、俺も脱水症状は出始めてるな。

 一度休憩を……よし、ここは。

 

「どれ、こんなのはどうかな」

「え、なにこれ……うわぁ、めっちゃ涼しい……」

「霧魔法と冷気魔法の併用。冷やした細かい水を、僕たちの周りに広げたんだ」

「わー、めっちゃ気持ちいい……」

 

 うちのお姫様は大変お気に召したようだ。何より。

 ……と、いけない。またこんなこと言ったらサンに怒られちゃうね。男だって言われても、どうしたって女の子にしか見えないけれど。

 

「視界は悪くなるけど、熱中症になるよりマシだ。のんびり待とう」

「だな!」

 

 サンも元気を取り戻してくれたみたいで良かった。やっぱりコイツは、笑顔が一番よく似合う。

 多少集中する必要はあるけれど、消費魔力は少ない。支障は出ないだろう。

 

「……あ、ご主人。多分来た」

「やっとか」

 

 それに、もう見つかったからね。

 

「溶岩で釣りとか、初めてだよ……」

「僕もだ……」

「シャァアアアアアアッ!!」

 

 ラヴァ・イーター。地形の把握、そしてダンジョンボスの非所在故、恐らくこいつがこのダンジョンのボスだと推測した。

 言葉の通り溶岩を喰らうこの魔物は、体内に存在する微生物が飲み込んだ溶岩を分解することによって栄養を得ている。

 

 普通の釣り通りとはいかない。こいつが嫌う周波数を発生させる無属性魔法の魔道具でおびき寄せてやった。

 

 「わたくしの出番のようですね!」と、困っているタイミングを見計らったように登場したアニスから買い取ったものだ。

 あいつ、ほんとどこからでも出てくるな。

 

 見た目は……細長い、大きい魚? 甲殻はあるし、色々と普通の魚とは違う部分が多いけれど。

 

「っと、ご主人! 来るぞ!」

「わ、と」

 

 こいつの主な攻撃手段は、熱線。実際にこいつ自身が熱を発しているわけではなく、飲み込んだ溶岩を吐き出すことによって攻撃。

 

「よい、しょっと」

「ギッ……!」

 

 こいつの強いところ、そして弱点でもあるのはその体の熱さ。

 水魔法でも瞬時に蒸気となって炸裂し、ダメージを与える。

 

「ただ、直接触れないっていうのは少し辛いところだね」

「俺なんもできることない!」

 

 サンはとても退屈そうにしている。

 確かにサンなら溶岩に触れても火傷で済むだろうけど、僕はそうはいかない。

 身体強化で体を強くしてはいるけど、下手をすれば最悪体が溶ける。考えたくもないけどね。

 

「っ、と!」

 

 水魔法の炸裂で熱線の軌道を逸らしつつ、頭上に水を集めていく。

 ある程度量を集めれば、大きな爆発になるだろう。あまりやりすぎるとこっちも危なくなるけど。

 

「……あ、そうだ。ご主人、こういうのはどう?」

 

 サンは何か思いついたように、岩をぶん殴った。砕けたそれを手に握りしめて、大きく振りかぶり。

 

「ストライークっ!」

 

 ラヴァ・イーターにぶん投げた。

 ……いや何やってるのサン!?

 

「ウッ!!」

 

 ちょっとダメージは入ってる! それはいい! それはいいけど、だからこそ!

 

「サン! そっちに攻撃が集中してしまうぞ!!」

「へ? ……わ、やっば!?」

 

 こいつは熱線だけじゃない。当たり前のように火魔法も使ってくる。

 ただその時隙が生まれるから、俺は水魔法でそれを崩してきたんだけど……サンの方に意識が向いちまったか。

 

「ほ、と、や、はっ、わ!? 服が燃えた!!」

「ちょ、サン!! 気をつけてね!?」

 

 まだ端っこだけだし、消火は間に合ったみたいだ。

 ……こうなると、短期決戦を決めるしかないな!

 

「土魔法!」

 

 すぐ溶けるだろうけど、一瞬でも保てばいい。むしろ、溶けるからこそいいのだ。

 

「サン! これをあいつの喉元にブッ刺せ!! サンの筋力ならいけるはずだ!!」

「わかった!!」

 

 そっちの方が、より出血が激しくなるからね。

 これでいい。あとは、僕によりヘイトが向くように。

 

「これ、あげるよ」

「ギッ!?」

 

 頭上に溜めていた水を一つの線にして打ち出してやった。

 多少爆発の規模は大きくなったけれど、こんなもんでいいだろ。

 

「ギシャァアアアアア!!」

「それが僕の狙いだからね」

 

 火魔法を躱して、一歩後ろへ。土魔法で足場を使って、徐々に上へ。

 

「よし」

 

 それでいい。首を伸ばせ。そうして、ガラ空きになったところを。

 

「隙ありィイイイイ!!」

 

 サン(アイツ)が。

 

「い、ぅ……?」

 

 パン。パァン。と。()()が聞こえた。

 

「……は?」

 

 何が起こったのか。理解できないでいた。

 瞬時に、ああ。サンが撃たれた。その隙をつかれて、ラヴァ・イーターの一撃を食らったのだと。そう思った時には、体が動いていた。

 

「サン!!」

「う……ゲホッ……ごしゅ、じん……」

 

 サンは生きてる。体に穴が空いてはいるが、貫通はしてない。流石の頑丈さといいたいけど、貫通してた方がマシだったかな。

 

「サン、向こうへ!!」

 

 彼女の体を引っ張って、後ろに投げる。ラヴァ・イーターの脅威はこれで去った。

 問題は、()()()()()()()

 

「……」

 

 あのハンドガンによる銃声。いやそもそも、あの威力を出せるハンドガン。

 それを扱う人間を、俺はたった一人しか知らない。

 

「お前ならそうすると思ったよ。馬鹿弟子」

「っ……!!」

 

 声がした。急いで声の方を向いたが、それは無属性魔法によるブラフだった。

 実際に彼女がいたのは、サンのところ。

 

「ウェイラ?」

「悪いな。死ね」

「っげぼっ……!!」

「ッ……サァアアアアンッ!!」

 

 のろまな俺の体は、音を伝えるだけしかできない。サンは殴られ、壁が砕ける音が聞こえた。地響きが鳴り響いていた。

 一度だけじゃない。何度も、何度も、何度も、何度も。

 

 一体、幾つのダンジョンをぶち抜いたのだろう。

 

「……ほォ、意外だな。土手っ腹に穴を開けたつもりだったんだが」

「師匠……」

「おォ、愚図。遅かったじゃねェか」

「説明してください」

 

 サンが、サンは。どうなった。死んだのか?

 今度こそ、誓ったはずなのに。俺が、俺は……落ち着け。

 

()()は、本気の殺意だった……!」

「おう。殺すつもりで撃ったし、殺すつもりで殴ったからな」

 

 師匠は土手っ腹に穴を開けた「つもり」だと言った。殺す「つもり」だと言った。

 つまり師匠は、サンをまだ殺せていないってことだ。

 

「アニス……聞こえてるだろ? お金はいくらでも払う。サンを連れてダンジョンから逃げてくれ」

「……」

 

 ストーカーも、たまには役に立つ。アニスなら、サンを連れて逃げてくれるはず。

 師匠には聞こえないように小声で言ったけど、どうせ聞こえてるんだろ? だとしても、俺がやることは変わりない。

 

「なんでサンを殺そうとする……!」

 

 時間稼ぎだ。状況は意味不明だが、それでいい。命懸けで一分、一秒を稼げ。少しでも長く言葉を繋げ。

 

「……未来を見た」

「……は?」

 

 未来。こと師匠に限っては、意味が変わってくる、

 

「あの化け物が、この世界を滅ぼす未来を。……二度目になるが。私の()()()()を忘れたわけじゃねェだろ?」

「っ……!」

 

 サンが? 化け物? それも、世界を滅ぼす?

 

 嘘だ。言い切ろうとして、できなかった。

 俺はアイツのことを、無条件に信じているだけだ。異世界から来たなんて荒唐無稽な話、口から出まかせなのかもしれない。

 

「わかったら、そこを退け。まだ息がある。私に仕留めきれなくなる前に、確実にここで殺す」

「……」

「……ほォ。私に剣を向けるか? お前の剣が、私の拳を打ち破ったことがあったか?」

「うるさい」

 

 だとしても。俺はあいつが魔道具使いに向けたあの表情が、嘘だなんて思わない。

 ニィナへの励ましが、嘘だなんて思えない。

 

「なんか、初めて兄ちゃんができたみたいだ」

 

 ……あの言葉が、嘘だなんて思わない。

 

「仮に世界を滅ぼすとして、それは未来のサンの話です。今のサンは何もしていない」

「あァ。だからここで殺す」

「そんなこと、俺がさせない」

「……ック、ハハッ……いいぜ。五秒相手してやる。来いよ」

 

 あいつが何者だって構わない。あいつのことは殺させない。

 ……もう、二度とだって。あんな後悔は重ねない。

 

「……」

 

 懐から、銃を取り出す。決して使わないと決めていたもの。師匠に貰った銃だ。

 

「……意地を捨てるほどの大義と目的を持ったか。それが私と対立するってのも皮肉なモンだ」

 

 同じ形、左右反対のピアスを互いに揺らしながら、それを突きつけ合う。

 

 決着は、一瞬。結果は、俺の敗北。あるいは、死亡。それでいい。あいつのことを守れるなら。

 

「……お前、これが狙いか?」

「……は?」

 

 ダンジョンの天井が、割れた。

 

「クク……久しぶりだぜ。んな怪物はよォ」

「きぃさぁまぁかぁぁああああああ……!!」

 

 滴り落ちる溶岩。崩落する天井。それら一切を気に留めず、激情と共に現れたのは。

 

「妾の同胞に手を出した、愚か者はァアアアアアアアアッ!!」

「粋な演出し腐りやがって」

 

 英雄。ソラ・シーカー。




昨日は予定で1日が埋まっていたためお休みをいただきました。
今日からまた毎日投稿に戻ります!
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